2009/06/20 - 2009/06/20
419位(同エリア595件中)
naoさん
紀伊山地に点在する「吉野・大峯」、「熊野三山」、「高野山」の三つの「山岳霊場」と、そこに至る「参詣道」、いわゆる熊野古道は、古くから都びとをはじめ全国の人々が畏敬の念をもって訪れた所で、その世界に誇れる文化的価値の高さから、『紀伊山地の霊場と参詣道』として世界遺産に登録されています。
今回、この「熊野三山」の一社で、日本サッカー協会のトレードマーク「八咫烏」でも有名な熊野本宮大社に参詣した後、熊野古道中辺路をめぐります。
熊野本宮大社は、元々熊野川をはじめとする3つの川の合流点にある「大斎原(おおゆのはら)」と呼ばれる中洲にありましたが、明治の大水害により現在地への移転を余儀なくされ、大斎原には日本一高い大鳥居が残っています。
参道の158段の石段を登れば、門前に「八咫烏」の由緒書が立てられている神門に至ります。
神門をくぐり、檜皮葺きの古色蒼然とした社殿が3棟並んでいるのを見ていると、いにしえびとの神聖な信仰心に触れられる気がしてきます。
なお、境内には「撮影禁止」の看板が掲げられていますが、社務所の方に撮影をお願いすると、「記念写真として個人で楽しむのはいいですが、ホームページやブログにはアップしないでください」との事なので、社殿の写真は掲載していません。
熊野本宮大社への参詣を先にした関係で、その参詣道である熊野古道中辺路を、本来の順路とは逆に遡ることになりました。
継桜王子を皮切りに、箸折峠の牛馬童子像、近露王子、滝尻王子とめぐり、途中、とがの木茶屋や熊野古道なかへち美術館にも立ち寄ります。
初めて古道の森深く分け入りますが、少しでもいにしえびとの心情に触れられればいいな〜、との思いを胸に一歩を踏み出しました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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熊野本宮大社へ向かう途中、「熊野市百夜月軌道等運搬施設」なるものを見かけました。
これは、地場産業で使われる原料加工品を、北山川を渡って運搬するために設置されたもので、早い話がラジコン式ロープウェイのようなものです。
なお、是非とも「百夜月」の意味を知りたいと思っていますので、もし、ご存知の方がいらっしゃったらご教示をお願いします。 -
さて、北山川に沿って走ります。
「熊野市百夜月軌道等運搬施設」はこの川を渡っています。 -
とても緩やかな流れです。
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水もきれいです。
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川は人々の生活の根拠であると同時に・・・
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旅人をも誘います。
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なかなかの絶景です。
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熊野本宮大社が元あった場所に立つ大鳥居が見えます。
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確かに、日本一は言い過ぎではなさそうです。
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さて、鳥居をくぐれば熊野本宮大社への参道です。
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158段の石段を登ると・・・
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神門に至ります。
神門をくぐり、古色蒼然とした社殿を見ていると、自ずと神聖な気持ちになってきます。
そうだ、お願いしておかなくっちゃ・・・。
もちろん、なでしこジャパンの活躍を祈願してきました。
そのおかげで、ワールドカップで優勝することができました。 -
神門の前には、日本サッカー協会のトレードマークである「八咫烏」の由緒書が立てられています。
この中で、「八咫烏」が使われている理由が簡単に触れられています。 -
さて、次に熊野古道中辺路へ向かいましょう。
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スタート地点は継桜王子です。
名前の由来は、藤原秀衡が滝尻の岩屋に残したわが子の無事を祈念し、桜を手折りして別の木に継いだという、「秀衡桜」の話にちなんでいるそうです。 -
お社に比べ狛犬が立派です。
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継桜王子の境内を覆うようにそびえる「野中の一方杉」です。
南の方にだけ枝を伸ばしていることからそう呼ばれています。
これは樹齢800年の杉の巨木群で、和歌山県の天然記念物に指定されています。 -
継桜王子の境内を下れば・・・
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「とがの木茶屋」があります。
茅葺屋根は葺き替えられたようです。
ここは古道を歩く人々のかっこうの休憩所でした。 -
訪れた時は戸が開け放たれ、おばあちゃんが何か作業されていたのですが、残念ながら最近お店を閉められたようです。
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継桜王子の下の旧国道沿いに・・・
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日本名水百選のひとつにも選ばれている「野中の清水」が涌き出ています。
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古来、旅人がのどを潤した休憩所でもありました。
今でも水を汲みに来る人があとを絶ちません。
この水を味わった後は近露王子を目指して移動します。 -
近露王子に着きました。
周辺は、「熊野古道なかへち美術館」や「上小野温泉ひすいの湯」があるのどかな山里です。 -
この王子は、王子社の中でも最も古いもののひとつと言われています。
さて、熊野古道なかへち美術館をさがしに行きましょう。 -
熊野古道なかへち美術館です。
ガラス張りが特徴の建物なのですぐ見つかりました。 -
建物の主要部分が全面ガラス張りの超近代的な建物で、のどかな山里にインパクトを与える大胆なデザインです。
設計は妹島和世氏と西沢立衛氏の共同設計です。
ここ熊野古道に、新たに「ガラス王子」の誕生です。 -
左も・・・
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右もガラス張りです。
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かわいい童子像が待っていてくれます、先を急ぎましょう。
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深い森へ分け入り・・・
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石段を上がれば・・・
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箸折峠の牛馬童子像です。
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高さ50cmほどの本当に小さな石仏で、その愛らしさから中辺路のアイドルになっています。
なお、2008年に像の頭部が切り取られる事件があったため、現在の像は県立博物館に展示しているレプリカの型を使って復元し、修復されたものです。
また、2010年に切り取られた本物の頭部が発見されましたが、世界遺産保全のシンボルとして保存されています。 -
後ろ姿に別れを告げて・・・
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本来のスタート地点である・・・
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滝尻王子まで遡って来ました。
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ここ滝尻王子から熊野の聖域が始まるとされています。
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今回、初めて古道の森深く分け入りましたが、自然と「六根清浄」を唱えていました。
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