四川省・青海省から洛陽・龍岩へ、チベット族居住地域を訪ねる（第６日目 色達）

2012/04/19 - 2012/05/12

政情不安を感じながらも四川省成都から青海省西寧までバスで、西寧から洛陽、龍岩、香港まで鉄道で駆け抜けました。
思いのほか順調に旅程をこなせましたので、龍門石窟、少林寺、永定土楼も観光できました。

第６日目 ４月２４日（火）：道孚→色達

※写真の無断転載厳禁

（作成中）

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.5
• 交通: 1.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

バスが無いので今日も移動は乗合バンです。
道孚→炉霍、炉霍→色達へと乗り継いで進みます。

昨日見つけた運転手が８時出発と言っていたので、宿を７時４０分チェックアウトし、広場に向かいます。
ところがどっこい、荷物を人質に取られ実際バンが動き始めたのが９時１０分でした。４０元也。
それまでの間、通行人などを撮影して時間をつぶします。


朝食は包子２個、芯まで温まっていないので味はいまいち、１０元だって。

中国人は子供を大切にしますね。

男は皆男らしいです。

３人兄弟かな？
おばあさんが面倒を見ていました。

撮影したらお金を請求されました。
「チンプートン」でやり過ごします。

高度がありますので寒いのです。

同じ方向を見ています。
手に持つ「白酒」の瓶は？

中国では途絶えてしまった「呉服」、こんなんだったのでしょうか？

裸電球が味を出しています。

ひょうきんな運転手さん、日焼けで真っ黒です。

後ろは人民解放軍の威嚇行進です。
もちろん自動小銃とか持ってます。

携帯電話が鳴ってピックアップに向かいます。
ここからも１人乗車。

１１時に「炉霍」到着。
乗り継ぎの声がかかります。

「色達」行もすぐ見つかりましたが、満員になるまで発車しないのはいつもと同じです。

「炉霍」の街並みです。
私はお昼ご飯を食べただけです・・・。

「色達」まで、まだかなり距離がありますね。

びっくりするほどまずい「タンチャオファン」、１５元と聞いて更にビックリ。

この地方にしてはすごくファッショナブル

カッコいいですね

「炉霍」から「色達」への道です。
トイレ休憩です（もちろんトイレは無い）。

１１時４５分に「炉霍」出発、１５時４５分「色達」到着です。
４０元也。

ただ、この乗合バンには困りました。
２列目、３列目の３人掛けシートに４人座らせるものですから、修行のような４時間でした。

ツッチーさんの旅行記に出てくる宿をチョイスしました。
１泊８０元也で２泊お願いしました。

部屋の様子です。
新築１年のはずですがくたびれ始めていました。

トイレ＆シャワーは共同です。

宿のおかみさんに「写真撮るよ！」と言うと喜んでくれました。
たぶん左側は娘さんです。

さあて、目的のラルンガルゴンパ（五明佛学院）です。
「色達」からは乗合ワゴンが頻発で、約３０分の道のり６元です。
乗合ワゴンの客引きには「佛学院」の方がとおりがよいです。

谷の両側、斜面にへばりつく僧坊、車はその丘を登って行きますので強烈な印象を受けます。

この写真は車を降りて１、２分歩いたところからの撮影です。

これだけ僧坊が建てば、周りの山ははげ山になるしかありません。

一般の車は入れませんが、まだ数百メートル道が続いています。

この日、部外者は私一人でした。

売店と買い物をする僧侶です。

車を降りて一番近いお寺です。

大きな煙突が２基、昔は間違いなくここでお湯が沸かされていたはずです（右側に大釜が、煙突下部には石炭が転がっていました）。

井戸ですね。
水が無くては人は住めません。

翌日詳しく散策してわかりましたが、何か所か水道が引かれていました。
したがって、皆がここまで水汲みにくることはありません。

下っていくと・・・

この門が、坊さんと尼さんを区切る門です（後からわかった）。

私が歩いていると、中学生くらいの坊さんがずっとついて来て注意を始めます。
中国語初心者の私にわかるはずがありません。
門の手前で引き返したところを見ると男子立ち入り禁止と言っていたのだと思います。

尼さんの地区を抜けて道路に出ました。
乗合ワゴン等、ここを走ります。

道なりに下って行きます。

槌の音がしたので近づくと、彫刻の真っ最中でした。

突然「俺の写真を撮れ」と男の子が駆け寄ってきました。
写りをチェックして満足そうに引き上げていきました。

乗合バンで「色達」に戻って来ました。
これはメインストリート２つのうち１一つ。
この先にバスターミナルがあるのですよ。
半信半疑で歩いていました。

これが切符売り場です。
結局、成都行きと鳥称康行きしか出ていませんでした。

ターミナルにあった井戸、現役でしょうか？