
2012/06/16 - 2012/06/16
35位(同エリア198件中)
ツーリスト今中さん
- ツーリスト今中さんTOP
- 旅行記296冊
- クチコミ24件
- Q&A回答86件
- 798,194アクセス
- フォロワー58人
6月中旬の今中恒例行事になった「藻琴山で桜 川湯でイソツツジ」
今回は職場の若い連中を誘って行って来ました
藻琴山からの屈斜路湖展望は曇り空でしたが遠くの山並みのシルエットが美しい〜!桜には少し遅かった今年ですがイソツツジは満喫!
釧路市内⇒釧路湿原 岩保木水門⇒細岡展望台⇒塘路湖⇒藻琴山登山口(ハイランド小清水725)⇒藻琴山山頂往復⇒川湯つつじが原探勝路⇒屈斜路湖畔
-
朝5時 今中宅出発!
まずは岩保木水門へ
昭和6年に造られた旧水門
一度も開いたことはないそうです -
釧路川がここから直線化され「新釧路川」となっています
川越しには釧路湿原が広がります!
カヌーもここで降りることが出来ます
太平洋に注ぐ、釧路川河口から直線状に10キロ余り
3・11の津波はここまで遡ったそうです -
足元にはエゾクサイチゴの白い花(^◇^)
-
新しい水門:釧網線車窓からも見えます
-
ダートを通って釧路湿原 細岡展望台にやって来ました
6時半ごろなので私たち6人で貸し切りです(^◇^)
よ〜く見ると! -
いました!
タンチョウ!
やっぱり自然の中にいるタンチョウはいいなぁ
冬場給餌場でひしめき合っているタンチョウより遠目でも自然の中の方がずっと好き!
朝ご飯を細岡展望台で済ませて出発! -
細岡展望台から歩いても行ける釧路湿原駅へ
展望台で一番列車が通る音だけは聞こえました
(線路は葉っぱで隠れて列車は見えず) -
釧路湿原が20年前に国立公園になった際に出来た湿原駅
無人駅ですが花が飾られています -
オオアマドコロでしょうか?
Y君「葉っぱがスズランに似ているなぁ!」
今中「ピンポ〜ン!どちらもユリ科だから似ている!」
M君「座薬みたいな形ですね!」
一同「mmm、ええぇ〜っ!」
ジィ〜!と冷たい視線が、、、M君に。 -
コンロンソウもたくさん咲いています
-
細岡駅近くまで行くと
エゾノコリンゴの白い花が満開! -
「良い香りがしますね」
鼻炎で鼻が詰まり気味の今中は「う〜ん、匂わない!」
バラ科なので良い香りがするのは道理です -
塘路湖到着
岸に上げられているカヌーに早速乗り込む!
修学旅行生も乗る大型カヌーです -
寄り道していくのでなかなか目的地に着きません(−−〆)
可愛い駅舎がお勧め無人駅:美留和(びるわ)駅
駅舎をホーム側から見るとこんな感じ! -
あれ!
駅舎の中には今や不要になった「WANTED」の張り紙が!
随分長い間、張られていました -
ようやく藻琴山へ向かう道道102号線(網走川湯線)に入りました
途中、屈斜路湖を望む展望台でひとやすみ
この後、ハイランド小清水725の登山口から藻琴山(標高1000m)へ
登山開始!
標高差が275mしかないので楽チン山登りです -
登り始めるとすぐにミツバオウレンが足元に沢山咲いています
-
ゴゼンタチバナも!
-
ミヤマオダマキはこれからかな
-
チシマザクラの老木
「天涯の桜」
登山道沿いにあるし、存在感があっていつ登っても迎えてくれる!
そんな桜です -
今年は少し、遅かったようですが
まだ、お花見出来ました(*^_^*)
山で出遭う桜は格別の思いがします -
足元にはまだ、ヒメイチゲが咲いています
平地ではGW頃でしょうか! -
そうこうするうちに稜線に上がって来ました
曇っているけれど遠くの山並みのシルエットが美しい!
雄阿寒岳(富士山型の山)まで綺麗に見えます -
花を撮ったり、山を眺めながら歩いていると
若者たちは見えなくなっちゃいました
「お〜い!少し待っていて!」と
携帯で連絡して少し行くと
「は〜い!」 -
あら、残雪が!
今年は雪が多かったし寒い時期が続いたので残っているようです
その割には桜は早かった!? -
クリーム色のウコンウツギ
-
屏風岩が見えてきました
この岩があるとグッと「高山度」が上がります -
足元はメアカンキンバイかなぁ、、、?
-
そしてこの時季、藻琴山ではこの場所だけのお楽しみ!
エゾノハクサンイチゲの群落が迎えてくれます! -
ズームアップ
-
更にズームアップ
-
少し行くと目の前にもありました
-
マイヅルソウはこれから
-
岩場があるとグッと山らしく感じますね
屈斜路湖も見えるし♪♪〜♪ -
岩場に咲くゴゼンタチバナってなかなかいい感じ!
森の中で見るより何だかカッコよく見えます -
ダケカンバも雪で曲がっています
-
タカネナナカマドの花も咲いています
秋には葉っぱは真っ赤に -
そうこうしているうちに登り始めて一時間20分ほど
12時には山頂到着! -
眼下に望む屈斜路湖!
ガスで視界不良の時も多いのですが
今日は山頂からの眺めはバッチリです -
今日は登山者が多く、山頂は狭いので
山頂直下の開けた場所で
休憩をとる方が多いですね。
子ども連れにも沢山出遭いました
屈斜路湖の眺めが良いのですが風も強い〜〜〜!
私たちもここでお昼ご飯
コンロ持参でラーメンにミルクティーも。 -
登り始めからご一緒だった家族連れ!
4歳のお嬢ちゃんはしっかり自分の足で。
1歳にならない下のお子さんはお父さんに背負われて!
お母さんはナント!
5年前に藻琴山〜屈斜路湖22kmを歩く催しに参加した際ご一緒した方でした!
5年ぶりの再会がまた藻琴山であることにも感慨が、、、
ご夫婦とも関西から道東へ移住された方です -
ご飯を食べ終わって下山を開始すると雲が多くなって来ました
-
桜は花が終わり、ナナカマドにバトンタッチ!
-
ツマトリソウも咲いています
-
オオカメノキ
この日はどうした訳かピンボケ写真が多い(−−〆) -
頭上でガサゴソするので見上げると
ホシガラス!
亜高山帯にいるカラスです
こげ茶色の羽に星状の白い斑点が特徴です
ハイマツの種が好物!
前にも藻琴山で出遭ったことがありますが写真に収めたのは今回が初めて -
-
途中、登って来る一団とすれ違う際にガイドの方が
「オクエゾサイシンがありますよ!」
「どこですか?」
教えてもらって見れば!
ありました!
地味な花なので教えてもらわなければ気付かなかったので
ラッキー!
下りもあっち見てこっち見て写真撮ってと
若者たちに遅れることしばし、、、。
14時に登山口に戻りました -
川湯、つつじが原探勝路にやってきました
川湯温泉側は川湯エコミュージアムセンター近くから始まります
アカエゾマツの森を抜けていきます
アカエゾマツは酸性土壌に強いのです
(硫黄山の影響で土壌は酸性です。川湯温泉のお湯も強酸性:いくつか違った泉源があり泉質は違うようです)
足元はチップを加工した?遊歩道でクッション性があって歩きやすい! -
ヤマドリゼンマイの緑が綺麗です
秋に黄葉してそこに夕陽が当たると光輝いてとっても綺麗です
「秋にも是非来たいなぁ〜」 -
進んでいくと少しずつ植生が変化していきます
イソツツジも現れてきます -
どんぐりの木、ミズナラの葉の緑も爽やか
-
硫黄山が見えてきました
-
苔を真上から!
-
硫黄山にイソツツジ!
硫黄山の影響で強酸性土壌のこの地で生きていけるイソツツジ、
可憐な姿からは想像出来ない強さを併せ持っているんですね
高山植物と言われるイソツツジですがここでは標高150mに100haに渡り
咲き乱れます -
シラカバの若木が多いのもここの特徴です
普通、親の陰で若木は育たないのですが硫黄ガスの影響で親がある程度の高さで枯れ、日当たりが良くなり十分な日光を受けるので若木も育つことが出来ます -
-
帽子山
-
-
真っ白なシラカバの幹とイソツツジの白い花!
-
上から眺めたり
-
横から眺めたり
-
そうこうするうちにハイマツが沢山出てきます
ハイマツ;本州では通常1500m以上の標高で現れるハイマツ
高山にも匹敵する厳しい環境なのでここでは標高150mの低地で
ハイマツも見ることが出来ます
「這い松」ですが高山に比べて風雪が弱いので
背丈以上になるのもここのハイマツの特徴です -
-
見頃ですねぇ
満開の花が多い! -
-
-
こちらはかぶと山
左半分は硫黄山の噴気の影響で広葉樹の高い木が育ちません
秋が深まると左半分はハイマツの緑、右半分は紅葉とはっきり堺が分かります -
まん丸なのが「A級」のイソツツジだそうですが
-
まばらなのもこれはこれで可愛い(*^_^*)
-
ハイマツの雌花の紅が綺麗
-
硫黄山とかぶと山の谷間から雨水で押し流された土砂が一面を多い植物は生息していません
-
近くには枯れたハイマツがオブジェのようになり
イソツツジとのコラボがアートのよう -
-
反対側を見ると遠くに斜里岳のシルエットが見えます
-
川湯温泉から2キロ半ほどで硫黄山に到着します
往復は大変なので
硫黄山駐車場に車を一台止めて置きそれに乗って川湯温泉に戻ります
今回は車が二台だったのですが一台の時はタクシーを頼んで。 -
屈斜路湖畔の大好きな場所
湖畔道路:道道52号線 屈斜路湖摩周湖畔線から右折して屈斜路湖畔への悪路を行きますが人がいないし、静かな湖畔の雰囲気が気に入っています -
天然タワシ?
まりもならぬまりごけ
(打ち上げられて乾燥したもの) -
最高気温が15度になるかならないかの一日でしたがもうすぐ夏至。
6時近いですが太陽はまだまだ高い位置にあります
北国の初夏を感じながらのティータイム
いつの間にか薄っすらと青空、そしてお日様も。
湖面に映る日の光がキラキラしています -
-
屈斜路湖へ注ぐ流れにイソツツジが映ります
-
湖岸を少し歩いて
-
夕陽を浴びたイソツツジ
-
夕暮れ時、湖の中で釣りをする人たち
若者たちは釧路へ日帰り。
私だけお泊まりなので温泉に入って宿へ向かいました
充実した一日でした(*^_^*)
そして何よりも!
一日たっぷり遊んで費用は1人1000円ちょっと?とお得感いっぱい!です
ガソリン代、朝昼の食事代(弁当、インスタントラーメン等)と
おやつ代と駐車料金。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
12
84