2012/05/05 - 2012/05/06
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練馬の材木屋さん
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例年「練馬の材木屋」としてGWは仲間と遊んでいるが今年は幹事本人が都合わるくなり
1泊2日で薬師寺の玄奘三蔵会大祭に出席し、ついでに奈良市内のお寺さんを見物してきたのでご報告を。
芝生の剪定作業中のシカ君たち(時給幾らかは教えてくれなかった)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
5月5日のぞみ3号 6:16東京発
-
日頃から言ってるだろ、親方日の丸的発想の企業のやること、
高すぎるのだよ、この車両京都までついに私ひとりだぞ。
たとえば新宿から小田原までJRと小田急なんでいつまでもあの価格差
ほっとくのだ、いいかげんにしろって。JRのやること
身勝手でみみっちく乗客の利便性経済性など考えたことあるのか
なんとか18の切符位だろ使えるのは -
今日は仲間がいないのでビ−ルはなし
やっぱりビ−ルは必要だあれば
前項のようにはすぐにカッとはしない -
いい天気だなあ
富士市あたりだろう -
それでもってあっというまに京都
それでもたもたせずに
近鉄特急に乗り換え -
近鉄は満員だった途中
西大寺で取り急ぎ電車撮影
そして次は奈良市内へ -
修学旅行以来の「猿沢の池」四捨五入すると
50年ぶりになる。
亀さん亀さんか頼ってるぞ(これが最初の変換)
偏ってるぞ(二度目)
二度目で出るのだから
たいしたものだ。
右の島の亀さん
左の筏あいてるぞ -
まだ9時ちょっとなので
人出も少なくのんびり空間である
最初の目的は興福寺国訪韓(直さない)
の阿修羅像であったがさすが同好の士多く
大勢見入ったまま動かない
国宝館(なんで今度は一発で変換するのだ)
のなか自分のとこで売りたい絵葉書のためだろう
撮影禁止とある。 -
興福寺では朱印帳などを買い求め
記帳してもらう記帳の相場はどこも¥300であった
後日公正取引委員会に電話してみよう
「談合ではないか」
「こういうのをカルテルと言うんではネ−ノ」 -
そして「ならまち」散歩
-
ならまち「四歩」
観光客仕立ての
ものでなく
こんな町民専用がやたらにある -
ならまち「五歩六歩」
だんだん暑くなってきた -
奈良町豆腐庵「こんどう」に到着
何事にも行き当たりばったりの旅も
良いかも知れぬが、このあとフリで入ってきた
お客さんすべて断られていた
この豆腐やさん突然みつけて入るような
所にないし
肝心なところは押えておいた方が良いと思うけどね -
食卓から奥の庭を眺め
一番乗りだからまだお客さんいない
先にビ−ルを貰って
何人かそろうのを待つ
あんまり早く料理だされても困る
純粋にビ−ルだ
至福の時の到来である -
京都と奈良の商家町屋は似たつくりだ
中庭から食卓を見る -
しまった、解禁された生ビ−ルのせいで
料理撮影忘れた、「豆乳」濃度15度甘味を感じる
「おぼろ豆腐」藻塩と割り醤油ですくって食する、「豆乳仕立ての湯豆腐」
これを柚子胡椒で、次が「湯葉刺し」これはわさびだろう
「半兵衛の生麩田楽」「白和え」「おから豆乳煮」
まだまだ続く「豆腐と山芋のかきあげ旬の野菜添え」野菜は
アスパラ「肥料図----一発変換は是泰ムリ←←いい
加減にしろって絶対位で」
「飛龍頭の炊き合わせ」勿論銀杏が入ってた、
それで「若竹の吸い物」「黒米いりご飯」香の物は大好きな
「日野菜漬け」が出てきた、しめは「豆乳入りゆずゼリ−」と
「万能茶」なにを煮出したのか不明、大豆を炒った香りがした
それで3杯の中生ビ−ルと料理の値段はほぼ一緒 -
さらに「ならまち散歩」は続く
-
創業何百年とか言うのだろう
砂糖やさんだと思うが
栃木県那須の三斗小屋温泉の一軒の方は
煙草屋というし
京都には炭屋と言う旅館もあったりするからだまされたかもしれない
(後で調べたら「砂糖傳」と暖簾が出ていたこと判明) -
練馬の材木屋指定
歴史的建造物
保存指定1号
「特に北側の羽目板は厳重に現状維持を命ず」
「近所の材木屋などからこっそりと板を買ってきて
などと言うのは、言語道断の所業だからね」 -
商家にお邪魔
-
いずれも間口が狭く
奥行きが深い京都奈良特有の
造り -
いつかは来てみたかった
元興寺極楽坊
以前狂言修行のころ
「元興寺が出る」を
「ガゴゼがずる」と読み
お化けが出るの意味だった、
がそんなことはなかった
街中ど真ん中でお化けの活躍の余地はない -
奥のほうに
箱根富士屋、日光金谷、軽井沢万平と
並ぶ奈良ホテルが見えたので
コ−ヒ−でもと思ったが
入口にたどりつけず、面倒くさくなったので
西ノ京方面に行こう
右に行けばいいものを
左にいってしまった -
奈良駅から西大寺乗換えついでに
その「西大寺」にお参りし、
かわいそうに
「東大寺」のあの人出にくらべ
誰もいない。 -
次が「唐招提寺」
私の高校生以来の愛読書
「天平の甍」の鑑真和上の眠る
聖域
今回は時間もたっぷり
金堂、講堂、鼓楼、経蔵、御影堂
すべて見てやった。 -
東堂と礼堂あたりかな
お昼の3杯の生ビ−ルの効きめ
きれてきた -
御影堂のそばに
鑑真和上の生地からとりよせた
(王+京)部首変換ででるのかなこの字
(王+京)花が満開であった -
ここは鼓楼だったかな忘れてしまった
きょうは暑いが、
お寺でビ−ルは売っていない
お堅いことだ じゃない
「あったりまえだ」 -
そして着いたのが薬師寺
なぜ薬師寺なのかといえば
練馬の材木屋例年GWはグル−プで
旅をしている、今年は中国安徽省「黄山」
の絶峰群を見て回るはずが、「事情あり国内にしてくれ」の声
あって、5/2夜中東京発、5/3尾道、島なみ街道で大三島、道後温泉泊
5/4松山-内子−伊予大洲-宇和島-四万十川沈下橋−土佐中村「ここで
うん万の四万十天然鰻会席をやる」
5/5土佐中村−高知道-大豊「大杉を見る」−大歩危−蔓橋−高松
5/6高松−屋島-鳴門−淡路島-阪神高速-名神−中央高速−東京練馬
推定走行距離2400?の旅に決定したが
私メのみ都合がわるくなり
そして仲間の一人に
「玄奘三蔵会大祭にご参加を」と招待状が
きていたので、その仲間に成りすまし私は
薬師寺、招待状記載の奴は四国で天然鰻となったのであるが
結局5/5に連中は土佐中村から奈良までぶっ飛ばして
全員合流することになった、今頃は祖谷峡の蔓橋あたりかな -
三蔵さんの大祭は午後2時開始
「法話」「鐘突き」「練供養」「散華」「読経」
その他いろいろあって、「伎楽法要」と「万燈供養」がクライマックスで
あろう、ごご8時ごろまでかかりそうである。
適当に境内を拝観
招待状には夕食券やらロ−ソクやら、野点券やら各種拝観券が付属していた
ので利用する
野点のお菓子は小型の柏餅
そ-だよね「端午の節句」だもんね -
あったあった三重塔
「行く春のやまとの国の薬師寺の塔の上にはオイ雲がないぞ」
なにとなにと名句にてはござらぬか -
それで4時頃玄奘三蔵伽藍へいってみると
満員の要するに「結縁者」の中に詰め込まれ
立つこともできず、「惣礼」「唄」「表白」
「大般若経転読」「般若心経読経」「挨拶」
皆さん知ってる人は知ってますよね代々の
薬師寺の坊様の弁の立つのは
山田法胤管主も例外でない
一人で押して予定表の
伎楽奉納5時開始のはずが
5:40だ -
本日の主役
三蔵法師役の茂山良暢君が私の思ってないところから
突然でてきた正面からは取れないので背中をパチリ
彼がそのうち5代目
「茂山忠三郎」を継ぐ筈
ついでに調べればわかることですが
なんで玄奘三蔵と薬師寺が関係あるのといえば
同じ法相宗ということ、戦時中日本軍が三蔵法師の遺骨を見つけてしまって
一部が薬師寺に分骨されたこと、薬師寺は写経のお寺で三蔵法師
が天竺から持ち帰って翻訳し現在の日中台の人ならわかるあの
写経のお手本の般若心経になってるのだからと言うことでしょう
本来の招待者である仲間に「おい一回や二回写経にいっただけでは
招待状なぞこないぞ」「結縁--けちえん」「「玄奘三蔵会---げんじょう
さんぞうえ」くらい知らずに発音するとチョットじろっとされそうな
雰囲気だぞ狂言やっててよかったよ。」
彼は父親の病気平癒を願って東京の別院の方で
何回も写経をしたのであろう、今まで知らなかった -
指定された場所が悪かった
撮影自由でも殆ど撮れる状況ではなかった
「いったいその法要なんだ」と思う方は
薬師寺のHPをご覧いただくことにして
ただこの法要
伎楽をうたいものに
しないほうがいいような
気がする薬師寺のやり方は
「ついでに伎楽」っぽい公演。
但し伎楽面はいくつも残っているし
東大寺大仏開眼の法要では演じられたらしいが
一度途絶えた芸能を復活するのは大変だ
しょうがないのかも知れない
舞楽雅楽は残ったのに
伎楽は消えたどうして?
性的に野卑っぽい番組があって
(それは観客には喜ばれた筈で)
お堅い人に敬遠された?
殆ど全部消えた理由にはならないだろう
結局獅子舞のみが別途の芸能として
残った、謎だらけである。
面は法隆寺→宮内庁→東京国立博物館
のものと東大寺正倉院のものがあきらかに残っている
のである。
これ以上のことは分からぬままですませよう。 -
6時ごろには始まるはずの
万燈供養が「誰かさん」のせいで
7時すぎた
そしてやっと
携帯電話に出ることができた
「お-い今どこだ」
「阪神高速だ」
「推定到着時間は?」
「8時ころかな」
「う-ん薬師寺の支給弁当食べるかな」
「待った待ったとにかく新大宮のホテルに集合だ」 -
皆で慌しく近鉄奈良駅前に出て、「月日亭」季節ご膳
お造り、天麩羅、箱にはいったのはなんだったっけ
ビ−ルと熱燗に大脳記憶中枢を麻痺させられた
連中の今回の旅の
メインイベント
四万十川の天然鰻一匹500グラム以上¥21800は肝心の
鰻が取れないでオジャンだったというオチがついていて
今日のお宿に分宿 -
5/6朝、車で若草山のてっぺんへ本当はあるいて
登るはずだったが、車という思ってもみなかった
便利なものが来たので -
別に若草山観光に来たのではない
これから一人蕨狩りしながら東大寺まで下りるのである
若草山は三段腹になっていてその出っ張りで
全容が上からも下からも分からない部分あるのだそうだ
この三笠山とも呼ばれるお山火山だったそうである。
さ-てワラビだワラビだ -
しかし乍ら今にも雨が降りそう
山菜狩り遭難者出しそうだし
それが出ても誰もつきあってくれなさそうだし
予定より2時間早く奈良を出て
渋滞にそなえように決まり
ワラビ狩りは断念し
各自2時間半のフリ−タイム -
「もみぢのにしきかみのまにまに」の手向山八幡
本来なら抱えきれないほどの10数キロの
ワラビを抱えこのへんにおりてくるはずだった
「そんなに持てるかはないだろう
ころがしてでも持ってくるのだ」 -
ここは東大寺四月堂普段なら通過だが
三月堂修理期間中は四月堂で三月堂の分もご朱印
受付ということで
今回の各種ご朱印のうち一番美しい文字だった -
通りすがりの三月堂
-
二月堂
この辺にもシカがいるが
あまりよってこない
二月堂三月堂の裏側は
若草山の斜面 -
二月堂お水取りのとき
たいまつををもって
走り回るところかな
この不揃いさ加減が良い -
二月堂の隣
以前は関東炊き(といったか)、甘酒、ワラビもちなどを供する
常駐のお茶屋さんだったが今は完全セルフサ−ビス、このやかんも
当時は不滅の薪火などと言ってたらしい
安芸の宮島の弥山(みせん)のてっぺんをちょっと下ったところに
はたぶん仏教修行者のためにお湯を沸かしている祠みたいな所があって
そちらはまだつづいているのだろう -
東大寺の鐘楼は大仏殿と三月堂をむすんだ線上にある
大仏殿より山側にはあまり人がこないようだ -
東大寺大仏殿は入場料をけちって
格子の間からパチリンこ
ほんとうはそろそろ集合時間が近づいた為。
この辺で人に会うようになってきた
この周辺のシカと二月三月堂あたりと
若草山頂上あたりのシカは性格が違うのだって
山の上のシカは人に寄ってこない
東大寺南大門あたりのシカはシカせんべ
をもっている人間を押し倒すか何匹かで
とりかこんでカツアゲをする。
(昔厳島神社で狂言出演してたころ)
まずフェリ−で我々神能出演者がくれば
シカが23頭目ざとく寄ってきて
「社務所までおともいたしましょう」
「お荷物お咥えつかまつりましょう」
と言って宮島のシカは慇懃なものであった
それに比べ奈良シカは傲岸である。
私がシカせんべを持ってないか
売店まで行って買う気がない
とわかると「チイッてめえ」と言ってそっぽを向く -
東大寺南大門
観光地らしくて良い
こうでなくちゃ -
いよいよ最後おっと足裏が痛くなってきた
春日大社の神苑
萬葉植物園
何種類もの藤の花が咲いている
だけど何でこんなところまで撮影禁止と
するかね。勿論三脚は邪魔だけど。
あんまり私を怒らせると
藤の花など食ちゃうぞ
天麩羅にすると
甘くてうまいのだぞ
サラダだっていい筈だ
そういえば最近のマヨネ−ズなんであんな
だらしない味になったのかね?
キリリとした酸味もほのかな塩味も
ないドロッとしたわけのわからぬ物になってしまった
「(ガキじゃない)お子様にもお喜びいただける」
だって、そんなの相手にするなって
ついでにもう一つ
梅干は塩だけで作れって
蜂蜜入りは明記されてるので「買わないが」
うっかりすると氷砂糖を使っているのに
あたってしまう。「おこるぞもう」 -
そして午前10時50分全員再集合
奈良を出発
とにかく東京に近づこう
で京奈和道、京滋バイパス
名神瀬田東、ときて名古屋は真っ暗でおまけに雨
小牧JCTまできて「おっ案外早いぞ、渋滞ないぞ」で
やっと昼食ただし一名の運転手を残し
奈良のコンビニでビ−ル各自2缶、チュ−ハイらしきもの
各自1缶、全体の予備に何とかサワ−4缶
(この辺誰が幹事やってもそつがない)は調達済み
運転手はハンドルさえ握らせれば満足なのでビ−ルはあげない
(今夏はロスアンゼルス〜シカゴのル−ト66を走破
するとのこと、運転はやりたいが、なんであんなメシの
まずそうなとこ行くかね、やだね)
現在時刻は5/6
13:50 -
第二東名浜松付近相変わらず
外は雨渋滞なしカ−ナビの
帰着予定時刻はどんどん早まる -
新東名と元祖東名が合流してもこの程度で
雨も上がり始め「もったいないもう一度
戻るか」「まずいぞ早くつきすぎるぞ」
東京ねりまに着いたのが17:30
最初の予定では
奈良12:30発東京22:30到着だったが
そんな訳で今年のGWの旅行はおしまい。
予告編です
9月の連休には
南信州
急斜面へばりつきの里自称「日本のチロル」と
ほざいてる「下栗の里」、絶景「しらびそ峠」、秘境「遠山郷」
伊那谷を見下ろし南アルプスを見上げるこれまた絶景
「陣馬形山」、赤そば高嶺ルビ−の手打ちソバと赤そば畑見物
秘境駅「飯田線小和田駅」、そして極めつけは飯田線下山村駅でおりて
5つ先の伊那上郷駅でさっき乗り捨てたばかりの同じ列車に再度乗ると
言う通称「下山ダッシュ」をしてくる旅行を企画しました
使うのは一筋縄では行かない「酷道152号線」です
これ面白そうでしょう。
今回のメンバ−に参加申込書などありません
「オメ−はいくんだ」
この旅行記のタグ
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 青山蒼渓さん 2012/06/27 17:17:39
- 悪徳神社もありますよ
- 後朱印、どこでも朱印帳は¥300ですね、
丁寧に手書きしようが、判子が殆ど
だろうが。
でも、驚いたのは山形県鶴岡郊外の某有名神社、
頼みもしないのに2ペ−ジ一杯使って書いたのだから
¥500だと、追加¥200無理矢理払わされましたよ、
さすが山伏、やる事が荒っぽいと思った次第です。
-
- 青山蒼渓さん 2012/06/27 17:03:22
- 同感!
- 今日は、
JRの料金、まったくもって、同感!
最近はJR、利用するのは青春18と『大人の休日倶楽部』会員チケットだけです。
年金が月々の生活費にも足りない身、セコイと友人に言われながら、熱海の宿に行く時は(JR+小田急+JR)です。片道分でも弁当代、牛丼代程の差があります。
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