2012/05/13 - 2012/05/14
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hoyoyoさん
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今回は1泊だけなので、普段一人で10,000円以上するようなホテルには泊まらないのだが、旅のアクセントということで、会社のレートでも比較的安かった(税サービス込み1泊朝食で15,000円くらい)、ソウルで知らない人はいない名門・新羅ホテルに泊まることにした。
日曜午後チェックインだったため、韓国での結婚披露宴を見たいと予約時にメールで尋ねたところ、一部条件つきだったが、見せていただくことができた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
明洞からタクシーで新羅ホテルへ。日本語だと「しんら」だが、韓国語だと、「シッラ」、ラは中国語式の巻き舌で「ラッ」と発音しないと通じないと高校時代の友人から教えてもらった。
広いホテル敷地への玄関口はこの興化門。ソウルにある古宮のひとつ、慶煕宮の正門だったもののようです。ホテル敷地内は「現代の古宮」といった佇まい。
ここから向こうに聳え立つでっかいホテルまではタクシーで2メーター上がる広さ。 -
ホテル玄関に到着。
向かいの建物は迎賓館。最近では世紀のカップル、チャン・ドンゴン、コ・ソヨンの結婚式が行われたことでも有名。 -
ホテル玄関前の噴水。
-
ホテルのロビー。フロントにてチェックイン。
ここは本当一流ホテルだから、いいホテルだからって、連れ込みはNG(笑)。ベルの担当者がちゃんとチェックしている。 -
部屋は7F。会社の安いレート(170,000ウォン)で泊めてもらうので、EFL(エグゼクティブ・フロア)ではなく一般客室のフロア。
古いホテル(1973年創業)のため、リニューアルされているとはいえ、床のカーペットや壁紙など、年季が入っているなあ、という感じ。広さ的には一人での滞在なので、まあ十分。
同じフロアでは日本人には会わなかった。欧米人グループに数組会った。個人客のみのフロアだったのか静かに過ごせた。こうした配慮はありがたい。 -
窓を開けると真正面に先ほどの迎賓館や噴水、迎賓館の奥には八角亭、左手にはこの後向かう免税店、さらに奥の方にはソウルの町並みが。
シティビューもなかなかいい眺めだ。 -
ベッドはこの大きさ。シモンズとか。一人では十分で寝心地はよかった。
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バスルームとトイレは別ではなく同じ。バスローブはあった。
この日は暑く(最高気温25度)、明洞を歩き回って汗をかいたので、早速風呂に入る。バスタブの大きさも身長178cmの僕でもゆったりと浸かることができる広さだった。
夜、明洞から戻ってきたら、リネン類など交換されていた。夕方〜夜にもう一度ベッドメイクチェックが入ったのだろう。こういうのはありがたい。 -
ここのホテルのアメニティは以前はロクシタンだったが最近モルトン・ブラウンに変わったようだ。
ロクシタンは確かに女性に人気で、うちの女性陣もホテルから持ち帰ること目当てに、海外旅行はフォーシーズンズ系列のホテルに泊まりたがるのだが、男性の僕にとっては、むしろユニセックスなこの香りが好きだ。
調べたらイギリスのブランドのようで、日本のホテルだと東急系ホテルで使われているらしい。 -
ミネラルウォーターも常時2本用意されていた。これは部屋の中ではもちろんのこと、2本あるので街歩きに1本持参できるのがありがたい。
ホテルのルームキーは、いまどき珍しいクラシックなこんなキー。名門としてのこだわりを感じる。 -
ビジネスユースには必須のネットワーク(LAN)環境は有線/無線ともに使えるが別途有料(1日いくらだったか忘れたが、いまどき部屋でのネット接続が有料とは。。。) これは馬鹿らしいので使わなかった。
あと、携帯電話は各室に用意されていて、使ったら通話料のみ支払う形。今回は誰かと連絡を取ったり待ち合わせることもないので使わなかったが、ソウル市内のレンタル携帯と比べて安ければ使ってみようかと思う。 -
部屋を出てホテル付近の散策および免税店の買い物に出かけた。
ここのロビーは天井が高い。 -
2Fはレストランと宴会場になっているようだった。
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翌朝の朝食会場であるザ・パークビュー。
このホテルのベースとなる色は黒。 -
ホテルの敷地内のいたるところにデンマーク国旗が掲げられていた。
翌日の英字新聞を見たら、ちょうどデンマークのフレデリック皇太子夫妻がソウルに滞在されていたようで、その関係か。翌朝の朝食会場でもデンマークの政府関係者と思しき面々が食事されていたし。 -
新羅免税店へは、ホテル敷地内を巡回するInternal shuttleというのが約5分間隔で定期的に走っているとのことだったが、この日は日曜で混んでいたせいか、いくら待っても来やしない。免税店へはホテルから歩いても2-3分のところだから別にバスを使わずとも問題ない。
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新羅免税店での買い物に際して、ホテル宿泊者のメリットは大きく2つ。
ひとつはこのVIPカード(ゴールド)。ホテル宿泊者はフロントでお願いすればテンポラリーなゴールドカードを作ってくれる。正式なゴールドカードは、免税店のサービスカウンターにテンポラリーカードを持参し、書類に必要事項を記入すれば発行してくれる。これで免税からさらに10% off(ものによっては15% off)で買い物ができる。VIPカード自体はシルバー(5% off)であれば、いろいろな形で比較的容易に入手可能だが、ゴールドとなると別。さらにこの上にプラチナ(15% off)というのがあって、こちらのホテルに3回泊まれば、なんて記事を見たが、まあゴールドでも十分だろう。高い買い物をこの免税店でする人には有利で、宿泊費が多少高くても、1泊だけでもすれば元が取れる勘定なら、そうされるといいと思う。ちなみにVIPカードの有効期限はない。終身ゴールド会員だ。
そしてもうひとつは、買い物したあと、戻るホテルが近いこと。
ただし、この免税店には文句がある。この免税店のおかげで、とにかくホテル敷地内は車は多いわ、人混みはするわで(特に中国人観光客のツアーバス!)、五月蝿いしわさわさして落ち着かない。免税店ビジネスは確かに儲かるのだろうが、これがあるおかげで、ホテルの持つ伝統とか気品ある雰囲気がいっぺんに吹き飛んでしまう。
本来このホテルは、ホテルオークラグループに属するそうだが、日本のホテルで言えば、紀尾井町のニューオータニのような雰囲気だ。こじんまりとした静かなホテルというイメージからは程遠い。
申し訳ないが、もっと宿泊者のことを大切に考えてくれないと、リピートは難しいと思った。まあ、ホテルもビジネスなのだから、宿泊、宴会、レストラン、小売といくつかのビジネスユニットを持ちながら収支を考えているのだろうが、ホテルの敷地内に免税店、かつ、ツアー客を呼び込むというのはいかがなものか。 -
免税店から坂を降り、ホテル近くの冬ソナのロケ地へ(こちらについては前の旅行記に書きました)。
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ロケ地からの帰り。地下鉄3号線 東大入口駅(いやあ、すごい名前だ)。
ホテルへはここから徒歩5分と書いてあったが、上り坂なので、10分くらいはかかる。
一流ホテルなので、さすがに地下鉄から歩いてというのはやめて、明洞からホテルへはいずれもタクシーで帰った。 -
先の地下鉄駅から少し坂を上った、興化門(ホテル敷地の玄関口)近くの駐車場。ここから左にある階段を上ってホテルへ。
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階段の左右には緑を多く配し歩いていて気持ちよい。
こんないい環境を持つホテルなので、先の免税店、これがもったいない気がする。 -
再び部屋に戻り買い物荷物を置いてシャワーを浴び、いよいよ、このホテル宿泊の個人的なメインイベント会場へと向かう。
向かう先は、正面に見える建物、迎賓館。
迎賓館については、先にその位置づけについてはお話したとおり。 -
はい、結婚式です。ホテル予約を入れる際に、Korean styleの結婚式をぜひ見たいと、メールでリクエスト、ちょうど この日は日曜午後だったので1組 結婚披露パーティーがあるとのことで、時間を伺い、それに合わせて拝見させていただくことにしたのだった。
韓国でチマチョゴリは結婚式などフォーマルな式典に着るもの。当然、参列者の方。 -
こちらは迎賓館 館内での結婚披露宴。僕が拝見するのはこちらではなく、
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こちらでの結婚披露パーティ。迎賓館内のガーデンで行われる。
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ホテルの方に案内してもらった。担当はリーさん、メールやり取りの相手だ。
メールのやり取りの中で服装について、「フォーマルでなくて結構だが、カジュアルすぎるのは望ましくない」とのことで、この目的のためだけに、ポロシャツ&ジーンズ&スニーカーを、ジャケット&スラックス&革靴に替えたのだった(この日、暑かったので気が狂いそうだった)。
あと、ホテルの方から、プライベートなセレモニーなので見るだけ、写真撮影は駄目、と言われた。この辺はやはり格式あるホテルできっちりとしている。
(ちなみに、メールのやり取りで知ったのだが、相手のメールアドレスのドメインが、samsung.comとなっていた。後で調べてわかったのだが、新羅ホテルはサムスン系列の会社の事業。なるほど) -
唯一撮影を許してもらったのがこの1枚。会場外からなら、と、1枚だけお許しをいただいた。式自体は30分程度。
担当のリーさんが言うには、大手企業の御曹司の結婚式だったようで、そりゃあ、韓流スターがこぞって憧れる、新羅ホテル 迎賓館での結婚式とくれば、一般サラリーマンにはおそらく手も足も出ないような金額の結婚式なんだろう。
まだウォン安だから日本人の若者がソウルに飛んで、こんなところで結婚式なんてのも面白いと思う。ハネムーンは仁川空港からなら、成田よりも直行便での行き先の選択肢も増えるので便利なはず。参列者も結婚式ついでに旅行を楽しめる。 -
この後、NANTA観劇のため明洞まで、せっかくなのでホテルのシャトルバスにて向かおうとしたが、バスがなかなか来ない。
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バスを待っている間、ホテルの全景を1枚。
大きすぎて全体が収まる撮影場所を探すのに苦労した。 -
バスは予定より遅れて来たが、ご覧の通り、人と車で大混雑。
前の集団とバスは中国人ツアー客のもの。 -
このシャトルバスだが、ホテルのシャトルバスではなく、正しくは、新羅免税店のシャトルバス。宿泊者からすると、「んえええ...???」って感じ。免税店がホテルに「寄ってあげている」ってことか。あくまで免税店のお客メインでのシャトルバスってこと?
免税店でよそから来た一般客が、このバス待ちの行列作っている!
ホテルからの乗車は僕を含め3名だったが、この後、当然バス車内は大混雑で、これには閉口した。
「何と排他的な!」と思われるかもしれないが、たとえば、ホテルで朝食をとるのに、よそからの一般客が朝食目当てで大挙して押しかけ、宿泊客がその行列にうんざりするくらい待たされた場合のことを考えてみてほしい。
いずれにせよ、来るお客さんが悪いのではなく、そういうサービス設計をしているホテル側の問題だと思うのだが。。。(まあ、朝食の場合は、宿泊客と一般客のlineは我々には見えない形でもホテル側が普通分けているはずで、宿泊客が待たされるなんてことはないはずだが)
ちなみに、こんなことを並のホテルには当然期待しないわけで、名門ホテルだからこそ、書かせていただいた。 -
NANTAを観た後、部屋に戻ってきての部屋からの夜景。
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翌朝、結婚式の次に楽しみにしていた朝食ビュッフェ。
前日の免税店の混雑でこちらも警戒し、外からの客が来ないであろう、早目の時間にレストラン(ザ・パークビュー)へ。7:00前だったかな。
席は滝が見える窓側。外のオープンデッキでも食べられるが、この日は朝から生憎の雨。 -
噂に聞いたとおり、ここの朝食ビュッフェの種類の多さは凄い!
もちろん味も。
まずはパンコーナーから。 -
ホットミールコーナー。
これだけの種類を目の当たりにすると、貧乏性の僕としては、ガッツリ、すべての料理を何度かに分けて取りに行こうと考えるのが常なのだが、前夜、最後に冷麺を食べてから寝たので、お腹があまり空いていない。 -
中華のコーナー。
照明まで凝っているように見え、さすがサムスン。 -
点心はこのほかに全部で5種類くらいだったと思う。
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チーズ・コーナー。
左上の胡桃が上に乗っているのはサン・ジュリアン・ベビーナッツと言って、昔 独身のころ、ヨーロッパを旅したとき、どこかで食べた記憶があり、とても懐かしい。チーズとワインで朝食、なんてのもこの日はいいくらいの腹具合。 -
ヨーグルトに
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シリアル。こういうのでもよかったが、ま、せっかくなので、お腹も少しずつ空いてきたみたいだし。
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和食も小鉢タイプがいろいろありましたよ。
豆腐、木耳、納豆、おくら、あと温泉たまごも。 -
白のジュースの後ろに立っている札。「Chef's Special」といって、シェフのおすすめと、そのfood & Drinkの特徴的なことが説明がされています。
この白いのはfresh ginseng juice、高麗人参ジュース。飲みすぎたり食べ過ぎたりした翌朝や、食欲を抑える働きがある、と書かれている。ので、これをいただく。 -
いつもビュッフェは山盛りに取るけど、僕としてはこれでも控えめ。
クロワッサンはまだ暖かくカリッ、フワッのバランスがよく、炒麺も卵、シュリンプたっぷり。何より嬉しかったのはサン・ジュリアン・ベビーナッツがあったこと。これあまり見かけないので。
fresh ginseng juiceは、はい、薬を飲んでいる感じでした ^^;。 -
コーヒーですが、ここはバリスタに頼んで煎れてもらいます。
ここでもボードにあるように、Barista's recommendationsというのがあった。 -
カプチーノを注文。
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皿2枚目、行きます。この旨そうなハムと、
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野菜は、これもShef's specialにあった一番右のice plantと、
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あと冷菜を少々。
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アイスプラントはシャキっとした食感。なかなかお目にかかれないが、今度見つけたら注文しようっと。
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えっ、まだ行くの???
はい、ここのヌードルステーション。ライブキッチン形式です。 -
朝は麺は1種類のみとのこと。この春雨みたいなの。ランチは複数種類の麺を選べるみたい。
具などのトッピングはお好みで。僕は辛めに味付け。 -
最後にフルーツ。
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飾りつけが黒基調でシックな感じ。
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アルコール類は夜のビュッフェで出されるようだ(昼はどうかは確認しなかった)。
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fresh cucumber juiceというのがあったので、これもtry。
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キュウリはやっぱりキュウリの味がした^^;。
チョンマル マシッソッソヨ。
(ここはランチやディナーのビュッフェの方がぐっと種類が増えるようで、多少高くても、そちらの方がお勧めかも) -
レストラン横にあったペストリーブティック。
ここのパンが美味しいのはモーニングビュッフェを食べてみればわかる。 -
同じくレストラン隣のThe Library。ホテルラウンジ&バーの位置づけ。
アフタヌーンティーを昼はやっているようです。 -
昨夜明洞から戻ったときは、ここでJazz sessionやっていました。
朝は女性がピアノ弾いていた。 -
部屋に戻り後片付けして出発。
そうそう、喫煙ルームだったのはよかった。最近では全館禁煙なんてホテルもあるので。
あと、喫煙ルームっぽくないというか、最初に部屋に入ったとき、「いかにも喫煙した後だなあ〜」という匂いはまったく感じなかった。その辺のメンテはきちんとされているようで、これはホテル側の努力なんだろう。 -
チェックアウト。
あ、ホテルの従業員の方ですが、英語は当然全員OKで、あいさつ会話程度の日本語はOK、一部日本人並みに流暢に会話する担当者がいらっしゃいます。 -
ここのロビーは天井が高くて開放感があっていい。
やっぱり、こういうホテルはドレスアップして来たい。 -
ホテル外の喫煙所で見かけた光景。
デンマーク関係でホテルの警備は厳しかった。皇太子夫妻はこのホテルに泊まられたのだろう。
ちなみに、ソウル警察のバイクはBMW。いいね。 -
ホテルの評価については、別途こちらの口コミでも書きますが、免税店とシャトルバス以外は、名門ホテル(特一級)としてのレベルを十分にクリアしていると思う。
観光客には明洞まで歩いていけるほうが便利なのだが、1泊はこんなホテルで明洞の喧騒から離れて静かに過ごすのもいいと思う。
(ホテルの立地としては徒歩圏内というと中途半端な位置だが、逆にタクシー利用で500円以内でソウル市内の大概の場所には行ける。)
ソウル新羅ホテル ☆☆☆☆★(免税店のシャトルバスでの減点がなければ、文字通り、☆☆☆☆☆+)
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