タビノキロク☆2012カナダ旅行記3 赤毛のアンツアーPart1

2012/06/30 - 2012/07/07

赤毛のアンツアーに出発です。
私たちが参加したのはPeince Edward Toursのツアーでした。

エリア プリンスエドワード島(カナダ)

9:00ぴったりにホテルにバスが迎えに来てくれました。
現地の日本人女性がガイドさん。
私たちの他には、若い女性の二人組と、お母さんと娘さんの親子連れの全部で三組でした。

まずはケンジントン駅。
今ではP.E.Iには電車は走っていませんが、こちらは昔実際に使われていた駅だそうです。アン・シャーリーが降り立ったのもこんな駅だったのかな？

なんてかわいらしい駅。

向かい側には小さな小さなお店があって、お土産やお水など買うことができます。ツアーの途中にはコンビニはもちろんスーパーもほとんどないということなのでここでお水を購入。だって予想以上に暑過ぎる！正確にはわからないけど33〜4度はあったはず。熱射病になりそうです。

この旅行に出発する少し前、日本の私の家のベランダにも咲いた、私の大好きなラムズイヤー。こんなところで出会えるなんて。キラキラの太陽を浴びてたくさん咲き乱れる様子はとってもとっても可愛らしくて素敵！

バスにのって移動。
話には聞いていたけど、本当に赤土なんだー
空の青と、草の緑と、土の赤が綺麗。

海も見えます。

次は、パークコーナー村のグリーン・ゲイブルス博物館。
この看板の後ろに見えるのが・・・

赤毛のアンに出てくる「輝く湖水」はこの湖ではないかと言われているそう。太陽の光を浴びて本当にキラキラ輝いてる！
ここまでお天気が良く、キラキラ輝いているのは珍しいそうです。

でも、思ったより小さなかわいらしいサイズの湖でした。

ここはモンゴメリの叔母さんの家で、モンゴメリの大好きなお家だったそう。島を離れた後も帰省する度に訪れたり、おばあさんの死後数か月をここで過ごしたり、結婚式を挙げたのもこの家だったそうです。

現在も叔母さんの子孫、キャンベル家の人たちが暮らしているそうです。
多分そのキャンベルさん・・・女性がいらっしゃいました。赤毛のアンの本を出されたりしているそうで、本を買うとサインをしてくださるそう。家の中も案内してくれました。（いらっしゃらないこともあるようです）

こちらは当時実際に使われていたオーブン。
鉄のアイロンもついていて、何故か全員重たいアイロンを持たされました(笑)

モンゴメリがいとこに教えていたというオルガン。

モンゴメリ作、クレイジーキルト。

窓辺の椅子に座って、キルトを作っていたのかな〜

2階には「ストーリーガール」のお話の基になったといわれるブルーチェストから出てきた品々も展示されていました。

広い敷地。
馬車も走っていて、馬車で散歩もできるようです。

こんな素晴らしいところに住めたなんて、モンゴメリーがうらやましい！そりゃあ帰省の度に訪れるはずです。

お次は・・・

フレンチリバー！！！

湖とカラフルなかわいらしい家々、写真集で必ずみる風景が目の前に。
この景色を車を止めて眺める人があまりに多かったため、所有者（お金持ちだったらしい）が寄贈したんだとか。
そりゃあ眺めちゃう。いくら眺めても飽きない風景です。

フレンチリバーの前の通りを挟んだ向かい側には、プリンスエドワード島といえば、のルピナスの花畑がありました。
今年はルピナスの開花がだいぶ早かったみたいで、日本にいる間からやきもきしていましたが、なんとか見ることができてよかった〜

ルピナスの花畑の向こうに見える鮮やかな黄色は、菜の花の畑。まさに黄色の絨毯です。一面の紫と黄色のコントラスト、本当に綺麗でため息がでます。

プリンスエドワード島の産業といえば、夏の漁業(ロブスター）に農業に酪農。大部分を占める農業はジャガイモや大豆が主ですが、この菜の花から作る菜種油の出荷も増えているそうです。
プリンスエドワード島産の大豆を使った納豆は、日本でも売られているのを見ることができるそう。

こんな風に、突然、一部分がすごく黄色い！！

夏の間に干し草を丸めておいて、冬に牛のエサにするそうです。
広大な敷地に、この丸く固めた干し草がぽつん、ぽつんとある風景がよく見られました。

こちらはニューロンドンのモンゴメリーの生家です。

生まれてから、お母様が亡くなり、祖父母に引き取られるまでの1年9か月をこの家で過ごしたそうです。

モンゴメリが着たウエディングドレスのレプリカ。

子供部屋かな。

モンゴメリの趣味だったスクラップブック。
実際のスクラップブックが展示されていました。

本物の葉っぱや、飼っていた猫の毛（猫が大好きだったそうです）も貼り付けられていたそうです。

こんな素敵なスクラップブックが何冊も。

ここにも鉄のオーブン。
手前右がアイロンです。この重さじゃアイロンがけは大変だ・・