松江水郷祭2012

2012/07/28 - 2012/07/28

毎年この時期になると、山陰では花火大会が毎週のように実施されます。
私としては、7月の最初の火曜日（土曜日から始まり、何故かフィナ−レはいつも火曜日です。）に上がる、近所の高校文化祭のフィナ−レに始まり、7月中旬の鳥取県東郷池の水郷祭、松江の（本家）水郷祭、米子のがいな祭、倉吉打吹祭に花火大会、(概ねこの内二つは開催日が同じなんですよね、残念。）そして、お盆の頃の鳥取しゃんしゃん祭の花火大会。
最後は、8月23日の倉吉の河原町地蔵盆の花火大会で夏を締めくくるというのが理想です。

他にも、まだ見たことがありませんが、東伯の白鳳祭や北栄町、浜村等、まだまだあるようですが、最低限これだけ見ることが出来れば大満足です。

但し、現実はそんなに甘くないです。

事実、単身赴任の岡山から戻れず、文化祭の花火は見れず、東郷池の花火も所用でパスを余儀なくされ、今回の松江水郷祭が、今年の幕開けとなりました。

日曜日の方が、6,000発と倍近く多いのですが、翌日のことを考えると、どうしても土曜日になってしまいます。

それでも、宍道湖の湖面に映る花火は美しく、今年はオリンピックにちなんだような変り花火も多く、堪能することが出来ました。

本当に、アッという間の30分でした。

昨年の松江水郷祭↓
http://4travel.jp/traveler/matujyunn/album/10589786/

エリア 松江・松江しんじ湖温泉(島根)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

毎年のことですが、宍道湖沿いに花火見物の特等席が続きます。

土手上の通路から、宍道湖の波打ち際まで、階段状の花火見物席があります。
きっと、土手を作った人は花火が大好きな人で、こうすれば沢山の人が見ることが出来ると考えて作ってくれたのでしょうね。

昔、大阪天神祭の花火を、待ち時間を含め3時間強、大川沿いのフェンスに持たれながら奥様と見学したことがありますが、若かったナァと痛感します。

人のいない大小のシ−トが、花火見学の主人公の到着を待っています。

この方向に１時間後に花火が上がります。

波打ち際に二人用のシ−トと腰の保護に座布団をセットして、夜店巡りに出発です。

市役所前まで進むと夜店が並んでいます。

祭りの定番、焼鳥、とうもろこし、お好み焼き、たこ焼きと触手を誘うものが並んでいます。

これも定番。

子供達が好きで良く買っていましたが、1個丸々食べきった事ってあまり記憶にありませんね。
子供達も成長と共解ってきたようで、イチゴ飴や鼈甲飴にシフトしていきました。

市役所の駐車場には、メインステ−ジがセットされています。

ゲストタレントや地元のFM局の公開イベントが実施されていました。
今年は「雄助」さんが来ていたようですね。

私は山陰の歌姫「六子」さんのライブを楽しみにしているのですが、残念ながら明日のようです。

毎年やっていて、凄く気になり一度やってみたいと思うのですが、今年も見ている人になってしまいました。

2階から目薬・・・。ホント2階位の高さから、パチンコ玉を落とし、ペットボトル等に入れるという、単純かつ風力抵抗、重力を考慮した高度な計算が必要なゲ−ムです。
最後は、野生のカンという奴ですかね。

子供にとっても、祭りって特別なハレの行事だと思います。

普段と違った服を着て、親に手を引かれて、夜店の眩いばかりの灯りの中、歩いた記憶って忘れられないものと思います。

私の子供達が、祭や夜店等が好きなのは、小さい頃連れ回していたからかも知れませんが、やはりこのワクワク感が楽しい記憶になっているのだと信じています。

普段なら絶対買わないおもちゃも、この場所では違和感なく受け入れられます。

親にとって、家に帰って何処に収納するのかが問題とはなりますが。

金魚すくいもワクワクします。

必死で、キラキラした目で金魚を追いかける子供達を見ていると、何とかゲットして欲しいと願うのですが、いざ帰る時には、手に持った袋を見て、どうしようかと反省する私でした。

そんな思いを、今でも繰り返している私ですが、夜店には懲りない魅力がありますね。

原価計算をしたら決して購入することはないと思いますが、逆に子供達にとっては大いなる憧憬でもあります。

単に人気キャラクタ−が印刷されたビニル袋に砂糖のかたまりが入っているだけなんですが、透明袋では絶対に感じない、夢があります。

綿菓子にも、キャラクタ−が付いている。それは錯覚でしょうか。

夏の夜店では、やはり冷たいものが人気です。

カキ氷や冷やしフル−ツ、キュウリの1本漬け等もこのジャンルでしょうか。

氷の上に乗ったパインを見ているだけで、涼しく感じてしまいます。

逆に、夏の暑さにも負けずに、火と格闘している商品にも惹かれてしまいます。

お好み焼き等もそうでしょうが、トウモロコシやイカ焼きは、その中でも定番中の定番、夜店の王様という所でしょうか。

くじ系でも、この空気で場所を取るのは良いですね。

片付けも楽ですし、大当たりは大きさがインパクトがあります。
子供達がトライした、過去の歴戦の商品が我が家の押し入れに眠っていますが、50個位はあるかも知れません。

捨てるのも忍びないし、マァ残しておきましょう。

スヌコミの一員として、これは外せませんね。

スヌ−ピではなくスヌ−ビかも知れませんが。。。

グルグル夜店を廻っていると、夕闇が近づいて来ています。
花火の開始まであと少しです。

名の高い宍道湖の夕焼けも、今日は花火の前座のように感じます。

今日の夕食。。。

ジャガバタ−に大阪焼き（小型のお好み焼き）唐揚げです。

あと、最後にキュウリを食べてさっぱりとしたい子持ちも強いのですが、去年購入にでて、座っていた場所が解らなくなり、帰れなくなり、奥様に電話して誘導して貰った事がトラウマとなっています。

大阪焼きです。

玉子が店頭に飾っているのが、屋台のお好み焼き屋のランドマ−クです。

珍しく、唐揚げを購入。

暑い中必死で上げている、おじさんとの会話も楽しいものです。

「こっちが唐揚げになっている・・。」おじさん名言です。

暗くなってきた空に満月が・・・。

それでは、松江水郷祭2012。

開始を告げる花火が上がります。

宍道湖に映る花火が、花火の美しさを倍増させてくれます。

あと少しでロンドンオリンピックの開会式。

花火も五輪をイメ−ジしているように感じます。

色々な種類の花火がありますが、私はオ−ソドックスですが、この花火が一番好きです。

特に、終盤の群をなして上がるこの花火が、卓袱の闇に消えていく瞬間がたまらなく、儚さと花火の美しさを一番感じます。

宇宙の神秘、かに星雲（おうし座にある超新星残骸）、を見ているような美しさを感じます。

躍動感一杯です。

宍道湖から、180°の水面一杯利用して打ち上げられる花火の数々。

湖面に写り込み、大きな広がりを感じさせてくれます。

夜空に伸びる光の華。

いよいよフィナ−レです。

ヒュ−ゥ、ドン、ドン、ドン、ドッドン、バンバン。

ホント、花火の音って、何と表現して良いかわかりませんね。

パァ、パァン、ドン、ドン、バチバチバチ。

身体が熱くなりますね。

そして最後は大輪の華・・・・。

緩やかに消えていく花火の光が、美しくも物悲しさを感じさせてくれます。

この気持ちを味わうために、来年を楽しみに頑張ろうという気になります。

本日これまで！

この旅行記へのコメント （2）

• 前日光さん 2012/08/20 23:24:01

  ８月７日夜、サンライズ出雲に乗っていました！

  まつじゅんさん、こんばんは。
  
  毎日、本当に暑いですね。
  山陰は明日も３５度とか予報で言っていました。
  
  ８月７日、そうでした！
  松江の水郷祭でしたよね。
  
  たまたまその花火を見たのは、何年前のことだったでしょうか。
  この日、私は午前中出張、午後２時過ぎ家を出て、上野で「フェルメール展」を見、午後10時の寝台特急「サンライズ出雲」にて、そちらに向かいました。
  
  ８日朝松江到着、すぐに船通山を目指しました。
  今回で10度目の山陰です。
  よく通ったものです。
  それでもまだまだ行ってみたい所が多くて。。。
  
  暑い夏ではないときに、そちらに迎えるのももう少し。
  楽しみです。
  
  人生は花火のようなものですが、それでもその輝く瞬間は美しく素晴らしいものにしたいですね。
  
  　　前日光

  まつじゅんさん からの返信 2012/08/21 19:34:17

  RE: ８月７日夜、サンライズ出雲に乗っていました！

  前日光さん、いつもご訪問&コメントありがとうございます。
  
  本当に暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
  昨日は米子で36℃とかTVで言っておりましたが、このところの山陰の夏は、本当にどこかおかしくなったのではと感じる位、猛暑日が続きます。
  救いは、夜になると風が涼しくなり、エアコン無しでも寝れることでしょうか。
  
  8/12は出雲神話祭でしたが、そこまで滞在できなかったようですね。
  冬の雪はつらい面もありますが、夏の山陰の海の色は本当に綺麗です。
  
  実は私、船通山の話は聞いていましたが、まだ訪れたことがありません。
  出雲横田までは何度か行きましたが、まだまだ知らない事がたくさんあるのだと思うと同時に、山陰は本当に色々おもしろい、宝箱のような街だと改めて感じました。
  
  今年の盆休みは、珍しく子供二人とも帰省し、愛犬との久々の逢瀬を楽しんで、山陰の新鮮な魚介類をお腹一杯食べて東京に戻りました。
  私達夫婦の最近の週末は、関金のうどん屋〜蒜山でケ−キか、米子の海鮮丼or蕎麦and映画のどちらかになってきました。
  10月にはちょっと遠出をと計画していますが、それまでは山陰をチョコチョコ廻っていますので、拙いペ−ジですが、またお立ち寄り下さいませ。
  
  残暑厳しき折、ご自愛下さいませ。
  
  matujyunn