2011/08/30 - 2011/08/31
97位(同エリア382件中)
コクリコさん
ビブラクトで遥かガリアの歴史に思いを馳せた後は引き続きモルヴァン地方自然公園をドライブします。
自然公園といってもかなりの広域で圏内面積1961平方キロメートル。
東京都の面積が2187平方キロメートル、島部も含まれているので島部を除いた東京都の面積位の広さと同じ位なのでモルヴァン地方自然公園の広さがわかると思います。
モルヴァン自然公園にはロワール川流域の深い森、多くの湖やブドウ畑、牧草地が広っています。
圏内の人口は約3万人。
その中にM家も含まれています。
2008年に行った世界遺産ヴェズレーの丘、バゾッシュの城、2010年に行ったミッテラン大統領博物館のあるシャトー・シノンの村、そして行ってきたばかりのブーヴレー山にあるビブラクトも全てモルヴァン地方自然公園内にあります。
フランスでは国立公園とは別に地方自然公園が46あり、国土の13パーセントを占めています。
国立公園は自然環境の保全管理が最優先されていて無人区域が国立公園に指定されています。
地方自然公園は自然環の保全管理だけでなく、文化の保護、教育の推進、観光・農業・酪農・林業などの経済的発展などが全て含まれた公園だそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
レストランで食事した後、駐車場で、
M氏が
「これは車のお守りだ」
と誇らしげに見せてくれたのが車のバンパーにつけてあるコレ。
モルヴァンの森でM氏が射止めた鹿の角に細工したもの。
「友達だ」
と言って良し良し・・と撫でていました。
さあ、鹿のお守りに守られた車で出発です。 -
ロワール川の支流の小川を渡り、
-
今までど似たような村をいくつ通過してきただろうか、教会のある小さな村を通り過ぎ、
-
目の前に広がるブルゴーニュの豊かな牧草地をいくつも走り抜け。
着いた先は・・・ -
きゃあぁ!!!何これ!!!???
目の前に忽然と現れたド派手な寺院は!!!
「コクリコがお寺や仏像が好きだから」
と得意顔のM氏。
そう言いつつも、派手だ〜と顔をしかめるM氏。 -
何でもチベット仏教の寺院らしく、1000体の仏像が安置されてあるのかな、何しろ『千体の仏陀の寺』という名前の寺だから。
ピカピカに新しいお寺です。
入り口の塀の左側は極楽の絵のようです。 -
右側はよく見ると地獄のように見えます。
今年の干支は辰なので、こちらの龍の写真が良くみえたので年賀状に使ってしまいました・・・地獄の龍かもしれないのに。 -
いくらお寺や仏像が好きとはいえ、日本のお香で黒ずんだ仏像や古い寺院が好きなんだけどな〜と思ってハッと気がつきました。
チベットの派手な仏像も好きだったことを。
そして、この旅行の前半のパリではギメ美術館でアジアの仏像をワクワクしながら見たり、
中盤のブルターニュでは教会の聖人像に心を奪われていたことを。
要は何でも好きなんですね。 -
なぜいきなり、ブルゴーニュのド田舎モルヴァンの地にチベット寺院を建てたのだろう?
-
亡命してきたチベット人がブルゴーニュの片隅に住んでいるのだろうか?
-
こんなに派手なチベット寺院の奥にフランスの館が見えるのがミスマッチで笑えます。
-
噴水?
まだ発展途上の寺院だと解釈して良いかしら。
同じ派手でももっとしっかりちゃんとしたチベット寺院にして欲しい。
真ん中にただ噴水がドンとあるだけではなあ。 -
ブルターニュで見た面白い顔の彫刻、それが被って見えた。
面白い顔の神様や魔物たちは好きなんだけれど。 -
本堂の拝観料は4ユーロ。
「高いからやめよう」
と言うM氏と夫。
私も先日ギメ美術館でチベット仏見てきたから見なくていいや〜
なにしろM氏やM氏の柔道の弟子たちが日本に旅行に来て参るのはお寺の拝観料の高いこと。
京都のお寺は拝観するだけで500円が最低、ひとつのお寺でもお堂ごとに拝観料がかかるお寺があると1500円もかかってしまうと。
フランスでは世界遺産の教会でも無料ですから、考えてしまいます。 -
本堂で真剣に修復作業をしている若い女性。
信者かしら、芸術家かしら?
新しい寺院の修復?
それとも描き込んでいるのか? -
チベット寺院を後にドライブは続きます。
M氏が道を間違えたのでかなりぐるぐる回りました〜
緑の牧場に白い牛、の風景を気に入った私は牛を見ると窓から写していました。
もちろん「美味しそうな牛!」と言いながら。 -
どのくらいぐるぐる回ったかな〜
とある湖に着きました。
セットン湖というダム湖らしい。
モルヴァン自然公園にはこのような湖が点在していねようです。 -
8月末の今は静まり返った湖ですが、真夏の7月は海水浴客で賑わう湖畔です。
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読書する夫婦。
-
何をしているのか、、、
ただゆっくりと湖を眺めている友人同士。 -
映画の1シーンみたい。
この年代の西洋の少女って天使のように可愛らしい。
静かに時が流れている・・・ -
M氏はキノコが大好き。
森に入ると「シャンピニオンの香りがする〜」とうっとり顔してキノコを探しています。
「日本語ではシャンピニオンのことを何と言うのか?」
とM氏の問いに夫は
「キノコ」
と答える。
「キノコ、キノコ、キノコってどういう意味?」
「キノコは『enfant d'arbre(木の子供)』」
と夫が答えると、
「素晴らしい!なんて日本人は詩的なんだ!」
と大感動するM氏。
夕食の席でその話をするとマダムMも長女のロランスもロランスの夫アメリカ人のジャンセンも皆揃って
「日本人はなんて詩的な名前をつけるんだろう!詩人だ!俳句の文化の国のことはある」
とまたまた大喝采。
こんなに褒められるとちょっぴり誇らしい。
現代の日本人が全て詩人ってわけではないけどね。 -
小さな村のリゾート地、って感じ〜
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晩夏。
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湖畔にどうってことのない世界中どこにでもありそうなカフェがあるのでしばし休憩。
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そんなカフェですが、ブルゴーニュの大自然の中で湖を見つめながらボーっとしていると、不思議なシアワセを感じます。
シアワセの中心にいるのではないかって♪ -
セットン湖からしばらく車でゆくとセーヌ川のダム湖があります。
セーヌ川では過去2回大洪水にみまわれ被害が膨大だったためたダム湖を造ったそうです。 -
湖面に光が反射してキラキラ輝いています。
光の子供たちが遊ぶ時間になりました。 -
広い湖面に空が映ってる。
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再び牧草地を越え、、、
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M家へ家路を急ぎます。
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私たちが泊まらせていただいているM家の第2のゲストハウス。
このゲストハウスも売りに出しているので記念に写真を撮らせていただきました。
母屋の隣の物置小屋が第2ゲストハウス。
1階は物置小屋とダイニングキッチンとシャワー・トイレ、ちょっとしたリビング。
写真は2階、寝室です。
この建物も第1ゲストハウス同様M夫妻で建てたそうです。 -
「青の部屋」と呼ばれている寝室。
というのはマダムMはプルーが大好き。
奥の壁全体に掛かっているブルーのタピスリーはマダムMのお手製とのこと。
M氏はマダムMのことを
「ペネロペだ」
と言っていました。 -
広い窓には日本で買った簾が掛かっています。
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窓から母屋のサンルームが見えます。
今夜はサンルームでディナー。 -
1階のシャワー・トイレットルーム。
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ダイニングルーム。
-
夕食は母屋のダイニングルームでまず食前酒のキール・ロワイヤル。
おっとその前に私たちが持って行った抹茶をたててお茶儀式をしました。
M夫妻と長女のロランスとジャンセン夫妻は床の絨毯にお行儀良く座ります。
まず干菓子を口にして、
私がたてたお抹茶をおごそかに興味深く面白そうに飲んでいました。
茶杓はM家にあります。
茶碗はカフェオレ・ボールで。
私は若い頃茶道を習っていましたが、お点前は忘れてしまっているので思い出しながら適当に・・・ -
食前酒にはビールも。
私の手作り梅酒も大好評。
でも私が気に入ったのはManzanitaという青リンゴの蒸留酒。
青リンゴ100パーセントで作られたリキュールで青リンゴの香りが広がるとても美味しいお酒です。
ただしアルコール度が20パーセントなので強いですよ〜
マンザニータがとても気に入ったので帰り間際パリのスーパーで購入。
10ユーロ弱、、、お手ごろ価格です。
お酒の好きな方にはおススメしたい一品です! -
これがManzanita。
壜も可愛いでしょ!
是非是非♪ -
サンルームのテーブル。
ここで本格的なディナーが始まりますが、笑い転げる陽気なディナーでした。
まずドジな(失礼)アメリカ人ジャンセンはM家で大事にしているカモの形のワインピシェを割ってしまうし。
電熱器を壊してしまうし・・・
しょんぼりしているジャンセンをハンガリー舞曲第五番を歌ってみんなで慰めました(ジャンセンの御両親はハンガリーからの移民だそうです)。
M氏はジャンセンは「いい奴だ、本当の息子のようだ」
と気に入っています。
確かに頭のツルツル具合がM氏とそっくりで息子みたいです。 -
デザートは庭のリンゴで作ったパイ。
アメリカ人の男性はフランス女性と恋したり結婚するのに憧れているとか。
ジャンセンはフランス人女性、それも美人のロランストを結婚しているので羨ましがられているそうです。
美人のロランスはフランスの象徴雄鶏の鳴き声がとても上手。
素晴らしく勇ましいゴートの雄鶏そっくりに真似ます。
「日本の雄鶏はどう鳴くの?」
と言われ、恥ずかしがりやの夫に代わり私が
「コケコッコー!」
と鳴いたら
「わー日本の雄鶏は優雅〜」
と言われました。
「して、アメリカの雄鶏は?」
ジャンセンは
首をかしげて「ケ」とか「ピ」とかしか鳴けないので
「アメリカの雄鶏って情けないね〜」
と皆で大笑いしました。 -
明けて翌31日。
M家を発つ日。
M家の母屋の屋根の上には風見鶏ならぬM氏自身だという弓矢を持った男がいます。
風見M。 -
最終日の朝、夫と村を一周。
村の一軒の家に大きくて獰猛なドーベルマンがいて、その家の前を通るのが凄く怖い。
吼えつづけ、柵を越えそうな勢い。
もともと犬が怖いコクリコ夫婦、その家の前を通らないと村一周できない。
犬の鳴き声に飼い主が出てきて、やっとおさまった。
ふう〜怖かった。 -
牧場では乗馬もできるようです。
馬で朝の散歩も良いね。 -
-
まあるいヤドリギ。
ドルイドの神が宿る木で、私にはお気に入りなのですが、主木がかわいそうだと気に入らないトラベラーさんもいらっしゃいます。 -
M家の庭。
ここでロランスとジャンセンの結婚披露パーティーをしたそうです。 -
マダムMは草花を育てるのが大好き。
特にバラとダリアが好きなんですって。
「このバラは良い香りがするでしょう」
と言って花びらを広げるマダムM。 -
ダリア。
-
庭の日の当らない所に置いてあるテーブルに、
-
テーブルクロスを掛け、クッションを置いて、最後のランチです。
-
チーズの模様描かれているお皿。
チーズは山ほど。 -
メインはパスタだったかな。
ソースも美味しく。
パンもワインも美味しく。 -
デザートは庭で採れた果物がいっぱい。
これかなりの量でした。
既にお腹いっぱいになっていたけれど、美味しかったから全部いただきました。
ごちそうさま〜皆さんありがとうございました。
全員で記念写真を撮ってから、マダムMが車でヌヴェール駅まで送ってくださいました。
また来年〜と言って♪
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