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エランの谷(Val d’Herens)の最奥の村、アローラから登ったベルトール小屋(Cab.de Bertol)からの夕焼けと翌朝(7月17日)の景観そして下山の様子を記します。

スイス・ハイキングの旅 2012夏(10) ベルトール小屋 (その2)

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2012/07/16 - 2012/07/17

339位(同エリア525件中)

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ロク69

ロク69さん

エランの谷(Val d’Herens)の最奥の村、アローラから登ったベルトール小屋(Cab.de Bertol)からの夕焼けと翌朝(7月17日)の景観そして下山の様子を記します。

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
高速・路線バス 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 食事が終わって外へ出てみる、斜めの光線を受けて岩場の花と苔が美しく輝いていた。

    食事が終わって外へ出てみる、斜めの光線を受けて岩場の花と苔が美しく輝いていた。

  • 3000mを超える岩場にもこうした自然の生命があることに感動する。

    3000mを超える岩場にもこうした自然の生命があることに感動する。

  • こちらはキバシガラス、クチバシが黄色いのでこの名があるそうだ。エヴェレストでも観察されているそうで、ここでも集団が小屋周辺を飛び回っていた。岩場で休息中の4羽、みんな同じ方向を向いている。

    こちらはキバシガラス、クチバシが黄色いのでこの名があるそうだ。エヴェレストでも観察されているそうで、ここでも集団が小屋周辺を飛び回っていた。岩場で休息中の4羽、みんな同じ方向を向いている。

  • しのび寄る山の青い影、向こうの山々に届くには、今しばらく時間が掛かりそうだ。空の青、氷河の白と影の農い藍色がきれいだ。

    イチオシ

    しのび寄る山の青い影、向こうの山々に届くには、今しばらく時間が掛かりそうだ。空の青、氷河の白と影の農い藍色がきれいだ。

  • その右側、ダン・ド・ベルトール(左右)と中央奥のブクタンへの影が伸び始めている。

    その右側、ダン・ド・ベルトール(左右)と中央奥のブクタンへの影が伸び始めている。

  • こちらのダン・ブランシュとグラン・コルニエも暮れ始めている。柔らかな光が厳つい山肌を覆ってきて、夜のヴェールを掛けようとしているかのようだ。

    こちらのダン・ブランシュとグラン・コルニエも暮れ始めている。柔らかな光が厳つい山肌を覆ってきて、夜のヴェールを掛けようとしているかのようだ。

  • マッターホルンのズームアップ、しのび寄る影とうっすらと色付く山肌、柔らかな雪原の対比が美しい。

    マッターホルンのズームアップ、しのび寄る影とうっすらと色付く山肌、柔らかな雪原の対比が美しい。

  • 小屋の反対側(西側)に回ってみる、直前のクレート・デュ・プランの岩壁全体に陽が差して赤く燃え立つようになってきている。到着時にあった襞々の雪は消えてしまったようだ。プティ・モンコロンはもう静寂の中だ。

    小屋の反対側(西側)に回ってみる、直前のクレート・デュ・プランの岩壁全体に陽が差して赤く燃え立つようになってきている。到着時にあった襞々の雪は消えてしまったようだ。プティ・モンコロンはもう静寂の中だ。

  • 太陽がドゥーヴ・ブランシュの峰に沈もうとしている瞬間、陽の左はラ・サール、ラ・プルルール、手前の左にはモンブラン・ド・シェイロン、ピーニュ・ダローラが見える。空には一点の雲もない。

    太陽がドゥーヴ・ブランシュの峰に沈もうとしている瞬間、陽の左はラ・サール、ラ・プルルール、手前の左にはモンブラン・ド・シェイロン、ピーニュ・ダローラが見える。空には一点の雲もない。

  • 西方向の山々、逆光気味の光の中に静寂と落ち着きが訪れている。

    西方向の山々、逆光気味の光の中に静寂と落ち着きが訪れている。

  • 同じ西方向、陽はすっかり沈んで山々はすでにシルエットとなっている。

    同じ西方向、陽はすっかり沈んで山々はすでにシルエットとなっている。

  • 小屋に入る前にもう一度東側を眺めてみる。ダン・ブランシュ、グラン・コルニエも紅く染まっている。

    小屋に入る前にもう一度東側を眺めてみる。ダン・ブランシュ、グラン・コルニエも紅く染まっている。

  • 色付いたマッターホルンの拡大。

    色付いたマッターホルンの拡大。

  • 一番右の方向、左から遠くダン・デラン、中央のダン・ド・ベルトール、右奥のブクタンと連なる山々も色付いて、暮れるのを待っている。これを最後に小屋に入って部屋に戻る。部屋(定員20名程度)は我が家を含めて8人しかいないので、ゆったりとしている。明日の朝の景観を楽しみにすぐに眠りにつく。

    一番右の方向、左から遠くダン・デラン、中央のダン・ド・ベルトール、右奥のブクタンと連なる山々も色付いて、暮れるのを待っている。これを最後に小屋に入って部屋に戻る。部屋(定員20名程度)は我が家を含めて8人しかいないので、ゆったりとしている。明日の朝の景観を楽しみにすぐに眠りにつく。

  • 7月17日(火)、登攀アタック組は3時半に起きだして4時過ぎには出発した様子だ。5時半ごろ部屋を出て外の天気を確認する、昨夜の好天気と打って変わって雲の多い空だ。アローラ方面は、山山の上部は雲で覆われピークは見えない。大空は青いが、3500m〜4000m位に雲が漂っている。

    7月17日(火)、登攀アタック組は3時半に起きだして4時過ぎには出発した様子だ。5時半ごろ部屋を出て外の天気を確認する、昨夜の好天気と打って変わって雲の多い空だ。アローラ方面は、山山の上部は雲で覆われピークは見えない。大空は青いが、3500m〜4000m位に雲が漂っている。

  • その右手方向のシェーヴル峠方面はやや紅い色が見られて、夜明けが近いことがわかる。

    その右手方向のシェーヴル峠方面はやや紅い色が見られて、夜明けが近いことがわかる。

  • 一方、東側のダン・ブランシュ方面は濃いガスが飛来しておりシルエットもうっすらと見えるだけの状況だ。

    一方、東側のダン・ブランシュ方面は濃いガスが飛来しておりシルエットもうっすらと見えるだけの状況だ。

  • ガスは北からの風に煽られて山を隠したり一部を見せたりと、目まぐるしく動き回っている。時折見える大空は晴れているのに、山々のある付近だけに雲やガスが架かっている。

    ガスは北からの風に煽られて山を隠したり一部を見せたりと、目まぐるしく動き回っている。時折見える大空は晴れているのに、山々のある付近だけに雲やガスが架かっている。

  • ダン・ド・ベルトールは形が見えてもう少し良い状態だが、それでもいつ見えなくなるかの状況だ。

    ダン・ド・ベルトールは形が見えてもう少し良い状態だが、それでもいつ見えなくなるかの状況だ。

  • 6時を少し回ったアローラ方面、山のピークに架かる雲は取れないが紅く染まってきている。

    6時を少し回ったアローラ方面、山のピークに架かる雲は取れないが紅く染まってきている。

  • 時間の経過とともに、眺望は徐々に良くなってくる。プティ・モンコロンもやっと完全な形が見えた。後ろの青空が頼もしい気がする。

    時間の経過とともに、眺望は徐々に良くなってくる。プティ・モンコロンもやっと完全な形が見えた。後ろの青空が頼もしい気がする。

  • モンブラン・ド・シェイロンも姿を見せてきた、さらに右奥のディス湖方面の山々も一部雲があるがもうすぐ見えてきそうだ。

    モンブラン・ド・シェイロンも姿を見せてきた、さらに右奥のディス湖方面の山々も一部雲があるがもうすぐ見えてきそうだ。

  • すでに朝焼けの時間は過ぎているが、ピーニュ・ダローラも優雅な姿を現してきた。

    すでに朝焼けの時間は過ぎているが、ピーニュ・ダローラも優雅な姿を現してきた。

  • 反対の東側は相変わらずガスが多く、ダン・ブランシュやマッターホルンは視界不良だ。小屋から見える右端のブクタンとダン・ド・ベルトール(西峰)は美しく見えてきた。

    反対の東側は相変わらずガスが多く、ダン・ブランシュやマッターホルンは視界不良だ。小屋から見える右端のブクタンとダン・ド・ベルトール(西峰)は美しく見えてきた。

  • その左、ダン・ド・ベルトール(東峰)とブクタンとともにきれいに見えてくる。それにしても青空の色の深さは素晴らしい。こうして眺望の回復を期待しながら待っていると、時間の経つのは速い。6時40分に小屋に入って食堂で簡単な朝食を食べる。これは昨夜から準備してあるものだが、ポットのお湯は結構熱い。我が家だけで食事を終わり出発の準備をする、精算も昨夜のうちに済ましている。

    その左、ダン・ド・ベルトール(東峰)とブクタンとともにきれいに見えてくる。それにしても青空の色の深さは素晴らしい。こうして眺望の回復を期待しながら待っていると、時間の経つのは速い。6時40分に小屋に入って食堂で簡単な朝食を食べる。これは昨夜から準備してあるものだが、ポットのお湯は結構熱い。我が家だけで食事を終わり出発の準備をする、精算も昨夜のうちに済ましている。

  • 7時05分にベルトール小屋を出発、慎重に階段、2連の梯子を下りてからアイゼンを着ける。

    7時05分にベルトール小屋を出発、慎重に階段、2連の梯子を下りてからアイゼンを着ける。

  • 少し氷河を降ったところで、もう一度小屋を振り返って見る。小屋の右部(六角形)が食堂と宿泊室で、左側の細長い部分がキッチンと倉庫のようだ。心なしか空も青くなってきている。雪質は朝の冷気でよく締まっておりアイゼンの効きも良い。ザクザクと踏みしめて進む。

    少し氷河を降ったところで、もう一度小屋を振り返って見る。小屋の右部(六角形)が食堂と宿泊室で、左側の細長い部分がキッチンと倉庫のようだ。心なしか空も青くなってきている。雪質は朝の冷気でよく締まっておりアイゼンの効きも良い。ザクザクと踏みしめて進む。

  • 進む方向には、プティ・コロンからピーニュ・ダローラ、モンブラン・ド・シェイロンまできれいに見えている。流れる雲がその影を山肌に投影している。

    進む方向には、プティ・コロンからピーニュ・ダローラ、モンブラン・ド・シェイロンまできれいに見えている。流れる雲がその影を山肌に投影している。

  • 雪原もほぼ終わりまもなくアイゼンを脱ぐ。快調に歩いたためか、アイゼンを着けて歩いた時間は30分だった(昨日の登りでは、1時間15分のアイゼン登行)。

    雪原もほぼ終わりまもなくアイゼンを脱ぐ。快調に歩いたためか、アイゼンを着けて歩いた時間は30分だった(昨日の登りでは、1時間15分のアイゼン登行)。

  • 今までは見えていなかったモン・コロンが左手に見えるようになってきた。

    今までは見えていなかったモン・コロンが左手に見えるようになってきた。

  • 8時35分にプラン・ド・ベルトールまで降りてきた。トータル時間は1時間30分、休憩・アイゼン脱着時間20分、実歩行時間1時間10分だ。小屋ははるか遠くになって肉眼では微かに認識できる程度だ。無人小屋の真上のドゥーヴ・ブランシュ連峰がひと際高く見える。天気も良くなってきて、ちょっと早く出発しすぎたかなとも思う。

    8時35分にプラン・ド・ベルトールまで降りてきた。トータル時間は1時間30分、休憩・アイゼン脱着時間20分、実歩行時間1時間10分だ。小屋ははるか遠くになって肉眼では微かに認識できる程度だ。無人小屋の真上のドゥーヴ・ブランシュ連峰がひと際高く見える。天気も良くなってきて、ちょっと早く出発しすぎたかなとも思う。

  • 約5分の休憩でスタート、ここからは昨日来たコースとは違うアローラ氷河方面の道を進む。どんどん降ってモン・コロンが大きく見え出してくる。

    約5分の休憩でスタート、ここからは昨日来たコースとは違うアローラ氷河方面の道を進む。どんどん降ってモン・コロンが大きく見え出してくる。

  • アローラ氷河まで行かず途中から右折して昨日のコースと合流する。ほどなくルージュ・ダローラ連峰が見え出すとゴールも近い。右下にアローラの村が一部見えている。9:30に車の数台停まっている場所に到着、地図ではあと40分でアローラとなっているが、10時にバスがあるので是非そのバスに乗りたい、次のバスは2時間以上後だ。ほぼ平らな川沿いの道を大急ぎで歩いて9時55分にバス停到着できた、バスは少し遅れて10:08にやって来た。

    アローラ氷河まで行かず途中から右折して昨日のコースと合流する。ほどなくルージュ・ダローラ連峰が見え出すとゴールも近い。右下にアローラの村が一部見えている。9:30に車の数台停まっている場所に到着、地図ではあと40分でアローラとなっているが、10時にバスがあるので是非そのバスに乗りたい、次のバスは2時間以上後だ。ほぼ平らな川沿いの道を大急ぎで歩いて9時55分にバス停到着できた、バスは少し遅れて10:08にやって来た。

  • 帰りのレ・ゾデール付近から眺めたダン・ブランシュ。朝の小屋からはほとんど見ることが出来ず残念に思っていたが、こんなに幻想的な姿を見ることが出来てうれしかった。左に見えているラ・フォルクラ(La Forclaz)の村も美しく輝いている。

    帰りのレ・ゾデール付近から眺めたダン・ブランシュ。朝の小屋からはほとんど見ることが出来ず残念に思っていたが、こんなに幻想的な姿を見ることが出来てうれしかった。左に見えているラ・フォルクラ(La Forclaz)の村も美しく輝いている。

  • ダン・ブランシュの拡大。流れるやわらかい雲に被われながら、その威厳ある素晴らしい山容を見せている。

    ダン・ブランシュの拡大。流れるやわらかい雲に被われながら、その威厳ある素晴らしい山容を見せている。

  • 10時のバスに乗れたおかげで、11時前にはエヴォレーヌのアパートに帰ることができた。暑くて空腹だったので、ビールを飲みながら急いで昼食を作る。メニューは、ラーメン、醤油やきめし、昆布の缶詰(魚卵まぶし)、素麺(少し)で美味しくいただいた。

    10時のバスに乗れたおかげで、11時前にはエヴォレーヌのアパートに帰ることができた。暑くて空腹だったので、ビールを飲みながら急いで昼食を作る。メニューは、ラーメン、醤油やきめし、昆布の缶詰(魚卵まぶし)、素麺(少し)で美味しくいただいた。

  • 午後は、スーパーまで買出しに出かける。また骨付きラム肉があったのでこれを買って早速、夜に調理する。ラム肉、ズッキーニ、トマト、タマネギの炒め物、高野豆腐の卵とじ、サラダ、ご飯、赤ワインで大満足だった。

    午後は、スーパーまで買出しに出かける。また骨付きラム肉があったのでこれを買って早速、夜に調理する。ラム肉、ズッキーニ、トマト、タマネギの炒め物、高野豆腐の卵とじ、サラダ、ご飯、赤ワインで大満足だった。

  • 赤ワインは、「CHANTEAUVIEUX」と書いてある、ヴァリス産のAOCワイン2009だ。スイスに滞在中は折角だからスイス産で、できればヴァリス産を選んでいる。ワインの味が良く分かる訳ではないが、滞在している地元を応援したくなるのは人情だろうか。近年は、白より赤が気に入っている。<br />

    赤ワインは、「CHANTEAUVIEUX」と書いてある、ヴァリス産のAOCワイン2009だ。スイスに滞在中は折角だからスイス産で、できればヴァリス産を選んでいる。ワインの味が良く分かる訳ではないが、滞在している地元を応援したくなるのは人情だろうか。近年は、白より赤が気に入っている。

  • アパートでの普段の夜は、7時すぎには寝てしまうので夕焼けは滅多に見ない。この夜は、午前中にアパートへ帰ったせいかちょっと夜更かしをして9時過ぎまで起きていた。ベランダから見るヴェージヴィ、ペロック山群の夕焼けも捨てたものじゃない。昨日の朝の残雪はすっかり溶けてしまったようだ。<br />今日の全行動時間2時間50分、実動2時間20分、標高差(降り)1340mだった。今回のべルトール小屋往復は、天候に恵まれたおかげでうまくいった。前日の降雪の影響も少しあったが、常に目的地(小屋)が見えているという安心感が何よりも大きかった気がする。天候によるルートの困難度の変動はとても大きい、好天時の「一般ルート」は悪天候では「難易度のとても高いコース」となるのは心しておくべきことだろう。

    アパートでの普段の夜は、7時すぎには寝てしまうので夕焼けは滅多に見ない。この夜は、午前中にアパートへ帰ったせいかちょっと夜更かしをして9時過ぎまで起きていた。ベランダから見るヴェージヴィ、ペロック山群の夕焼けも捨てたものじゃない。昨日の朝の残雪はすっかり溶けてしまったようだ。
    今日の全行動時間2時間50分、実動2時間20分、標高差(降り)1340mだった。今回のべルトール小屋往復は、天候に恵まれたおかげでうまくいった。前日の降雪の影響も少しあったが、常に目的地(小屋)が見えているという安心感が何よりも大きかった気がする。天候によるルートの困難度の変動はとても大きい、好天時の「一般ルート」は悪天候では「難易度のとても高いコース」となるのは心しておくべきことだろう。

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