2012/05/13 - 2012/05/14
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akikoさん
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ヴェネチアに着いたのは夕方だった。船に乗り換えホテルに向かう途中、運河から眺めた街の様子は"水の都"そのものでした。
運河を中心に街が広がっている様子はとても面白く、アミューズメントパークに足をふみ入れたような感覚がし、これから過ごす1日の期待がふくらんだことを思い出します。
遅めの晩御飯を食べ、ヴァポレットに乗り夜の運河めぐりをし、サン・マルコ広場でひとときを過ごした。寝る間も惜しんで朝早く出かけた散歩では、朝日が美しく水の都を照らしていた。ゴンドラに揺られたり、サンマルコの鐘楼に上り街全体を眺めたりしたのもとても忘れられない思い出となりました。
あっという間に過ぎたヴェネチアでの夢のような1日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ヴェネチアに夕方到着です。
車は一切入ることができないので、水上バスに乗り換えホテルの最寄り停留所フェロヴィアに着きました。 -
「サン・シメオーネ・ピッコロ教会」が対岸に見えます。
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スカルツィ橋のたもとにレストランがあり、その横の道を3,4分歩いて今晩泊るホテルに向かいます。
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ホテル「アマデウス」に着きました。こじんまりしたホテルですが水上バス乗り場も近く便利です。
スカルツィ橋近くに戻り、遅めの夕食をとったあと、きれいな夜景が見たかったのでサン・マルコ広場まで散歩に行くことに・・・ -
旅で知り合った4人組で水上バスに乗って、フェロヴィアからカナルグランデ(大運河)をめぐりサン・ザッカリアまで行くことにします。
これは、サンタ・ルチア駅近くのフェロヴィア停留所前の景色です。 -
船に乗り込み、運河の両岸のライトアップされたきれいな建物を写真に撮っていたら、この辺りで、急にカメラの「バッテリー残量がありません」とのメッセージが表示され、私は真っ青に・・・
えぇっ、これからナポレオンが「世界で一番美しい広間」だと賞賛したサン・マルコ広場に行くところなのに。 -
落胆していた私に旅で知り合ったYokoさんが写真データをくれました。
(ありがとう〜Yokoさん!)
これが、一番大きい「リアルト橋」です。白くライトアップされています。 -
水際のレストランでは、まだ灯りがともり食事を楽しんでいるようです。
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夜で何という建物かわからないまま通り過ぎますが、どれもきれいです。
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イタリアンカラーの赤・白・緑でライトアップされています。
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「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」のようです。姿が浮かびあがり、大変存在感があります。
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サン・ザッカリーア・ヨランダ停留所で船を降り、サン・マルコ広場方面に歩いて行きます。
小広場でしょうか、鐘楼も見えます。 -
時計台のような建物が見えてきました。
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夜の静かな「サン・マルコ広場」です。
広大な広場がライトアップされていますが、ぎらぎらした派手な夜景ではなく、想像していたより静かな雰囲気でした。 -
ゆっくりもしていられないので、サン・マルコ広場はこれくらいにしておいて、
時計塔の下を抜けメルチェリエ・デッロロロージョ(舌をかみそうです)通りを通って、細い路地をぬけてリアルト橋まで歩いていくことにします。 -
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途中、みやげもの屋さん、宝飾店、いろんなお店が立ち並んでいて、ウインドーショッピングだけでも楽しめます。
ここは、ヴェネチア名物の仮面専門店のようです。 -
こっちかな?あっちかな?と道に迷いながらもサインボードを頼りに迷路を歩いて行きます。
それがちょっと楽しかったりします。 -
夜で危険ではないかと心配でしたが、大丈夫でした。
探検気分で楽しい夜の散歩となりました。 -
20分ほど歩いて、ようやくリアルト橋が見えてきました。
リアルト橋からはまたヴァポレットに乗船します。
帰りは急行だったのかほとんど停まらず、あっという間にもとのフェロヴィアまで戻ることができました。
これで楽しかった夜の散歩は終了です。 -
朝になりました。
今度は早朝の観光客があまりいない静かな景色が見たくて(何て欲張りなんでしょう!)、5時前にホテルを出てヴァポレットの乗りこみサン・マルコ広場に向かいます。
ヴァポレットは24時間休むことなく運行されているらしくとても便利です。
運河沿いの建物に朝日があたりきれいです! -
サン・マルコ広場の小広場あたりが見えてきました。
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鐘楼とドゥカーレ宮殿も見えてきました。
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サン・ザッカリーアで船を降り、スキアヴォーニ河岸通りという遊歩道を歩きながら、朝一番の景色を楽しみます。
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ジュデッカ島方面が朝日で明るくなっています。
ん〜きれいです。 -
青いゴンドラ越しにマッジョーレ教会が見えます。
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この景色、好きです!
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オレンジ色の壁面のドゥカーレ宮殿近くまで来ました。
階段(後で知ったことですが、この橋は「パッリア橋」という名で、パッリアとは"わら"を意味し、昔このあたりでわらの荷降ろしが行われたことに由来するそうです)を数段あがって・・・ -
右を見ると、とても有名な「溜め息の橋」が見えます。
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白く美しいアーチ状に見えるのが「溜め息の橋」で
ドゥカーレ宮から牢獄に続く橋です。 -
昔、罪人たちにとってこの2つの窓から見える景色がこの世で見る最後の景色だったので、溜め息がもれ「溜め息橋」という名がついたのだとか・・・
「きれい〜」と溜め息をつくほど美しい橋の意味ではないとのこと、初めて知りました。 -
この右に続く建物が牢獄だそうです。もともとはドゥカーレ宮殿の地下にあったそうですが、収容しきれず新たに建てられたのだとか。
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小広場にやってきました。
2本円柱が立っていて、それぞれヴェネチアの守護聖人の聖テオドーロと聖マルコのライオンが上に乗っています。
この広場は、かつて断首台が置かれていたという。罪を犯した者や著名人が処刑された歴史があるらしいが、今では全くそのような面影はありません。 -
サン・マルコ広場方面。
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まだあまり人がいない小広場です。右手にドゥカーレ宮、左手にサン・ソヴィニャーノ図書館があります。
ドゥカーレ宮の奥に・・・ -
サン・マルコ寺院の側面が見えてきます。
朝6時台には、ほとんど観光客はいません。 -
鐘楼に朝日があたっていて、とてもきれいです。
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人まだ少ない朝一番、この美しい広場を独り占めできたような感覚がして、とてもハッピーでした♪
サン・マルコ広場の時計台下をぬけて、昨夜と同じくリアルト橋を目指します。 -
店の上にある"リアルト橋へ"という黄色のプレートに従い歩いて行きます。
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曲がりくねった小さな路地を行く途中、祭壇があったり・・・
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このような宗教的な像が建物上部に飾られていたりします。昨晩は見えていなかったものにも気づきます。
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まだ朝早いので、ほとんど人はいません。
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つきあたりは運河なので、橋を渡る時、
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このような景色が見えてきます。
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このヴェネチアには、400近い橋があるのだそうです。
小さな橋から見える景色もそれぞれ違って美しいです! -
このあたりは、商店が多く・・・
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店の上部に、傘屋さんなのか可愛い傘が看板のように飾られていたりもします。
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今朝はあまり迷うことなく、リアルト橋に到着です。
リアルト橋は、28mの長さをたった一つのアーケードで支えていて、中央の一番高い部分は7.5mあるそうです。
橋の両端は、土台に打ち込まれた12.000本の杭で支えられているそうです。 -
19世紀までこの橋が唯一の大運河にかかる橋だったそうです。
でも最初の橋は火災で燃え、2番目は群衆の重みで崩壊、3番目の跳ね上げ橋も崩れ落ちたそうで、コンペで現在の橋が採用され今にいたるそうです。 -
リアルト橋の高いところからまだ開いていない商店が並ぶ通りを見て。
しーんとした通りは、ここが街有数のにぎわう場所だとは想像できません。 -
反対側を見下ろして
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リアルト橋の一番高いところ
上流側、下流側、それぞれ2方面見渡せるようになっています。 -
サン・マルコ行き方面を見たところです。
あたりが明るくなりつつあります。 -
このリアルト橋あたりは、かつて商人たちが活躍した場所で、サンマルコ周辺は外国の訪問者を迎える表玄関および政治の中心であったのに対し、リアルト橋周辺はヨーロッパ世界の商業の中心だったらしい。
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東洋から金・布・コーヒー・香辛料が運び込まれ、珍しい品々を求めて人々が集まってきたという。(特にコショーは肉の臭みを和らげたり保存に珍重され、その売買で莫大な利益をあげたといいます。)
道理で立派な館や外国商人館が多く建てられているわけです。 -
世界中からやってきた商人たちが、朝から晩まで交渉、取引、荷物搬入、搬出ありとあらゆる商業活動がおこなわれていたのだとか・・・
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ヴァポレット乗り場リアルト近く、赤い花がきれいだったので・・・
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黄色のラインがはいった箱のような建物がヴァポレット乗り場です。
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船に乗り、朝の運河めぐりに出発します。
橋の下を通り抜けて行きます。 -
ヴァポレットが対向して進んで行きます。
そろそろ一日が始まるのですね。 -
非常にカラフルな色の建物群が並んでいます。
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このあたりは運河の幅が広く、朝は行き交う船もあまりないので、ゆったりした運河の姿を楽しむことができます。
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このカナル・グランデは目抜き通りのようなもので、ヴェネチアをめぐる水路のうち、「カナル」という名を持つ2つのうちの一つだそうで、その他小さめのものは「リオ」と呼ばれるそうです。
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日中は、水上タクシー、バス、遊覧船などが忙しく行き交うようです。
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ホテルかな?この運河沿いには、200もの館と10の教会が見られるといいます。
「ええっと、この館は・・・」とガイドブックと照らし合わせている間に、あっという間に通り過ぎてしまいます(>_<) -
歴史的な建物のようですが、名前はわかりません。
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トルコ商館
12,3世紀の東方の商人たちの店であり住まいでもあったそう。
現在は、自然歴史博物館になっている。 -
魚市場
アドリア海でとれた新鮮な魚介類や野菜が並ぶそうです。
時間があれば、市場も見て回りたい。 -
カ・ドーロ(黄金館)
連続したアーチとレースのような尖塔が特徴。かつては黄金(金箔)で飾られていたそう。
現在は、「フランケッティ美術館」として公開されているようです。 -
このピンクの建物はホテルでしょうか。
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カ・ペザロ
切り詰み石の上に円柱で分割された窓がはめ込まれている重厚感のある建物。
現在は、現代美術館と東洋美術館になっている。 -
前方にサン・ジェレミア教会の丸屋根が見えてきました。
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真っ青な空を背景に教会の丸屋根や鐘楼がきれいに見えます。
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このオレンジ色の建物もホテルのようです。
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窓辺に花が飾られてちょっと素敵!
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民家でしょうか、バルコニーのお花に水をやっているおばあさんが見えます。
生活感を感じます・・・ -
そろそろ船を降りる準備をしなければなりません。
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右にスカルツィ教会のファサ−ドが、前方にスカルツィ橋が見えてきました。
朝一番乗船したところで船を降り、一旦ホテルに戻り休みます。 -
朝食も食べて、再びサン・マルコ広場に戻って来ました。すっかり日も高くなっています。
五つのドーム屋根からなるサン・マルコ寺院に入ることにします -
サン・マルコ寺院は、聖マルコを祀っている教会です。ガイドブックによると、828年2人のヴェネチア商人がエジプトの教会から聖マルコの遺体をヴェネチアの守護聖人にするため盗んできたのだそうです。
最初の守護聖人であった聖テオドールはかなり地味だったので、位の高い聖人が欲しかったらしいのです。
829年パルテチパーツィオ総督がこの貴重な遺骸を納めるのにふさわしい聖堂の建設を命じてできた聖堂は、たちまちヨーロッパの巡礼地になったそうです。 -
寺院正面の上を見上げると、きらびやかなモザイク画があり、その上のバルコニー部分にかつて金色に輝いていたというブロンズの4頭の馬の像が見えます。
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さらにその上には、金の有翼のライオンがあり、頂上部分には、寺院の名前にもなっている聖マルコ像が立っているのがわかります。
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この寺院は11世紀に建設されて以来、改築が重ねられその度に、ビザンチン、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスの要素が付け加えられていったそうです。
また、戦争などで略奪した装飾品を次々と備えていったそうで、この寺院前面の派手な外観や装飾品は、様々な様式のハーモニー!?となっているのだとか・・・ -
入口部分は前方に出ていて円柱の束で支えられている半円状のアーチが5つ並んでいます。
半円状のアーチ部分には、非常に美しいモザイク画(聖書のエピソード)が施されています。
この寺院中央入口には「最後の審判」が描かれています。 -
これは「アレッサンドリア(エジプト)での聖マルコの遺骸窃取」
エジプトのアレクサンドリアで遺骸を手に入れ、豚肉を積んだ荷車の下に隠して運んで来たとか・・・ -
これは「ヴェネチアに着いたマルコの遺骸」
遺骸が大聖堂を飾る多くの海外からのいただきものの第1号となった。 -
これは「聖マルコの遺骸に敬意を払うヴェネチア市民」だそうです。
それぞれ色がとてもきれいで見応えがあります。 -
中に入ると、聖堂は縦と横がほぼ同じの十字型をしていて、建物を覆う金のモザイクやきらびやかな装飾品が目を引きます。
特に有名なのが祭壇の金の衝立「パラ・ドーロ」で、長さ3.4m高さ1.4mで金箔の板に七宝で絵が描かれています。ダイヤモンド・エメラルド・ルビー・トパーズがふんだんにはめ込まれていて豪華絢爛です。 -
こちらは広場の新行政館の並びにある「時計塔」です。
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建築家マウロ・コドゥッチによって3年をかけ1499年に建てられたという。
今でも正確に時を刻み公式時計となっているそうです。 -
最上部で鐘を鳴らすのは、2体のムーア人のブロンズ像です。
ムーア人は北西アフリカの民族で、ベニスの商人にも登場し、ヴェネチアと深い交流があるのだそうです。
左が年配者で「過去」を右が若者で「現在」を表しているのだとか・・・ -
ヴェネチアの紋章の有翼のあるライオンがここからも下を見下ろしている。
(翼のあるライオンは聖マルコを象徴する動物で、広場のいろいろな場所に飾られているのは14匹もあるのだそうです。その中でもこのライオンが一番格好いいらしいです。) -
時計の上には、見えませんが、聖母子像が置かれています。
かつて船乗りたちはこの時計で潮の満ち引きを知ったといいます。 -
黄道12宮を表した文字盤
真ん中のラピスラズリの青色が印象的です! -
広場には観光客向けの仮面をかぶった人がいます。
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サン・マルコ寺院の南側にある「ドゥカーレ宮殿」
9世紀に建てられ、14世紀にゴシック様式に改築されたそう。
下半分はアーチの回廊でレースのような装飾がなされています。
色もピンク系で可愛らしい建物ですが、実は、かつてヴェネチア共和国の最高権力者の総督の住まいだったそうです。 -
上から見ると、コの字の形をしているのがわかります。
建物に囲まれた空間は、内庭となっています。 -
宮殿の中ほどにあるバルコニー部分
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ライオンの姿をしたヴェネチアの守護聖人「聖マルコ」の石像が広場を見下ろしている。
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入口は「黄金の階段」と呼ばれている。
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入口上部に地球儀を背中に抱えるアトラス像が飾られている。
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「黄金の階段」は、金箔としっくいで装飾がなされていて目を見張る豪華さです。
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かつてヴェネチアがどれだけ繁栄していたか想像できます。
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ドゥカーレ宮殿の内庭
中央に井戸、右奥に「巨人の階段」があります。 -
宮殿内部は、総督の居住空間のほかに執務室や会議場など、いくつものの部屋に分かれています。(内部は写真が撮れない)
どの部屋も絵画館かと間違うほど、多くの有名な絵画がかけられています。 -
どの部屋も立派ですが、特に「大評議会の間」は54m×25mの大きさがありびっくりしますが、昔ここで2000人の議員による国会が開かれていたそうです。正面の壁一面にティントレット作の「天国」という世界最大の油絵が覆っています。
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「大評議会の間」を出たところからマッジョーレ教会?の景色が見えています。
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宮殿を出て、大鐘楼に上ってみます。この鐘楼は16世紀に建設され、高さ96mあります。もともとは灯台の役目を担っていたそうです。
エレベータで見晴らし台まで一気に上って行けます。 -
エレベータを降りると、眼下に景色が広がっているのがわかります。
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網目ガラス越しにきれいな景色が見えます。
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これは、小広場の様子です。
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目を上にずらすと、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が見えます。
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「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」
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「サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会」の鐘楼からは、ヴェネチア本島の素晴らしい景観が望めるそうです!
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サン・マルコ広場を上から見たところです。
この広場は、かつて市場、宗教行事、騎士の戦いの場、闘牛などいろんな用途で使われてきたのだそうです。 -
右手前に時計塔が近くに見えます。
屋上に鎚で鐘をたたくムーア人の像が置かれている。 -
リド島方面を見たところです。
本島内には多くの教会があり(95もあるそう)、鐘楼2つが顔をのぞかせています。 -
ラグーナ方面に目をやると、弧を描く海岸線が見えます。
クルーズ船も停泊しています。 -
これは、ジュデッカ運河を隔てて南に浮かぶジュデッカ島の税関の岬あたりです。左の三角形の部分は・・・
15世紀の海の税関の建物が安藤忠雄さんとフランソワ・ピノー財団により 現代美術館「プンタデラドガーナ」に再生されたのだそうです。 -
突端に「幸運」と呼ばれている丸い玉があり、何かを手にした人が海に向かい立っています。「運命の女神像」という名の像で、風向計にもなっているのだとか。
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鐘楼見晴らし台でヴェネチアの上からの眺めを楽しんだ後、広場で仮面などのおみやげものを売る屋台をのぞいてみたりします。
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次に広場のつきあたりを東に行くと、白い大司教の住まいがあります。
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小運河にかかる白い橋を渡り・・・
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本島で、唯一実演販売されているヴェネチアンガラスのお店に立ち寄りました。
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早速、実演がはじまります。
職人さんが、火の中に入れていた材料を取り出し、無駄な動き全くなしで、まるで飴細工のように、さっさっ、と叩いたり、延ばしたり、吹いたりしながら作っていきます。 -
どうやら水差しを作っているようです。
あっという間に持ち手のついた水差しが完成しました。素晴らしい職人技です!
今では、火を焚く釜が火事をおこすと大変なことになるので、電気釜が使われているそうで、ほとんど全て近隣のムラーノ島で作成されているそうです。 -
実演を見た後、美しいヴェネチアンガラスの作品を見て回ります。
これがお気に入りのシャンデリアです。 -
これは、セットで販売されていて手が出ませんが素敵です。
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深いブルーと金色の素敵なお盆状の飾りです。
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いろんな模様が入っていて、まるでおいしそうな飴をつなげたような楽しい容器です。
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この赤のゴブレットグラスはおみやげで持ち帰りました♪
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ヴェネチアと言えば、運河とともに連想されるのは「ゴンドラ」です。
ここは、ゴンドラ乗り場です。
ゴンドラは、800年の歴史があるそうです。。
当初はヴェネツィアに住む貴族たちの交通手段だったそうで、貴族の家ごとに色が変えられゴンドラの装飾も今よりも美しかったそうです。
今のように黒色になったわけは、昔ペストが流行ったころ、総督が喪に服すように黒に決めてしまったのだそうです。 -
ゴンドラに乗る人たちが列をなして並んでいます。
先にある乗り場を覗き込んでみると、横縞のシャツを着たゴンドリエーレがゴンドラを操っているのが見えます。 -
しばらく並んだあと、ゴンドラに乗り込みます。初めての体験でワクワク〜♪
ゴンドリエーレは、右舷にあるオールを押すことにより舟を推進させて進んで行くのだそうです。 -
す〜いす〜いとゴンドラは気持ちよく風を切って進んで行きます。
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こちらには、青いゴンドラが並んでいます。現在ヴェネチアにはこのようなゴンドラが約400隻ほどあるのだそうです。
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ジュデッカ運河から脇の細い水路に入っていきます。
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途中、向こうから進んでくるゴンドラとすれ違います。左側通行です。
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水路の両側には、人々の住まいがあります。
民家や商店の間をすり抜けて行くのでヴェネチアの人々の生活を垣間見ることができます。 -
洗濯物がひらひらと風にゆれています。
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かわいい小さな橋の下をくぐります。
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今度は、少し大き目の橋の下をくぐります。
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すれ違いざまに、手を振ったり笑顔を交わしたりします。
あちらのゴンドラにはアコーディオン奏者も同乗しています。 -
緑のオーニングが出ているところはレストランのようです。
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橋がアーチ状に高くなっているのは、交通として不可欠なゴンドラなどの船が通るためなのですね。
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ゴンドリエーレはイタリア語しか話せないようだったけど、確かここはミュージアムだと教えてくれたような気がします。
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また大きなジュデッカ運河に戻ってきました。これで、ゴンドラ体験は終わりです。短い間だったけれど、狭い水路を進み民家や橋をゴンドラの目線で見ることができ面白かった。
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このあとサン・マルコ広場近くのリストランテ・NOEMIに行き、ヴェネチア名物のいかすみスパゲティと
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魚介のフリッターを食べました(*^_^*)
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これでヴェネチアの旅も終わりとなりました。
とっても充実した楽しい一日でした♪
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