2010/12/23 - 2010/12/24
199位(同エリア465件中)
玄白さん
テレビのグルメ番組でアンコウを見て、10数年前に水戸でアンコウのドブ汁を食べたことを思い出し、急遽思いつきでアンコウ鍋を食しに大洗に出掛けました。
宿泊先は大洗ホテル。このホテルも3ヶ月後に発災した東日本大震災では甚大な被害を受けたと報道で知りましたが、現在は復興されているのでしょうか。大洗の町の人々も復旧・復興に頑張っておられると思います。一日も早く、元の生活を取り戻すよう祈りつつ、この旅行記を書いています
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昼頃、水戸に到着。インターネットの口コミで評判が良い「寿司とし」で腹ごしらえ。
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寿司はにぎりが一番
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奥方は散らし寿司を注文。「おなかがいっぱいになったら、ご飯だけ残せるから握りよりちらしの方がいいわ」とのたまう。残したら、店の主人に申し訳ないのは、どっちでも同じだと思うのだが・・・
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時間があるので、弘道館の見学へ。
最後の徳川将軍慶喜の父親である第9代水戸藩主徳川斉昭が創った藩校だ。藩士の武芸練達の場であるとともに、医学・薬学・天文学・蘭学など様々の学問の教育の場であった。いわば江戸時代の総合大学である。
ここも東日本大震災で外壁が損壊するなどの被害がでたそうだ -
正門
藩主が入るときなど儀式ばったときだけ使われ、普段は通用門が使われていた -
至善堂
藩主の休憩所だった部屋。慶応3年、大政奉還したあと徳川慶喜が謹慎していた部屋である。 -
雲龍水という名前の当時の消化ポンプ
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熱心に説明書きを読む我が奥方
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とうとう正座して見入っている。歴史は苦手だと言っていたはずだが・・・?
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藤田東湖が徳川斉昭の意向により起草した「弘道館記」
「弘道館記」は建学の精神を表わした名文だというが、漢文の素養が全くない自分にとっては、チンプンカンプンである。 -
弘道館一帯は公園になっていて、これは弘道館裏手にある八卦堂だ。
中には入れないが、扉の覗き窓から中を覗くと大きな石碑が鎮座している。「弘道館記」が刻まれているという。 -
近くには鹿島神宮の分社がある
弘道館見学を終えて大洗へ -
大洗磯前神社。
古くからある神社だが、中世には廃れ、徳川の時代になって復興したそうだ。
祭神は大国主命、古事記の因幡の白兎の話に出てくるあの神様だ。 -
祭神がだれで、どんなご利益があるかというようなことを説明している看板
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海に面した本殿の参道を下り、通りを越すと磯の上に鳥居が立っている。神磯の鳥居だ。
ここは、日の出の写真撮影のスポットとしても有名である。今回の大洗旅行は、アンコウを食べるというグルメ旅の他に年賀状用の日の出の写真を撮るという目的もある。 -
イチオシ
昨日の低気圧の影響で波が高い。明日の日の出のときにも、晴れていて、波が高いと、良い写真が撮れるのではと期待が高まる。
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ホテルに戻ると夕食の前にロビーでアンコウの吊るし切りショーがあるというアナウンスがあった。
料理長の青柳さんが、軽妙な語り口で説明しながら、手際よく解体していく。
食用にするアンコウは全て雌なのだそうだ。雄は雌の数十分の一という小さな体で、交尾が終わると雌に食べられてしまうのだそうだ。アンコウはカマキリのような魚であるな〜。 -
お待ちかねの夕食。 メインのアンコウ鍋だ
正統な漁師料理としてのドブ汁は、水は使わず、野菜やアンコウから出る水分だけで煮る濃厚な味なのだが、水分の出方がその時の材料によって違うため、作るのが難しく、一度に大量に作れない。そのため、最近はドブ汁とは名ばかりで出汁を使うのが一般的になっている。このホテルのアンコウ鍋も正統ドブ汁ではなかった。正統ドブ汁のまったりとした濃厚な味には及ばないものの、そこそこアンキモも十分な量が入っており、美味であることは確かだ。 -
サイドメニュー ?
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サイドメニュー?
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夕食のお品書き 全部で9品のごちそうでした。
満腹!! -
翌日は五時に起きて、日の出の撮影準備。神磯の鳥居までは歩いて5分ほどの近さだ。
まずは、夜明け前のホテルの写真を記念に一枚!
ホテルの上空には居待ちの月(または寝待ちの月?)がまだ明るく輝いている -
水平線ぎりぎりまで雲がなく、絶好の天気になった。ただし、波は昨日より穏やかになっている。
やがて、太陽が水平線上に顔を出した。 -
イチオシ
大勢のカメラマンが日の出の写真を撮りに来ている。ざっと20名以上であろうか。
鳥居の真ん中に太陽が見える位置は大混雑だ
4枚ほど、ズーミングと露出を変えて鳥居の真ん中に太陽を入れて撮影。すぐさま、次の人に場所を譲る。このときの写真を元に、画像処理ソフトで色調を調整し、年賀状用の写真に仕上げた。それが表紙の写真。 -
少し場所をずらせば、ゆっくり撮影可能。
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ホテルの前にある灯台にかかる朝日
撮影を終えて、ホテルに戻り朝食。チェックアウト時間ぎりぎりまでのんびりして過ごす。
帰りはどこにも観光には立ち寄らず、帰路に着く。
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