あこがれのアンの島へ　その７

2009/07/03 - 2009/07/08

出発前ある現地ツアー会社のＨＰに
典型的なアイランダー（PEIの人々をこう呼びます）のお宅を訪ねて、アフターヌーンティーを。
外側からでは見られない、島の生活の様子を拝見。
お菓子作りを見学して、お茶と一緒に試食も。
気さくな奥様とのおしゃべりですっかりアイランダー気分。
長旅で疲れて、ちょっとのんびりしようかなという午後にはお勧めのツアーです。＊

　というのがあって、日本からファックスで申し込みメールで返事が来ました。
　代金は当日払いです。

この日はガイドさんも「特別豪華」と驚くお菓子の種類の多さだったみたいです。

午後１時半にホテルロビーで待ち合わせ。
今日は私達３人だけの参加、クイーンズ地区のジュディさん(2009年当時・元教師・６２歳）のお宅へ・・・

エリア 赤毛のアンの家周辺(カナダ)

玄関のドアを開けて「こんにちは」というなり「靴を脱いで」という指示、スリッパは無し、冷たくはありませんでしたけど。
床を綺麗にしておきたいから、だそうです。

まずは玄関横のリビングに通され壁に飾ったご家族の写真(ちょうど鏡に映っていますよ）やインテリアの説明を。

彼女の夫は建築関係者で「今、八戸に教会を造りに行っている」とのこと、親日家です。日本の習慣もご存じなのかな？

子供さんは独立されて現在はご夫婦二人だけの生活。

前後に広い庭のある比較的新しいお宅で、収納など彼女のアイデアが活かされた設計、ゲストルームが一つあります。

玄関横のリビング

二つのランプシェードは彼女の手作り、厚めの紙にステンシルで花を描き輪郭に切り目を入れてあります。

ランプの土台は先代からの陶器とクリスタルを利用しています。カーテンも手作り。

次に台所に案内されました。

色遣いもすっきりまとめられています。

Ｊ語録１，部屋は一度綺麗にしたらあとは簡単よ、出したものをしまえばいいんだから。

トールペイントはトロントで結婚生活をしている娘さんの作品。

野菜ケース。

鍋の画があるふたを上に開ければジャガイモが・・。

下の扉を前に引くとタマネギが・・。

ティーバッグ入れ

なんとかわいらしい！

ホラ、後ろにはペーパータオルが。

どこで買ったんですか？

なんと私達がロブスターを食べたお店だそう。

冷蔵庫のドアにマグネット。

ジョディさんがビスケットの作り方を実演してくれました。

　Ｊ語録２，粉を混ぜるときは飛び散っても後始末が楽なようにシンクの中でするの。
　Ｊ語録３，生地をまとめて型抜きするときはね、まな板を洗わなくていいように上にオーブンシートを敷いて、型抜きが終わったらシートごと捨てるのよ。

型抜きが終わったらオーブンに入れ焼き上がるまでの２５分間、また部屋の中を案内してくれました。

キッチンにつながるプライベートダイニングには陶器人形のコレクション。

うさぎキャラクターPenDelfinの陶製人形です。

中でも一番のお気に入りがこれ。
上手く撮れなかったのでペンデルフィンのＨＰから。

ゲストルームへご案内しましょう。

かわいい。

バスルームも素敵でしたが上手く撮れませんでした。バスにはシャワーカーテンの上にもう一枚レースをかけてエレガントに。ティッシュケースも白で素敵でした。

ご夫妻の寝室。

祖父・祖母の時代のものを大切にしていらっしゃいます。

右から・・祖父母の家の鍵、祖父母の写真、祖母のウエディングドレスで作ったベビードレス(ジュディさんもお子さんたちもお孫さんもこれを着たそうです）

ジュディさんはパッチワークも多く制作してきました。
知人にプレゼントしたり、売ったり・・最終的に手元に残してあるのがこのホワイトキルト(これは記録しながら制作したそうで所要時間２７０時間ちょっと）夫婦の寝室で使用しています。

ベッドに広げて見せてくれました。

娘さん製作の箱。

同じくマガジンラック。

祖父母から受け継いだティーカップなどなど、家族ゆかりのものをとても大切にしていらっしゃいます。

祖母がためていたボタンをアレンジして作った額、このアイデア、こちらでは普通なんでしょうか？

ジュディーさんのソーイングコーナー、祖母のミシンを絵にしています。

さあ、ビスケットも焼き上がる頃よ。お茶にしましょう。
キャンドルに火をつけて・・。

テーブルセッティングも完璧。

できたてほやほやのビスケットに、生クリームとホームメードのイチゴジュレ。

ケーキ。

右手にブラウニー、ラズベリージャムのカップケーキ

左にクッキー

裏の畑で採れるイチゴを地下の倉庫に冷凍保存しています。

すっきりした家のヒミツはこの地下室の存在かな？