グラナダ 夢の街 スペインAVE・PARADORの旅4

2012/05/02 - 2012/05/03

素晴らしいパラドールのあったハエンから、
バスで約1時間半。スペインの旅のクライ
マックスは、やはりグラナダ。

歴史、街の雰囲気、そしてアルハンブラ宮殿。
コルドバでも見かけた、十字架の花飾りは、
ここグラナダでは、街のあちこちで見かける
ことになるのだが、その理由は、闘牛大好き
と思われるタクシーの運転手が教えてくれた。
5月3日はグラナダのお祭りらしい。

実はグラナダだけで700枚以上の写真を撮って
しまい、とても1冊の旅行記に入れ込むのは、
無理な話なので、
1でパラドールとアルハンブラの遠景、
2でアルハンブラ宮殿、
3でグラナダの十字架祭りとバルセロナへの
夜行列車について、まとめる事にする。

グラナダ、人のこころの、夢の部分
に作用する不思議な街・・・。

エリア グラナダ(スペイン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: シンガポール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

グラナダ！ その魅力は、何故生まれたのか。

アルハンブラは、明日の午前に、訪れます。

アルハンブラと、パラドール、そして
グラナダの街も、儚い魅力に溢れていた。

高いとか、料理がどうとか、色々言われる
パラドール・デ・グラナダですが、やはり
素晴らしかった。

ハエンのバスターミナルを、
午前10時半頃。天気は、快晴。

バスは、満席に近い。前日に
購入した方が良いとのアドバイス
有難う。
セビージャの方から、マラガ迄
行くらしい。

遠くに、シェラネバダの
雪山が見える。

グラナダのバスターミナルは
大きかった。

色々なお国の人が、集まっていた。

まずは、パラドールまでタクシーで
移動。

タクシーの運転手は、闘牛場を誇らしげに
自慢してくる。明日の闘牛イベントの記事
を見せたいらしく、運転しながら新聞を
めくり続けるが、危ないよー。

でも、グラナダの5月3日はお祭りだ、と
いう事はよくわかった。

程なくタクシーはパラドールに到着。
13ユーロ位だった。

お昼過ぎの到着。とりあえず荷物を預けようと
思ったら、チェックインOK。

博物館パラドールと言う事なのか。

庭はこじんまりだが、とても綺麗です。

小鳥も水浴びに来ていた。
宿泊客以外の観光客も、見学できるのだ。

アルハンブラの一部だけあって、
整えられた庭園。

庭から建物の図だが、実はこの窓
うちの部屋だった。

美しいパティオもあった。

この方が、サンフランシスコ修道院
の偉い人かな。

内装は新しくなっているが、
ところどころ歴史的調度品を
展示している。

部屋の内部もリノベーション
されていて、現代的。

さっき外から眺めた窓だ。

ベッド周りも機能が最新のものだ。

バスルームも欧米の現代版のよう。

天気は、素晴らしい。
街に出て、観光せねば。

その前に、パラドールを見てまわろう。

博物館的なパラドールと銘打つ
だけあって、渋い展示。

回廊とパティオ。

ラウンジのようなスペースは
かなりイスラムっぽい。

落ち着きます。

さらに回廊に沿って、
様々な展示があります。

修道院だが、ムデハル様式なのか。

細部に、何かが宿り給う。

床の模様にまたも注目。

修道院だったわけで、ほぼキリスト教の
礼拝用のものばかりだが。

礼拝堂もあった。

レストランかカフェのみ
利用する人の入口。

階段を降りてラウンジへ。
庭とアルハンブラの畑地からは
修道院は傾斜地に建てられた
様子。

レストラン側から入れる庭園は、
過去の遺跡部分もあった。

庭園から、ヘネラリフェが臨める。

この庭園の植木の管理も大変だろうな。

庭園の植木の手入れが素晴らしい。

藤棚がありました。

ゴールデンウィークでも無理して
出掛けたのは、やはり花々が一番
綺麗だからです。

豊かな水の流れが、アルハンブラ
の象徴。

素晴らしい青空と、

遺跡の数々。

そして、アルハンブラ中興の祖と言うべき、
ワシントン・アービング。

当然ですが、アルハンブラ物語（岩波文庫）
読みます。

アルハンブラからの坂道をぶらぶら
上り下りするのを、何回も繰り返したのが
とても楽しかった。

ギター製作工房は、やはりアンダルシア
ならでは。

二階建てバスには乗らず、
アルハンブラバスに乗車。

サン・クリストバル展望台から。

明日はグラナダの十字架祭り。

窓から可愛い猫が喋りかけてきた。

わんこは、まだそれ程厳しくない
日差しのもと、気持ち良く昼寝。

アルバイシン地区を歩いて

真夏ではないので、快晴に
心踊る。

アルハンブラ物語で、たびたび
語られる平原、ベガを遠望して
気持ちの良い眺め。

遅めのお昼を食べる場所を
探して、ぶらぶら。

オープンなレストランに
入ることにした。

南国情緒がある。

パティオ的な水盤。

コロケットと

野菜食べたかった。
お皿も綺麗だな。

リゾット。

アルバイシン地区から王室礼拝堂の方に
向けて、ゆっくりと下って行く。

途中、アンダルシアの地方色豊かな
街並みが楽しめる。

暑いのだが、堪え難いことはない。

ウチワサボテンや、シュロや
ソテツか。

窓から、通りを見下ろす動物達を
よく見かける。

そして、借景にアルハンブラが
ある幸せ・・。

アラブやユダヤやアフリカの
クロスカルチュラルな街が
広がる。

藤の花が盛んだ。

坂をどんどん昇っていって
アルハンブラの入口まで来た。

スーベニールショップの先に

ネット予約用発券機がある。
ここで、明日のアルハンブラ宮殿の
入場券を発券する。

いったん、パラドールに戻ろう。
レンタル・セグウェイの観光客
は、黄色いベストのせいで、
工事の人みたいだ。

パラドールに戻ると、子猫が
のんびりと

気ままに歩いている。

雲ひとつない快晴になった。

部屋の
ベッド周り。スイッチが機能的で
コンセントも豊富にある。

美しい庭。

日本語の上手なパラドールの
フロント係りが、サクロモンテ
の洞窟タブラオを予約してくれた。

遅刻気味に入場したため、
テンションに馴染むまで
少し戸惑う。

初めて見るフラメンコ。
評価は、比較対象がないため、
保留。

男性ダンサーが最も
キレが良かった。

夜景が綺麗だ。

街に戻り、

バルに入って遅い夕食を取る。
カミさんの風邪はまだ治らず
ハシゴはできず。

煮込み料理が旨い。

グラナダは、牛のマスコットが多い。

坂道をパラドールまで、
ゆらゆらと歩いていく。
治安には特に不安無し。
明日がお祭りで、パトカー
多いせいもあるか。

ラウンジや、廊下は昼も夜も
薄暗い。

ラウンジに飾られている写真は
よく見ると、ウンベルト・エーコ！

そして、バルガス・リョサ。なかなかです。
エーコはイタリアだが、他にもスペイン語圏
の大御所に、明日アルハンブラの入口でも
出会う。いよいよ明日！

グラナダ・アルハンブラ　スペインAVE・PARADORの旅5
http://4travel.jp/traveler/hanacat/album/10674871/

この旅行記へのコメント （2）

• azamiさん 2012/05/29 09:06:10

  いい！

  ツアーで行ったきりですが、アルハンブラ好きです。
  とても丁寧な説明付きで、一緒に旅してる気分になりました。
  初日にバルセロナでしゅろの木を見たときは、すっごく違和感がありましたが、温かい国なんですよね。
  また行きたくなりました。
  

  かむ猫のはなこさん からの返信 2012/05/30 00:36:30

  RE: いい！

  > ツアーで行ったきりですが、アルハンブラ好きです。
  
  azamiさん、アルハンブラ宮殿に入城する
  続編も、鋭意作成中ですので、ご期待下さい。