2012/04/26 - 2012/04/27
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frau.himmelさん
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9年前のフライブルクにはもう一つ苦い思い出があります。
前回のトラムの検札官と同じで皆さんからすると、なーんだ!と言うようなことです。
でもなぜだか私にとって「フライブルク」というと蘇るこの思い。何とかしなければ…。
2003年9月、私達はちょと高級なレストランに入りました。
高級って言ったところで私達が行く高級なレストランって底が知れています。
ナイフやフォークが紙ナプキンにくるまれて出てくるところではなく、一応テーブルにセッティングされているところ。
店内に入ると真ん中のいい席が空いていました。
てっきりそこに案内されると思いきや、店員は厨房の横の狭いテーブルに私達を案内したのです。
夫はとっても憤慨していましたね。
これは絶対”人種差別だ!”(笑)って。
直接文句こそ言いませんでしたが、しばらくそのことでブーブー言っていました。
で今年、リベンジとは?
同じレストランに行って、今回は真ん中の席で食事をしてくるぞー!
それが出来たら苦い思い出から解放されるかも知れない…。(笑)
本当に他愛もないリベンジ(?)なのです。
-
ミュンスター大聖堂が見えてきました。
こちらはミュンスターの東側から見たところです。 -
手前にある水色の鮮やかな木組みの家、
ミュンスターラーデンとありますからお土産なんかを売っているお店なのかしら。
そして建物の前には、旧市庁舎の観光案内所でも立っていたあの謎の男。 -
ここにも謎の石像が。
この不自然な姿勢は一体何なのでしょう?
見ている私までが不自然な格好で首を傾げます。
カッパ? -
上からみると、なんと天に向かってアカンベー!をしているのです(笑)。
何て大胆なー! -
フライブルクのシンボルともいえるミュンスター(大聖堂)。
大きすぎて写真に入りません。
素晴らしいゴシック様式の建造物です。
大聖堂の建設には1200年からなんと300年が費やされたとか、さもありなん。 -
116mもの高さのある尖塔部分は、ヨーロッパの中で最も優れたゴシック建築の一つなんですって。
何て高いんだろう…。
塔を写そうとすると下が入りません。
この写真でもかなり上を見上げて撮っているというのがお解りになるかと…。 -
建物を装飾する付属品も素晴らしい。
ガーゴイルと聖人の像 -
この入口の飾りはアベルの子羊ですね。
(なんて知ったかぶり…) -
正面入口の聖人たちの細工の繊細なこと。
いったい何人の聖人様がいらっしゃるんだろう。 -
-
中に入ると、ミサの真っ最中でした。
パイプオルガンとコーラスの荘厳な音色…、身が引き締まる感じがしました。
休憩するために椅子に座った私でしたが、他の信者さんと一緒に頭をたれて言葉を唱えました。
口をモゴモゴするだけです…、いいですねー。
決してキリスト教徒ではないんですが、何だかこの中に身をおくと、一旅行者ではなくフライブルクの一市民になった気がします。 -
中に進むことは出来ませんので、そっとステンドグラスの写真を撮ります。
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左端は聖クリストフォロス、幼いキリストを背負って川を渡っています。
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最後の晩餐
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ミュンスター大聖堂の南側には歴史的カウフハウス(商館)があります。
鮮やかな赤色の建物の両脇に、出窓がついた印象的なファサード。
中世の商人たちの集会所として使われたようです。
あそこに人が大勢見えるのは、きっと市内ガイドツアーの方々でしょう。 -
フライブルクの歴史にはハプスブルク家が大きく関わってきます。
1368年から約400年間、ハプスブルク家の庇護の下に町は発展しました。
歴史的カウフハウスの正面の2階の壁には、ハブスプルク家の4人の皇帝像が見えます。
皇帝マクシミリアン1世、その息子のフィリップ美男公、カール5世と弟のフェルディナンド1世の4人です。 -
また、1770年、マリーアントワネットがフランスのルイ16世に嫁ぐ際、フライブルクにも立ち寄ったそうです。
軒下では古本屋さんがお店を広げています。 -
さて、私は9年前のリベンジをしなければなりません。
それはカウフハウスの横のレストランで食事をすること。
夜警の格好をしたガイドさんに連れられたツアー客が通っているあの白いレストランです。 -
9年前このレストランで食事をしたときにちょっとだけ嫌な思いをしたのです。
まあ、大したことではありませんが、ドイツ好きの私にはちょっと気になること。大げさに言うと日本人の尊厳に関わる問題(笑)なんですよー。
さて、私のリベンジはこのオープンテラスではダメなんです。 -
中に入ります。
この1階の比較的庶民的なところでもダメなんです。
2階に上がります。 -
2階はちょっと高級な仕様になっています。
高級って言ったところで私達が行く高級なレストランって底が知れています。ナイフやフォークが紙ナプキンにくるまれて出てくる庶民的なところではなく、一応テーブルにセッティングされているところ。
9年前には真ん中のいい席が空いていました。
てっきりそこに案内されるのだろうと思いきや、店員は厨房の横の狭いテーブルに私達を案内したのです。
直接文句こそ言いませんでしたが、夫はとっても憤慨していましたね。
「絶対人種差別だ!」ってね。(笑)
しばらくそのことでブーブー言っていました。 -
さて、今回。
9年前と同じように真ん中のいい席が空いています。
さあ、リベンジです。
店員に「ここに座っていいですか?」って声をかけて、真ん中の4人席に一人で座ります。
店員は何も言いませんでした。まず第一関門突破。
そして前回私達が座ったと思われる席を見ると…。
少し配置が変わっていましたので同じかどうかわかりませんが、30代と思しきカップルが楽しく食事をしています。
他の席もみんな思い思いにディナーを楽しんでいるという優雅な雰囲気でした。
さすがに静かに食事をしている店内の撮影は気が引けて出来ませんでしたけど。
思うに、9年前だって人種差別でもなんでもなく、きっと後からくる客のことを考えて私達を狭い席に案内したのでしょう。 -
そう考えたら急におなかが空いてきました。
ワインは白でミュラートゥルーガウのアスバッハー、
お食事はメニューの中から、シュパーゲルとヌーデルンという文字を拾い読みしてそれにしました。
白アスパラガスと変形シュペッツェレと小エビを白ソースで絡めたもの、美味しかったです。
店員さんも大変親切で、お味はお口にあいますか?って聞きに来てくれました。 -
2003年の写真です。
帰ったら夫に、とってもいいお店だったわよーって報告しなくちゃー。
夫だって本心で「人種差別」なんて思っているわけではないんです。
その後何度もドイツに来ているし、思っていたらドイツには来れないでしょう? -
大聖堂の入口は相変わらず大勢の人で賑わっています。
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天を突く大聖堂の塔に別れを告げて…。
時間はもう8時を過ぎています。でも、私の観光はまだ終わっていません。 -
フライブルクの守護聖人、聖ゲオルギオスの噴水、ですよね?。
足の下に踏みつけているのは竜ですね?。 -
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ほろ酔い気分で、カイザーヨーゼフ通りのベッヒレ(水路)に落っこちないように気をつけて歩かなきゃ…。
このベッヒレはいろんな場所でいろんな表情を見せてくれます。 -
外が少し暗くなって、店内のショーウィンドウが華やかさを増した商店街の傍をトラムが走り抜けていきます。
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ここはフライブルクのトラムが交差する地点、ベルトルト広場です。
この像は、1118年にフライブルクを新しい都市に造り上げたツェーリンゲン公ベルトルト3世です。
先ほどラートハウス広場に建っていた修道士ベルトルトとは、名前は同じですが、同一人物ではありません。 -
この先に、シュヴァーベン門と共にもう一つ残っている城壁の門、マルティン門があります。
マルティン門は街の防備を固めるため、13世紀の初め頃に建造されました。シュヴァーベン門よりも古い門だそうです。 -
マルティン門の横の歴史的な建物に書かれている「McDonald's」という文字は…もしかして…
そうです! あの「マクドナルド」なのです! -
いつかテレビで、世界で一番歴史的な(建物で営業している)マクドナルドはどこか?(ちょっと意味は違っているかもしれませんが…)と言うのがあって、ここを紹介していました。
それぐらいこのマクドナルドは有名で、フライブルク観光の定番になっているそうです。
私達も9年前にここに入りました。 -
その近くにあったマンホールの蓋も歴史的です。
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さて、この街一番のショッピング街、フランツ・ヨーゼフ通りをウィンドウショッピングしながらホテルに戻りましょうか。
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再びベルトルトの噴水広場。
ここを左折してベルトルト通りに入ります。 -
立派な中庭でなんだか皆さん楽しそう〜!
つい誘われるようにそちらにフラフラと。
地図を見るとここはアルテ・ウニヴァージテート(古い大学)。
フライブルク大学は、市内のアチコチに点在しています。
前編で紹介した哲学部がある場所とは違います。
フライブルク大学もハプスブルク家アルブレヒト4世によって1457年に創立されたものです。 -
大学教会の聖人の像
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カール・フォン・ロッテック(1775-1840)。
アルベルト・ルートヴィッヒ大学(フライブルク大学)の学長でした。
前の通りは彼の名前を冠した「ロッテックリンク」。 -
ロッテックリンクに立っていたモニュメント
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同上
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整然と並んでいる古代史博物館のブドウ畑を通り。
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ポスト通りの方に曲がると、すぐホテルです。
今日も足の疲れにもめげずよく頑張りました。 -
アール・ヌーヴォー様式のホテルのエレベーター。
1人でスーツケースを持って乗ったらもう満員、そんな可愛いエレベーターでした。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ももであさん 2012/07/05 06:13:05
- アカンベーさんのお仕事
- himmelさん
アルペンルートは走ったことがありましたが、さらに西へ行くと
こんなに素晴らしいエコの街があったのですね。
教会のガーゴイルも、でかい口を開けていたと思いますが、
おそらくこの“あかんべ〜像”も、悪霊をはき出して、教会を
守っているのではないでしょうか。
日本で言えば、煩悩をはき出す魚板のようなものでしょうね。
ももであ
- frau.himmelさん からの返信 2012/07/05 20:14:42
- RE: アカンベーさんのお仕事
- ももであさん こんばんは。
投票とコメントありがとうございます。
なるほど、あのアカンベーくん、そういう意味があったのですか。
あの歴史的な地区に、おふざけでアカンベーがあるのもおかしいと思いました。
そうそう、教会のガーゴイルもみんな口をあけていますね。
しかも殆どは何の怪物か野獣だかわからないような…。
ももであさんのお陰でまたひとつ賢く?なれました。
ところで私、旅行記にカーゴイルって書いていました。
ガーゴイルなんですね。恥ずかしいー。
himmel
-
- ハッピーねこさん 2012/06/23 00:51:25
- よかったですね。
- himmelさん、こんばんは。
9年前にそんな出来事があったのですね。
今回その苦い思い出が払拭できて、よかったですね。
再訪の大きなお土産になりましたね。
ご主人もお喜びになられたのでは?
旅先、特に大好きな国での出来事は、ほんの小さな親切でも大きな喜びに
感じられるので、その逆も同じで些細なことでもすごくショックを受けてしまいますよね。
あちらにしてみればそんな深い意味もなくとった行動でも、受け手には
大きく響いてしまうことがあるのは自国内でも同じことなのでしょうから、
気をつけないといけないとつくづく感じます。
大聖堂の広場に面するそのお店、私も前を通っていました。
確か看板を撮影しています。
今回himmelさんの訪ねられた5日ほどあとに。
やっと昨夜バーゼルまでのアップが済み、次がフライブルクです。
この週末にアップできると思います。
よろしければまたお越し下さい。
おやすみなさい。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2012/06/23 19:41:20
- RE: よかったですね。
- ハッピーねこさん、こんばんは。
> 9年前にそんな出来事があったのですね。
> 今回その苦い思い出が払拭できて、よかったですね。
本当に取るに足らない些細な出来事なんですが、思い込みとは怖いですね。
前回はもっと暗くて狭い席だったなーと思っていたのですが、
今回見てみると、普通じゃないー、って思えたから不思議です。
ちょっと配置も変わっていたのかな。
あのお店の名誉のために言いますが、とてもいいレストランなんですよ。
お料理も美味しかったし、ワインもグット!
たぶん次回フライブルクに行っても、あのレストランで食事すると思います。
思い入れの深いレストランになりました。
ハッピーねこさんも次はフライブルクなんですね。
来週は1週間ほど、ネット環境にないところに行きますので、
間に合うといいなー。
himmel
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