夏の北欧2人旅　スウェーデン＆フィンランド8日間(4)

2012/06/16 - 2012/06/23

ヘルシンキに移動し旅は4日目です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

朝10時、ヘルシンキに降り立ちました。オリンピアターミナルは人でごったがえし！トラムでホテルに向かいますがまずは乗り放題チケットを購入しましょう。トラムの乗り場には券売機がなかったので、ターミナルを出たところにある券売機に戻って購入。2日間で10ユーロ（約1000円）とお得なので持っておいて損はないでしょう。1〜7日刻みで買えます。
でも出てきたものがレシート状…これが…チケット？？
使用開始時刻がはいっているのでたぶん。ヘルシンキでは基本乗り物に乗りこんで、車掌さん的なのが回ってきたときだけ見せればいいのです（ICカードの時はは毎回かざすみたいです）。

トラム3T線の乗り場はこの混雑。でもトラムも大きいので1回で乗りこめました。地元の人も毎朝の光景といった感じ。
この3T、3B線は環状になっていて主要観光地を通って行くのでホテルに行くまでにいろいろ見えちゃいました。

今回宿泊のホテルは「ソコス・プレジデンティ」。中央駅かカンッピ駅から徒歩10分と中途半端な場所ですが、歩いて中央駅に行けるのでやはり便利でした。トラムではカンッピKamppiで降りて平坦な道を5分ほどでたどり着きました。

※個人的には中央駅からは大きな荷物を持って横断歩道が渡りづらく、方向が分かりにくいので、最初はカンッピ駅から向かった方が迷わないと思います！

←ホテルの正面にあった博物館らしき建物。
　閑散としていますが隣が国会議事堂だったりとかなりの中心街。

ホテルに荷物を預けます。こちらはバゲージルームのセキュリティはOK。専門の係りの人が鍵を開け、荷物を置くと札をかけてくれるのでロストの心配はなさそうです。

ホテルからほど近い、テンペリアウキオ教会（覚えられない…）へ向かいます。静かな住宅街のようで、小さなお店がぽつぽつとあります。

軽い坂を上ると、いつのまにか教会が見えていました。確かに気付きにくいっていうかなじんでるっていうか…。
朝から回るツアー客の大群が出て行ったのでタイミング良く中に入ります。

ほー天気が良いのでガラス窓が綺麗です。自然の岩山を生かしつつ、太陽光を取り入れた素敵な教会です。ピアノの演奏もされていて、ちょっとはしゃげない雰囲気。まったりとしてみます。

そうこうしているうちに、日本人ツアー団体、中国人ツアー団体がわらわらと入場し、落ち着きない雰囲気に。ま、はじめは満喫できたのでいっか。

ちなみに、2人の評価は「いかにも建築家が建てましたっていう日本にもありそうな感じ」。そんなに大きくもないので、たとえばその辺のキリスト教系学校にあってもおかしくないかなーって感じの建物でした。
地元で普通に使われている教会なので間違ってはいないかな。

次はトラムに乗って大聖堂へ！

船で景色を眺めに行ったりばたばたと過ごしたためぐっすり休めず、相方がすでに電池切れ状態。とりあえず観光ルートを行きますがどうなることか…

トラムの乗り場で降りる駅を確認していたら、ヘルシンキの紳士に「お助けしましょうか？」と聞かれ、ヘルシンキの人は観光客によく声をかけてくれるといわれていたのは本当だった！と思いました。
大聖堂に行きたいと示すと、自分もそっちだから降りる時に教えてあげるよと言ってくれました。すいません…あざーす！

無事大聖堂の前に上陸。ふぅー天気がいいぜ。

大聖堂の階段下には夏フェスなのか？大きなステージを目下建設中でした。
ちなみにフィンランドは、エアギター選手権とか、携帯投げ選手権とか、ヘビメタの聖地とかへんてこな国。街中でもヴィジュアル系っぽい服装の人が一定割合いました。（白人でヴィジュアル系のはまりっぷりよ…）

大聖堂は昼の時間帯観光客が入れなかったため、入場はあきらめます。正午の鐘がガランゴロン響いたのですが、なんか…入口横にあるちっさいお土産屋さんの2Fから聞こえる…日本のお寺の鐘つきみたい！

続いて1区画歩いてマーケット広場に向かいます。野菜などの他、工芸品や屋台もあるので観光客がいっぱい！（ヘルシンキはとにかく狭いエリアに観光客が密集しているので地元民より多いんじゃないか？）

いろいろ目移りしながら、古いムーミンの布でパッチーワークするおばあさんから鍋しきを購入。キートス！（ありがとう）ってかわいい言葉！

屋台フードに心ひかれ、お昼をすることに。
私がサーモンスープ、相方は眠気で食欲がなくイカフライ。

サーモンスープはさらっとしたミルク味でジャガイモが入っていて、とってもおいしかった！
イカフライはガーリックソースが微妙＆途中で飽きたそうでつらそう…
屋台を選んでごめんよ…

マーケット広場からそのままエスプラナーディ通りへ。ショッピングのメインストリート！今日はここを回り切ります。

フィレンソン、アルテック、デザイン・フォーラム、アカデミア書店、マリメッコ、アーリッカ、イッタラ…

マリメッコは買う気満々で生地やバックを物色。でも店内日本人だらけ。さらに店員さんも日本人で、日本にいるみたいｗ

品ぞろえは今シーズン物ばかりだったので、ウニッコバックは結局買わず。価格は日本より十分お安いです。

途中電池が切れた相方とカフェ・アアルトで一休み。
さすがに「かもめ食堂」効果で日本人が多いのか、日本語のメニューが…でも地元のお客様もゆっくりくつろいでいて、愛されるカフェなんだなーと思いました。天窓からの明かりがやさしく、ゆっくりくつろげる本格カフェでした。

イッタラストアのディスプレイ。
キャンドルホルダーで壁画が！

アラビアファクトリーで買う予定なので、まだ、がまん。

公園を挟んだ通りは明るく人でにぎわっています。
公園内にはカフェやレストランがたくさん。
周辺に会社も多いらしく、公園でなごむスーツ姿の方たちも多かったです。こんな仕事場うらやましい！

午後5時、一旦ホテルにチェックインします。
中心街から中央駅を通り歩いて帰ります。
ほとんどが石畳の道なので、足がめちゃくちゃ疲れます。
スニーカーの観光客が多いのはそのため？

チェックインは宿泊票の記入で一苦労。書く欄がわからない…。受付の方も早口の英語であんまりやさしくなくて焦りました。全体的にフィンランドよりスウェーデンの方が英語は聞き取りやすく、愛想がよかった印象です。

予定では20時までやっているアラビアファクトリーに行くはずでしたが、2人とも疲れがたまっているので、カンッピ駅周辺で夕飯にすることに。

とりあえずまだ時間があるので中央駅に向かい、郵便局（日本人女子ばっかりー！）でカードを買い、中央駅の中を見て回りました。

ああー「世界ふれあい街歩き」に出てきた屋台がホームに！
ヘルシンキは改札がないのでこうやってホームにこれちゃうんですね。

通路も重厚な石造りでとっても素敵！
一角にデザインショップがあり、そこもお土産さがしに良いですよ。

このあとカンッピ駅をぶらぶらして、夕飯はホテルのそばにあるオシャレ系アジア創作料理屋さんファランへ。人気があって混んでいましたが、予約なしでも丁度席があき入れました。カジュアルな格好でもギリOK。店員さんも丁寧に説明をしてくれます（英語で）。刺身、タイカレー、肉団子を注文。タイ米でもお米があるとご飯がすすむーｗお値段はまぁそれなりにかかりました。写真ありませんが気になる方はことりっぷ北欧を見て行ってみてください。

ちなみにホテルの部屋は最上階、とても広くてきれいです。ストックホルムに比べ、バスタブがある、冷蔵庫がある、ティッシュがある、きれい、ベットも広い、静か、と大満足。

明日あさいちのアラビアファクトリーに向け、早めに就寝！