■□BTS/MRT各駅停車の旅(6)□■　バンジャーク駅～プラカノン駅　ジム･トンプソン・アウトレットだけじゃなかった各駅市場　＊ バンコク紀行(74) ＊

2012/09/07 - 2012/09/07

バンジャーク駅からプラカノン駅まで思いがけず長い散歩になってしまった各駅停車の旅です。
バンジャークといえばジム･トンプソンのアウトレット店。BTS開通以前は車で高速道路を通って行きましたが、改めて歩いてみるとなかなか味わい深い町。
BTSにはほぼ各駅ごとに市場がありますが、その形は様々で、比べながら見てみて初めて気がつく面白さでした。

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩

本日の各駅停車旅

BTSバンジャーク駅(Ban Chak)からオンヌット(On Nut）、プラカノン駅まで（Phra Khanong)。

プルンチット駅からバンジャーク駅まで約12分。

今日のBTSはBridgestone

本日のコース

BTSプラカノン駅下車
　　プラカノン市場
BTS沿い(スクンビット通り)を歩いてオンヌットへ
　　オンヌット市場
再びスクンビット通りに戻ってプラカノン駅へ。

全歩行距離　4km。

バンジャーク駅前
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雰囲気はすっかりスクンビット地区と変わらないバンコク都市部の一部となりました。
小さな商店が軒を連ねています。

ドリアン　いっぱい


丸ごと1個で160-180B(400-450円）。ドリアンは苦手で買ったことがないので、安いのか高いのか？
割らなければタクシーや電車に乗れるのかな？

ルークチュップ屋台


緑豆餡を小さな果物の形に作ったタイの伝統菓子。好きな形を好きなだけお客さんが詰めて買うバフェのような屋台でした。

バンジャーク市場入り口

Sukhumvit Soi 95沿いのバンジャーク市場。
入り口にはプアン・マライ（マリーゴールドやジャスミンで作ったリース）を中心に仏花を揃えた屋台が立っていました。

バンジャーク市場


市場というより商店街のようなところでした。
どの店も長くこの地で商売をしているような様子で、食料品から衣料、雑貨と様々な店が並びます。

お疲れ〜


どの市場でもなぜかぐっすりお休みの店主さんが必ず一人いるのがおかしい…。
午前10時過ぎ。お買い物のピークが超えたのかな？

Soi 95からさらに路地に入ると、屋台風な店もありました

胡麻団子屋台のおにいさん


屋台でも小粒に形を揃えて、ディスプレイに隙がありません。

大盛 靴屋さん


商店街風市場らしい靴屋さんの風情。商品豊富ですが、サイズ展開は無さそうです…。

総菜店はすばらしい品揃え

ソンテウが行き交う


ひっきりなしに乗り合いタクシーがやって来ます。

ジム･トンプソン･アウトレット


Soi 93にあるジム･トンプソンのアウトレット。正規店に比べるとびっくりの値段なので、私はもっぱらこちらに来ます。インテリア･ファブリックから衣料小物まであります。最上階にはジム･トンプソン・カフェも。

BTSが開通して電車で来やすくなりましたが、車だとスクンビットの渋滞を避けるために高速に乗り、プルンチットやアソーク辺りからだと約30分。タクシーでは高速代45Bが加算されます。

シーロムの本店前を歩いていた時、トゥクトゥクのおじさんが「ジム･トンプソンのアウトレットに20Bで連れていってあげるよ」と。あり得ません。もしくはスリウォンにあるもう1つのアウトレット（歩いて10分ぐらい）に連れていくつもりなのか…。スリウォンの店はインテリア用の布のみです。

Jim Thompson Factory Sales Outlet
153 Soi Sukhumvit 93, Bangchak,
Phakanong, Bangkok 10260
Tel: [phone] Ext 11-13
Fax: [phone]
Opening hours: 09.00 am. - 06.00 pm.
http://www.jimthompson.com/index.asp

◆ジム･トンプソン･アウトレットが入った旅行記

伊勢丹再オープン＆おまけのショッピング　＊ バンコク紀行(10) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10473121/

キットゥン・ベーカリー


緑の丼印（タイ版ミシュラン）を持つお菓子屋さんというのが珍しいので入ってみました。
イートインコーナーもあります。

Kid Thueng Bakery Shop
2353-5 Sukhumvit 95 Khwang Bang Chak Khet Phra Khanong Bangkok 10260
Phone : [phone]
Open Daily 07:00-21:00

ガラスケースの中は種類豊富な菓子パン類

ケーキもあります

デコレーションはさすがタイ！細工が細かい

おいしい!!


ノンタブリーにあるノン･ベーカリーのミニ･シューは忘れられない味でしたが、こちらの店のシュークリームも負けず劣らずで、カスタードクリームはもっとたっぷり。甘さも程よいです。しかも近くで買いに行きやすい。

ミニシュークリーム　2個5B(13円)
バターケーキ　35B(90円)
ドーナツ　1湖8B(20円)

◆ノン･ベーカリーについて
ノンタブリー 100年コーヒーを探す散歩　＊ バンコク紀行(40) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10590219/

Masterpiece Cafeでひと休み


きれいなカフェでした。街の中では欧米人を全く見かけなかったのに、なぜかここのカフェに集まっている(笑)

Masterpiece Cafe
2379 Sukhumvit Rd. (btwn Soi 95/1 & 97), Phra Khanong, Bangkok 10260
http://www.facebook.com/mtpcafe

カメラのディスプレイがすてき

タイ風です


アイス・エスプレッソ 55B(140円)とタイ･ティー･ケーキ 60B(153円)。
どちらもたっぷり甘いけど味はいいです。ドリンクは”砂糖抜き”と言えばよかった…。

オンヌットを目指して


もう1駅歩いてみようと、スクンビット通りに沿って進みました。
駅間はオフィスビルが並んでいました。

Wells International School


バンコクに一体いくつのインターナショナルスクールがあるのか？あちこちで見かけます。

釣具屋さん?!

立派な釣り竿だな〜


セーンセーブ川でナマズを釣ってるおじさんの道具はいい加減だったけど、よく釣れてたよ…。

別にタイでもないんだけど…


働く車はいいなぁ。道路の向こう側でもワクワク。
ちょっと手前の三菱自動車では素通りだったけど…。

オンヌット駅
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駅前には大きなディスカウントストアのTesco Lotus。

オンヌット駅が見えてきた〜

駅前には「日本人に最適」コンドミニアム売り出し中


2つ先のエカマイからプロンポンには日本人が集中して住んでいます。プロンポンのSoi 24や39は100％日本人居住の高層マンションがずらりと並ぶ通り。

自然とそちらでの用も多くよく行きますが、かといって用無しにプライベートで遊ぶためには行かない地区。
プラカノンまで終わってしまってその先数駅に意欲が沸かずどうしようかと考えましたが、結局Muffin仕様・BTS特急でアソークまで通過とさせていただきます。

働く自動車、ちょっとお疲れ


消防車は普通格好いいはずなのに…。かなりくたびれてるね。
時に高層マンションの火事では梯子も水も届かないことがあるんだよね。

オンヌット市場を目指して


駅を超えてさらに北にオンヌット市場があるらしい…。
Soi 77の商店街を通り抜けて…。

英語塾がいっぱい


バンコクには大学も英語塾も星の数ほどあります。大学生は日本と同じく英語を身につけようと必死の様子。
決して日本人より上手いというわけではないけど、取りあえず物怖じせず声に出せるという点で日本よりはるかに英語が通じる街です。

ここにも大きなディスカウントストア Big-C Extra


Tescoのライバル店がすぐ近くにありました。中はラチャダムリ店などに比べて、とってもローカル。

ゲームコーナーが懐かしめの雰囲気

Soi 79を渡って


大分慣れてきたのに、久しぶりに渡るのが難しい大通り。コバンザメ戦法で誰か渡るのを待ちました。

オンヌット市場


Soi 79沿いのゲートをくぐると…

屋根付き市場がありました


屋根だけある（壁のない）一番多く見られる市場のタイプ。お昼近くなっていたので、半分ぐらいは店じまいしていました。

野菜の色がいいようです

肉も豪快

魚は…


活きは良さそうだけど、チャオプラヤーのあの水の魚かな…

近くに大きなディスカウントストアが2店もあるので、バンジャークのような雑貨や衣料品などの店はありません。都市型市場になってきたのかも。

市場内にフードコートがありました

市場の外にも商店が並びます

花がいっぱい

プラカノンまで歩いちゃえ


市場がちょうど駅の間だったので、さらにもう1駅プラカノンを目指しました。

小さな商店が続き、ミシン屋さんにはこんなクラシックなミシンが新品でありました。まだこういう形で作っているんですね。

制服屋さんには軍服

鳥屋さんのあひるは?!


ペットなのか食用なのか？

スモッグがきつい…


…が、もう引き返せない。歩道は高架橋の下に潜ることになります。

車道の下をくぐって


高架橋の下にも屋台が広がっていました。

再び高架橋の上にのぼると…


高層ビルが並ぶスクンビットの街並みに変わりました。

プラカノン運河を渡り…


2kmほど先はチャオプラヤーの本流です。

またまた高架橋の下へ


古い商店街が並びます。

プラカノン市場の入り口が道の向こうに見えました


この辺りでは一番大きな市場。
市場内を歩いたのは楽しい思い出です。

ぷらぷら プラカノン市場　＊ バンコク紀行(37) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10575283/

モーターサイのベスト屋さん


一説にはソイの顔役にベストをもらう代金（権利金）1万Bだとか…。

焼きバナナは大串で


鰻みたいだな〜。

日本のバナナ（フィリピンバナナ）の焼きバナナは好きですが、タイのこのバナナを焼くとかなり甘すぎて…。干し芋をもっと甘くしたような感じでしょうか。（これは生食に向かない種類のバナナです）

ここも渡りづらい


最後は手を挙げながら捨て身で車を停めました。

プラカノン駅〜!!
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オンヌットから先は長かった…。
寄り道も多いので2時間、4kmの散歩でした。