2012夏デンマーク一人旅行1

2012/08/31 - 2012/08/31

久しぶりの4travel･･･。この間も旅行には行っていたのですが、慣れると共にパターンもマンネリ化。この夏の一人海外旅行では、やはり感じたことも色々。書き留めておくことにしましょう。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

デンマークに行くなら、やっぱりSASでしょう！！昨年ノルウェーに行くときには安いのが取れずあきらめたのですが、今回は(日本の)夏休みのピークからずらし、早めに予約することで、SASとしては最安レベルで確保できました。毎日価格が違う(＝最安が売り切れているかどうかが日によって違う）なあ。実際には結構混んでいて、前日、家でチェックインしたときには隣席はまだ空いていたのですが、最終的にはそんなことは無く。カウンターで聞いたところ「今日は隣が空くようなお席はないですねー」とのことでした(そして、実際そうでした。まあ、隣の方は若い女性だったので、あまり苦痛ではなかった。殆ど席を立たないのは参りましたが)。

2時間前に着いても、両替(レートは悪くても、日本で時間を買っておく)、こまごまとしたものの調達(本とかね)、などで結構あっという間。お茶をする時間もありません。

ほぼ定刻に離陸。1時間弱で最初のスナックが出てきます。ちなみにアルコールの仕組みが良く分かっていませんでしたが、このタイミングと最初の食事のタイミングではフリー、ということのようです。ヨーロッパ行きの便は、朝それなりに早く出て、昼ごろにはお腹ぺこぺこ！なので、早く次の食事来ないかな〜と思いながら、耐えます。

今回の旅のテーマは、デザイン美術館めぐり。一人旅でもあるので無難に「北欧(治安が良い、英語が通じる、要するに好き)」「直行便」で、デンマークは決定。コペンハーゲンにプラスして地方も行きたいなと思ったけれど、「行きやすくて」魅力的というところがなかなか見つけられない一方(行くならそこに3日くらい割きたい、みたいなところは色々ありました)、コペン周辺には大量の美術館が。･･･地方は次回にして、今回はコペンに絞りますか。

さらに、1時間経過したあたりで食事。これが噂のSASのほかほかパン！相当「そそる」香りが漂います。そして、おいしい。しかし、一通り食事を頂くと、満腹でお代わりは出来なかった。残念･･･

ちなみに、コーヒーは「ネスカフェ」だそうです。環境にやさしいと誇らしげに書いてある･･･、ネスカフェって聞くとありがたみが薄れるような感じがするのは私だけなのでしょうか。おいしいからいいんですが、というか、ネスカフェってこんなにおいしかったっけ。家でもこれでいいか？！

一人旅で心配だったのが途中退屈しないかということ。国内での一人旅は大分慣れたけれど、最長3泊だし、(入手しようと思えば)日本語の本も買うことができる。飛行機好きとは言え、ちょっと心配でした。結果的には、行きは文庫本2冊＋旅の予習であっという間でした。SASは雑誌がそこそこ置いてあるのですが、あまり好みではなく、それは役には立ちませんでした。この後、旅を続ける間がどうだったかはまた後ほど。

途中のスナック。あれ、トナカイ肉の入ったロールサンドじゃないの･･･？？今はこういうフツウのサンドイッチかおにぎり(コンビニのもの、そのまんま)のようです。うーん･･･味はフツウにおいしいけどね。中身はきゅうりです。コンビニ的包装がなされているおにぎりと異なり、サンドイッチはラップに包んでいるだけなので、手作り風ではあります。
Black teaかと思って頂いたのがGleen Teaでさらに残念。離陸後6時間、といったあたりです。

2回目の食事。あっさりしたもので、うきうきする内容かというと全くもってそんな感じではないですが、ずっと座っているだけなので、こんな感じがうれしい。パンは相変わらず暖かで、ヨイです。着陸1時間前頃。

せっかく窓際にしたのに、丁度ヨーロッパに入ったあたりから雲が･･･うーん。と思っていたら、スウェーデン南部のあたりから風景が見えてきました(高度を下げたせいかも)。かわいい。

着陸直前。空港近くなのに、馬が見えますよ･･･(写真には写っていません)。写真がぶれてしまったので載せていませんが、スウェーデン南部の田園風景を見ていると、海峡が現れ、風力発電の風車やOresundbron(オーレスン大橋)、不思議な海の色に見とれている間に、デンマークに突っ込みます。

入国、荷物のピックアップとも大変にスムース。しかし、鉄道駅に着くと･･･？？次の行先表示の時間がおかしいな〜。どうも、電車が遅れている模様。とりあえず皆さん、しばらく待つか、という感じなので、しばし佇みます。結局、20分ほど待って「もう地下鉄に変更した方がいいかなあ･･･」という頃にやってきました。

ところで、Kastrupの空港出口は、入国の人と出国の人の動線が重なって、必ずしも良い配置じゃないような気がするのですが、どうなんでしょう。

中央駅で降りて、最初の宿「Hotel Alexandra」に向かいます。徒歩10分程度と行ったところでしょうか。この距離感がちょっと不安だったのですが、結果としては雨が降っていたり、雪が積もっていたりしなければ、スーツケース有りでも全く問題無いと思いました。ちなみに本当の最寄駅はvesterport。最初は中央駅の方が分かりやすいだろうということで、中央駅で乗り降りしていました。ですが、vesterport-osterportあたりは殆どの路線が止まるので、勿論vesterportを使うので不便は無いと思います。

ホテルは小振りで、落ち着いた感じ。コペンハーゲンのホテルで、デザインを売りにしているところって、ちょっと近未来的デザイン(Squareとか)だったりで、あまり好きじゃないんですよね。そもそも良く考えたら、コペンで泊まりたいホテルとしてビットが立っているところは無かった･･･。色々探して見つけたうちの一つがここです。

今回のホテルは、1.ホテル通りを外す(治安の悪いところには泊まらない)/街の中心に行くのに便利、2.インテリアが好み、という2点を重視して探しました。まあ、いつも大体この2点が基本なのですが、ホテル通りを外すと一挙に選択肢が減ります。治安悪いところにホテルが多いって何考えてるんだろうなあ。ホテルを選んでいるのと平行して、行先もコペンのみに絞られてきたので、途中でホテルを変えることに。そして、やっぱり一人泊まりだと、ただでさえ物価の高い北欧、割高になってしまうので、B&Bも採用してみました。

今回は、丁度「Design Weekend」というプランを見つけ、予約していました。ホテルのオフィシャルページからスペシャルオファーに入っていき、途中からHotel.dk
に遷移したところにあったものです。週末料金で若干安くなっているだけではなく、Louisiana、Design Museum、Danish Architecture Centreのチケットが付いてくるというもの。今回の旅行で行きたいところばかりじゃないですか！

そして、うれしい誤算が！もらったチケットは何故か2人分ずつで、さらに上述の他、Ordrupgaard、Gl strandのものもあり、計5カ所分でした。

旅の最初と終わりを市街にして、真ん中をB&Bに。最後にグレードの高いホテルを持ってくることにして･･･、こういう組み立て楽しいなあ。Alexandraは中央駅に近いから地理を理解するのにきっと良いでしょう、そして、後半は地区を変えて･･･、うん、なかなか良い組み合わせ(のハズ)！

これまで一人旅をあまりしなかった理由の一つに割高感を感じるというものがあったのですが、他の人と予定を合わせると結局割高な時期に行くことになりがちだし、複数の要望を満たすための出費が発生しやすい。そういうことと、一人泊まりの分は相殺されました。これは交通費の割合の高い海外旅行の方が、国内より効果出やすいかも(日本の旅館の1人でもまるまる2人分料金はどうにかならぬものか)。

部屋は458。大通りに面したDanish Retro Roomです。最初の印象は「あ、結構狭っ。Small Danish Retro Roomと間違えられたかな？」でも、たまたま他の部屋を掃除しているときに覗いた部屋は、さらに狭かったです･･･おそらく、あれが"Small"。ちなみに、Danish Retro Roomが15-16?、Smallが11-14?の模様。どっちにしても小さいな。ダブルがいいなあと思っていたのがツインだったので、変えてもらおうか悩んでいたのですが、その部屋の小さいシングルベッドを見て、それになっちゃってもイヤだなと、このままでいくことに決定。

最初、バスタブがあまりきれいではないかな？と思ったけれど、ホウロウが少し剥げていただけでした。お湯もたっぷり出て、満足。でも、このホテル、若干細部の掃除は甘いと思います。ランプの上とか、コーヒースティックのあたりとか、テレビのリモコンにちょっと埃が目立つかなー。

ちなみに、歯ブラシ無し（当然）、シャンプー・コンディショナー・ボディシャンプーはオールインワンの備付けに、なぜかシャンプーだけはさらに個別にありました(この写真の右側。左はコンディショナーではなくボディローション)。ハンドウォッシュが備え付けで、石鹸は無し。コーヒー、紅茶などはインスタントが飲めるようになっています。

このホテルの鍵はカードキーではなく、このようなレトロなタイプ。出かけるときには預けるように言われます。この鍵が不安な感じというのを読んだことがあって、ちょっとだけ気になっていましたが、実際にはかなりがっちり閉まるので(むしろ開けるのが大変)、全く気になりませんでした。

ホテルのフロント前にはPCが1台置いてあり、利用可能です。旅先でネットを使えるようにしておくと、ずっと色々見てしまいそうなので、旅の間は遮断。どうしても確認したいことがあるときだけ調べられるのは便利です。Admiralも同じ感じで(こちらは3台)ありました。

とりあえずストロイエあたりをぶらぶらしにいきますか･･･。スーパーなどもふらふらと見ます。･･･うーん、何故かもう眠くなってきた。

お腹もあまり減っていないので、適当なテイクアウトを探して、もう寝ちゃおうかなーと戻ることに。しかし、どの店も結構混んでいて、ホテル近くのデリで良さそうなところがあったなあ、そこでいいや、と戻ってくるも、そこも混み混み。結局、ホテルの隣のベトナム料理やさんで生春巻きをつまむことに。最初からアジア風･･･ちょっと納得いかない。しかも、これで55DKKですよ！味はおいしいですが･･･。　そのあと、部屋に戻ってすとんと寝てしまったのでした。