2011/12/26 - 2012/01/08
410位(同エリア601件中)
ちゃおさん
カレン族難民集落の前でソンテウ(สองแถว)から降ろされたが、次のソンテウがいつ来るかも分からない。ただひたすら次のソンテウを待つしかないのだが、ここで待っているのも無意味だ。折角の機会だから、カレン族難民部落を覗いてみよう、とゲートのところまで行ったが、ゲート番人から立ち入りを拒否された。ここはカレン族と政府、国連関係者以外の治外法権のキャンプのようだ。
それでも暫らくして小用をしたくなったので、門番に「トイレに行っても良いか?」(เข้าห้องน้ำ ได้ไหม)と聞いたら、即座に「いいよ、いいよ」(ได้ได้)と言われたので、ゲートの中に入れたが、道幅10m位のダートの大通りがずっと真っ直ぐ奥まで伸びていて、両側にやや大き目のしっかりした建物が並んで建っている。この難民部落の公的機関かも知れない。・・写真を撮ることは出来なかったが・・。
トイレはゲートの直ぐ左奥にあったが、そちらに向かった途端、放し飼いの大型の犬が何匹が大声で吠え立て近づいてくる。近くのカレン人(คนกะเหรี่ยง)を呼んで犬を追い払ってもらうが、それでも遠巻きに吠えている。犬の目には当方余程の異邦人に見えたらしい。
バラックのトイレで、水道施設などもないから、雨水を大きなドラム缶に貯めて置いて、そこから水を掬って手を流したり、近くでは顔を洗っている人もいる。近くに人がいれば犬が吠えても心配は薄らぐが、トイレからゲートに戻る途中、更に又多くの犬が寄ってきて、1−2mの近くまで来て吠え立てる。中には充血した赤い目をした獰猛そうな犬もいる。
ここで「ガブリ」と足でも噛まれたら一溜りもない。旅行も即中止となってしまう。興奮させないよう、怒らせないようそわそわ歩くが、遠くからそれを見ていた門番が大声で犬を制してくれたお蔭で、犬もやや遠巻きになり、興奮の程度も収まったようだ。何より、自分がゲートの方向に歩いて行くので、犬も安心したのかも知れない。
ゲートの外には2−3軒の小売店があり、日常品や雑貨などを売っている。店先にはちょっとした野菜なども置いてあり、見ていると何人かが買ったりもしている。貧しい品揃えと貧しい生活。難民だから贅沢は出来ないとしても、これでは本当にただ生きて、寝るだけの生活しているようだ。どちらが良いか悪いか知らないが、民族自決も重大事かも知れないが、同じカレン族でもタイ国内では他の種族と融和して、貧しい中でも自由な生活をしている。ここに暮す3万余人にいつ春がくるのだろうか・・
この難民集落前で1時間程待っていると次のソンテウが来て、メーサリアンまで行くと言う。しかしぎっしりの乗客。乗客が溢れて、屋根の上にまでも乗っている。これを逃すと次は何時になるかは分からない。ソンテウの後ろの立ち見のプレートに飛び乗り、バーをしっかり掴んで振り落とされないよう心配しながら、それでもこのソンテウに乗り込み、北に向かった。
- 旅行の満足度
- 4.0
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