超気ままな日本横断の旅（鹿児島→稚内）４/５　札幌～稚内　最北端宗谷岬編

2012/09/12 - 2012/09/12

超気ままな日本横断の旅、その４です。

４日目は、
日帰りで札幌から最北端：稚内を目指します。

ルートは、
札幌→新千歳空港10:55発→（ANA4841便）→稚内空港11:50着→(レンタカー）→宗谷岬→稚内駅→抜海駅→稚内空港 16:35発→(ANA4844便)→新千歳空港17:30着→札幌
です

当日まではスーパー宗谷1号と4号で往復予定でしたが、前日の大雨の影響でスーパー宗谷が運休になり、急きょ払い戻し。

せっかくここまで来たのに最北端を諦めては、と思いレンタカーで行くかと思いつつも片道600kmはさすがに無謀と思い、急きょ空路に変更。

何とかANAのHPから往復の予約を確保して札幌から新千歳空港に向かいました。

エリア 稚内(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JRローカル

幻となったスーパー宗谷の往復チケット。

駅で払い戻しです。

札幌駅前は晴れです。

貨物列車脱線と大雨の影響で道内の鉄道は運休が多数出ています。

何度も北海道に来ていますが、こんなにJRが乱れたのは初めてです。

特急列車は全く見当たりません。

快速エアポートで新千歳空港まで移動。

ちなみに、荷物の多い方は絶対指定を取った方が良いです。

通勤列車でもあるので、乗車率は高く良く混みます。

新千歳空港に到着。

今回は初の道内フライトとなりました。

稚内へ飛行機で移動するのは初です。

これまで稚内へ行った時の移動手段はバイク、レンタカー、急行、特急。

稚内からの帰りに飛行機を使ったことはありますが、行きは初。

初ルートはテンションが上がります。

機種はボンバルディアDHC8-Q400、74席あるプロペラ機です。

ボンバルディアは2回目です。

プロペラ機といえども、なかなか快適ですよ。

２−２列の座席配置です。

天井が低いので入口付近で頭を打ちそうでした。

この日スーパー宗谷が運休だったせいかはわかりませんが、ほぼ満席です。

ビジネス客が8割くらい。

眼下に雄大な北海道の自然が見えます。

揺れもなく快適です。

1時間弱のフライトはあっという間。

稚内空港に到着です。

新千歳で予約していたレンタカー屋へ。

12時発で16時には戻ってこないといけません。

滞在時間は4時間弱です。

稚内空港から出て、国道238号線を北上し宗谷岬を目指します。

宗谷岬は20分くらいです。

車はほとんどおらず、海辺の街をひたすら走ります。

ついに来ました！！

なぜか来たくなる日本最北端の地！！

すでに10回近く訪問しています！！

気温は19度ですが、風が強く長袖1枚では寒い・・

北海道旅行の服装を検討される場合、気温だけでなく、風の強さも見ておいた方が良いです。

100円で最北端到着証明書がもらえます。

観光客が多いです。

観光バスがひっきりなしに来ます。

記念撮影するのも待ちです。

宗谷岬での時間は余裕を持った方が良いです。

土産屋が並びます。

晴れていたらサハリンが見えます。

私は今まで宗谷岬に来て晴れたことが一度もありません・・

カーナビでもこれ以上北はありません。

これがモニュメントの裏側、本当の最北端です。

ゆっくりしている暇はないので稚内市内へ238号を戻ります。

空港付近は原野と海が広がる一本道です。

稚内の市街地です。

車の量は少ないです。

最果ての終着駅、稚内駅に到着！

駐車場は結構埋まっていました。

ついに来ました！！！

最北端！！

今回の旅で最南端の西大山駅と両方制覇です！

乗る予定だったスーパー宗谷の運休のお知らせ。

乗客も少なく、閑散としていました。

旭川行きの普通列車を見送ります。

高速移動主義の私としては普通列車での移動はあまりやりません。

改装された稚内駅構内です。

数年前来た時とは全く違ってとてもきれいです。

待合スペースも十分にあります。

道の駅と併設でお土産屋も充実しています。

稚内のお土産はぜひここで。

空港より充実しています。

映画館もあります

駅を新築した際にホームも移動したので

元あった線路はモニュメントとして残っています。

駅構内を抜けて外につながっています。

これがもともとあった最北端の終点です。

旭川行きの普通が行った後はさらに閑散としています。

最果ての駅はおしゃれできれいな感じになっています。

稚内に来たときは、是非立ち寄りましょう。

ここで軽く腹ごしらえをしつつ、この後のプランを考えます。

昨日乗ったスーパー北斗にあったＪＲ北海道の雑誌に、「抜海駅」が載っていたことを思い出し、行ってみようと思い立ち、時間がぎりぎりですが車を南へ走らせます。

道道１０６号を南下して稚内市街を抜けると、一気に別世界。

あいにく曇りですが、それでも道北の雄大さは変わらず。

晴れていたら右手に利尻富士を見ながらのドライブです。

ここから原野の中をひた走るルートが続きます。

ここから天塩のあたりまでの直線道が、道内で最も好きなルートです。

夏の晴れた日には最高のドライブです。

抜海駅に来てみました。

稚内駅から30分くらいです。

稚内の次の南稚内の次が抜海です。

なかなかの雰囲気を醸し出している無人駅です。

手動の引き戸を開けて中に入ると人の気配は全くありません。

文字通り、完全に無人駅です。

昔の校舎のような香りが・・

稚内方面は最長5時間に1本！

駅に立っていますが、風と風に揺れる草の音以外一切しません。

列車が来る気配も全くありません。

時間が止まっているかのようです。

稚内駅より抜海駅の方が最果ての駅にふさわしい感じがします。

旅情を楽しむ暇もなく、飛行機の時間が迫ってきました。

抜海駅から空港まで来た道を戻ります。

ここで稚内ステイにしなかったことを若干後悔、、

急いで空港まで戻ります。

空港周辺は何もありません。

道北らしい原野が広がっています。

短い時間でしたが堪能できました。

札幌行きが最終です。

空港は閑散としています。

手荷物検査は客がいないので大きな空港のように待ちません。

帰りもボンバルディアDHC8-Q400です。

帰りは6、７０％くらいの搭乗率です。

稚内からは見えなかった利尻富士が雲の上から見えました。

天候がいまいちだったので揺れを覚悟していましたが、往復とも全く揺れがなく快適なフライトでした。

景色も良かったです。

海岸線沿いにオロロンラインが走っています。

これが私のイチオシのドライブルートです。

晴れた日は陸路で行くのが最高です！

この日は札幌駅まで戻り、駅ビル１０Ｆでスープカレーを食べました。

4日目おしまい