2012/09/07 - 2012/09/11
921位(同エリア1659件中)
MIさん
初めての屋久島を一人でプラプラ。一周しながら、気が付いたところに寄り道しつつ、メインは縄文杉までの1泊2日キャンプツアーで、本格的な山も堪能。最後はJRホテル屋久島で、温泉三昧。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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伊丹空港から、プロペラ機で、1時間半で屋久島到着。あっという間。
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空港到着して、まつばんだレンタカーで借りた車でドライブスタート。とりあえずランチをしたくて、「cafe malo」を目指したものの、どこかわからず、通り過ぎてしまったため、適当にカフェに入った。
「ヒトメクリ」カフェ。
http://hitomekuri.exblog.jp/
ガイドブックでよくよく見るととても有名なカフェだったようで。
島の情報誌「ヒトメクリ」も発行しているところだそうです。
ランチはとっても庶民的で、観光客より地元の人が多かったです。 -
ランチを食べて、宮之浦を通り、ガジュマル公園へ。本当にこんなところにあるの?的な道を通った奥に、ひっそりありました。その直前に観光バスが入っていたので、とりあえず間違いなし。入園料200円で、蚊を追い払うウチワを借りて中へ。熱帯な感じの薄暗い森の至る所に変わった形のガジュマルの木がいっぱい。とはいえ、小さい公園なのと蚊が多いので、15分くらいですぐ出てきてしまいました。
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そして、海亀の産卵地で有名な永田浜へ。境界ロープの立て看板には「この辺りは海亀の卵があるので立ち入り禁止」的なことが書かれていました。砂は真っ白でお天気もいいため、硫黄島も竹島も見えて絶景ポイント。天気が良すぎて暑いので、人も長居しないため、静かに過ごせました。海でボディーボードしてる女子2名もいましたが、それ以外に海に入っている人もいないので、のんびり〜。
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大川の滝を目指して、西部林道に突入。道が細くて結構ビビりながらのドライブ。林道だけあって、両脇に林があるため道もほのかに薄暗い。対向車が来たらどうやってよけよう、と考えながらのドライプ。にしても、対向車どころか前も後ろも車がいないと逆に不安になる。
後半からは対向車と何台かすれ違ったけど。
走っていると、シカやサルがいっぱい出てきます。最初は珍しくて騒いでましたが、だんだん邪魔になってきます。ま、動物さまの道をお借りしてるので、あちらが大きな顔してて当然なんですけどね。
後で見たら、ここって世界遺産だったのですね。全然気づかず走ってました。もったいない。
さらに情報としては、この林道には大型観光バスも走るそうです。私は永田浜から大川の滝方面に抜けましたが、大型観光バスは逆ルート。出会わなくてよかった。次に行くときは、この林道は逆方向から抜けようと思います。延々とバックして避ける自信のある方は気にならないですかね。 -
大川の滝に到着。
落差80mの滝は迫力十分。日本の滝100選にも選ばれているそう。
こんなに有名な滝なのに、入口の標識が一つだけ突然現れるので、見逃してしまいそう。
屋久島って標識や目印がとことんわかりにくい。
でも水しぶきが感じられるくらい近くで滝のマイナスイオンをいっぱい浴びて気持ちよくなれました。 -
宿泊は宮之浦のペンションスカイビューさんに。
清潔な建物に、夕食はとにかく豪華。
ご主人と女将さんも親切ないいお宿です。
ドライヤーがないのだけが不便でしたが。
http://www5.ocn.ne.jp/~skybiew/index.html -
屋久杉高原「杉の舎」さんにて、屋久杉の箸作り体験。
前日までの予約で体験可能。
http://www4.ocn.ne.jp/~v.sennin/
1000円で、1時間遊べます。
真剣に削る時間は無心になれて楽しかったー。 -
屋久島で気になるのはやたらと多い「愛子」。
焼酎愛子から、これは焼酎愛子のお饅頭。島に点在するコンビニは「Mマート愛子」さらに、ティールーム愛子と、愛子がいっぱい。
一応、愛子岳という山があるせいなのか、それでもコンビニまで愛子とは何か違う要因が?謎の多い「愛子」問題です。
http://www.yakushima.ne.jp/aiko/ -
千尋の滝を目指してドライブする途中にあった、ふれあいパークで撮影。ふれあいパークといいますが、特に何ともふれあえません。みんな車をとめてすぐに出ていってしまいます。トイレに寄るくらいの場所ですか。
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千尋の滝を目指してドライブするも、入口がはっきりわからず、1往復半する間に気力が萎えてランチによったカフェが「nomadoカフェ」。
http://nomado-cafe.seesaa.net/
これまた、オシャレスポット。
スパイシーだけどそんなに辛くないカレーに、かわいいアミューズが3種類ついてくる。外の風景は屋久島だけど、都会にあっても不思議じゃない風なカフェでした。 -
迷いに迷ってようやく見つけた千尋の滝。
扇状の岩から滝が流れてくるのは、優雅な感じ。
大川の滝とはまた違った女性的な滝でした。
駐車場の売店横で売ってたタンカンジュース250円を一気飲み。美味しい。
せっかくここまで来たので、狭い道をドキドキしながら、「手作りの家UEHARA」にシュークリームを買いに。
http://tezukurinoie.jimdo.com/
でも一人旅なんで、シュークリーム1個だけ購入。「1個ですか?」と聞き返されてしまった。ええやん。1個だけのために苦労して来たんだよ。
贅沢ー。美味しかったです。そりゃそうだ。 -
そして、千尋の滝探しですっかりくたびれ果てたので、もう別の観光地を探すのもなんなので、適当にドライブ。安房港でぼんやりしようかと思ったけど、暑すぎたため、近くの「カフェ スマイリー」へ。
http://cafe-smiley.info/
普段なら絶対食べないキャラメルプリンカフェを食べてみる。
美味しいよ。美味しいですが、一人で全部は無理だった。ごめんなさい。
でも、もう1回食べたい味でした。 -
いよいよ縄文杉1泊2日キャンプツアーに。
ガイドは「ynac」さんというところにお願いしました。
別の岡山から来たにぎやかな奥様3人グループと一緒に。
http://ynac.com/experience.html
1名のガイドにつき4名まで、と決めているのかと思います。
実際、面倒見られる人数って限られてますから。
奥様たちが山初心者ということもあって、かなりのゆっくりペースで登ってくれるので、疲れることがありません。
行きは、白谷雲水峡から登りました。途中からトロッコ道に合流するコース。ペンションへのお迎えが6時で、登り始めたのがたぶん7時くらい。
日帰り縄文杉と違って、余裕があります。 -
ガイドさんが、山の植物にとても詳しいので、いろいろ教えてくれます。
これ、小さいキノコ。待ち針みたいに細いのですが、これを上手に写真に撮るコツも教えてくれます。
また、山の水はどこでも飲めるので、水分を大量に持っていかなくていいのも、安心でした。 -
苔むした森の中。モノノケ姫の題材で使われてる場所なんですが、幸か不幸か、晴天のため、どう撮っても明るい森に。。。この場所はやっぱりしっとり雨が降ってる方が、「らしい」感じになりそうです。
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途中から、あの長いトロッコ道に合流。帰りに知ることになりますが、ここってものすごく長いんです。途中からでも十分長かった。
途中のトイレの場所でお昼ご飯になったので、大体5時間くらいでトロッコ道の半分くらいでしょうか。お昼は、最初に集合した時にお弁当を配っていただいたものを。大量のご飯も、山で動いているおかげで完食。
ちなみにここのトイレはバイオトイレになっていて、全然臭くないです。自然にも優しいので良いです。 -
大株歩道の入口で、日帰り登山の帰路の人たちが大量にやってくる。ので、ここで帰路の人たちが行き過ぎるのを待って休憩。でないと、すれ違うだけでものすごく時間をとられるので。
そして、少し頑張って登ったらこれまた有名なウィルソン株。
1泊2日の人は少ないので、ほぼ独占。好きなだけハート型を探して株の中をウロウロ遊べました。
ここ、帰りも通りましたが、ちょうど日帰り登山の人たちであふれかえってました。日帰りだとちょうど時間もかぶるので仕方ないですが、ほとんどゆっくり見ることはできないですよね。1泊2日にして良かったー。 -
ちなみにウィルソン株からちょっと登ったところで見つけたハート型に穴があいた切り株。実はハート型の穴あき切り株は2つ並んであったのです。
ちょっとラッキー。 -
大王杉〜。実は今分析されているところによると、こっちの方が縄文杉より樹齢は上だそう。コブがゴツゴツしているので、昭和の初め頃の伐採で切り刻まれていったところを逃れて生き延びた杉のようです。
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本日のお宿。本当は縄文杉まで登ってからテントを張る予定が、やや遅れていたのと、高塚小屋・テント用地が今日はいっぱいになっているかも、ということで協議の上、朝に縄文杉に登ることに。
これまた、他に全然人がいないから山の中で好きなように飲んで、しゃべってすごく楽しい夜になりました。
これも山に詳しいガイドさんがいたからですね。
個人で行っていたら、こういう判断はできなかったと思います。
この日の晩御飯は、ガイドさんが作ってくれた混ぜご飯とスープ。これがまた美味しかった。さらに焼酎「三岳」も出てきて、玉手箱のようなリュック。お湯割りにして、みんなでワイワイ。 -
そして早朝に起きだし、ガイドさんの手作り朝ごはんをいただいて、貴重品だけを持ち、装備をここに置いたまま、身軽に縄文杉へ。
重い荷物がないだけに、身軽にすいすい登れました。
そして朝焼けの縄文杉。
私たちの他に高塚小屋に泊まったらしき人が2名ほどいた程度で、これも独占。ガイドさんの魔法のリュックから飛び出した熱いコーヒーを飲みながら、ゆっくりじっくり縄文杉を鑑賞。なんて贅沢な時間。途中でお猿が現れたりと、自然を満喫できました。 -
そして帰り。
登りもありますが、ほぼほぼ下り。日帰りの人と徐々にすれ違いながらの帰り道。
「頑張ってー」とか声をかける余裕っぷりの私たち。
途中で鹿を見つけてようやく写真が撮れた。
帰りは行きよりさらにゆっくりプラプラ寄り道をして、お昼ご飯はみんなでパスタを作ったり、川でのんびりしたり、小学校跡地に寄ったりしながら16時過ぎに荒川登山口まで到着。
距離は長いけど、ペースさえちゃんとゆっくり保てれば、初心者でも大丈夫そうでした。
私は、何度か山は経験してますが、泊まりが初めてだったので、荷物の重さが大変でしたが、ゆっくりペースのおかげで、いつもは痛くなる足も大丈夫。次は縦走に行きたいなー。 -
最後の夜だけ贅沢をしてJRホテル屋久島に。
ここは温泉がとてもよかった。外湯にも開放してますが、夜なら宿泊客だけ。ちょっとぬめりのあるお湯が、お肌つるつるにしてくれます。
バリマッサージもあって、予約すれば受けられます。
晩御飯は島のものをつかった凝ったお料理が。
三岳はキャンプで飲んだので、まだ飲んでない焼酎を2種類いただき、大変おいしかったです。いいホテルだ。高いだけある。でも一人で泊まるのはもったいないかも、です。 -
帰る日の朝、ホテルのバルコニーから見える海。
そう、滞在5日間ずっと晴れてました。雨が多いと聞いてましたが、結局一度も雨に合わず。
飛行機の時間までまだ余裕があったので、早朝からあいている「屋久島焼 新八野窯」へ。青釉のブルーが美しい焼き物が欲しかったのですが、高いので、さんざん悩んで小さいおちょこのみ。今度はお皿も変える財力をつけてからまた買いに来よう。
http://www6.ocn.ne.jp/~yakugama/
空港で、最後に飲み残した焼酎「愛子」を飲んで、屋久島にサヨナラ。
でも、また来たい。次は雨の屋久島の森を体験したいです。
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