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コペンハーゲンを早朝に出て、マルメ、ルンド、ヘルシンオア、ヘルシンボリと廻ります。スカンジナビア・パスを利用。<br /><br />南スウェーデン、特にスコーネ地方と呼ばれている地域には、スウェーデン第三の都市マルメ、ヨーロッパでも名高い大学都市ルンド等があります。<br /><br /><br /><br />スコーネは元々はデンマーク領地というよりもデーン人の故地であった。<br />11世紀のクヌーズ1世の即位により成立した北海帝国の首都はルンドである。<br />その後に首都はコペンハーゲンに遷都されたが、17世紀まではデンマークの領土であった。<br /><br />1658年のロスキレ条約によってスウェーデンへ割譲され、以降スウェーデンの領土となったが、スウェーデン、デンマークのスコーネを巡る争いは、18世紀まで続いた。<br /><br />主な戦争は、16世紀の北方七年戦争、17世紀のトシュティンソン戦争、スコーネ戦争、そして18世紀の大北方戦争である。いずれもデンマークが敗退し、最終的にスウェーデンの領土に帰した。<br />(ウィキペディア)<br /><br />そんな、スェーデンとデンマークの確執の地をこの目で見てみたいという思いで、この日の一日周遊の旅が始まります。<br />

3週間北欧周遊一人旅18日目①・スコーネ地方マルメ散策

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2012/07/10 - 2012/07/10

64位(同エリア144件中)

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クッキー

クッキーさん

コペンハーゲンを早朝に出て、マルメ、ルンド、ヘルシンオア、ヘルシンボリと廻ります。スカンジナビア・パスを利用。

南スウェーデン、特にスコーネ地方と呼ばれている地域には、スウェーデン第三の都市マルメ、ヨーロッパでも名高い大学都市ルンド等があります。



スコーネは元々はデンマーク領地というよりもデーン人の故地であった。
11世紀のクヌーズ1世の即位により成立した北海帝国の首都はルンドである。
その後に首都はコペンハーゲンに遷都されたが、17世紀まではデンマークの領土であった。

1658年のロスキレ条約によってスウェーデンへ割譲され、以降スウェーデンの領土となったが、スウェーデン、デンマークのスコーネを巡る争いは、18世紀まで続いた。

主な戦争は、16世紀の北方七年戦争、17世紀のトシュティンソン戦争、スコーネ戦争、そして18世紀の大北方戦争である。いずれもデンマークが敗退し、最終的にスウェーデンの領土に帰した。
(ウィキペディア)

そんな、スェーデンとデンマークの確執の地をこの目で見てみたいという思いで、この日の一日周遊の旅が始まります。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
スカンジナビア航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • コペンハーゲンとマルメをつなぐ全長16kmのオーレスン橋。<br />1999年に完成したもの。<br />全長7845mの橋との記載もありましたが、どこからどこまでを橋の長さとするのかよくわかりません。。<br /><br />アクアブリッジ(東京湾アクアライン)は、4384m。<br />ちなみに瀬戸大橋は、(6つの主要な橋とそれらを結ぶ高架橋の合計の長さ)12,307mです。<br />広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道は全長約80km。<br />これらの距離は一つの国の中のもの。<br /><br />実は、旅行計画をたてるにあたって、グーグルマップを見て、初めてコペンハーゲンがデンマークの最東部に位置することを知りました。それまでは、ユーラシア大陸と地続きの、ポコっと飛びだした辺りだとばから思っていたのです。<br />よくよく見てみると、スカンジナビア半島の先に触れんばかりの位置なんですね。<br /><br />二つの国の歴史の背景にある地政学的な部分を見てみたいという思いで、この橋を渡っています。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

    コペンハーゲンとマルメをつなぐ全長16kmのオーレスン橋。
    1999年に完成したもの。
    全長7845mの橋との記載もありましたが、どこからどこまでを橋の長さとするのかよくわかりません。。

    アクアブリッジ(東京湾アクアライン)は、4384m。
    ちなみに瀬戸大橋は、(6つの主要な橋とそれらを結ぶ高架橋の合計の長さ)12,307mです。
    広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶしまなみ海道は全長約80km。
    これらの距離は一つの国の中のもの。

    実は、旅行計画をたてるにあたって、グーグルマップを見て、初めてコペンハーゲンがデンマークの最東部に位置することを知りました。それまでは、ユーラシア大陸と地続きの、ポコっと飛びだした辺りだとばから思っていたのです。
    よくよく見てみると、スカンジナビア半島の先に触れんばかりの位置なんですね。

    二つの国の歴史の背景にある地政学的な部分を見てみたいという思いで、この橋を渡っています。





  • マルメ駅舎。

    マルメ駅舎。

  • 前日の朝、ダイニングルームで出会った日本人女性と少しお話をして、マルメ駅を出たら市街はすぐ目の前だと聞いていたのに、駅を出るとき、反対方向に出てしまったようで、ここでもまた速攻で道に迷うことに。<br /><br />この近代的な駅舎から出たので、新市街地の方に向かってしまいました。

    前日の朝、ダイニングルームで出会った日本人女性と少しお話をして、マルメ駅を出たら市街はすぐ目の前だと聞いていたのに、駅を出るとき、反対方向に出てしまったようで、ここでもまた速攻で道に迷うことに。

    この近代的な駅舎から出たので、新市街地の方に向かってしまいました。

  • 少し歩いた所で気が付き、人に尋ねて方向転換。<br />それらしき建物がそびえています。

    少し歩いた所で気が付き、人に尋ねて方向転換。
    それらしき建物がそびえています。

  • 歴史のある建物群。

    歴史のある建物群。

  • マルメ城の近くにある建物。

    マルメ城の近くにある建物。

  • ターニング・トルソーTurning torso<br />上から下までで90度回転している54階建ての建物。<br /><br />超近代と中世の取り合わせ。

    ターニング・トルソーTurning torso
    上から下までで90度回転している54階建ての建物。

    超近代と中世の取り合わせ。

  • 背景が違うとこんな感じに。

    背景が違うとこんな感じに。

  • マルメ城。<br />城を思わせるものはなく・・・

    マルメ城。
    城を思わせるものはなく・・・

  • 城壁が築かれた様子を摸しています。

    城壁が築かれた様子を摸しています。

  • 風車の見える平和な風景。

    風車の見える平和な風景。

  • かつての堀の跡?

    かつての堀の跡?

  • 気持ちの良い公園。

    気持ちの良い公園。

  • 市内に戻る途中。

    市内に戻る途中。

  • ふと目に入ったこれらの建物。<br />色遣いが素敵。<br />この細い通りを抜けていきたかったのですが、なぜか、大通りを歩いて行ってしまいました。<br />もう一歩進めばよかったのに・・・。<br /><br />マルメで一番お気に入りとなった一枚。

    ふと目に入ったこれらの建物。
    色遣いが素敵。
    この細い通りを抜けていきたかったのですが、なぜか、大通りを歩いて行ってしまいました。
    もう一歩進めばよかったのに・・・。

    マルメで一番お気に入りとなった一枚。

  • 後で調べてみると、ここから進んでいった辺りが Gamla vaster という保存地域になっていて、小さな並んだ家、かわいらしいカラフルな色彩、白い四角の窓に、玄関を両脇から囲うバラ。枝エリアには、隠れた小さなカフェやピンとエッヂを立てたギャラリーなどもあって、特に天気が良い日の散策にお勧めのエリアだそうです。<br />ドラオアみたいな所かしら?<br /><br />見損なってしまったようです。

    後で調べてみると、ここから進んでいった辺りが Gamla vaster という保存地域になっていて、小さな並んだ家、かわいらしいカラフルな色彩、白い四角の窓に、玄関を両脇から囲うバラ。枝エリアには、隠れた小さなカフェやピンとエッヂを立てたギャラリーなどもあって、特に天気が良い日の散策にお勧めのエリアだそうです。
    ドラオアみたいな所かしら?

    見損なってしまったようです。

  • 行き損ねた通りの1本南の通りには、こんな建物が。

    行き損ねた通りの1本南の通りには、こんな建物が。

  • 正面から。

    正面から。

  • 左から。

    左から。

  • Lilla torg<br />カフェやレストランが集まっている広場。

    Lilla torg
    カフェやレストランが集まっている広場。

  • このあたりのカフェやレストランには、観光客ばかりでなくて地元民も多く集まるのだとか。<br />春先から夏にかけて、広場は、夕方になると一層賑わうそうですが、今はまだ9時過ぎ、静まり返っています。

    このあたりのカフェやレストランには、観光客ばかりでなくて地元民も多く集まるのだとか。
    春先から夏にかけて、広場は、夕方になると一層賑わうそうですが、今はまだ9時過ぎ、静まり返っています。

  • 石畳が広がるストートリィ広場に建つのは、マルメ市庁舎。

    石畳が広がるストートリィ広場に建つのは、マルメ市庁舎。

  • 中央で街を見下ろしているのは、17世紀半ばのスウェーデン王「カール11世」の銅像。<br />当時デンマーク領だったマルメを取り戻した人物です。

    中央で街を見下ろしているのは、17世紀半ばのスウェーデン王「カール11世」の銅像。
    当時デンマーク領だったマルメを取り戻した人物です。

  • 重厚な建物ばかり。

    重厚な建物ばかり。

  • この彫刻が気に入ったのでアップで2枚。

    この彫刻が気に入ったのでアップで2枚。

  • 駅へ戻る途中の街角の風景。

    駅へ戻る途中の街角の風景。

  • 駅に戻ったのは9時半。<br />本当に駆け足でまわったマルメです。

    駅に戻ったのは9時半。
    本当に駆け足でまわったマルメです。

  • こちらが駅の正面。

    こちらが駅の正面。

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