2012/04/30 - 2012/05/01
416位(同エリア8626件中)
kumさん
森を切り開いて築かれた都市は、森の逆襲に遭う。
巨大な根に破壊された遺跡の中で微笑みが崩れていく。
【旅程】
2012年GW
□4月28日 成田発 ホーチミンシティ泊
□4月29日 ホーチミンシティ泊
■4月30日 シェムリアップ泊 ータ・プローム
■5月1日 シェムリアップ泊 ーアンコール遺跡群一日ツアー
□5月2日 ホーチミンシティ泊
□5月3日 ホーチミンシティ泊
□5月4日 ホーチミン発(機中泊)翌朝成田着
この旅行記は4月30日午後と5月1日にかけて観光したアンコールトムとタ・プロームをカバーしています。
【フライト】
4月28日 NH931
東京(成田) - ホーチミンシティ
17:25発21:40着 飛行時間:6:15
4月30日 VN811
ホーチミンシティ - シェムリアップ
11:35発12:35着
5月2日 VN812
シェムリアップ - ホーチミンシティ
19:00発20:00着
5月4日(金) NH932
ホーチミンシティ - 東京(成田)
23:50発07:40着(翌日) 飛行時間:5:50
全日空とベトナム航空のウェブサイトからそれぞれ予約をしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
2012年GWはホーチミンとシェミリアップに6泊8日。HMCからシェムリアップまでの飛行機の都合もあって、HMCに2泊、シェムリアップに2泊、HMCでまた2泊という非効率な旅程になってしまった。
シェムリアップに2泊はかなり短くて物足りないかも、、、と思って、4月30日に午後2時頃にホテルに到着後すぐにホテルのコンシェルジェでこれから手配できるところがあるか聞いてみる。
空港からホテルまではタクシー。ホテルは日本からbooking.comで予約していたVictoria Angkor Hotel。日本人スタッフが常駐していて安心。 -
イチオシ
午後3時間ほどで行けるところということでタ・プロームに行くことに。
ここは翌日も行く予定だったのですが、まぁ、日時が違えば見える風景も違うってことで・・・笑 -
さて。
タ・プロームについて。
ここはジャヤーバルマン7世というクメール王国第20代国王により建立された仏教寺院。 -
ジャヤーバルマン7世はアンコール・トムという都市も建設したことで知られている。
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9世紀に興ったクメール朝は、1431年に首都であるアンコール・トムがシャム王国(タイ)に陥落するまで600年以上続いた。
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タ・プロームは数百年の月日の中で徐々に密林に浸食され、現在も大きな木の根が遺跡に巻き付いた形で保存されている。
木の根の間から奇跡的にみえる石像の微笑は、慈悲深く、神々しい。 -
積み上げられた石の隙間にも根が入り込んでおり、今となっては木の根を除去することができない。除去してしまうと遺跡が崩れてしまうから。
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ジャヤーバルマン7世は在位期間が40年弱と長い。チャンパ王国に奪取された首都を奪還して即位。国内整備に尽力し、前半は善政を行っている。
ただ晩年は仏教を妄信し、多くの仏教寺院を建築する。そのせいで国家財政が傾く。 -
しかし、そうして築かれた仏教寺院は後世、ヒンドゥー教寺院に改築されてしまう。
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元はジャヤーバルマン7世の母の菩提を弔うために築かれたが、ヒンドゥー教に改宗されたときに多くの仏像も頭を落とされ、破壊されたらしい。
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4つの壁で囲まれたタ・プローム。これは第二周壁。中は回廊になっている。
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この遺跡は、樹木が遺跡の上に、隙間に生えている様子が有名だけど、建物としても美しかったのだろうと想像がつく。
低い回廊、壁を覆う彫刻、計算されたシンメトリーな建築。 -
往時には5000人の僧侶や踊り子がここで暮らしていたという。
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タ・プロームを東に出るとすぐ隣にあるのはバンテアイ・クデイという別の仏教寺院
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こちらもジャヤーバルマン7世の創建。
ってか、この人、ほんとにお金使いすぎ! -
Hall of Dancers
ここには広間の名前の由来になっている踊り子達のレリーフが美しく柱を飾っている。 -
踊り子二人でハートマーク♪
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バンテアイ・クデイを東に抜けるとスラ・スランと呼ばれる池がある。
こちらもジャヤーバルマン7世が作った。
王が沐浴するために作ったのだという。 -
この日の夕食は疲れたのでホテルで。
明日の朝はサンライズ・ツアーに参加するから5時出発だしね。早起きするから早めに就寝しましょ。
サンライズツアーはとても良かったけど、これはアンコールワットの旅行記に含めました。↓↓
http://4travel.jp/traveler/kum/album/10692579/ -
5月1日。この日はアンコール遺跡一日ツアーに参加。
前日に行ったタ・プロームにまた来ることに。 -
ここでガイドがめっちゃすごい能力を発揮する。
なんと、鶏の鳴き真似をしながら餌を撒くフリをしだすと、遠くにいた鶏が超寄ってきた!!
鳥好きとしては、この能力、欲しい・・・! -
朝に来るタ・プロームはまた夕方とはだいぶ雰囲気違う。
陽がもっと当たっているので、明るいです。 -
が、その分、観光客も多く・・・
しかし中にはこんなステキな観光客も^^ -
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前日に来たときはもう結構暗くて、いまいちな写真が多かったので誤魔化しのモノクロを多用してしまったので、リベンジとばかりにこの日はカラー♪
同じような写真ばかりでスマソ -
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ヒンドゥー教に改宗されてしまったけれども、こうやって仏教のお坊さん達が再び訪れる。
祈りの場って何なんだろう? -
大きな木の根につまずかないように、慎重に歩いていくお坊さん。
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緑溢れるカンボジアだけど、雨期にくるともっと緑がすごいらしい。
乾期の終わりで一番緑の少ないこの時期で、これだけ緑々してることからすると、雨期にきたらどんなことになってるんだろう・・・!
これは是非とも雨期に再訪せねば。 -
ニコニコマーク?!
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小さい身体だけれども赤と黒の派手派手ボディ☆
大きな動物は全然見なかったけど、こういう小動物は結構いるみたい。 -
アンコール・トムというのは1辺3kmに及ぶ城壁で囲まれた正方形の都市遺跡。
私たちは勝利の門から入ります♪ -
5つの門があり、それぞれの門には四面を巨大な観世音菩薩が飾る。
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門の上の観世音菩薩の顔面近くまで登ることができます。
しかし柵はないので高所恐怖症の方には厳しいかも。
高所に対する恐怖心の麻痺した私はスタスタ歩み寄る^^; -
象のテラスと呼ばれるテラス。今は芝生のこの広場も雨期には大きな水たまりというか池ができるらしい。
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アンコールトムの中心にあるバイヨンという寺院。
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入り口には仏像があり、地元の人たちが祈りを捧げている。
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ここにも美しい踊り子のレリーフが。
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バイヨンは49もの四面仏塔に囲まれている。
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イチオシ
で、こーんなことてみたり。笑
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岩の色が黒っぽいので、いまひとつ写真映えはしないんだけど。
でも、巨大な観世音菩薩像で囲まているのはかなり壮観! -
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中央祠堂は正午ころに訪れると・・・
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イチオシ
アンテロープ・キャニオン的な光の光線が・・・!!
神々しい!!あまりの美しさに超感動! -
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四面の仏像は世界に仏の慈悲が届くように・・・という意味が込められている。
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そんなわけで、あらゆるところから仏様は微かな微笑を投げかけている。
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イチオシ
アンコールトムは広すぎて、この日はバイヨンしか見れず・・・
シェムリアップを観光し尽くすには、1週間くらい欲しいところ・・・ -
戦争の様子を描いた美しいレリーフを見ながらバイヨンを後にする。
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オマケ
この日のランチはアンコールワットの正面入り口近くにあるレストラン。
豚のショウガ焼きがウマ〜☆
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この旅行記へのコメント (4)
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- るなさん 2012/09/06 17:41:30
- おしゃめなkumさん♪
- こんにちは、kumさん〜
お引越し先は決まりました?
先週末は名古屋までオフ会行ってきましたよ。そしてその夜、そのまま京都へまた別の集まりに。こうでもしないとなかなか皆さんに会えないと思って、頑張って江戸から乗り込みました(笑)
kumさんもお会いできたら良かったのにぃ〜って思いますが、いつもお忙しそうで^^;
アンコールワット、まさに聖地ですね。
ブータンもそんな空気感でしたが、ここ、パワーもらえそうです!
この一枚、とっても可愛らしいkumさんが伺えますわ♪
京都そぞろ歩きで日本の美も見直しましたが、どうしても外へ向いてしまう私です。
と言ってもあと数ヶ月は日本オンリーでしょうけど...くすん(ToT)
いつも素敵な写真のkumさんの旅行記、またまた堪能致しましたわぁ〜
るな
- kumさん からの返信 2012/09/10 02:05:55
- 見ましたよ〜!
- るなさん、こんばんは!
いつも有り難うございます!
そして、いつもながらお返事が遅れてすみませんん。。
そうそう!
名古屋オフの旅行記、crossさんのとはな♪さんの、見ました!
るなさんがいっぱい登場してましたね!
顔を出さなくても美人オーラがすごく漂ってるので
皆さんがるなさんを被写体に入れたくなる気持ちが分かります!!
今回は名古屋ってことでちょっと行けませんでしたが、東京で機会があれば参加してみたいなぁと思います。
そうそう、引越は、結局、中目黒にしました。
前に住んでいた赤坂と比較して、住宅地なので土日やっているお店が多いのが嬉しいですが、結構中途半端な美味しさの店が多いかなぁ、というのが今のところの印象ですね。若者も多いし、雰囲気重視なんですかね。
> 京都そぞろ歩きで日本の美も見直しましたが、どうしても外へ向いてしまう私です。
> と言ってもあと数ヶ月は日本オンリーでしょうけど...くすん(ToT)
名古屋のあとに京都にはしごされたと、誰かの旅行記で見て驚きました!行動力がすばらしいッス。たらよろさん辺りとお会いされてるのかしら??
くむ
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- crossさん 2012/09/05 21:39:09
- アンコール・トムってのは、都市遺跡だったのか!
- kumさん、こんばんは♪
カンボジアって言えば、アンコール・ワットだけだと思ってた。
アンコール・トムってのも名前だけは聞いたことがあったけど、都市遺跡のことだったのね。
お勉強になるなぁ。
宗教が、ヒンドゥー教だったこともインプット!
一枚目の木の写真は迫力あるね。
あれって、トイカメラ風に加工してるの?
遺跡に絡み付く巨木もいい雰囲気を出してます。
それに、kumさん登場!
ちょっとびっくりですが、たまには登場も楽しいもんでしょ!
あれは、優しそうに微笑んだ石仏のレリーフにチュってしてる様子ですか?
可愛いとこあるじゃないですか(^_^)
cross(^_^)v
- kumさん からの返信 2012/09/10 01:50:42
- 仏教だったり、ヒンドゥー教だったり・・・
- crossさん、お返事が遅れてすみません><
いつも有り難うございます!
考えてみたら仏教もインド発祥なので、ヒンドゥー教的なバックグラウンドの中で生まれたんでしょうが、私もこの旅行まで、この二つの宗教に共通点があることを意識したことはありませんでした。この地域は仏教とヒンドゥーが勢力争いをしていたようなところがあるので、寺院という箱もその時々の権力者に翻弄されていたみたいです。
> 一枚目の木の写真は迫力あるね。
> あれって、トイカメラ風に加工してるの?
そうです。トイカメ風加工してますね。
陽が暮れてきて、日陰になっていまいちいい写真が撮れなかったこともあり、加工で誤魔化してます。苦笑
> あれは、優しそうに微笑んだ石仏のレリーフにチュってしてる様子ですか?
そうなの〜。ガイドが色々と遊べる写真スポットを教えてくれたので^^v
kum
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