20年振りのイタリア（ローマ⇒ポンペイ⇒アマルフィ⇒フィレンツェ⇒ピサ）旅行です

2012/08/25 - 2012/09/02

子供の「ピサの斜塔に登りたい」がきっかけで、20年振りのイタリア旅行です。
当時は、「地球の歩き方」だけが頼りでしたが、今ではインターネットサイトから情報収集が可能で、鉄道や美術館の予約もネットサイトで出来る様になり、隔世の感があります。
鉄道やバスを乗り継ぎ、前半は夏真っ盛り後半は秋風が吹き始めたイタリアを観光しました。
25日：成田⇒北京⇒ローマ（ローマ泊）
26日：ローマ観光（ローマ泊）
27日：ポンペイ遺跡観光（サレルノ泊）
28日：アマルフィ海岸観光（ソレント泊）
29日：ナポリ観光（ローマ泊）
30日：ローマ観光（ローマ泊）
31日：フィレンツェ観光（ピサ泊）
1日：ピサ観光　ローマ⇒北京⇒成田

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 バイク
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エアトリ

8月25日
家族3人で早朝4:30に埼玉県の自宅を出発して、いつもの成田空港近くの駐車場へ
中国国際航空（CA422便）で09:00に 成田国際空港を出発して、北京経由で18:55 にローマ (フィウミチーノ空港) 到着
ローマテルミニ駅までノンストップのレオナルド・エクスプレスに乗ったつもりが、間違って全く知らない駅で下車してしまった（汗）
（ローマ　モンテカルロホテル泊）

8月26日
テルミニ駅から地下鉄B線の自販機で1日券を購入（6ユーロ/人）して、コロッセオに9時頃に到着
15分待ち程度で入場でき、2000年前の剣闘士の戦いとそれを見る観客に思いを浮かべました

10時過ぎに外に出たが、コロッセオ周辺はま人もまばらの様子
今日は暑くなりそう

フォロロマーノに徒歩移動したが、場内はとにかく暑くて午前中からバテバテ気味（汗汗）
ドイツ？の中学生数百人と一緒に場内を見学（疲）

サンタマリアコスメディン教会は長蛇の列で記念写真を撮るまで1時間以上かかりそうだったので、列の後ろから見えた「真実の口」の写真だけ取って一度ホテルに戻ってシエスタ（昼休み）

夕方4時過ぎ（と言ってもまだまだ太陽は頭上にあり、暑い）からテルミニ駅近くのサンタマリア・マッジョーレ教会のステンドグラスを見学

再度地下鉄に乗ってトレビの泉へ
各国の人達が、お決まりの後ろ向きでコインを投げ入れていた。
ローマテルミニ駅近くのホテルをとったので、バスを便利に使えた。
テルミニ駅地下のスーパーで焼きたてピザを調達
（ローマ　モンテカルロホテル泊）

8月27日
日本で予約した7:35発のFS線ESでナポリ中央駅まで、約1時間
月曜日の朝だったので、ビジネスマンが目立つ

ナポリ駅からヴェスーヴィオ周遊鉄道に乗り換えてポンペイ遺跡のVilla dei Misteri駅へ（10:00頃到着）。
駅前には多くのローカルツアーがあるが、それを気にせずにポンペイ遺跡入口へ（駅から徒歩2〜3分）

ポンペイ遺跡では、当時の生活の様子やベスビオス火山が噴火した時を思い浮かべながら、遺跡内のレストランでの昼食を挟んで、とっても暑い中を3:00過ぎまでうろうろ（だらだら）していた
とにかく暑いので熱中症対策は必要
ちなみに遺跡内ではレストランでしか水と食べ物（軽食）が手に入らない

後ろに見えるのがベスビオス火山

数千人？が入場可能な様な大劇場跡、音響効果もよさそう

当時のお風呂屋さんだと思っていた。後で確認したら、洗濯屋さんだった。

灰に埋もれた人を石膏でよみがえらせていた

2000年前の色彩鮮やかな描写（秘儀荘）

一度ナポリに戻って、FS線でサレルノに移動（サレルノ　ホテルプラザ泊）

8月28日
ソレルノ港から、8:40発のフェリーに乗って素晴らしい風景を堪能しながら、約1時間でアマルフィに到着
今日と明日は、アマルフィ海岸（世界遺産：アマルフィ⇒ポジターノ⇒ソレント）を廻ります

そろそろ、アマルフィに到着（楽）

アマルフィは小さなリゾートでドォーモと天国の回廊位しか観光スポットはないが、それ以上に街の景色と雰囲気が素晴らし。
お土産物屋さん（名物のリモーネジュースが並ぶ）や路地階段を散策しているだけで結構楽しい。

路地中のホテルアマルフィを発見
後で調べたら、結構リーズナブル

アマルフィからバスで20分程度のところに青の洞窟に対抗？したエメラルドの洞窟（5ユーロ/人）がある
船頭さんも楽しいので、青の洞窟まではちょっとと思う人にはお勧めかも

洞窟の中はこんな感じです。海底にお宝が眠ってます

アマルフィからポジターノを経由して、ソレントまで2時間近くを世界一と言われている？海岸を見ながら2時間程度バス移動（1日券購入）

途中でバスが故障して、偶然同乗していたアマルフィで娘さんが結婚式をあげたというご家族としばし談笑

ソレントはアマルフィの数倍大きなリゾートで、断崖の階段を下りたビーチにはパラソルが咲くが、そろそろ夕暮れ

カプリ島行きのフェリー
20分程度で青の洞窟で有名なカプリ島に着きます

ソレント（アマルフィ海岸）に沈む夕日

レストランやお土産物店も夜遅くまでにぎわっていた
（ソレント　ソレントリレイズ泊）

さすがイタリア、ぶつけてるし

8月29日
ナポリ市内のピッツェリアのマルゲリータで昼食
これで、8ユーロで家族3人がおなかいっぱい

ナポリ中央駅から、徒歩30分程度でヌオヴォ城に着く

城から見た王宮とサンタ・ルチア
ナポリを見て死ね

ミラノに負けない「ガッレリア」（ウンベルト?世）
お昼休みだったせいか、閑散としていた

ナポリ中央駅からローマテルミニ駅に戻ります
これでアマルフィともお別れ
(ローマ　モンテカルロ ホテル泊)

8月30日
9:00にヴァティカン博物館に到着
既に多くの観光客でごったがえしていたが、予約もしていなかったが5分待ち程度で入場できた
システィーナ礼拝堂（「最後の審判」）やラファエッロの間等を2時間近く見学

ヴァチカン美術館内の回廊

ヴァチカン美術館　ラファエッロの間

そサンピエトロ大聖堂のクーポラ登り（かなりキツイ）サンピエトロ広場を眼下にローマ市内を一望

サンピエトロ大聖堂内部を見学中に、アマルフィの御家族と偶然再会（驚）
しばし談笑

午後3時頃にスペイン広場に到着、警察も常駐している様で、20年前と違って強引な花売り/ミサンガ売りは半減していた

パンテオンでは、ローマ時代の貴族もよみがえる

ナヴォーナ広場では、多くの絵描き売りやパフォーマンスが行われていた
スプレー絵画？は見事で、1枚購入しようとしたが、先客に買われてしまった（残念）
ホテル近くでこれでもかと肉詰めしたケバブバーガー（3.5ユーロ）を一つ食べるとおなかいっぱい
(ローマ　モンテカルロ ホテル泊)

8月31日
ローマ　モンテカルロ ホテルに荷物を預けて、ローマテルミニ駅8:20発のESでフレンツェSMN9:52着
今回の旅行で初めて雨に降られて、30分位近くのホテルで雨宿り
午前中にドォーモとジョットの鐘楼を見学
サンピエトロ大聖堂のクーポラ登りの記憶も新しく、クーポラ上りはパス

トイレの女性表示、デザインもステキ

シニョーリア広場に置いてあるダビデ像（コピー）
この後ウフィッツイ美術館に、日本で予約していたので5分で入場
全く興味がない子供をしり目に、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」や「春」等を見学した
（「ＮＯ　ＰＨＯＴＯ」なので写真はなし）

新市場の「ポルチェッリーノ」（イノシシ）
この鼻をなでると、またフィレンツェに戻って来られるとのこと

アルノ川にかかるベッキオ橋

橋の上には、宝石商や金銀細工店が並んでいる

フィレンツェSMN駅に戻る途中で、パフォーマーが路上絵を描いていた

イタリアのタクシーはみんなこんな感じです（冗）
この後、FS線RVでピサに移動
夜は、ピサセントラル駅近くのピッツェリアで、ハンバーガーとホットドックとパスタを食べた
あまり期待していなかったが、今回の旅行一番のおいしさで、家族と明日も来ようと約束した
（ピサ　Hotel Moderno 泊）

駅前からバスに乗り、子供が今回の旅行の目的としていたピサの斜塔へ直行
これも日本から予約していたので、比較的スムーズに入場できた

ピサの斜塔は40人位が30分程度交代で階段を上る
サンピエトロ大聖堂のクーポラ登りよりは、ずっと楽チン
（ピサの斜塔内部）

聖堂にかかる斜塔の影

ピサの斜塔の上からピサ市内を一望

ガリレオガリレイが大学在学中にこのピサ大聖堂の天井から下がっているランプの揺れを見て、「振り子の等時性」を発見した、と言われている

ピサセントラル駅からフィレンツェSMN駅へは、ローカル線で

フィレンツェ中央市場で最後の観光

市場内の肉屋さん

最後のエスプレッソ（0.8ユーロ）とカプチーノ（１ユーロ）
ヴォーノ

ローマテルミニ駅ともお別れ

ローマテルミニ駅からフィウミチーノ空港行きのTERRAVISIONリムジン（6ユーロ）に乗って空港へ到着⇒フィウミチーノ20:55発⇒北京経由で成田21:00着
（疲〜疲）