○○の国、中国　其の参

2012/09/09 - 2012/09/14

尖閣諸島問題で揺れる日中関係。
でもそれは政治のはなし。われわれ庶民は民間レベルで交流しましょ。
と思うけど、デモと紙一重のひやひや旅行となってしまいました。

□ 9/9　成田→成都（成都泊）
□ 9/10　成都パンダ基地・楽山大仏（成都泊）
□ 9/11　武侯祠・錦里　成都→西安（西安泊）
■ 9/12　兵馬俑・大雁塔（西安泊）
□ 9/13　西安→北京　天安門・天壇公園（北京泊）
□ 9/14　八達嶺　北京→成田

西安では兵馬俑、華清池、大雁塔、城門、夕食に餃子をいただきました。

エリア 西安(中国)

西安のホテルを朝８時出発。
１時間ほどで秦始皇帝兵馬俑博物館に到着です。

早めの出発がよかったのか、観光客もまばら。
ガイドさんもずいぶん空いててラッキーって言ってました。
入り口から博物館までは５元で電動カートに乗れます。
歩くと３０分と脅されたので、体力温存のためにも乗車しました（汗）

やってきました兵馬俑。

こちらは朝日を浴びてます。

１体ずつ、すべて顔が違うんです。
中には笑ったような顔も。

１体ずつ別の職人が作成したので、顔つきが異なってくるとか。

これだけ並ぶと圧巻！

前方最前列には鎧のない歩兵。

その後ろには鎧をつけた兵が。

首から上がないのは、破壊されたものだけでなく、混乱期で製作が間に合わなかったものもあるとか。

跪射俑。

頭上より高い位置にいる敵に矢を射る体勢。
跪とは「ひざまづく」ですと。

凛々しいわぁ。

こちらは立射俑。

より遠くの敵を射るための姿勢。

発掘当初はこんな色がついていたらしいです。
でも今の技術では残念ながら色が保存できません。

こんなかっこいいバイクも健在。

ざくろ畑と始皇帝陵。

現地ガイドさんいわく、果物は日本のものが美味しい。
けど、ザクロだけは中国のものが美味しいって。
今はザクロの収穫期。ほんと、甘くて美味しいの。

本日のランチは日本風アレンジの西安料理。
ガイドさんが笑って言ってたよ。
味付けは日本人好みの塩味ベース。

お客様はほぼ日本人だって。
入り口には兵馬を発見した爺さんがガイドブックにサイン。
お買い上げのお客様は一緒に記念撮影できます。
ワタクシは買いませんでしたけどね。

中国で麺が美味しいのは蘭州ですって。
そうめんのような蘭州ラーメン。

大学いも。
造りたてで、蜜が伸びーる。

楊貴妃。

こちらは華清池です。
乳首がもぎ取られるイタズラに耐え、今日もお客様をお出迎え。

貴妃池。

楊貴妃が入ったお風呂。

そしてこちらで風呂上りに涼んだそうです。

大きな声ではいえませんが、楊貴妃って「わきが」だったらしいです。
真偽のほどはいかに？

西安市内に戻ってきました、「大雁塔」。

塔がわずかに左側に傾いています。
現在約0.9メートル、昔は1.8メートル傾いているとか。
地盤沈下によるもので、揚水をやめて少し戻ってきたとか。

こちら御釈迦様。

３人の手の違いは真ん中御釈迦様は仏教を広める意味が、
左は仏様へ、右は御釈迦様への気持ちを表しているそう。

それでは塔に登ってみます。

西安の街並みが一望。碁盤の目のように綺麗です。

今度は城門へ。

ここは西側の安定門。

城壁の上はこんなに広いんです。

貸し自転車や電動カートで城門を一周できます。
自転車でだいたい９０分位かかるんだそう。

城壁の下では卓球オヤジ。
ハダカなところが中国クオリティ（笑）。

夕食には餃子宴。

旅のお疲れを癒すために「冬虫夏草」をサービスしますって。
それほど苦味や臭みはなく、疲労回復に効果ありそう。

案の定、最後に押し売りしに来ましたよ。

餃子の数々。

手前は揚げ餃子。

というよりパイ包み餃子。美味しい。

水餃子などを含め20種類弱でてきます。

本日の食事は鐘楼すぐそばの「徳発長」。

こちらが泊まったホテル「陝西文苑大酒店」。
先ほどのレストランのすぐ並び。鐘楼が左目の前に見えます。
立地バツグン。

こちらがライトアップされた鐘楼。

近くにはチベット少数民族の人が多いストリート。

いろんな屋台が出てます。
スリに注意して！

ホテルにはシャンプーとボディソープらしきもの。

左のボトルには「沐浴露」と書いてあるのでボディソープと思われ。
もひとつあるからきっとシャンプー。

バスルームにはあやしげな商品がずらり。
そんなホテルとは思えないんだけど。

ちなみに北京の外資系ホテル（ノボテル）でも家族計画グッズが。
一人っ子政策のせいなのかしら・・・

暗くてすみません、こちらがベッド。

部屋に冷蔵庫なし。
ちなみにどこに行っても冷たい飲み物にはありつけません、中国。
ビールも同じでした。
それどころか、オレンジジュースがホットなのにはびっくり！
不思議の国、中国ですね。


明日は午前中に北京に向かいます。