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夏越の大祓が行われた6月30日。<br />茅の輪めぐりの移動の際,大徳寺境内を通り抜けました。<br />せっかくなので塔頭の高桐院の有名な参道だけでも撮っていこうと足を踏み入れたら,吸い込まれるようにそのまま中へと入ってしまいました。<br /><br />人気の高い紅葉シーズンに比べると,夏場は訪れる人は少ないです。<br />機嫌よく拝観させていただきました。

京都を歩く(128) 高桐院 木漏れ日溢れる参道を抜けて

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2012/06/30 - 2012/06/30

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ぺこにゃん

ぺこにゃんさん

夏越の大祓が行われた6月30日。
茅の輪めぐりの移動の際,大徳寺境内を通り抜けました。
せっかくなので塔頭の高桐院の有名な参道だけでも撮っていこうと足を踏み入れたら,吸い込まれるようにそのまま中へと入ってしまいました。

人気の高い紅葉シーズンに比べると,夏場は訪れる人は少ないです。
機嫌よく拝観させていただきました。

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  • 夏越の大祓が行われた6月30日。<br />茅の輪を求めて京都市内を彷徨い,紫野の今宮神社へ辿りつきました。<br /><br />今宮神社から次の目的地へと移動する際,せっかく近くまで来たのだから,大徳寺の中を通っていこうと思い立ちました。

    夏越の大祓が行われた6月30日。
    茅の輪を求めて京都市内を彷徨い,紫野の今宮神社へ辿りつきました。

    今宮神社から次の目的地へと移動する際,せっかく近くまで来たのだから,大徳寺の中を通っていこうと思い立ちました。

  • 大徳寺の境内を南へ向かって歩いて,塔頭の高桐院の前へ。<br />ここは言わずと知れた紅葉の名所。<br />かつてJR東海の「そうだ 京都,行こう」キャンペーンに選ばれたこともあります(1996年)。<br />

    大徳寺の境内を南へ向かって歩いて,塔頭の高桐院の前へ。
    ここは言わずと知れた紅葉の名所。
    かつてJR東海の「そうだ 京都,行こう」キャンペーンに選ばれたこともあります(1996年)。

  • 高桐院で有名なのは参道ですね。<br />表門をくぐり,右手に曲がると…

    高桐院で有名なのは参道ですね。
    表門をくぐり,右手に曲がると…

  • 頭上を覆う木々,自然石の石畳…<br />美しいアプローチに魅了されます。<br />

    頭上を覆う木々,自然石の石畳…
    美しいアプローチに魅了されます。

  • 腰を落として目線を下げて撮影しました。<br />これだけでも雰囲気が変わります。<br /><br />

    イチオシ

    腰を落として目線を下げて撮影しました。
    これだけでも雰囲気が変わります。

  • これだけの美しい参道。<br />撮るからには無人の風景を撮りたいですよね。<br />といっても紅葉シーズンは多くの観光客が訪れ,無人になるシャッターチャンスはあるとしてもほんのわずかでしょう。<br /><br />一方で緑溢れるシーズンは人気は少なく,こういった写真が撮り放題。<br />私はこれで十分満足できました。

    これだけの美しい参道。
    撮るからには無人の風景を撮りたいですよね。
    といっても紅葉シーズンは多くの観光客が訪れ,無人になるシャッターチャンスはあるとしてもほんのわずかでしょう。

    一方で緑溢れるシーズンは人気は少なく,こういった写真が撮り放題。
    私はこれで十分満足できました。

  • 参道を進むと唐門があり,石畳は右手へと折れています。<br />

    参道を進むと唐門があり,石畳は右手へと折れています。

  • 早くも色付きだした楓。<br />

    早くも色付きだした楓。

  • 真っ赤に染まる紅葉もいいですが,このグラデーションもなかなか捨て難い。<br />

    真っ赤に染まる紅葉もいいですが,このグラデーションもなかなか捨て難い。

  • 唐門の前から広角レンズで撮影しました。<br />

    イチオシ

    唐門の前から広角レンズで撮影しました。

  • 高桐院へは寄り道程度に立ち寄っただけ。<br />参道は無料で立ち入ることができるので,そこだけ写真を撮るつもりでした。<br />でも,人の気配がしない…<br />気が付けば,そのまま拝観料を払って中へと吸い込まれていきました。

    高桐院へは寄り道程度に立ち寄っただけ。
    参道は無料で立ち入ることができるので,そこだけ写真を撮るつもりでした。
    でも,人の気配がしない…
    気が付けば,そのまま拝観料を払って中へと吸い込まれていきました。

  • 建物の中に入り,客殿へと進みます。

    建物の中に入り,客殿へと進みます。

  • 客殿南庭は江戸時代初期の造園。

    客殿南庭は江戸時代初期の造園。

  • 楓と苔を主体としたシンプルな庭ですが,それらがバランスよく配置されています。<br />

    楓と苔を主体としたシンプルな庭ですが,それらがバランスよく配置されています。

  • 額縁風に撮ると,一基だけある燈籠がちょうど真ん中にきます。<br />

    額縁風に撮ると,一基だけある燈籠がちょうど真ん中にきます。

  • 客殿から西庭園へと下りることができます。<br /><br /><br />

    客殿から西庭園へと下りることができます。


  • 奥へ進んでいくと,細川三斉(忠興)とガラシャ夫人を葬る石燈籠の墓があります。<br /><br />この石燈籠は千利休が天下一の優品としたところ,秀吉が所望しました。<br />そこで利休はわざと笠の部分を欠いて断ったといういわくつきのものです。<br /><br />

    奥へ進んでいくと,細川三斉(忠興)とガラシャ夫人を葬る石燈籠の墓があります。

    この石燈籠は千利休が天下一の優品としたところ,秀吉が所望しました。
    そこで利休はわざと笠の部分を欠いて断ったといういわくつきのものです。

  • なお,この石燈籠の墓の隣には,細川家代々の墓があります。

    なお,この石燈籠の墓の隣には,細川家代々の墓があります。

  • 細川三斉の墓所の前には,三斎井戸と呼ばれる井戸があります。<br />

    細川三斉の墓所の前には,三斎井戸と呼ばれる井戸があります。

  • 苔を踏まないように飛石の上を歩きます。

    苔を踏まないように飛石の上を歩きます。

  • 蘇鉄はこういう庭には似合わないと思うのですけど…

    蘇鉄はこういう庭には似合わないと思うのですけど…

  • 袈裟形のおり蹲踞(つくばい)です。<br />加藤清正が朝鮮王城羅生門の礎石を持ち帰り,細川三斎に寄贈したものです。<br />地面低くおさめられているので,おり蹲踞と呼ぶそうです。<br />

    袈裟形のおり蹲踞(つくばい)です。
    加藤清正が朝鮮王城羅生門の礎石を持ち帰り,細川三斎に寄贈したものです。
    地面低くおさめられているので,おり蹲踞と呼ぶそうです。

  • 苔むして,良い感じになっています。<br />

    苔むして,良い感じになっています。

  • 苔の中から芽を出している植物にフォーカス。<br />

    苔の中から芽を出している植物にフォーカス。

  • 西庭園から見た南庭園。<br />緑が綺麗です。

    西庭園から見た南庭園。
    緑が綺麗です。

  • 以上、高桐院でした。

    以上、高桐院でした。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • 大目付さん 2012/08/22 11:23:34
    ぺこにゃんさん、今日は〜。
    大徳寺庭園も紅葉シーズン以外は閑散としているんですね〜。学生の時、友人に案内して貰って行ったきりですね。

                                 〜大目付〜

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2012/08/24 00:02:54
    RE: ぺこにゃんさん、今日は〜。
    こんばんは。

    大徳寺は秋限定で人気がある場所ですね。
    清水寺や金閣寺などの「超」がつく有名どころを除けば,夏場はたいてい空いています。
    私にとっては有難いことですけど。

    ぺこにゃん


    > 大徳寺庭園も紅葉シーズン以外は閑散としているんですね〜。学生の時、友人に案内して貰って行ったきりですね。
    >
    >                              〜大目付〜
  • はらぺこあおむしさん 2012/08/22 04:51:00
    心が猛烈に癒されます…
    ぺこにゃんさんへ

    構図といい、光りの当たり具合といい…

    その場にいる雰囲気になりました。

    わたしはこんな場所がとっても好きなのです。

    京都にはたくさんこんな場所があるのでしょうね…。

    ペコリーなより

    ぺこにゃん

    ぺこにゃんさん からの返信 2012/08/23 23:59:22
    RE: 心が猛烈に癒されます…
    こんばんは。

    高桐院の参道は人気の高い場所のひとつです。
    「京都らしさ」がギュッと詰まっているんでしょうね。

    この日は曇り予報だったのですが,少しだけ太陽の光が差し込みました。
    そのとき高桐院に居られたのは運がよかったのでしょう。
    太陽に感謝(?)です。

    ぺこにゃん


    > ぺこにゃんさんへ
    >
    > 構図といい、光りの当たり具合といい…
    >
    > その場にいる雰囲気になりました。
    >
    > わたしはこんな場所がとっても好きなのです。
    >
    > 京都にはたくさんこんな場所があるのでしょうね…。
    >
    > ペコリーなより

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