2012/08/17 - 2012/08/27
196位(同エリア998件中)
Chieさん
8月17日から20日まで、アイガー、ユングフラウ、メンヒを縦走しました。
8月17日グリンデルワルドから電車でアイスメーア(Eismmer 3,160m)へ登り、徒歩2時間でミッテレギ小屋(Mittelegi Hutte 3,355m)着。約38名が宿泊できる小屋は予約で満室。1泊2食70CHF 外に翌朝のハイキング用のお茶がタンクに用意されている。サンダルあり。水なし。夕食はスープ、ビーフシチュー、パン、デザート。8月18日4:30朝食。シリアル、チーズ、パン、コーヒー。5:30登攀開始、山頂9:15、メンヒヨッホヒュッテ(Monchsjoch Hutte 3,650m)着13:15. 夕食は午後7時から、パン、スープ、インゲン、ハム、マッシュポテト、デザート。お替りもあります。1泊2食約64CHF. トイレを出たことろに手洗い用の水あり。8月19日3:30朝食、4:15ユングフラウに向けて出発。山頂7:45、ユングフラウ駅9:45.朝食(昼食?)後約45分でメンヒヨッホヒュッテに戻る。8月20日午前3:30朝食、4:15メンヒ登頂開始、山頂6:15.午前7時まで日の出を待つ。7時下山開始、ユングフラウ駅8:15到着。電車でグリンデルワルドへ戻り、ダウンタウンロッジ泊。食事つきも可能だが素泊まり。シャワーと洗濯。私のガイドが宿泊しているグリンデルワルド在住の日本人ご夫妻のお宅で夕食をいただく。チラシ寿司、お肉、ライスヌードルサラダ、ケーキ、お酒とお腹いっぱい。
モンブラン登頂に向けシャモニーに移動。
8月21日午前7:19発の電車でグリンデルワルドからシャモニーに移動。駅から徒歩8分のChamoniard Volantに荷物を預け着替えて、ミディーのケーブルカーに乗り、徒歩1時間弱でコスミックヒュッテ(Cosmiques Hutte 3,613m)着.150人位宿泊できそうだが、7割くらいの込み具合。トイレは込み合うが、手洗い用の水はある。サンダルあり。夕食時にテルモスを渡すと翌日用のお茶やお湯を入れてくれる。夕食はスープ、お肉、ニンジン、チーズ、パン、ライス、デザート。お替りもある。8月22日午前1時朝食。1:40モンブランコスミック稜登頂開始。山頂7:45、コスミック稜下山し、ヒュッテ付近11:15、昼食後ケーブルカー乗り場12:30.ケーブルカーで下山。
天候、行動食、気温、服装、ルートは写真に書き添えます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
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ダウンタウンロッジの概観 5つ位建物があります 駅から徒歩5分 午後9時以降にチェックインする場合は、事前に連絡が必要です。
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グリンデルワルド駅
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ユングフラウ駅には日本のポストがあります。この横にカフェ、お土産屋さん、着席タイプのレストランあり。 レストランは駅構内に2つ位あります。
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アイスメーア駅からミッテレギヒュッテに登頂開始。岩場を下った後、氷河歩き(アイゼン不使用)、岩登りで小屋に到着です。稜線真ん中くらいに小屋が見えます。
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クレバスがあります
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クレバスの脇から、岩登りです。ここがアイガー登攀で一番難しい?という噂もあります。必要な場所には、ハンガー、RCCボルトあり。
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ミッテレギ小屋到着後、アイガーをバックに夕日がきれいでした。
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ミッテレギ小屋とアイガー お茶のタンクとゴミ箱は左側の外に、トイレは右側に2箇所あります。この手前に10名くらい寝られる小屋があり、全体で40名弱宿泊できます。
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8月18日アイガー登頂 1ピッチ目 前半はfix ropeなし この部分はアイゼン不要 同ルート下降はなく、小屋に宿泊している40名弱しか登らないので、マッターホルンのような混雑なし。装備は、ヘルメット、アイゼン、ピッケル(山頂のナイフリッジで使用)、ストック、モンベル皮手袋、Finetreck速乾性長袖上下、モンベルウールシャツとズボン、マムート長袖シャツとズボン、ゲートル、靴下2重、靴はスポルティバEvo。帽子不使用。出発時フリース着用。ハードシェル上着は山頂付近で一時着用。リュックは28L.天候は快晴、無風。朝食時にアミノバイタル、ムサシのNI、CHEN服用、水は500ML準備。途中でNI、カーボショッツ、カロリーメイトを食べた。プラティパスのホースに防寒装備をして3日間使用したが、気温がプラスだったため凍ることはなかった。
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フィックスロープ開始 登りの半分くらいはフィックスロープ 日本で事前にゴボウの練習をお勧めします。ロープはマッターホルンと同じく運動会の綱引きの太さ。しかし、ここのロープは155センチの身長の私が万歳をしないと届かないくらい高い位置にある(全部ではないが)。片手で岩を持つと、もう片手が万歳の姿勢で、バランスが難しい。かといって完全なゴボウをやるにも、ロープの位置が高い気がする。そして、マッターホルンの2倍くらいから3倍位の長いロープの登りです。
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ロープが終わると、有名なナイフリッジ 幅的には、5月下旬の剣源次郎尾根の2峰から1峰へのナイフリッジや白馬岳最終ピッチに行く稜線に似ているが、長さはずっとこちらが長い。
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ナイフリッジを渡り終わり、振り返る
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アイガー山頂 遠くにはツェルマットのモンテローザやリスカムが見えます。
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ガイドは国際山岳ガイドのHarald Juen ロープは30m
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アイガーからメンヒヨッホヒュッテに向けて下山開始 懸垂下降は5回くらい、登り返しも数回あり。アイゼンを付けたり、脱いだりしながら下ります。
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登り返しも結構テクニカルな部分があります
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この先でアイゼンまた装着
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後半の登攀の難所が正面のタワー
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チムニーもあります
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メンヒヨッホ小屋前の観光用セスナ 向こうが駅なので、皆駅から登ってきます。
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メンヒヨッホ小屋 縦走なので荷物が重いのですが、明日はユングフラウに行ってここに戻ってくるので、身軽でいけます。
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メンヒヨッホ小屋概観 向こう側の外にトイレがあります
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8月19日ユングフラウ山頂 始めは氷河をアイゼン無しで歩き、後にアイゼン装着。氷河を左にわたり、右に巻き、雪壁登り後右にでて、岩登りで山頂。山頂からはマッターホルンが見えました。 装備は基本的に昨日と同じだが、ウールの手袋とオーバー手袋を使用。皮手袋、帽子不使用。アンダーウェアを上下とも1枚減らした。
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岩の横は少し凍っています。
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山頂直下の岩場 山頂下の岩登りの部分は、岩が浮いているので注意が必要です。私が山頂で休んでいる間に、登頂者が落石をおこし大きな落石になっていました。
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氷河をわたった後の稜線歩き(下山時の写真ですので、登頂時は向こう側からこちら側に歩いてくることになります)
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雪壁のぼり(登頂時も下山時もここを通ります) この下に不要な荷物やストックを置いて登り、下山時に回収しました。トイレ休憩の場所でもあります。白馬岳の最終ピッチに似ています。
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雪壁登りの後、右上に上がっていきます。
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ユングフラウ駅に向かう途中のクレバス 下山は登頂ルートではなく、山に向かって右側のルートを下り近道しました。
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ユングフラウの駅は中央です
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駅にてお食事!いくらでも食べられると思ったが、半分ガイドに手伝ってもらいました。ユングフラウ駅の気温は到着時7度、風は12km/Hour。
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8月20日メンヒ登頂 山頂でご来光を拝む 装備はアイガーのときと同じだが、ウールの手袋とオーバー手袋が必要。特に山頂でご来光を待つ間が寒く、フリースとハードシェル着用。快晴だが、少し風がある。気温は昨日と同じ。
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メンヒはそれほど難しくないという意見が多いが、山頂付近のナイフリッジはアイガーに準じるものがある。そして、そのリッジを往復しなければならない。雪が緩む時間帯は最悪で、早い時間帯の登攀をお勧めします。
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メンヒ山頂での日の出
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メンヒ全体
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下山後にグリンデルワルド在住の日本人ご夫妻のご自宅で夕食!やっぱり日本食がいい。
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8月21日グリンデルワルドからシャモニーへ電車で移動 乗り換え中
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ミディケーブルカー下山、コスミックヒュッテに向けて歩き出す準備中
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コスミックヒュッテへ向かう途中、ケーブルカーの駅を見上げる。この標高差200mを明日登り返すのが大変なのです。。。
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コスミックヒュッテのベット
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8月22日コスミック稜からモンブラン登頂 気温は-5度位だが強風でした。敗退したグループも多々いたようです。登頂時に山頂から2グループが下山してきました。天気予報は4300mで気温0度、風速50km/hourの予報。服装は、Finetrack速乾性アンダーウェア上下、モンベル冬用ウール上下、マムートシャツ、モンベル冬用フリースズボン、ノースフェースハードシェルパンツ、ノースフェースフリース上着とハードシェルです。靴にカイロを入れました。手袋はカモシカで購入したオーストリア製毛の手袋だけで大丈夫でした。帽子とネックウォーマー着用。ダウン、ゴーグル不使用でした。アックス使用は前半のクライミング部分のみ、他はストックでした。
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これは下山中に山頂を振り返って登頂者を撮影したもの。まだまだ大勢登っていきます。プラティパスのホーサー(カバーつき)には400ml飲料をいれ登頂時にすべて飲み、カロリーメイトを食べました。なお、山頂付近でホースが凍ります。下山時はテルモス800mlを飲みました。
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別ルートからの登山者 グーテからのルートは雪が緩んだためか、自粛になったそうです。
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下山もコスミック稜でした。下ったり、登り返したりが続きます。コスミックヒュッテ付近で昼食(カロリーメイト、カーボショッツなど)です。そして、その後駅まで200mの登り返しです。下山時のシャモニーの気温は、32度でした。
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