急いでいるときは別にして普通電車で移動するのが好きです。地元の人達が通勤や通学などに利用している風景、のんびりと流れる窓の景色。特急電車では味わえない良さがあります。<br /><br />先日、ANAの機内番組で『嗚呼!! 涙メシ』という番組が放送されていて滑川出身の女優、室井滋さんが感動した食事について語っていました。その一つに、高校時代、滑川から高校のある魚津に通う電車で一緒になった友達から、とろろ昆布のおにぎりを貰ったことがとても感動的だったと語ってました。<br /><br />電車には人それぞれ、いろんなドラマがあるんだなと改めて実感しました。<br /><br /><br />電車や鉄道をテーマにした映画も『鉄道員（ぽっぽや）』を代表にいくつかありますが、富山の私鉄である富山地方鉄道は『RAIL WAYS』という映画の第二段の舞台になってます。このドラマのポスターになっている景色（僧ヶ岳を背景に片貝川を渡る電車）がとても好きです。<br /><br />↓『RAIL WAYS』ホームページ<br />http://www.railways2.jp/index.html

ＪＲ北陸本線ローカル電車の旅　出張 in 富山　2011.10 vol.4

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2011/10/21 - 2011/10/21

43位(同エリア61件中)

#鉄道・バス

hizuk927さん

急いでいるときは別にして普通電車で移動するのが好きです。地元の人達が通勤や通学などに利用している風景、のんびりと流れる窓の景色。特急電車では味わえない良さがあります。

先日、ANAの機内番組で『嗚呼!! 涙メシ』という番組が放送されていて滑川出身の女優、室井滋さんが感動した食事について語っていました。その一つに、高校時代、滑川から高校のある魚津に通う電車で一緒になった友達から、とろろ昆布のおにぎりを貰ったことがとても感動的だったと語ってました。

電車には人それぞれ、いろんなドラマがあるんだなと改めて実感しました。

電車や鉄道をテーマにした映画も『鉄道員（ぽっぽや）』を代表にいくつかありますが、富山の私鉄である富山地方鉄道は『RAIL WAYS』という映画の第二段の舞台になってます。このドラマのポスターになっている景色（僧ヶ岳を背景に片貝川を渡る電車）がとても好きです。

↓『RAIL WAYS』ホームページ
http://www.railways2.jp/index.html

エリア

滑川(富山)

同行者: 一人旅

交通手段: JRローカル

旅行の手配内容: 個別手配

富山駅から見た駅南口方面

富山駅にはＪＲ北陸本線の他にＪＲ高山本線、富山地方鉄道が乗り入れています。うちの両親は地鉄（富山地方鉄道）のことを電車、ＪＲのことを汽車と言ってますが、地鉄の方が先に電化されたからなんでしょうか。高山本線は未だにディーゼルの汽車が走ってます。
工事中の北陸新幹線

ＪＲ金沢駅や福井駅の高架事業は既に終わっていて駅も綺麗になっていますが、富山駅は両駅に比べて遅れている気がします。個人的には北陸新幹線は必要無いと思ってますが。
富山駅からしばらく行くと長閑な田園風景が広がります。
こちらはおそらく白岩川。
ＪＲ滑川駅です。

女優室井滋さんの出身地で『ほたるいか』と『海洋深層水』の街、滑川です。魚津市民は良く『ほたるいか』は魚津の名物でもあるのにと言いますが、滑川の方がＰＲが上手かったのだと感じます。

東滑川付近から魚津方面を見た景色

やはり田園風景が広がっています。東京近郊の住宅街の景色とは明らかに異なります。
電車の中の風景

利用者は高校生や高齢者がメインです。北陸新幹線が開業してＪＲ西日本から切り離されると、どうなるんでしょうか。
東滑川駅
東滑川駅駅舎

無人駅です。富山方面に行くときに時々使用する駅です。
早月川の河口

早月川は標高2,999mの剱岳を源流にする河川ですが、急流で河口付近でも流れが速いです。川の水はとても綺麗で澄んでいます。奥に見える観覧車は当時、日本海側で一番大きいと宣伝されていたミラージュランドの大観覧車です。今はどうなんでしょう。

以前、ここで魚喃キリコさん原作、池脇千鶴さんが主演の『ストロベリーショートケイクス』という映画のロケに使われました。

↓『ストロベリーショートケイクス』
http://www.baustheater.com/strawberry.htm

背景がミラージュランドの観覧車です。

電車内から見た魚津の街

早月川を渡った辺りから魚津市街を見ると、丁度海に飛び出た様に見えます。この景色が結構好きです。今は分かりませんが、以前は春先にチューリップ畑が広がってました。
手前に見えるのは富山地方鉄道の線路です。

魚津ではＪＲと地鉄が平行しています。西魚津付近で交差します。
魚津市内を流れる角川

この川の海岸付近には米騒動の発祥の地や織田家と上杉家の激戦地の魚津城があり、上流部には越中最大級の山城である松倉城があります。更に源流付近には越中七金山のうち松倉金山と川原波金山跡地があります。

この川をウィキペディアで調べると角川書店の創業家である角川家の苗字の由来になった川だと書いてあります。真偽は分かりませんが、創業者が富山（水橋）出身であったことを考えると可能性はありそうです。
新宿商店街：電鉄魚津駅付近

魚津で新宿というと、こちらの商店街になります。今はシャッター通りになってますが、昔はとても人通りが多く、車の交通量も多かったのですが、今は見る影もありません。

ちなみに魚津には銀座もあります。同じくシャッター通りの商店街ですが・・・。

郊外のショッピングセンターに顧客を奪われているとは言え、なんとなく寂しいですね。
魚津市街地の街並み

魚津市街地では鉄道は高架化されてますので眺めが良いです。

魚津駅に到着です。
魚津駅のホーム

今は、東京方面の特急ハクタカや大阪方面の特急サンダーバードが停車する駅ですが、北陸新幹線が開通すると黒部まで行く必要があり、かなり不便になってしまいます。
奥に見えるのは富山地方鉄道の駅です。ここからは、黒部峡谷鉄道の出発点になる宇奈月駅まで続いています。
魚津駅前です。

駅前には『たてもん祭り』のオブジェがあります。遠方には僧ヶ岳や毛勝山などの立山連峰の街並みが見えます。