2012/08/11 - 2012/08/15
507位(同エリア1057件中)
カツ丼さん
いろいろありましたが、なんとかアグラに到着しました。
さあ、夢にまでみた憧れのタージマハルはすぐそこです。
おっさんインド旅行記最終章です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
寝台列車からかろうじて降りたアグラ駅。
早朝にもかかわらず、リキシャーの誘いがひっきりなしにやってきます。 -
駅から20分くらいにあるホテル。ここには荷物だけあずかってもらいました。
このとき朝6:30。このホテルの最上階が展望レストランとのことで、朝食を食べることにしました。 -
レストランに入ると・・・地震?・・なんか揺れてるな〜と思ったら、ここの展望レストランはゆっくり床が回転する方式で、その名も「メリーゴーランドレストラン」だそうです。
タージマハルは頭だけ見えました。
で、これはインド式のブレックファストセット。
カレー味のチャパティとヨーグルト。なかなかスパイシーで美味! -
ほおばっております。
Yさんに撮ってもらいました。 -
腹ごしらえも終わり、一路タージマハルへ!!目的も一緒なので、今日は3人で行動します。
ホテル前の道路をまっすぐいけば着くとのことで、とりあえず歩き始めました。
道路にはウシ君や・・・ -
働き者のウマ君などがおり、賑やかです。
でも、バラナシの喧騒に比べたら、こちらの街の方がなんとなく紳士的?です。 -
何も考えず3人でしゃべりながら2キロほど歩いていたら、タージマハルの門が見えてきました。
しかし、またここで問題勃発!
門にたどり着いて、さあ入場しようとチケット売場を探しても、どこにも見当たりません。警備員に聞いてみると、なんとチケットセンターは今来た道を1キロほど戻ったところにあるとのこと!
また戻るの?っていうかそんなのあったか?
これはややこしいよ、タージさん。。。 -
とはいえ、チケットを買わないことには入れないので、来た道をそのまま1キロほど歩いて戻ると、チケットセンターが見えてきました。行きは逆路肩にあって、しかもこんなところにあるとは知らなかったから気が付かなかったよ。
これからタージマハルに行かれる方は要注意ですよ〜! -
チケットセンターではタージマハルやアグラ城のチケットも売っています。また、タージマハルに入場する上で持ち込めないもの(お菓子、ガム、キャンディー、タバコなど)をここで預かってくれます。ちなみにカメラは持ち込み可能です。
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外国人ツーリストは750RP(1200円)。
さすが世界遺産。お高めですな。
でも、このチケットにはタージマハルの建物に入る際の靴カバーと、500mlの水が付いてきますし、このチケットセンターから先ほどの入場門までの無料電動バスに乗ることができます。 -
チケットセンターの入口で無料の水をもらいます。
普通にジュースも買うことができますよ。 -
やっとの思いでたどりついた念願のタージマハル。
いよいよ入場です。
この門をくぐると、セキュリティーチェックがあります。
男女別に並び、手荷物検査→ボディチェックです。 -
入場門をくぐり、園内に。
手入れがされていて非常にきれいで気持ちいい〜! -
さあ、この門の向こうにはタージマハルが・・・
-
イチオシ
どーーーーん!!!!
・・・・・感動です。言葉になりません。 -
きれいな左右対称・・・
美しいタージをつまんでみました。 -
そしてこのポーズもお約束。みんなやってました。
-
いよいよ廟内に入ります。
中は撮影禁止です。
360年前に造られた王妃のお墓。総大理石のお墓。。。そりゃ国が傾くわな。 -
廟内は土足厳禁。靴カバーをつけるか、裸足になるかです。
私らは大理石の感触を確かめたくて、迷わず裸足になりました。
雨にぬれた冷たい大理石の感触は忘れられません。 -
廟の裏に出ると、目の前にヤムナー河が。
建設したシャージャハン王はこの対岸に自分の墓として黒いタージマハルを造る計画だったらしいのですが、財政難で頓挫したらしいです。このタージマハルだけでも荘厳すぎるのに、そりゃそうだ。
でもちょっと見てみたかったなあ。 -
廟内で写真をとっていると、インド人御一行様がやってきて、私達も写して〜とのこと。
写すと、キャアキャア大騒ぎ。どうやら写真が好きというよりも、写されるのがお好きなんですね。 -
それにしても、タージマハルはどこから見ても絵になります。
-
インドっぽくヨガポーズで・・・私はシェー!
-
タージマハルを堪能した我々は、一路アグラ城へ。
タージマハルからアグラ城へはオートリキシャーで約10分。
50−100RP(80円〜160円)が相場です。 -
イチオシ
アグラ城!ムガル帝国の権力の象徴!
アクバル大帝、シャー・ジャハン・・・昔勉強した世界史が断片的に思い出されます。
外見はタージマハルとは違って、勇壮な感じです。
タージマハルより100年ほど前に建設されたそうです。 -
赤茶色の豪壮な城壁が続きます。
-
豪壮な中に細やかな細工があり、大変魅力的な城です。
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城内へ続く道。
450年前にこの道をアクバル大帝が駆け抜けたかと思うと、胸が躍ります。 -
城内は庭園になっており、リスたちが走り回ってました。
-
大変キレイに手入れされています。
ここも含め、タージマハルやサルナートなどの庭園はすごいキレイなのに、街はゴチャゴチャ・・・インドのこのアンバランスが大好きです。 -
そしてアグラ城の城壁近くに上ってみると・・・
タージマハルがヤムナー河に浮かんで見える!!
絶景!!
個人的にはここから見るタージマハルが一番美しいと思います。
ずっと眺めていたい・・・ -
カメラ技術が稚拙なのでうまく表現できませんが、肉眼だともっと近くにタージマハルが見えてます。
-
貴賓謁見の間です。こちらも大理石。
見事やなあ・・ -
外観とは異なり、内部は美しいデザインで装飾されています。
-
中で写真をとっていたら、インド人の若者が近づいてきて、写真を撮ってくれないか?とのこと。もちろん快く写してあげたら、今度は一緒に撮ろうとのこと。
いいよ〜!じゃあ俺のカメラでも撮るね〜!
プチ国際交流大成功! -
アグラ城を堪能し、ホテルへ帰ることに。
-
運の良い事に見学するときだけはカンカンに晴れて、移動するときに雨が降りました。晴れ男の面目躍如!
ちなみになぜ私が上下赤い服なのかというと、寝台列車で何も考える暇がないほどあわてて服を着たからです。。。合掌。 -
ホテルに帰って12:00に出発。一路デリー空港を目指します。
空港へはこの車で約5時間。
明日15日がインドの独立記念日ということで、準備やらセキュリティ強化やらで、道が大渋滞の予想だそうです。 -
2時間ほど走ったのち、途中で立ち寄ったドライブイン。
ここで昼食と休憩です。
車内はおもろいドライバーのおっちゃんのおかげで楽しく過ごせました。ミニインド語講座もしてくれて、勉強になりました。
TATA〜(バイバーイ)!だけはしっかり覚えました。 -
麺が食べたくて、チリガーリックヌードルを頼んだら、中華風の焼そばのようなものが出てきました。
ピリッと辛くて、美味でした! -
空港まではあと2時間程度。
このたびは本当にお世話になりました。おかげで楽しい旅になりました。素敵な旅の友に感謝! -
食事のあと、レストランの外でちょっと休憩。
田園風景の中を列車が走っていきます。
・・のどかだなあ。 -
レストランの外にベリーの実がなっているから食べるか?といわれ、取ってもらいましたが・・・
-
超ニガイ。
ごめんやけど、ちょっと無理やわ。 -
レストランを出発し、やはりデリーに近づくにつれ渋滞もひどくなり、空港についたのはPM6:30。7:00にチェックイン開始なので、全然セーフです。
早々に荷物を預け、この旅行でなかなかありつけなかったビールを飲もうと、空港のレストランへ。 -
ぷはーっ!やっぱり冷えたビールは美味い!
ちなみにこれ、グラスはバドワイザーだけど、中身はインドローカルのキングフィッシャービールです。
でも、これも通常のメニューには載ってなくて、聞いたら出てきた感じです。 -
ポテト&ベーコン。ヨーグルトをつけて食べると美味しい!
-
サテ!私の大好物。ビールにあうんだよね。
ピーナッツソースがまた美味いのよ。 -
さあ、腹も心も満たされました。
あとは帰りのフライトで爆睡するのみ。
TATA〜インド〜! -
帰りもエアインディア。
人が爆睡してるところ親切にもわざわざおこして、機内食を食べさせるという暴挙(笑)。
しかも味は・・・???
特に左上のロールケーキのシロップ漬には軽いメマイを感じました。 -
着陸2時間前。
またも人が爆睡しているところを親切におこしていただき、機内食を食べさせてくれました(悲)。。。 -
そんなフライトも無事成田へ到着しました。
今回のインド旅行、人生観が変わるとまではいきませんが、これからの私の人生において、間違いなく影響を与える旅行だったと思います。
人も動物も、生も死も、全てが渾沌と一緒になって、生活している。激しい貧富の差、どうしようもない貧しさ。一体何が正しくて、何が常識なのか。もしかするとそんな考え自体もインドでは無意味なのかもしれない。
そして、日本にない豊かさをたくさん見た気もします。
インドの子供たちの目はキラキラと輝いていました。
小さな部屋で大家族がひしめきあいながらも、笑顔で暮らしていました。
日を重ねるにつれ、もっともっとインドを知りたくなりました。また、ぜひ再訪したいと思います。
追伸:今回一人旅に行かせてくれた奥さんに感謝します。
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