2012/08/11 - 2012/08/15
292位(同エリア733件中)
カツ丼さん
不惑を直前に控え、三十路最後の思い出にと、前々から行きたかったインドへ行ってまいりました。奥さんは今回はパス・・・ということで、39歳のおっさんが一人でインドへ行くとどうなるか?とくとご覧ください。
行程
8月11日 エアインディアにてデリーへ = ブログ①
8月12日 デリーからバラナシ = ブログ①
8月13日 バラナシから寝台列車でアグラへ = ブログ②
8月14日 アグラ(タージマハル、アグラ城)= ブログ③
8月15日 帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
さあ、出発!
成田→デリーへはエアインディア直行便で約8時間。初めてのエアインディア、いろんな意味で楽しみです。 -
離陸直後にドリンクサービス。もちろんCAは全てインディア。
機体はなかなか古く、パーソナル画面もありません。
利用される方は、時間つぶしグッズをふんだんにもたれた方が良いですよ。 -
機内食です。さっそくカレーが登場!
これ、スパイスが効いてて結構辛いです。
お味は普通・・かな? -
着陸1時間前くらいに軽食が出てきました。
2種類のサンドイッチです。
これを食べて、ちょっとトイレへ行ったら、ビックリ!
この機のトイレは地下にあって、階段を降りたら4つほど並んでトイレがあるのですが、そのうちの一つのトビラが完全にぶっ壊れてて、通路に倒れてました。。。
ここ飛行機だよね!?ちゃんと治そうよ〜 -
そんな驚きを味わいつつ、無事着陸してくれることを祈るばかり。
そして、インド大陸が見えてきました。蛇行する泥色の大河。
いやー!気分が盛り上がってきたよ〜! -
無事デリー国際空港到着!
新しくなったのか、非常にきれいな空港でした。 -
イミグレの上に仏教的な手のオブジェが並んでました。
インドの雰囲気満載です。 -
空港からデリー中心部へ車で移動しました。
今回は空港→ホテルまでの移動が付いているフリーツアーなので、そこは安心でした。
空港→中心部までは約40分くらいです。交通渋滞が激しいので、それがなければもう少し早くつくかもしれませんね。
ここはデリーで一泊お世話になるホテル「RAMHAN」。詳細は口コミを作成しますので、ご覧下さい。
→http://4travel.jp/overseas/area/asia/india/delhi/tips/10344226/ -
ホテルにチェックインしたのが約6時。荷物を置いて、とりあえずデリーの中心「コンノートプレイス」で食事でもしようと、ホテルの裏にあるメトロの駅「Patel Nagar駅」へやってきました。
-
駅のプラットフォームです。
コンノートプレイスまでは5駅程度。料金も格安で20RP(35円)
くらいだったと思います。
ただし、めちゃくちゃ混んでました。男性率90%。
通勤時の山手線レベルです・・・ -
コンノートプレイス到着。すさまじい人波です。
熱気もムンムン。
帰りの為に出口番号をしっかり覚えて、地上へ出ました。 -
薄暮のコンノートプレイス。
たくさんの店、人、車がひしめきあってます。
さあ、どこで夕飯を食べようか・・・? -
立派な建物の間に立ち並ぶ屋台群。
これをチャレンジするには10年遅いか、100年早いか。
ちょっと美味しそうだけど、とりあえず今回はパスしよう。 -
コンノートプレイスをうろうろしてたら、レストランらしき店を発見。しかもビールが飲めそうだ!インドは酒をおいていない店も多く、ビール基準で考えると、店も限られてきます。
そとでスタンバイしてる店のおじさんに聞いたら、10分待って、とのこと。おお、混んでるのね〜。
店名は・・・「INGS?阪急?」・・あっ違う「IGNIS」か。 -
10分経って店に入ったら、真っ暗です。
どうも混んでるからではなく、どうやら停電しているもよう。
まあ、いいかと椅子に座っていたら、ほどなく電気が付いて回復しました。回復したとはいえ、それでも暗い店内でした。
インド最初のメニューは「チキンカレー」とライス、ビールをチョイス。
ビールはきちんと冷えてたし、カレーも辛すぎず、ボリュームたっぷりでなかなかでした。最初にしては上出来でしょう。
全部で946RP(1500円)。さすがデリー、お高こうございますね。。。 -
2日目の朝を迎えました。
この日、関西方面から別便で来た女性2人組と合流し、一路バラナシへむかいます。
合流までにちょっと時間があったので、ホテルの周りをぶらつきました。
天気は良いのですが、大量のハエ攻撃には軽いメマイを感じました(笑)。 -
ロビーで待っていたらホテルのスタッフが熱々のチャイをふるまってくれました。これは美味しかった!!甘くて優しい味です。
そして素敵な女性2人組とも無事合流し、空港へ向かいました。 -
デリー空港の国内線ロビーへ到着。
-
バラナシ行きの国内線に乗り込みます。快晴の天気で気持ちいい〜!
-
デリー→バラナシ間は約1時間30分程度。
眼下には大河が流れています。 -
バラナシ空港到着!歩いて到着ゲートへ。
-
バラナシ空港からホテルまで移動。これはお世話になった「シッダールタホテル」メインガートからはオートリキシャーで約10分くらいの立地です。
詳しくは口コミを作成していますので、ご参考下さい。
→http://4travel.jp/overseas/area/asia/india/varanasi/tips/10344244/ -
ホテルでちょっと休憩後、昼食場所を探そうと、まずはガンガー(メインガート)へ行ってみました。
ホテルの前でオートリキシャーを捕まえて交渉。メインガートまで50RP(80円)で交渉成立!レッツゴー! -
ガートに近づくにつれ、どんどん混んできました。
もう、めちゃくちゃに入り乱れてます! -
通路は牛、ヤギ、犬、猿、人、リキシャー、車。。。
地面には牛フン、生ゴミ、雨水、その他諸々。。。
絶え間ないクラクション、人の喧騒、熱気、湿度、強烈な臭気。。。
全てが一緒になってとんでもない世界を作り出しています。
生まれて初めて体験する未知の世界。
すごい。。。すさまじい。。。言葉がでません。 -
喧騒を抜けたら、目の前に聖なるガンガー(ガンジス河)が現れました。
雨季なのですごい水量です。 -
メインガートではバラモン(僧侶)が説法していました。
-
ガート前ではバクシーシ(喜捨)を求める人々の群れが。。。
これがインドの現実。
廃止されたとはいえ、根強いカースト制度。
これほどの貧富の差を、これからインドはどうやって解消していくのだろうか? -
バクシーシの群れに気持ちを揺られながら、別のガートへ向かって小道に入りました。噂に名高いバラナシの小道。完全な迷路です。
-
細い通路が上下縦横斜めに入り組んでいます。
細い路地には牛や犬もたくさんいて、道は彼らの落し物でいっぱいです。
ここではまず臭いにやられる人がいるでしょう。 -
イチオシ
メインガートから北へ路地を5分ほど歩くと別のガートがあります。
ここは地元の人が多く、メインガートほど騒々しくないので、私は好きです。桟橋みたいなものもあり、そこから見るガンガーも良かったですよ。 -
牛も沐浴しています。人も牛もほんとに一緒に暮らしています。
-
桟橋からみたガンガー。雨季のため大量の水量なんだそうです。
流れも急で、普段ならでるボートも全てクローズでした。
街の喧騒と臭気にやられ、すっかり食欲がなくなっていましたが、この桟橋で休んでいたら、さすがに腹が空いてきました。
遅めの昼食。どこにするか考えていたら、桟橋から見て高台にROOF TOPのレストランがあるのを発見!
ここだ!名前は・・・「ドルフィン レストラン」。よし今日の昼はそこに決定。 -
桟橋から歩いて5分、見つけました。ドルフィンレストラン。
ドルフィンホテルの上にあるレストランです。
これはその入口。 -
ドルフィンレストラン!ガンガー・ガートを一望できます。いいねえ!最高の眺めです。ガイドブックには載ってなかったと思うから、もしかするとすると穴場かも!あとはお味がどうでしょうか?
-
ガンガーを見降ろせます。
風も気持ち良い〜!なんだか嬉しくなってきました! -
メニューも豊富にあって、色々楽しめそうですよ。
でも私はとりあえず「カレー」を食べようと、「エッグカレー」とプレーンナンを注文。ユデタマゴが2つも入って、味もまろやか。なかなか美味い!
1リットルの冷たい水も頼んで、しめて255RP(410円)!
ええやん、ええやん! -
ガートから帰ってきて、ホテルで一休みしたあと、女性2人組と再合流し、一緒にプージャー(夕方のガンジス川での祈りの儀式)を見に行くことに。
これはそのメインガートへ行く途中の屋台で飲んだチャイ。1杯5RP(8円)。
素焼きの盃に入れてくれる熱々のチャイはほんとに美味しかった! -
プージャーが始まる前、バラモンがやってきて額に食紅で印をつけてきました。2人の女性陣にもつけて、その後にお盆を差し出してきました。
そして「20RP!(32円)×3=60RP!」
・・・頼んでないやん!勝手につけてきたのに!
といいつつ、つけられたもんはしゃあないので、3人分だよ!と釘を刺したうえで、20RPを払いました。バラモンはちょっと解せない面持ちでしたが、これは気持ちの問題。これで良いのです。 -
午後7:00 プージャーが始まりました。
信者と観光客で凄い人です。ボートにもいっぱい人がのっていますが、これは有料です。「ボートにのらないか?」「GOOD BOAT! VERY NICE BOAT!」と死ぬほど声をかけられましたが、断り切って乗りませんでした。ボートに乗らなくてもしっかり横から見えたよ〜。 -
鐘がたたかれ、一心にお祈りをしています。
これはメインガートだけではなく、各ガートでしかも毎日行われているそうです。
メインガートは人が多いので、別のガートへ行っても良いかもしれませんね。 -
プージャーが終了し、女性陣二人はホテルの前のレストランへ行かれました。私は昼のエッグカレーがまだ胃に残っている感じがして、今晩の夕食はホテルの部屋でビールを飲むことにしました。
インドではコンビニを見つけられず、とにかくビールが売ってないんです。これは本当に困りました。
このビールは空港からの移動の時のガイドに、マーケットで買ってきてもらっていたものです。マーケットまではちょっと距離があるようです。
とにかく、非常食用として持参した缶詰がここで活きるとは!カレー続きの私にとって新鮮な味で、感動ものでした!
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この旅行記へのコメント (4)
-
- pedaruさん 2013/09/11 05:49:53
- インド
- カツ丼さん 初めまして
「インド一人旅」あまりの面白さに熟読してしまいました。生き生きとした解説が、読者を現地に引きこんでしまいます。
「通路は牛、ヤギ、犬、猿、人、リキシャー、車。。。
地面には牛フン、生ゴミ、雨水、その他諸々。。。
絶え間ないクラクション、人の喧騒、熱気、湿度、強烈な臭気。。。」
このリアルな、表現はインドを余すこと無く伝えていると思います。もう、行った気分、行かなくても十分かな・・・と
pedaru
- カツ丼さん からの返信 2013/09/22 18:51:57
- RE: インド
- pedaruさん 初めまして。そして、嬉しいをメッセージありがとうございます。
初めてインドへ行き、その強烈な体験をなんとか解っていただきたく、そのような表現になりましたが、まだまだお伝えしきれていないと思います。
pedaruさん、百聞は一見に如かずと申します。ぜひぜひ一度インドへ行かれてはいかがでしょうか?
インドは、二度と行きたくないという人と、また行きたいという人に分かれるといいますが、私は後者です。今度は乾季のインドをまた一人で行ってみたいと思っています。
-
- 夏子の探検さん 2013/06/08 01:25:58
- 同じ列車に同じお弁当・・・
- カツ丼さん、はじめまして!
足跡から訪問させて頂きました。ありがとうございます。
この次の旅行編・・・まさか、同じ旅行会社???
「バイシャリ」?
いや〜〜此処は、ガイドの教育が成って居ない!
日本人在住のインド人社長なのに・・・
それはさておき、無事列車降りられて良かったですね。
私達は、逆に乗る時の方が大変でした。
荷物運びの方に、トランクお願いしたりして、走りました!
高額チップを請求されましたが・・・
男子は良いなぁ〜1人で何処行っても危なくない気がする・・・
また、お邪魔しますね。ありがと〜〜〜ぅ♪
夏子
- カツ丼さん からの返信 2013/06/29 13:08:08
- RE: 同じ列車に同じお弁当・・・
夏子さん
旅行記の感想をいただき、ありがとうございます。
楽しく想い出深かったインド旅行から1年が経とうとしています。
またいつか訪問したいと思っています。
ちなみに今年の夏は「コタキナバル」へ行ってきます。今回は相方も一緒です(笑)。
では、また〜
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