2012/05/07 - 2012/05/18
2106位(同エリア4389件中)
naoさん
モロッコから近いところでどこか行きたい!と思い立ち、旦那を一人帰国させてトルコに移動。モロッコで、ぐいぐいくる現地の人にある程度慣れたとはいえ、リゾート以外での初めての一人旅、かつ、初めてのトルコ。
内心結構どきどきしながら旅だったが、結果としていろんな旅行者と知り合う事が出来てとても充実した旅だった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イスタンブールのアタテュルク空港に到着後、そのままカイセリ空港に向けて飛行機を乗り継ぎ。アタテュルクでは3時間の待ちがあったので、その間にTurkcellのSIMカードゲット。pocketWiFi用。4千円くらいで4GB1か月間有効プリペイド。SoftBankの国際ローミング使うより断然お得。
11時くらいにカイセリ着。荷物を引き取りドアを出ると、いきなりもうタクシー乗り場でちょっと驚く。怖そうな客待ちタクシードライバーがいっぱい。
すると、ドアの近くに居たガードマン風のおっちゃんが、「たぶんお前のお迎えはあっち」、と誘導してくれた。
ホテルの送迎を20TLでお願いしてたのだ。よかったー。
1hほど車で移動し、ギョレメの洞窟ホテルに到着。レセプションでホテルスタッフのにーちゃんが一人待機していた。夜遅くなのにもかかわらず、気球ツアーや、カッパドキアを満喫するための各種ツアーの説明をしてくれた。
ちなみにカッパドキアには王道ツアーが3種あって、レッドツアー、グリーンツアー、ブルーツアー。
レッドツアーは、ギョレメ近辺の見どころをまわるタイプで、にーちゃんが言うに「ホテルから全て徒歩で移動できる範囲なので、明日ウォーキングツアーに連れてってやる。」とのこと。無料らしいし、ありがたくお願いすることにする。
グリーンツアーは車で移動しなければ行けない距離のところが多いようなので、素直に紹介された旅行会社のツアーを申し込んでもらう。
気球も然り。
ギョレメには3泊する予定なので、初日にほぼ滞在期間中のプランが立って満足。
0日:深夜ホテル到着
1日:ウォーキングツアー(レッドツアーに相当)
2日:気球&グリーンツアー
3日:お土産買って次の街に移動
翌朝サプライズが。
ツアーというからにはホテルの滞在客が数人同行すると思っていたのだけれど、なんと一人だった。断ろうかと思ったが、いまさらレッドツアーに参加できる時間でもなかったので、にーちゃんとトレッキング開始。
写真は、ウォーキングツアーと称して、にーちゃんが連れて行ってくれたギョレメ野外博物館。
観光客がいっぱいいた。フレスコ画がきれいに残っている洞窟は人気で、ものすごく混んでいた。
にーちゃんは、途中であったお友達としゃがんでだべり出し、混んでいるところは、「中身おんなじだから」といって飛ばそうとする始末。
こら。 -
野外博物館を出て、ローズバレー、レッドバレーにむかっててくてく散歩。
色々見どころについて聞きたかったが、にーちゃんは、あまりよく知らない模様。まあ、ガイドさんではないから、しかたなかいか。。 -
こういう風景を見るにつれ、あー、遠くに来たなーということをひしひし感じた。
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散歩中のところどころに、洞窟教会がちょこちょこ散在していて、人もおらずゆっくり見る事ができた。
結構くっきりと絵が残っているので、最初フレスコ画ということにまったく気づかず、誰かが後付で落書きしたものと思い込んでいた。。 -
こんな岩もカッパドキアだからこそ。
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散歩中に瓦礫の山。なぜこんなところに。そしてなぜ便器。
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散歩コースの途中、ところどころに、道しるべが。
落書きぽい。 -
ちゃんとした道しるべも発見。
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結構UpDownを繰り返し、小高い丘に。カフェがあったので休憩して写真を。
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このさきっちょに行って、下を見下ろしてみたり。
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一通り、ポイントを廻ったらしく、「アヴァノスに向かうぞ」ということでバス停のほうに移動。
途中、写真のような砦?岩?に遭遇。登って中が見れるらしく、気になってしょうがなかったが、にーちゃんが「5時までにオフィスに戻れってボスが行ってるからここはとばすぞ」と。
うーん。 -
アヴァノスは、あとから知ったが陶器が有名な街らしいね。にーちゃんは教えてくれなかったよ。。
にーちゃんが何やらお願いして、バスのドライバーさんに声をかけ、どうやらアヴァノスの手前で下してもらう事になったらしい。なぜ。
降車したのは住宅街の真っただ中。なぜ。
にーちゃんが語るに、彼はボクサーで、クルド人で、両親はまだ東のほうの危険な地域に住んでいて、いつかこういう素敵な住宅街に呼んであげたくて。と。
なぜか自分語りを始める。
そして、一軒の家の前でおもむろに立ち止まり、家の前のテラスで食事しているマダムにあいさつ。なんと彼の叔父さんの自宅らしい。
写真は叔父さんの奥さんのお手製サラダ。この日の私のランチとなりました。
しかしなぜ親戚の家に。自由過ぎる。
こ、これならさっきの砦に登りたかったんだが。
とはいえ美味しいし、ボランタリーの無料ツアーなので、何も言えない。
このあと歩いてアヴァノスの中心地に到着。この町のメインである陶器のお店に何も知らないまま偶然にもものすごく心ひかれたため、入りたいと申し出るも、「もどらないとボスに怒られる」の一言で連れて帰られる。
うーん、一人でおいてけぼりでもいいんだけど。
ただ、にーちゃん英語が不完全で、言っても通じない。
しぶしぶホテルに帰る。 -
ここがホテルでございます。
-
夕方、にーちゃんが、ギョレメパノラマと呼ばれるスポットに連れて行ってくれました。景色はよかった。
ただ、
このにーちゃん、非常にスキンシップが激しく、その他もろもろについても正直私も我慢の限界。ホテルに戻って、これ以上の干渉は不愉快なのでほっといてくれ。と宣言。
散歩中、しきりに人のショールを結びなおす。要らないというのに耳元に花をさす(アレルギーがあると言っても止めない。私は当然数秒後に捨てるが、繰り返す)、俺はロマンチックな人間だ、等、超どうでもいい自分語りを始める。手をまわす、肩をくむ。顔近い。それらこっちとしては全部不要なのだ。
そういうコミュニケーションを好む旅行者もいる事は確かだが、私は違うし、お金かけて自分の時間と旅行を満喫しにきたのであって、変に気をつかいながら悶々と妙な時間を過ごすためではない!
というわけで、ホテルについて、「明日もホテルを出るときは俺がついていってやるから声かけろ」と言われたときに、結構ですと宣言。
どこまでが好意なのかいまいち線引きわかんないけど、少なくともこちらが不快だったらもうそれは悪意だと、しっかり割り切って宣言。
ああすっきり。 -
翌朝早朝、朝5時くらいからだったかな?気球ツアーに参加。私の気球は10人乗り。周りには20人乗りというおっきめのカゴがついたやつもあった。
写真は、火を燃やして気球を膨らませているところ。 -
近くでも続々と気球がふくらんでいる。
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上空に登ると、よりいっぱいの気球が見えた。
ざっくり数えたけど30個以上は浮かんでた。 -
見下ろすとこんな感じ。下のほうの気球がお花のようでした。
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ユニークな地形は上空から見てもユニーク。
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空飛ぶエフェスビール発見。素敵な光景。これに乗りたかった。
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朝日がのぼってきた!
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1時間ちょいの空中飛行を終えて、お役御免の気球はどんどんしおれていった。
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しぼんだ気球は4人がかりでおりたたまれていた。
このあと、パイロットさんをまじえてみんなでシャンパンをいただいたー。
これで、まだ7時過ぎくらい。
ホテルに戻ってひと眠りして、10時頃からグリーンツアーに参加。 -
いっこめのスポットは、ギョレメパノラマ。昨日の夜にーちゃんにつれてってもらったとこと、違うところだった。
...複数あるのか??それともギョレメにある見晴らしのいいポイントの総称なのか??
いまいちわからず。 -
デリンクユの地下都市。ドアが丸い。異教徒が攻めてきたら、このドアを転がして、下のほうにドアストッパーを挟んで転がりを防止して侵入を防いだらしい。
ずっとこの中で生活するというよりは、敵が攻めてきたときに逃げ込んで籠城するような使い道だったらしい。
ながくもって1か月くらい?らしい。 -
ウフララ渓谷。美しい渓谷。グリーンツアーに参加して心の底から感じたのは、やっぱ旅行社主催のツアーいいなーってこと。ガイドがいて、わからないことは全部ちゃんと教えてくれて。きめ細やかでした。
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ウフララ渓谷の洞窟教会。ここのフレスコ画もしっかり残っている。
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天気もよく、渓谷沿いのトレッキングはとても気持ちの良いものだった。
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川沿いにロバが。毎日ずっとここに居る子らしい。
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昔の宿場らしい。岩をくりぬいて、食堂とかロバを繋ぐ部屋とか、教会とかがいたるところに。
この日のうちにパムッカレに移動。 -
翌朝、いざネクロポリスへ。入口は空いていた。
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お墓のタイプも、生前の富によって数タイプに分かれるらしい。マンション型、一戸建て型、のような…。
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ちなみに、マンション型はちゃんと遺体が白骨化したらセンターにある骨用の穴にかき集められ、空いたスペースは次の遺体に明け渡されるらしい…。
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ぱむっかれ!これですよー。本当はもっときれいだったのですが。
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棚のヘリ?のようなところを20-30分かけて延々下る。途中、かえるちゃんが水の中でくつろいでいたので、とりあえず撮影。
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欧米の方々の一部は水着を着こんで棚にたまったお水の中で石灰をぬりたくっておりました。
ツアーが終わるとバスでエフェソス周辺に移動して一泊。 -
奥に神殿跡があるらしいが、なぜかこの日のツアーはガイドさんがマキで進めていたので、遠くから見るだけだった。
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エフェソスからちょっと離れたところにあるマリア様のおうち。ちいさな売店(?)のような窓口があったので覗いてみると、コバルトブルーの色をした大小のマリア様のチャームが。ピアスをつくろうと思い出来心で4種類を2個ずつゲット。
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ランチはツアーに含まれていたビュッフェ。思いのほか美味しかった。レストランにて気になる絵を発見。レプリカだったらしく、後日イスタンブールで本物を拝む事に。
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ツギハギの柱。
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某スポーツ用品メーカーのマークのもととなっているニケ。
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セルシスの図書館。ものすごく立派。
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もう一枚。
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出口に近付いたあたりが、写真撮影おすすめポイントらしく、ガイドさんが時間をとってくれた。これがお勧めショット、らしい。
このあと駆け足で空港にむかい、イスタンブール・アタトュルク空港まで飛行機で移動。
ホテルの送迎を利用して、無事イスタンブール・スルタンアフメット地区のホテルにチェックイン。 -
ついに憧れのイスタンブールに。浮かれて無駄に写真とりまくり。イスタンブールは完全一人行動だったけど、めんどくさそうな人が多い場所ではツアーに紛れ込んでやり過ごしたり。
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イチオシ
ブルーモスク!細かすぎて写真ではまったく表現できないほどに美しい装飾。ブルーがきれいに効いていて本当にすばらしい。
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ステンドクラスから入る光もやわらかかつゴージャス。
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時間があれば、いくらでも眺めていたかった。まだしばらく滞在するので、この日は適当に切り上げて、次のスポットへ。
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遠くから外観をチェック。もりっとしてて素晴らしい。
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地下宮殿!ぬめっとした柱が印象的で。素材は何なんだろうか。
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メデューサ1号。
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メデューサ2号。
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基本的に床に水がたまっていて、見学通路は高床になっていた。ちょっと暗いところだとこのような雰囲気に。
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ドルマバフチェ宮殿。天気がよかったので、白さが映えてとても美しかった。宮殿内もゴージャスだったが、撮影は禁止。
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宮殿出た後で、挙動不審なクジャク発見。壁にむかって一生懸命羽を広げていた。
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観察しているとやっとこちらを向いた。そうそう、これこれ、綺麗。
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ガラタ塔。付近は坂が目立つ。階段も多いので体力は消耗気味になる。但し、お洒落なショップやカフェが多く、時間があればいろいろ見て回ると楽しいかも。ファッション、雑貨、感じのいい、品質もよさそうなアイテムが多くみられた。
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ガラタ塔からの景色。丘の上に建っている分、外から塔を見て想定していたよりも、格段に見晴らしが良かった。
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テオドシウスの城壁。トラムに乗って一人で行った。思ったよりしっかりと残っている印象を受けた。壁に近づいてみたが、近くでおじさんが用をたしていた…。犬の散歩も多かったので、草むらには何が落ちているかわからないので要注意。
トラムの駅に戻るときに、これまた変なおじさんに現地語でガンガン話しかけられて抱きつかれた。走って逃げようと思った途端、素敵なお兄さんがおじさんを追い払ってくれた。アニキは現地語で「もっと気をつけろ」的な説教(たぶんそんな感じ)をし、そのまますっと歩いて行った。
確かに周りには観光客もおらず、現地の方ばっかりのエリアだったので、女性は気をつけた方がいい場所かもしれません。 -
「カメの調教師」@ペラ美術館。これが観たかったのです。ペラ美術館自体はこじんまりとしてモダンな雰囲気で。この画は常設展示室にありました。エフェソスのツアー先でレプリカを観て以来、本物が観たくて観たくて。イスタンブール滞在の最終日にふさわしい感動をおぼえました。
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