あじさい回廊・能護寺

2012/06/26 - 2012/06/26

各県のあじさい寺を巡る、と言ったら大袈裟ですが今年は埼玉県。
東京の高幡不動、千葉の本土寺に続いて能護寺です。
大体２年毎のあじさい寺巡礼ですね。なんとスローペース！

街からはちょっと離れます。最寄駅は籠原なのかな？
今は熊谷市ですが、元は大里郡妻沼町です。
利根川寄りの田園地帯にぽつんとあります。

境内は狭いけど紫陽花は立派。
路地植えに加えて本堂の回りに鉢植えがずらりと並んでいます。
種類も多いのでカラフルな印象。
久しぶりにほっこりした気分で紫陽花を楽しむことができました。

エリア 熊谷(埼玉)

日差しが強い日でした。
湿度が高くないのでからっとした暑さ。

門前の駐車場に車を置いていざ入山！
入山料300円は良心的。

塔はありませんが、代わりに立派な鐘楼があります。
これがアクセント。

鐘楼の周囲は紫陽花に埋め尽くされています。

種類が多いのでいろんな角度から撮ってみます。

山門で訊いたら、ちょっと盛りは過ぎたと言われました。
どうしてどうして、まだ見事なものです。

能護寺は、天平15年（743年）行基が開山、更に弘法大師が再建という立派な経歴の古刹。
あるところにはあるものですねぇ。

本堂は江戸期の再建で築200年というところ。
御本尊は内陣に大日如来、外陣に阿弥陀如来だそうです。
この日は本堂にあがることはせず。

境内にはいくつかの見所があります。
まずは子育て観音。

紫陽花は50種とも80種とも言ってますが、本当のところは判らず。
株数は800株だそうで、それくらいはありそうです。

本堂に向かって左手には虚空蔵堂。

さらに六地蔵があって、紫陽花とのコラボが可能。

観光地の名刹のような格式はなく、自由に境内で寛げます。
写真を撮る人、スケッチする人など。

もちろん真言宗のお寺ですから弘法大師が居ます。

さて、紫陽花。
強い日差しでコントラストが強すぎるかな。

白壁の蔵の周囲は紫陽花に囲まれています。

これが実にカラフルで楽しくなります♪

水盤に映った紫陽花を捉えてみたり・・・

歩くところはそんなにないけど、ベンチがたくさんあります。
暑いから助かりますね。

何だか良い色がでますね。
空気が良いからなのか？

平日とはいえ紫陽花の名所なので人が多い。
こういう時はどうしてもマクロ。

装飾花の影撮りしてみたり・・・

コントラストを活かして影絵撮りとか・・・

柏葉紫陽花は普通に。

山紫陽花は少ないな。
もう終わってしまったのかも。

と思ったらあったりして(^^;

よくぞこれだけの種類を集めたものです。
人気種の隅田の花火。

何だか一日いても飽きない雰囲気ですね。
そろそろお昼なので撤収しますか。

庫裏に回ると東国花の寺の看板が・・・
そうだ！ご朱印を頂かなければ。

東国花の寺百ヶ寺の２６番札所。
ご朱印頂く時に「いくつ目ですか？」と訊かれました。

花の咲いている時期に訪れないと意味がないので、このご朱印帳はなかなか進みません。
ま、一生かかってやっとかな？