2012/08/04 - 2012/08/07
177位(同エリア861件中)
tacoさん
今年は欲望を押さえ切れず、春から台北に小出しに行ったのが失敗だった。
どうも夏休みを前に肝心のモチベーションが上がらない。美食や世界遺産もめぼしいところが思い浮かばない。。。まずい。。
そうとはいえ、一度はクロアチアでも行こうかな〜、なんて航空券をポチポチ探してみても、どうも今年は高い。北海油田のお膝元、北欧系フライヤーも今ひとつ高い。。。じゃあ、ということでLCCをチェックしてもすでに安い席はない。むむっ、まずい完全に出遅れた(泣)
さて。こういう困ったときは、綺麗な海とおいしい料理、微笑みの国、そうだ!タイへ行こう♪といことで、早速、大好きなエヴァソンプーケットをググるが最新情報があまり無い。何故?うわっ・・・HPを見て愕然。今年の5月で10年の営業に終止符。確かに老朽化は否めず、シックスセンシズの中でも毛色が異なるところもあったが、クローズしてしまうとは寂しすぎる。。。
敗北感の漂うなか、古いFIGARO紙を引っぱり出したり、いつものSplendia.comでお宿を探してみると、おやっ!いいのがあるじゃない!!しかもHPをみると、大好物のスペシャルオファーまで発見。その名も「Peace of mind」。3泊しても支払いは2泊分という、懐もやすらぐ素晴らしいプランだ。
そうなると航空券も探さねば!っと、この時期ではタイ航空羽田便は高いのしか残ってない。
困った・・・と思っていた時に、出た!JALとタイ航空の奇跡の提携便。One WorldのJALなのに歴史をたてに、Star AllianceのTG便を買えてしまうANA怒りの反則提携便がこれ。しかも数分違いのTG便よりもはるかに安い♪
早速ポチり♪ということで、今回は深夜の羽田便を使いバンコク経由の朝クラビに決定♪
プチ贅沢なPhulay Bay A Ritz Carlton Reserve(プーレイベイ・ア・リッツカールトン・リザーブ)のもてなしに感動し、絶景を見渡すプールの中心であまりの楽園感に絶句し幕を開けた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 航空会社
- JAL タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の夏旅では、短い日程の中でどれだけ滞在時間を伸ばせるかにもこだわった。
そのため、羽田を金曜深夜に出発し土曜の朝にはクラビ着、そして帰りも昼過ぎまでクラビで遊んで、翌早朝に羽田着とするとほぼフルに現地で遊べることになる。
羽田ではいつもの「つるとんたん」で腹ごしらえ、後は寝るだけの状態で機内へ乗り込んだ。25:00発(土用AM1:00)のJAL33便バンコク行きは週末、そして8月さらに767ということもあって満席だ。
バンコクでは国際線から国内線への乗り換えとなり、広大なDuty freeゾーンへも行けず2時間の暇つぶし。フードコートはモーニングメニューが充実しており、冷房の効いた席で朝粥を食べながら、蒸し暑そうな曇り空を眺める。
クラビへの国内線は欧米人が大半で、中華系>朝鮮系>インド系>そして日本人数人。みんなすでにバカンスモード♪機材はA300-600で思ったよりも大きい。明るい機内ではクルーの人懐っこい笑顔があふれていた。残りは天気だけかなぁ〜。 -
雨季だけに半ば天気はあきらめかけていたが、空港に到着すると抜けるような青空と、強い日差し、むむっ?意外にもからっと湿度も低い!
バゲッジクレームと税関(特に何もないが)を抜け、まずは銀行で両替。
バンコクのスワンナプームが1タイバーツ:2.63円だったのに対して、クラビの空港では2.51円と5%少々もお得!ラッキ〜。
タクシークーポンは行き先によって料金が設定されており、受付のお姉さんにホテル名を伝えると、料金(800バーツ)を書いた紙を渡される。
その紙を持っていると、ピンクポロシャツを着たタクシー運ちゃんが近寄ってくるので、紙を渡すと、カートを押して空港外へ。そこで、なにやら配車担当者へ行き先や車のナンバーなどを告げ、その時に配車担当のお姉さんに初めてお金を払う。ふむふむ。
タクシーはエアコンも程よく快適だった。
途中、タクシーチェックポイントとかいってツアー会社に立ち寄るのはご愛嬌。ピピ島へのアイランドホッピングなどいくつかの現地ツアーを紹介されるが、特に考えていない旨を伝えると、パンフレットと連絡先を渡される。数分の事。
結局しょうみ40分ほどで高い壁と厳重にセキュリティーされたホテルに到着。 -
今回のお宿Phulay Bay, A Ritz-Carlton ReserveはFIGARO紙の昨年6月の特集で掲載されていて、あまりに素敵なお部屋と絶景を望むインフィニティープールに憧れていた。
予約はHPのスペシャルオファーから特に目を引いた「Peace of mind」というプラン。3泊で2泊分、5泊で4泊分、7泊しても5泊分と宿泊日数に応じて、1泊〜2泊分の宿泊料が減額される、なんとも庶民の高望みには打って付けのプランだ。
さらに朝食やWifi、国立公園に指定されているホン島への送迎などもしっかり付き、細かいところではネスプレッソのポットや冷蔵庫のソフトドリンクは無料で毎日補充されるという超お得なプラン。むふふ。。
そもそもは高いホテルだが、これならなんとか指先ぐらいなら届きそう。。。ということで、旅行代理店や、ホテル予約サイトも散々調べたが、結局このプランにかなう価格は見あたらず、それに、万が一雨続きでも、ここならホテルライフも楽しめそうだということで決定した♪
到着すると、アライバルパビリオンへ通される。不思議と違和感のない紫色の高い壁を抜け、水辺に浮かぶように配されたタイ古式様式のパヴィリオンで支配人のCarlosから歓迎を受け、滞在中お世話をしていただくバトラーを紹介される。
こういう時、英語が堪能だと気の利いたトークもできるのだろうが・・・ウェルカムティーを頂きながら泣く。 -
外界と遮断され、渇いた空と、鳥のさえずり、流れ落ちる水の音につつまれたここは、楽園への入り口を彷彿させる
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さて、チェックインの時間までは、まだしばらくあるな〜と思っていると、“部屋の準備はできているから行きましょう”と、ありがたいアーリーチェックインのお誘い。
バトラーの運転するカートに乗せられ、緑溢れる敷地の中、しかも丁寧に管理された迷路のような細道を走る。 -
お部屋はNo61のオーシャンパビリオン。
-
イチオシ
リゾート内の高台にあり、さらに2階建ての2階のため最も見晴らしが良い。さらに108平米の広さを持つ。
ベットに横たわりながらもきらめく海の水面を望む。これこそ絶景♪
そう言えば、この時点でまだAM11:00。
金曜日はPCに向かって普通に働いて⇒寝て起きたら⇒次の日の昼前にはこれ!正直驚く! -
海を見渡すテラスより室内を望む。
ちなみにテラスには大きなデイベットが置かれ、そよ風を吹かすファンが二つぶら下がり、朝夕の水面のきらめきをを楽しむには最高の場所。 -
部屋の一番奥には大理石で出来た広大なバスルーム。
ターンダウンの後は毎日フラワーバスにしてくれる気配り♪ -
全体的にエスニックな雰囲気は、伝統的なタイ様式に縛られる事無く、アラビアンテイストも上手く取り入れたオリジナルのものだ。
バスから望む景色も開放感に溢れ、ここを中心に設計されたと言っても過言ではないだろう。 -
オリジナルのアメニティーには、SPF50の乳液タイプ日焼け止めもある。
-
ビーチバスケットには大判タオルが二つ。
ただし、ホテル内やホン島ではスタッフがタオルは持ってきてくれるので、このタオルを持参する必要は無く、結局デイベットに敷いて使っていた。 -
楽園には時計は似つかわしくないと、貴重品と共に金庫の中へ。
-
ウェルカムフルーツならぬウェルカムアペタイザーのミエンカム。
チャップルーの葉にライム、ピーナツ、干し海老、たまねぎ、唐辛子と、ココナッツを少量のせてチリソースを垂らして食べるおつまみ。
くう〜初めて食べたが。アジア系の癖のありそうな見た目なのに全然そんなことは無く、期待を裏切るさわやかな味は、これはこれで癖になる味♪ -
イチオシ
荷解きが終わり、一通りクローゼットにしまったらビーチサイドのメインプールへ。
早速部屋の電話からバトラーを呼ぶと数分で迎えにきてくれる。
ぎりぎり一台が通れる幅のカート路は起伏に富み、S路や石橋、植物や滝など何度通ってもあきさせない。
インフィニティープールはアンダマン海に浮かぶクラビの島々を望む絶景♪
ゆる〜く吹き渡る風と、水面のキラメキ。空と海とプールの作り出すブルーのグラデーションの中に心まですいこまれていく。
この空間、凄い!うわ〜なんも言えね〜。。。
ここに来られたことを心底感謝したくなる程素晴らしい景色だ。
プールの中心でぷかぷか身を任せながら、しばし絶句。 -
ビーチバーでは飲み物の他、軽食も頼めるが、わざわざ行かなくとも、プールサイドのベットやヴィラでゴロゴロしながらいただける。
ちなみに、ヴィラやベットの足下にはクーラーボックスが置かれ、中には冷えた水やココナッツが入っており自由に飲める。入ってなくても、言えばもちろん持て来てくれる♪ -
プールサイドも無料のWifiが繋がり、iPadやiPhoneをいじる姿もなんだか様になる。
-
インフィニティープールのエッジ先にもプールが。
流れ落ちる水の音に癒される。 -
イチオシ
南国の水辺にはことのほかモヒートがよく似合う。
ここのは何故色が付いている?と疑問に思いつつも、やっぱりライムやミントが新鮮だから美味い♪(結局あまりに美味しいので毎日頂き、最後には作り方も教えてもらった。フフッ)
緩い時間と溶けいく氷のように、いつしか昨日までの仕事モードは遠い彼方へ。。。
★★★★★
■mojitos 400THB -
ちょうどお昼だったので、チキンウィングとクラブサンドを頂く。
マンゴーBBQソースのチキンウィングは程よい甘辛で、外はカリッカリの中はジューシー。これはとてもプールサイドレベルではないな!
★★★☆☆
■chicken wings 600THB -
クラブサンドはサクッ♪とトーストされたパンにカリカリのベーコンやグリルチキン、新鮮なレタス、トマトなど具沢山でしかも大きい。
特に付け合わせのフレンチフライは、外側はカリッカリッ!中はホッコリ♪で、まさかこんなところで、人生で一番美味いポテトに出会ってしまった。。。
このあたりの手抜きの無さはさすがリッツブランドだ!
★★★★★
■the club 700THB -
腹ごなししてなお昼過ぎ。
プールに身を漂わせ、小鳥のさえずりや風の音に耳をすませる。
あ〜こんなに空を見上げたのは一体いつだろう? -
グラスを伝い楽園の空気が水へと帰る。
-
夕方前に一旦部屋へと帰り、サンセットの準備。
今日はビーチにあるサンセットラウンジバーに17:30から子供の象が遊びにくるとのこと。アンダマン海に沈む太陽と象の組み合わせなんて、タイらしくて素敵♪
が、まだ誰もいなかった・・・ -
サンセットの時間はビーチバーのChom Tawanではハッピーアワーを開催中。
大好きなモヒートが2杯でお会計は1杯分♪
おつまみも美味しそうだ。。 -
ホテルオリジナルのタイモヒートから、フレッシュコリアンダーの入ったcorianderと、レモングラスとマンゴーが入ったlemongoを頼んでみた。
口当たりよく、なんともジューシーで美味し♪がもう少しAlc.感が欲しい。。
★★★★☆
■thai mojitos ×2 800THB→400THB -
おつまみはレモングラスと豚肉の揚げ春巻きpoplat thord。
相変わらず皮はかりっかりっで、でも全く油っこくない。。。
ここまで美味いと揚げもの職人がいるに違い無い!!
★★★★★
■ thaipas ×1 :poplathord 320THB -
夕日を見ながらマッタリしていると、象さんがやってきた♪
みんな恐る恐る触ったり、記念撮影したりで盛り上がる。
スタッフがバナナを配ってくれるので、餌をあげてコミュニケーション。 -
象さんは優しいので、こんな小さな子でも大丈夫。
-
子供は乗せてもらって楽しそう。
が、むしろその写真を撮る親はもっと大はしゃぎ。。。 -
清々しい空(雨期ですが?)の色は徐々に濃淡を増し、水面が黄金色に輝きだす。
-
ビーチサイドのデイベットに寝転びながら、太陽の沈み行く様をただ眺める。
とても贅沢な時間。
ただし、珍しい雲を見つけるとついつい、あっ地震雲?とういうツレはやめて欲しい。。。 -
そういえば着いてから何かしか食べ続けているため、あまり空腹でもないのだが予約しておいたタイ料理Sri Trangへ向かう。
レストランはビーチから芝生の庭を挟んで建ち、真ん中にメインダイニング、左右にタイレストランとライブラリーが並ぶ。
ちなみにこの芝生の中庭は、あのハングオーバー2のウェディングシーンに使われており、最後にボートが突っ込むシーンはCGではなく実際に撮影され、凄かったよ!とバトラーが興奮気味に教えてくれた。 -
Sri Trangの内装はこれまた素敵だ。
-
でもせっかく天気もいいので今日はテラスで軽く頂く事とする。
メニューはトラディショナル中心で好感。 -
シンハービールを頂きながら、突き出しのえびせんをパリパリ♪
-
久しぶりのビールだが、暑い国には合います。
★★★★★
■singha×4 640THB -
サラダはヤムウンセンが食べたいが見当たらないな・・・と人懐っこい笑顔のスタッフに聞いてみると、メニューにはないけどシェフに聞いて見るとの事。しばらくして、大丈夫OKでました♪シーフードで良いよね?と確認をもらい、本場のヤムウンセンにありつく。
フフッ美味い。
★★★★☆
■yam wunsen 480THB -
外せないトムヤムクン。
意外とトムヤムクンの味でレストランの質と言うか、材料の善し悪しや手抜き具合が分かる。
トムヤムペーストをベースに、レモングラスやバイマックルー、カーを惜しげもなく使っていると華やかな香りに、コクはチキンスープとエビの出汁、そしてココナツミルク。酸味はライムだけでは弱いので、タマリンドを加えると◎
ここのは酸味、香り良く、具沢山で美味しいのだが、ちょっと残念なのはスープが少なかった。。。
ちなみにヤムウンセンとともに辛さは控えめだった。
タイ南部の辛さはハンパ無いと聞いていたので、ついついマイルドをお願いしたのだが、もう少し辛くていいかな。まあ足りない分にはプリッキヌーをもらえば良いから問題なし。
★★★★☆
■tom yum goong 360THB -
そんなにお腹が減っている訳でもないので、メインは魚のライム蒸し。
以前プーケットで食べた時には豪快に1匹まるまる蒸されてきたが、ここのは丁寧に3枚におろしてから蒸し上げるようだ。
おろされたシーバスは残念ながら迫力こそ無いが、骨が無いので食べやすい。
この他、ジャスミンライスと黒米が付いてくるので、かなりお腹も苦しい。。。
★★★☆☆
■pla nung manao 680THB -
お部屋までの帰りもバトラーを呼んでもらう。
目の前にはハングオーバーのセットがライトアップされて綺麗。
今日は二日酔い(ハングオーバー)にはなる程飲んではいないが、そういう反面教師にも見えてくる。 -
カートが来るメインダイニングの2階はちょっとしたウェイティングルーム。
-
うわっ!部屋に帰るとすっかりターンダウンされて、昼間とは違った艶やかな感じ。
-
イチオシ
重厚な扉の奥には、まるで秘宝が隠されていたかのように輝くバスルームがまっていた。くうっ〜なんて、心憎い演出なのだろう。。。
-
見上げれば無数の星空。
バスには花びらが浮かぶ。
刹那な夜をこれでもかと楽しませるのも楽園の所以だろうか。
明日はもう一つの楽園、国立公園のホン島へzzz~
続きはこちら
http://4travel.jp/overseas/area/asia/thailand/krabi/travelogue/10695881/
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