あれから1年半 （２）【田老、宮古】

2012/10/08 - 2012/10/08

【２日目の午後】13:30〜

　午前中で田野畑村を終え、午後は、宮古の北部、「田老の大堤防」がある田老地区に寄ってから、真っ黒な津波が閉井川の堤防を乗り越える映像記憶が残る宮古の町へ。
閉井川の堤防や、大津波をまともに受けた魚市場施設を高台から見てみた。

《訪問地：熊の鼻展望､道の駅たろう､田老地区､宮古/閉井川､魚市場､浄土ヶ浜》

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D1 10/07　伊丹〜仙台(ANA)、仙台〜岩泉 <泊>
D2 10/08　【龍泉洞】〜【田野畑村】〜【宮古】<泊>
D3 10/09　【山田町】〜【大槌町】〜【釜石】〜大船渡 <泊>
D4 10/10　【大船渡】〜【陸前高田】〜【気仙沼】<泊>
D5 10/11　【気仙沼】〜【南三陸】〜【雄勝町】〜【女川】〜石巻 <泊>
D6 10/12　【東松島】〜【松島・島巡り観光船】〜仙台空港〜伊丹(ANA)

エリア 宮古(岩手)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー

岩泉・象の鼻

道の駅 たろう


晩酌の肴を購入♪

田老の大堤防が見えた

田老の大堤防

大堤防に上ってみた。

高さ10ｍの大堤防だ。

田老の町は壊滅状態だ。


田老に来ていた和裁の先生も、足袋を履こうとして、こはだを止めようとして逃げ遅れてしまった、と。

明治29年と昭和8年の大津波のことは、子供の頃から何度も何度も聞かされた。
津波＝逃げることは年寄りならみんな知っている。

80歳のおばあさんから聞いた。

田老は日本一の堤防だとみんな思っていた。
多くの若い人はこの堤防の上で津波を見ていたが、みんな流された、と。

堤防上のポールが捻じ曲がるなんて、どんな力なんだ。。

田老の大堤防は、二重に張りめぐっている。

そんな大堤防も破壊され、一気に流れ込んだ。

田老の大防潮堤をいとも簡単に乗り越えた津波

＜宮古市ホームページより＞

田老の海

陸側の高台に上がってみた。

一軒残らずの状態だった。

一年が経って。。。



S23.3.11と刻された墓標がいくつもあった。。

田老漁協のあった場所に来てみた。

何隻かの漁船が見えた。

漁船群、漁船団が見れるのはいつだろう。。

田老漁協

午後だったけど、

朝の水揚げ、セリは行われているんだろうか？

宮古市街へ向かいます。

宮古・閉井川防波堤

あの真っ黒い津波が乗り越えてきた所だ。

閉伊川の防波堤を越える真っ黒に染まった津波

＜宮古市ホームページより＞

ごう音とともに市街地へ流れ込む津波

＜宮古市ホームページより＞

宮古大橋

「大橋が流されずに済んだことは、この地域とっては、非常にありがたいことなんですよ。」


それ程の生命線なんだ。。

宮古大橋から見た閉井川防波堤

閉井川を越え、この陸橋の半分近くの高さまで水がきたらしい。

津波により浸水した市役所前交差点

＜宮古市ホームページより＞

衝撃的な映像が映し出された、魚市場施設の見える高台に来てみた。

宮古 魚市場施設

宮古 魚市場施設

魚市場施設や漁業関連資材、車などを飲み込む津波

＜宮古市ホームページより＞

高台にあった石川啄木のゆかり

宮古市街からほど近い、「浄土ヶ浜」にきました。

浄土ヶ浜

浄土ヶ浜

17時過ぎに、宮古・旅館末広館に到着♪

＊今日はどこまで行けるかな？？？
　そんな移動旅なので、宿は毎日昼から「再開している旅館リスト」や観光協会に聞いてから、予約しました。


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明日は、山田町〜大槌町〜釜石へ向かいます。