あじさいの季節の智光山公園2012（後編）林に抱かれて、この上なく見頃だったあじさいの苑

2012/06/23 - 2012/06/23

智光山公園のあじさい園は、そんなに大きくありません。
でも、近づいたとき、わあ、と思わず声が上がりました。２年ぶりとはいえ、よく見知っていたはずなのに。
だって、あじさいは手まり型もガクあじさいもどちらも見事に見頃で、一番華やかな時期と言ってよいくらいでしたから。
そして、斜面に広がり、周りを林に抱かれたこのロケーションのバツグンさはには、改めてほれぼれ！！
おかげで、色とりどりのあじさいをファィンダーに入れやすく、曇天であっても木洩れ日の光の玉を捉えやすいです。
ふわっとフィルターがかかったような前ぼけ写真にもチャレンジできました。

見回してみれば、ガクあじさいもいろいろあって、ヤマあじさいではないかと思えるものもありました。
品種名が分からなくて残念でした。
でも、いろんな品種を撮るよりは、思うようなあじさい写真を撮りやすいターゲットばかり撮ってしまいましたけどね。

これで交通費も入園料も無料で、かかった費用は自販機で買った飲み物 120円 X ２＝240円ぽっちで楽しめるっていうんですから、なんてお得なんでしょう。

＜あじさいの季節の智光山公園2012のシリーズ構成＞
□（前編）なくなってしまったもの、まだ残っていたもの
■（後編）林に抱かれて、この上なく見頃だったあじさいの苑

＜これまでの智光山公園のあじさい旅行記＞
2010年６月19日
「初夏の智光山公園（5）西洋アジサイ、なんとかリベンジ！？」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10471790/
2010年６月12日
「初夏の智光山公園（2）見頃初めの若々しいガクアジサイ
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10470258/
2009年６月14日
「初夏の智光山公園であじさいを」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10347233/

エリア 狭山・入間(埼玉)

るんるんるん、林の中のあじさい園@

真っ先に目を引いた、さわやかブルーのガクあじさい

この花色のなんともいえない美しさと、どの花もきれいに咲きそろっているところにうっとり@

あじさいの妖精さん

真ん中の両性花も満開で一番華やかなとき@

ポツンポツンとピンクの斑点のあるガクあじさい

くれない、かな。

あじさい園を見渡しながら

ピンクのあじさいに焦がれつつ

池のあるあじさい景色

このピンクのあじさいの向こうから池にかけて下り斜面になっています。

あじさい斜面を下りながら

あじさいを狙うカメラマンと@

林に抱かれたあじさい園

ふぞろいな花姿がキュートなウズあじさい・その１

このウズあじさいも、白山神社のウズあじさいのように、縮れた花びらときれいに広がった花びらの両方が同居しています。

先週出かけた白山神社のあじさい旅行記はこちら。
2012年6月16日
「観劇前の白山神社あじさい散策は雨の中（前編）あじさいは雨と神社がよく似合う@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10681227
「観劇前の白山神社あじさい散策は雨の中（後編）マクロレンズでチャレンジした雨にぬれたあじさい」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10681440

玉のような白いあじさい

ふぞろいな花姿がキュートなウズあじさい・その２

白いあじさいとピンクのあじさいの邂逅

ピンクのあじさいがこだまして

ふぞろいな花姿がキュートなウズあじさい・その３

あじさいの中から蔓が伸びる

ツタ性の葉っぱの絨毯の上に

なんともいえない魅力があるくずれたその花姿@

緑の屋根の下で

青とピンクのデュエット

周りの装飾花が大きくて華やかなガクあじさい

中性花もぽつぽつと目覚め始め

お嬢さん方、ワルツを一曲どうですか

三色そろって

光の玉が踊る中

このガクあじさいは、おそらく隅田の花火です。

整然と花をつけるガクあじさい

華やかに散らばる装飾花

白い森の妖精・その１

ちょっぴり気取ったななめから。
前に装飾花の白ぼけがちょろっと入りました。

白い森の妖精・その２

今度はちょっと上向き加減で、しとやかに。
表紙候補でした。

木洩れ日が宿る空を仰ぐ

届きそうでどかない───ああ、宿命の２人（なんちゃって）

光の玉が降り注ぐ

これも表紙候補でした。

尽きせぬあこがれ

嵐の前の森で

光の玉を背景にとらえるのにすっかり夢中になっています。

光が飛び交う幻想の森───ピンク・バージョン

あじさいが斜面に向かって見上げるように広がっているからこそ容易なアングル@

光が飛び交う幻想の森───ブルー・バージョン

とはいえ、私自身もしゃがんだり、カメラのバリアングル液晶を駆使してカメラを下から覗きこませたりしていますけどね。

下から見ても上から見ても魅惑のガクあじさい

あの木に向かって

タテバージョンでも撮ってしまいます。

緑のベールの向こうに

幻想的な前ぼけもゲットしやすくてラッキー！

青とピンクの森で

青いベールが忍び寄る

これも表紙候補でした。

青い海におぼれそう

おしとやかなレディたち

青と緑のベールに忍び寄られ

これもいいのですが、ピンクに青いベールがかかると、全体のイメージがやや暗くなるかな。

ピンクの幻惑

わあい、前ぼけ撮影が楽しいです。

夢の中の美女

うん、こんな写真が撮りたかったんです。
表紙候補でした。
ただ、この智光山公園のあじさい園は手前も背景もぼけで隠す必要はなく、背景の林などは隠すのがかえってもったいなく思えてしまいました。

現に現れたる森の美女

というわけで、光の玉ぼけも復活！

佳人たちに別れを告げて

次はガクあじさいエリアへ

としまえんで見たようなヤマあじさいもありました。
でも、ガクあじさいがこれだけ咲きそろっているので、今回はヤマあじさいらしき素朴なタイプより、華やかに咲いている方に目が奪われました。

好奇心旺盛な住人たち@

ワルツを踊る

ガクあじさいの舞踏会

光の天使が降りてきた@

頭上では嵐が訪れて

光の玉とガクあじさい

これも表紙候補でした。

ガクあじさいの意外にお気に入りのアングル

まあ、下からの写真をこれだけしつこく撮っていれば、お気に入りって丸分かりだと思いますけどネ。

緑の空と水色のガクあじさい

光の中に溶けてしまいそう

あじさいの花の影にたくさんの小さな妖精たち

今にも泣きそうな空の下で

実際は、そろそろあじさい園でのあじさい撮影を切り上げようか、ってときになって、雲間から太陽が顔を出し始めました。

ひょうたん池のほとりにて

森と池が瞬く中で

帰り際に顔を出した太陽に照らされて

満開のガクあじさいをそっと照らす

今までずっと高倍率ズームレンズで撮っていましたが、最後にマクロレンジでチャレンジ！

小さな頭に命のタネを乗せて

今にもこぼれ落ちそうな花粉が光る

このあと、隣のサイボクハムのまきばの湯に行って、温泉に１時間ほど浸かってから帰りました。
夏至直後で年間で一番日が長い時期だったので、午後７時近くでも完全に暗くなる前に自転車で家に帰り着きました。
往路は微妙な上り坂が多くて40分かかるけれど、帰路は下り坂続きになるので、ラクチンの30分でしたから、気持ちのよいい風に当たって涼みながら……。

おわり。

この旅行記へのコメント （2）

• こあひるさん 2012/06/28 00:22:52

  光の玉がとってもきれ〜

  まみさん、こんばんは。
  
  今回は、ずいぶんと光の玉作りで遊びましたね〜。どれもとっても美しいです〜。
  
  木々が、暗くなるほど鬱蒼と茂りすぎてないので、明るいきれいなバックができるのでしょうかね？
  
  前ボケとかも綺麗ですてきなお写真にうっとりでした〜。
  
  こあひる

  まみさん からの返信 2012/06/28 13:27:08

  RE: 光の玉がとってもきれ〜

  こあひるさん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます。
  
  いや〜曇天だと、こんな風に光りの玉では遊べないかと思っていたので、こりゃーおもわぬもうけもの、ってかんじで、しつこく楽しく遊んでしまいました@
  
  > 木々が、暗くなるほど鬱蒼と茂りすぎてないので、明るいきれいなバックができるのでしょうかね？
  
  そうなんですよ。
  ここは別に初めてのところではないのですが、きれいな背景の写真を撮りやすくて万々歳@
  そんなに蚊を心配するような鬱蒼とした林でもないですしね。
  
  > 前ボケとかも綺麗ですてきなお写真にうっとりでした〜。
  
  ありがとうございます@@
  きれいな前ぼけができる条件ってなかなか限られているから、ここぞとばかりに撮ってしまいました@@