2012/07/23 - 2012/07/31
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miemieさん
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玉ねぎ屋根の教会が見たくて、今夏の旅行先に選んだロシア。芸術の都サンクトペテルブルクを後に、黄金の環地区へ移動しました。おなかいっぱい玉ねぎ屋根のロシア正教の教会を見ることができました。
<行程>
1日目 成田→モスクワ→サンクトペテルブルク
2日目 サンクトペテルブルク市内観光
ネヴァ川クルーズ
バレエ鑑賞
3日目 エカテリーナ宮殿、ピョートル大帝の夏の宮殿
深夜の跳ね橋見学
4日目 エルミタージュ美術館たっぷり6時間見学
5日目 サンクトペテルブルク→モスクワ
セルギエフ・ポサード見学→スーズダリ
6日目 スーズダリ観光・ウラジーミル観光→モスクワ
7日目 プーシキン美術館・赤の広場・クレムリン
8日目 ノヴォデヴィッチ修道院・コローメンスコエ
モスクワ→
9日目 成田着
9日間のツアーですが、正味7日間の旅です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
<5日目>
9日間のツアー後半戦の始まりです。
楽しかったペテルブルクを後に、モスクワへ移動です。
6:00ホテル出発のため、昨夜朝食用のランチボックスをもらいました。サンドイッチとヨーグルトと丸ごとリンゴ1個とチョコバーとアップルジュース。サンドイッチはパサパサになってしまったので、ヨーグルトとリンゴを部屋で食べ、出発しました。
ペテルブルクの空港まで20分。国内線なのにチェックインが厳しい。
8:20 ロシア航空の飛行機でモスクワに向かいます。 -
モスクワまで1時間30分の空の旅。朝食が出ました。こっちのクロワッサンサンドの方がおいしかった。良かった。そして、ロシアに来て初めてお手拭きが付いてきました。
-
モスクワまでは低空で飛行します。ペテルブルク周辺は森ばかり。モスクワが近くなると団地が増えてきました。ソ連時代に作られたものだそうです。日本の46倍の国土(1707万平方?)に日本とほぼ同じ人口(1億4500万人)が暮らすロシア。広大な土地だけど生活は厳しい。景色を見ながら思いました。
でも山が無く、どこまでも続く地平線には感激します。山が無いから地震もないとガイドさんが言っていました。 -
9:50 ドモジェドヴォ空港着。
4日目の国際線の入国審査と違い、スムーズに出られると思いきや、大きな誤算で、空港から外に出るのに1時間もかかりました。なぜか?トイレが少ないのです。男性トイレはわずか1つ。女性トイレも2つ。全員がトイレを済ませるまで40分もかかりました。ビックリ! -
11:00 黄金の環に向かってバスで出発。
モスクワは車がいっぱい。大都会です。火力発電所も街中にあります。 -
13:00 モスクワから70?の「セルギエフ・ポサート」に到着。
直訳すると「聖セルギィの家」というロシア正教会の中心的な大修道院がある街。バスから降りると何ともいえず田舎の香りが…。芸術の都ペテルブルクとは違いました。 -
まずは、昼食。キエフ風カツレツ。鶏の胸肉でバターを巻いて揚げたもの。切ると溶けたバターが出てきます。
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ロシア語で「じゃがいも」という名のデザート。日本の「スイートポテト」ならぬ「スイートポテト」のジャガイモ版。
-
14:00〜15:45
さあ、大修道院の見学に行きましょう。ここで初めてカメラの撮影料が取られました。100P 引き換えにCDをいただきます。寄付の気持ち。この「聖なる門」から入ります。 -
ロシア正教らしい金色玉ねぎ屋根に迎えられます。
ロシア正教の十字架はカトリックのクロスの十字架と違います。キリストが十字架に磔にされた時の姿を現しているそうです。屋根の色にも意味があることを初めて知りました。
金色ーキリスト様
青色ーマリア様
緑色ーセルギィ様
黒色ー僧侶
を表わしているそうです。だから、青色頭に星は、マリア様の頭にキリスト様生誕の★を表わしているそうです。ただの可愛いデザインではなかったのです! -
大修道院のシンボル 「ウスペンスキー大聖堂」青い玉ねぎに星の意味を教えてもらったので、納得。「ウスペンスキー聖堂」がいたるところにあると思ったら「聖母マリア昇天」の意味だからだそうです。それも納得!
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鐘楼は「ベルトを巻いた貴婦人」と言われているそうです。青空のもとスーッ立った貴婦人そのもの。
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聖セルギィの棺が安置されている「トロイツキー聖堂」の中は祈りをささげる人たちが行列する位、静粛な場です。写真撮影はできません。
こちらは僧院食堂の内部。これだけでも荘厳です。
14〜16Cに建てられた教会がたくさんあり、大修道院全体がとても美しい場所でした。 -
ここからスズダリに向かい3時間のドライブになります。バスの中ではしばしのお昼寝タイム。ロシアとは言え、日中は暑いのです。30度を超えています。道路沿いには山盛りのスイカも売られています。
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見渡す限りの大平原。大好きな北海道の牧草地の広大版。モスクワを離れると本当に田舎なのです。格差が大きい。
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19:00 スズダリにつきました。
本日の夕食は、一般家庭での夕食と案内がありましたが、こちらペンションのような家庭的なレストラン。「ユリアさん」のお宅です。 -
絶品!「ななかまどとりんごのジャム」に迎えられました。
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サラダもピロシキもおいしい!さっくり焼いてあるピロシキは、右がキャベツ、左がリンゴが入っていました。
飲み物はこの地方の名物「はちみつワイン」。友人は奥の赤い「モルス」。ベリー系のジュースです。この旅行中で一番おいしいモルスでした。 -
メインはスズキのオーブン焼き。これもとてもおいしい。ジャムも含めてすべてユリアさんの手作り料理です。ホッとする安心できる味で今回の旅行中一番おいしい食事でした。
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20:00 本日宿泊の「ソーカルホテル」着。外はまだ明るい。
ホテルはいなか街の中心にあります。ホテルの周りを散歩してみました。こちらのQ&Aで教えていただいたとおり、治安は良さそうで一安心。 -
ホテルの目の前は商業アーケードになっています。昼間はこんな観光馬車に乗る人もいたんだろうな。
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夕陽を背にした「ヴァスクレセーンスカヤ教会」
21:00には車通りもなく、信号も消えていました。スースダリは3?×3?の小さな街。シーンと静まり返った街がとても幻想的でした。ゆっくり休めます。おやすみなさい。 -
<6日目>
こ〜んは素敵な街、寝ていたらもったいない。案の定友人は起きません。4トラの皆さんの情報や昨日の様子から、一人で散歩に出かけます。野犬に会いませんように…。
朝日に輝く「ラザルス教会」 -
民家の窓枠なども奇麗に彫刻されています。長い冬の間に作る装飾だそうです。
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ホテルの前の道をまっすぐ進むと「クレムリン」につきます。7:00にならないと開門しません。そのまま城壁に沿って歩くと、カーメンカ川に架かる小橋につきます。ホテルから10分位。
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誰もいない道を散歩しました。静かな川面に木造教会が映ります。
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橋から逆方向を眺めると逆さ富士ならぬ「逆さイリイーンスカヤ教会」
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地元の方が洗濯に出てきました。こんな静かな風景が独り占めできるなんて本当に贅沢!私も心の洗濯ができました。
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7:00の開門と共にクレムリンにも入場できます。地元の方が早朝からお掃除してくれていました。世界遺産のクレムリンを独り占め。
こんなにゆったり朝の散歩ができたのも4トラの皆さんのお陰です。ありがとうございました。野犬の心配も教えていただきましたが、いました!1時間の散歩の間に3匹もいました。みんな私など眼中ないって顔をして去って行きました。ホッ。 -
9:00〜10:20 観光に出発 バスで木造建築博物館へ。
19Cの木造教会をウラジミールから移築したそうです。釘を1本も使わずに建てた教会。キジ島には遠くて行けないからこれで満足です。 -
この地方名物の大きな ななかまど。
特別栽培の甘い ななかまど があるそうです。
日本では初霜の季節の風物詩なのに不思議な気分です。 -
博物館内では麦類の耕作もしています。19Cのスーズダリの生活を垣間見ることができました。広々して気持ちよかったです。
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10:30 リザパラジェーンスキー修道院の「聖なる門」で写真ストップ。17Cの建物。装飾タイルがきれい。
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10:40〜11:30
スパソ・エフフィミエフ修道院へ。7つの塔を持つ聖堂に迎えられます。緑の玉ねぎだから、聖セルギィだと一人納得。 -
鐘楼では毎時ベルコンサートがあります。高い所で1人の方が手足を使って演奏しています。一般の人も入場できるそうです。時間があったら登ってみたかった。
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城壁に囲まれた修道院の中には薬草園もあります。ここにはハーブがたくさん。こんな素敵なところで作られている蜂蜜酒はおいしいだろうと修道院内で蜂蜜酒のお買い上げ。帰国後飲みました。甘くておいしいお酒でしたよ!
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11:40〜12:20 バスで戻ってクレムリンへ。朝の散歩に来ていてよかった!人がいっぱいです。写真を撮っても必ず誰か人が入ってします。今日は土曜日なので結婚式が多いそうです。クレムリンの中でも写真を撮っているカップルが2組もいました。花嫁さんが美しい。世界遺産の中で写真が撮れるなんてうらやましい!
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クレムリンでの絵画教室かな?のんびりゆったりしたスーズダリの街をとても好きになりました。
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12:20〜13:20 クレムリンから歩いて昼食レストランへ。
きのこのスープとピロシキ。これはおいしかった。 -
壺やき 上のパイ生地を開けると豚肉とジャガイモの煮物。トマト味でおいしいけど量が多いのです。
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ブルヌイ もちもちの生地でおいしかったです。
ここのレストランは当たりかな。
田舎町の方が丁寧な仕事をしていますね。
この後、商業アーケードの前の広場でお土産を買い、スーズダリの街を後にしました。 -
14:00 スーズダリからバスで40分。ウラジーミルへ。
この街も面白い。バスで走っているとガイドさんが、「はい、ここから11C」「ここから18C」と代わるのです。
「黄金の門」で写真ストップ。12Cに作られました。門の上に教会が立っているのです。なぜ、こんなに大きな門が必要?と思ってしまう。だってここも長さ20?×幅4?の小さい街だから。 -
14:15〜14:50 クレムリンへ
ここのウスペンスキー大聖堂が一番美しいと思う。1158年の建物だそうです。かつては全ロシアの大聖堂でモスクワのクレムリンにあるウスペンスキー大聖堂のお手本になったそうです。 -
近くに寄ってみると装飾の細かさ、美しさに圧倒されます。
白い教会群の中でも一番の教会です。 -
ウスペンスキー大聖堂は丘の上に建っています。下に見えるは「シベリア鉄道」の線路。右上に見えるはモスクワまで続くまっすぐな道。見渡す限り大平原です。
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こんなにきれいな公園が併設され、ゆっくり時間が流れています。
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14:50 モスクワに向けて出発です。ガイドさんが「ウラジーミルからモスクワまでまっすぐな道を走ります」と言いました。本当に直線道路なのです。びっくり!さすが広大な土地を持つ世界一のロシア。やはり軍事大国なのですね。
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18:30 モスクワに到着。夕食のレストランへ。
ここは全くおいしくない。写真を撮るほどではない。ガッカリ。
こんな顔になってしまいました。 -
クレムリンの南側、モスクワ川沿いを食後の散歩。
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散歩の途中、「ボリショイカーメンヌイ橋」で見た「鍵の木」モスクワの恋人たちが愛を誓って鍵を実らせている木です。どの国にもあるのですね。
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20:15 ホテルにつきました。
モスクワで2泊する
「ホリディ・イン モスクワ・ソコルニキ」
地下鉄ソコルニキ駅の前で便利なホテルです。目の前に24時間営業のスーパーもあり、お買い物にもハッスルしました。
では、続きはモスクワ編へ
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