2012/08/02 - 2012/08/05
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shinkさん
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旅行記の公開がずいぶんと遅くなりましたが・・2012年の夏は越後妻有でやっている「大地の芸術祭」というトリエンナーレをみてきました。今年の夏は暑かったなあ。
この「大地の芸術祭」は3年に1回行われているアートイベントでして、田舎の風景と現代アートが不思議な混在をしていてとても印象的。そして、のどかな日本の田舎を巡ることができる小旅行を堪能できます。
今回は大地の芸術祭とあわせて、長岡の花火大会もみてくるという3泊4日の旅行でした。国内旅行にしては結構長い夏休みをとってしまった。。
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大地の芸術祭に行く前に、まずは長岡で花火を見物。
夕暮れの風景が美しい。
花火大会は、花火そのものもいいけれど、こうして時間を持てあましながらぼけーっと過ごすという過程も好き。
なにしろ、外で飲むビールはうまい。 -
ということで、花火があがってきました。
火薬に色をつけて?空に打ち上げて楽しむなんてよく思いつくよなあ、すごいと思う。 -
で、翌朝。
これは今年作られた作品。みかん組が関わって作られた作品で、萱葺きの塔が印象的なのだけど、ちょっと南国風な印象もうける。 -
こちらは小学校を改造した「もぐらの館」というスペース。たしかに、もぐら気分になれるところだった。
あとあと思い出すと結構面白い作品だったと思う。 -
なかよしカッパ。
でも、この日差しだとアタマの皿やばいと思う。それくらいに暑い。 -
さて、このエリアではもっとも有名だと思われる、タレルの光の館にやってきました。
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和室の天井がするすると動いてあいていき、生の空が天井に広がります。
宿泊もできるので、いつか天気のいい日に泊まって星空を眺めてみたいなあ・・と思う。 -
光の館からの風景。河岸段丘が広がっています。
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今回の作品での大物。
クリスチャン・ボルタンスキーの「No Man's Land」という作品。
眺めていると、この所有者のいない大量の衣類のやまがジェノサイドの跡みたいに思えてきて、ココロふさがるような感じがしました。。 -
気を取り直して、絵本と木の実の美術館へ。
作品をみる前に、併設されているHachi Cafeでまったりする。
なんと採れたてのキュウリが無料提供中!
普段あまり食べないのだけどおいしかった・・。 -
で、絵本と木の実の美術館の作品。
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ここは3年前の開催時にも来たのだが、そのときはあまりなにも感じなかったが、今回改めて来てみたら、なかなかに楽しいところだった。
時間が経つと価値観とかの変化によって同じモノでも見え方が変わるということか。 -
さて、日も暮れてきたのでホテルにチェックイン。
津南にあるベルナティオに泊まりました。
夕暮れどきに散歩してみて、すごい美しい風景なのだが、蚊がひどい。。 -
敷地内にはよく手入れされた庭園などもあったりします。
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本間純の「森」という作品。鉛筆の森です。
写真でみたときは結構大きな作品なのかと思っていたが、実際は思いのほか小さかった・・。ガラス窓に顔をくっつけて鑑賞する感じ。 -
新潟といえば「へぎそば」。
ということで、へぎそばで有名な由屋に行ってみました。個人的には店のローカルな雰囲気も含めて小嶋屋さんより好き。 -
これも今回の作品。現在地から世界各地への方向と距離が並んでいます。
こういうのをみると旅行タマシイをゆさぶられます。。 -
クリスチャン・ボルタンスキーの「最後の教室」という作品。
これは3年前にみたときにはすごく面白い体験だったのだけど、今回みたときには前回ほどの印象を得ることがなかった。
不思議な感じ。 -
家の中を黒い糸が縦横無尽に張り巡らされてます。ちょっとコワイ。
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キョロロという地域交流センター?的なところ。
なかに入ったら、いきなりヘビが展示されてたので、そのまま出てきてしまった。。 -
今回からの作品。オーストラリアハウスにあったもの。鏡越しにみると文字がわかるという仕掛け。
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星峠の方へ移動してきました。古い家が改造されています。
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脱皮する家という作品。なにが脱皮かというと、家の内装が彫刻刀で削られて脱皮しているという・・・。ものすごい膨大な労力がかかったんじゃないかと思う。
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これは「コロッケハウス」という作品。なんでコロッケなんだったっけかな・・説明聞いたのだが思い出せない。。
ちなみに、この隣の建物はミュージアムショップ的なものがあって、結構面白い品揃えでした。 -
コロッケハウスから眺めた星峠の風景。
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儀明にある「劇場『倉』」という作品。
僕としてはこれが一番お気に入りなのだが、建物の老朽化が進みすぎて、この夏で展示は終了してしまい建物も取り壊されてしまうということ。 -
こんな感じで、廊下みたいなものが山の中につきだしています。
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廊下を歩くことも可能。
ここに腰掛けて眺める儀明の里山風景は本当に美しい。 -
松代に移動してきて、ひさびさの草間彌生。結構大きい作品なので、迫力あります。
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なんかこんなものもあった・・・来年の年賀状の写真にしよう。
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イリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」という作品。よくポスターなどにも使われているので有名だとは思うのだけど、建物の隅にこっそりとあって意外と小ぶりだった・・。
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これ、本物にみえるのだけど、なんとフェルトでできているのです。
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ということで、色んな動物がいます。シッポついているのが園長さん(本当に自分でそういっていた・・)。
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ここ妻有地方は津南ポークという豚肉が有名なので、とんかつ食べてみました。これはうまかった。。
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そして、見渡す限りのひまわり畑。
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イチオシ
これは再構築という作品名。
なにを再構築しているのか分からないけれど、やたらとかわいい。 -
2012年開催の新作、「ブランコの家」。家の中でだれもいないのにブランコだけが動いているのはちょっとホラー映画的ではある。
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電柱に5メートルくらいまで測れるようになっていた。。冬場は雪がかなり降るみたい。
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十日町の山の中。これだけ山の中に囲まれているのか・・と思うとちょっと不思議。ブータンみたいだ。
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名ヶ山の風景。家の中にぽっかり穴があいていて、そこから麦茶を飲みながら里山の風景を眺める。
これが、今回の旅で一番印象に残るものだった。 -
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名ヶ山写真館の遠景。夏ですなあ。
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水田を通る風が気持ちいい。
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で、最後はここで締め。「たくさんの失われた窓のために」というタイトルなのだけど、窓越しにみえる津南の風景が寂しげな感じで「ああ・・もうこの旅も終わりなんだなあ」と思ってしまう。
まあ、実際はここから高速道路の渋滞もあって5時間以上かかって家に帰ったのだが。。
しかし、今年の充実した夏休みの思い出になりました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- わんぱく大将さん 2013/01/14 09:36:53
- キュウリも
- shinkさん
明けました! どないされてますか? 元気ですか?
それにしても、おもろい作品ばかり、キュウリもとんかつもこれも作品かと思ってしまいましたよ。でも、これらの作品見ながら、あれ、ジローナの花フェスの発想かな?と思ってしまいました。
大将
- shinkさん からの返信 2013/01/21 19:45:48
- RE: キュウリも
- 大将さん
ふたたびこんにちはー。ジローナの花フェスってなんですか?
ちょっと気になるので調べてみます。。
とんかつは芸術的においしかったです。。新潟の奥地はあなどれない。。
ちなみに、この芸術祭には11月にもリピートしたのですが、まだ旅行記かけてないという・・。
まあ、今年もぼちぼちやっていきます。
宜しくお願いします。
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- Gizumoさん 2012/11/11 16:54:03
- 楽しめました
- shinkさん こんにちは!
トリエンナーレの作品すごいですね!
写真だけでもかなり楽しめました。
man's landって作品すごいわ。
前半の写真は新潟ってより日本じゃないような不思議な空間でいいですね。
長岡の花火大会の写真もさすがshinkさん、見せ方のセンスよろし。
ひまわり畑も素敵。
充実した国内旅行でしたね。
Gizumo
- shinkさん からの返信 2012/11/19 18:54:10
- RE: 楽しめました
- Gizumoさん、こんにちはー。
お返事遅くなってごめんなさい。旅にいったり、いろいろと遊んでおりました。。
トリエンナーレは楽しかったですよー。じつはあまりに面白かったので、11月のはじめにも再訪してしまいました。
通期で展示されているものもあるので、Gizumoさんもご興味ありましたらぜひ!
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