2012/05/12 - 2012/05/14
106位(同エリア900件中)
kuritchiさん
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ダンナの趣味は、テニスとゴルフ。。。
kuritchiがカメラを片手にいろいろな所をうろうろ…、
そしてパソコンに向かって「う~~ん。。。」と唸って編集やら、書き込みをしている時間…。
ダンナは、ゴルフのテレビ番組を見たり、
(かつてはゴルフが趣味だったお義父さんに「無駄な努力!」と言われながらも…^^)パター練習をしたり…。
そんなダンナにも、もうひとつの趣味が…。
それは。。。 歴史書を読むこと。。。
特に江戸時代と明治維新の時期が大好き♪
ドキュメント、歴史小説、何でも来い!(笑)
そんなダンナ(そんなダンナだからこそ?)
以前から、「旅行に行くとしたら、萩に行きたい。。。」と宣(のたま)われる。。。
そう言い続けていたダンナの希望を叶えつつ…、
プラス!! kuritchiの希望の場所もしっかり取り入れて…。
いざ、行かん~ 維新の地、長門路へ。。。
しかも、我がままな私達のプランを限られた時間(2泊3日)でまわる為には、ドライブ旅行は必至。。。
気持ちのいい新緑の中…、
by kuritchi&ダンナの
てんこ盛り!欲張り!「山口」ドライブ旅行♪です(^^
自宅から全走行距離、約1150キロ。。。
毛利家の繁栄と、維新の地を求めて…。
(そして、美味しいもの♪も。。。)
【2日目】
お宿をチェックアウト後、荷物と車を預かってもらって
自転車を借りて(お宿で)
萩城跡(指月公園)や萩の城下町を散策。。。
自転車なので、すいすい。。。 楽チン♪
お昼は、絶対にいただきたかった「うに丼」!
お口中、濃厚な雲丹の香りで… しあわせ~♪
~萩城跡(指月公園・しづきこうえん)~
~旧厚挟毛利家萩屋敷長屋~口羽家住宅 ~
~ 鍵曲(かいまがり)~ 高杉晋作誕生地~
~菊屋家住宅~旧久保田家住宅~
~木戸孝允(たかよし)旧宅~
~ランチ『うに丼定食』「いすず」にて~
~大照院(毛利家墓提寺)~
盛り沢山です。。。
まだまだ、まわりますよ~(笑)
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2日目。。。
今日は、お宿で自転車を借りて
朝から萩の城下町をまわります。
スタートは「萩城跡(指月公園・しづきこうえん)」から…。
「萩城跡」は、国の史跡に指定されています。 -
「萩城跡(指月公園)」内は自転車の乗り入れOK!
広い「萩城跡(指月公園)」も、自転車ですいすい。。。 -
石垣に至る階段がありました。。。 -
自転車を止めて、ちょっと上ってみましょうか。。。
結構、石垣のひとつひとつ石が大きい。。。
私の膝の高さくらいありますね…。 -
「萩城」は、慶長9年(1604)に
関ヶ原の役で敗れた毛利輝元が
防長二州36万石の居城として、
指月山麓に築城されました。
別名、指月城(しづきじょう)。
明治7年(1874年)、前年に発布された“廃城令”により
櫓など他の建物と共に破却され、
現在は石垣のみが残されています。
内堀を望む石垣。。。 -
今度は、天守閣跡に至る階段を見つけました。
白亜五層の天守閣(高さ8間、約14m)は
明治時代に解体されるまでの約270年間、
毛利家13代に渡り萩城の象徴として
威容を誇っていたそうです。 -
入り込んだ内堀に映る「指月山」。。。 -
茶室「花江茶亭」
幕末に13代藩主毛利敬親が安政年間に
藩主別邸・花江御殿に増築し、
家臣とともに茶事に託して討幕の密議を凝らしたといいます。(明治22年に移築)
「志都岐山神社」
毛利元就、隆元、輝元、敬親、元徳を5柱として、
初代から12代まで萩藩歴代藩主が祀られているそうです。
天然記念物に指定されている“ミドリヨシノ”(桜)の名所でもあるそうです。 -
指月山に向かうハイキングロードもありました。
新緑がとっても きれい。。。 -
ダンナ(ダンナが乗っていた自転車)を
見ーつけ。。。
石垣の上がって、ダンナが眺めていたのは… -
この景色。。。
海がとっても、きれい。。。
萩城は、三方を日本海に囲まれたお城でした…。 -
「菊ヶ浜海水浴場」も見渡せます。。。 -
「二の丸土塀(銃眼土塀)」
菊ケ浜に面した二の丸跡に復元された全長57mの土塀。
海からの攻撃に対処する為に、四角形の銃眼が開けられていたそうです。
その「二の丸土塀(銃眼土塀)」の横を通ります。。。 -
本丸門に戻って来ました。
内堀に映る「指月山(しづきやま)」143m -
「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」(重要文化財)
『萩市文化財施設1日券』(300円)を購入。
この「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」を含めた9施設の共通券です。
【萩城城下町地区】 木戸孝允旧宅、青木周弼旧宅、
旧久保田家住宅
【堀内地区】 口羽家住宅、旧厚狭毛利家萩屋敷長屋
【川島地区】 旧湯川家屋敷、桂太郎旧宅
【旧松本村地区】 伊藤博文別邸
【平安古町地区】 旧田中別邸
≪ こんなにまわれるかな〜(笑) ≫
毛利元就の5男、元秋を祖とした毛利家一門のひとつ
厚狭毛利家の武家屋敷です。
梁間5メートル、桁行51.5メートルの長大な入母屋造り本瓦葺きの建物。
萩に現存する武家屋敷のなかでも最大の規模を誇るそうです。 -
「旧厚狭毛利家萩屋敷長屋」(重要文化財)
武家屋敷といっても、お城に出向する際に用意された詰め所だった様です。
??? 仲間部屋 ???
ダンナ曰く「“ちゅうげん”部屋だよ」
≪ ??? “ちゅうげん”だったら“中間”じゃないの ??? ≫
※中間(ちゅうげん)※
脇差1つを挿し、時には戦いにも参加し、平時は雑用を行った。大名行列等では奴(やっこ)の役を務めた。 渡り中間に代表されるように、一時限りの奉公の場合が多い。
(Wikipediaより) -
萩城の模型も置かれていました。
赤い☆は、現在地
黄色い☆は、かつての天守閣の場所です。
平時に建設された城ですが、指月山に詰の丸を配置するなど、戦時を意識した造りになっていますね。 -
ここで、ちょっとひと休み。。。
ダンナの喫煙TIME...
kuritchiは“夏みかんジュース”。。。
ホントは“山口萩ビール ちょんまげ”を
いただいてみたかったけれど、
自転車に乗るのにビールはマズイよね!!!(^^; -
さあ… 気分も新たに
「指月橋」を渡って
萩の城下町を自転車でまわりましょう。。。
(向こうに見えるは「指月小橋」) -
こんな道を。。。
すいすい。。。 -
ふむふむ…。
右へ行くと「口羽家住宅」。。。
左は「天樹院」
「天樹院墓所」
毛利輝元の墓所で、
輝元と夫人及び殉死者長井治郎左衛門の墓石があり、
これらは花崗岩製の五輪塔形となっています。 -
次に目指すは堀内地区の
「口羽家住宅」と鍵曲(かいまがり)。。。
自転車のペダルをこいでルンルン〜♪
おっ。。。 -
夏みかんの実と花が咲いている。。。
可憐な真っ白い花びらの夏みかん(夏蜜柑)の花。。。
山口県、特に萩市で多く栽培されていますが、
これは明治期に萩藩において、
職を失った武士への救済措置として
夏みかんの栽培が奨励されたからだそうです。 -
「口羽家住宅」(堀内地区)
『表門』(重要文化財)は江戸桜田の藩邸の門を下賜されたもので、萩に現存の門では最大規模を誇るそうです。
白壁となまこ壁のコントラストが美しい門です。
その『表門』の前に、仲良く自転車を駐輪。。。
今思えば、重要文化財を傷つけなくってよかった…。
(『萩市文化財施設1日券』が利用出来ました) -
永代家老に次ぐ家柄の萩藩寄組士口羽家。
『表門』と同様に『主屋』も重要文化財に指定されています。
萩城下に残る上級武士の屋敷としては古く、かつ全国的にも比較的数の少ない武家屋敷の一遺例として貴重だそうです。
(右上)
口羽家は、防長自動車株式会社を設立したそうです。
その会社が現在の防長交通に至っているとか…。 -
お庭の木々の間から、萩八景遊覧船が運航されているのが見えました。
この「口羽家住宅」のすぐ横は、海なのですね。 -
「口羽家住宅」を出て…
堀内「鍵曲(かいまがり)」を散策。。。
※「鍵曲」※
「鍵曲(かいまがり)」とは、敵の攻撃や侵入を防ぐために左右が高い土塀に囲まれた見通しの悪い、鍵手型に曲がった通路の事である。 -
「口羽家住宅」のそばの「鍵曲」は
往時の趣きを留める為に歴史的景観に配慮し
江戸時代の街路をイメージした舗装を施しているそうです。 -
ここでも、夏みかんの木を発見。。。
明治時代当時に植えられた夏みかんの木が
今もなお萩市内に多く残っているとか…。
この夏みかんの木も、そうなのかな。。。 -
「鍵曲」を進んで行くと…
由緒有り気な、塀を見かけました。。。 -
「旧明倫館址」
三の丸(堀内地区)の旧明倫館は940坪の敷地内に、
孔子、孟子などの木主を納めた大成殿を中心に配置され、
左右に剣術場、槍術場、砲術場などの武道場が館の外周を形成していた。
(萩市観光協会)
(右下)
今は、夏みかん畑になっていました…。 -
次は、ダンナがとても楽しみにしていた
「高杉晋作誕生地」を目指します。。。
菊屋横丁へ…。
※高杉晋作※
幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した。奇兵隊など諸隊を創設し、長州藩を倒幕に方向付けた。
(Wikipediaより) -
「おっ…。ここだ、ここだ。。。」
高杉晋作の家は、菊屋横丁にあります。
右手前の生け垣は「晋作広場」
20歳ごろの晋作の銅像が設置されています。
晋作は、天保10(1839)年に萩藩大組士、禄高200石 高杉小忠太の長男として生まれます。藩校明倫館に通う一方、松下村塾に通い、久坂玄瑞と並び松門の双璧と称されます。
外国に支配される清国(現:上海)を視察し、危機感を抱いた晋作は身分を問わない我が国初の軍事組織“奇兵隊”を立ち上げるも、肺の病状が悪化し、29歳の若さで肺炎でこの世を去りました。
(『萩市文化財施設1日券』は利用できません) -
「杉田晋作誕生地」
高杉晋作は天保10年8月20日に、この地、菊屋横丁に長州藩士・高杉小忠太(大組・200石)の長男として生まれました。
≪高杉晋作のお父さんに注目してみました≫
(高杉晋作は若くして病気で亡くなってしまいますが、お父さんは3代の藩主に仕えます。)
高杉晋作の父高杉小忠太は、天保5年(1834年)から11代藩主・毛利斉元の小姓として仕えます。
【当時、小姓は、主君に近侍して雑務や日常生活に必要な取り次ぎをすることが主な仕事ですが、優秀な若い藩士を小姓・側用人等に任じて、将来自分の手足として働けるような人材に育成する事を心がける藩主もいたそうです。】
天保7年(1836年)に毛利斉広が12代藩主を継ぐと近侍になる。
【12代斉広は藩主を継いで20日足らずの12月29日に桜田藩邸において23歳の若さで死去】
天保8年(1837年)に毛利敬親が13代藩主になると小納戸役に任じられた。
(その後長州藩最後の藩主元徳にも仕えます。)
13代藩主毛利敬親は、藩政改革では人材育成に尽力し、家柄や年齢にこだわらずに高杉晋作などの優秀な人材を輩出させました。
高杉晋作が結成した奇兵隊や民間の軍事組織である長州藩諸隊を整備し、新式兵器を配備し、戦術の転換など大規模な軍事改革も行います。
坂本龍馬の仲介で“薩長同盟”を結び、第二次長州征伐にも勝利します。
下級武士の息子である吉田松陰の才を評価して重用し、自ら11歳年下の松蔭の門下となったとも語られています。
そんな時代の長州だったから、高杉晋作、吉田松陰、木戸孝允(桂小五郎)、伊藤博文達が明治維新を目指してのびのびと活躍出来たのかもしれませんね。 -
建物は江戸期より縮小されていますが
当時の面影をよく残しているそうです。
見たところ、とても洗練されたお宅です。
大組士禄高200石、中級武士のイメージですが
かなり裕福な家であった様に思われますね。
産湯の井戸(右下)も残されています。 -
有名な「高杉晋作」の写真。。。
辞世の句
「おもしろきこともなき世をおもしろく」 -
「安政の大獄」の時の手配書。。。
「高杉晋作」??? … 似てない。。。
垂れ目になっているし…(笑) -
豪商「菊屋家住宅」 『長屋門』
藩の御用商人を務めていた豪商・菊屋家。
屋敷は江戸初期の建築、現存する商家としては最古の部類に属し、400年の歴史があります。
※御用商人※
御用商人(ごようしょうにん)とは 前近代の日本において封建領主の庇護のもとに各種の御用及びそれに関連する物資等の調達に携わる代わりに様々な特権が与えられた商人(Wikipediaより) -
「菊屋家住宅」 『御成門』
『長屋門』より入った御上使は、この『御成門』を経て、書院に通されました。書院は、幕使の応接、藩の役宅としても使用されたそうです。
※御上使(じょうし)※
朝廷・主家などの上級者から上意伝達のため派遣される使者。 -
私達は(『御成門』ではなく)
玄関から書院に入ると。。。
「わぁ。。。。」 -
「菊屋家住宅」 庭園
美しい庭園です(右上)
(左)
指月山より運ばれた高さ2mはある花崗岩で造られた“つくばい”
立ったままで手洗い、しかも、服装に水はねがない様に配慮されています。
(右下)籠置石(かごおきいし)
御上使等は『御成門』を経て、この石に籠を置き、縁側から入室されたと伝えられています。 -
「菊屋家住宅」
(左)縁板覆
町人は縁にケヤキ材を使用することが禁じられていたので、これを隠すために作った杉の半割丸太で覆ったのだそうです。
(右上)
雨戸を入れるレールの細工にも大工さんの腕が伝わります。。。
(右下)
こちらにも、大きな“つくばい”
(この奥は厠にお風呂) -
「菊屋家住宅」
あり得ないことですが…
もし、お好きなお茶碗を差し上げます…と言われたら…
(左上)古萩【江戸初期 萩井戸茶碗】
(左下)古萩【江戸初期 萩石はぜ茶碗】
(右上)古萩【江戸初期 萩唐人笛型茶碗】
どのお茶碗が好みかな〜?
そんな事をダンナと言いながら…(^^;
(右下)本蔵
菊屋家には蔵が6つありました。 -
「菊屋家住宅」
(左)小屋組
菊屋家の主屋は平屋造り
(右上) DENWA
デルビル磁石式乙号電話機
明治30年(1879年)
当時の“お金持ち”の象徴。。。
(右下) お店
藩の御用商人を務めていた豪商・菊屋家
今で言う“商社”だったそうで、お殿さまにもお金を貸していたそうです。 -
「菊屋家住宅」
kuritchが写真を撮っていると、ガイドさんがやって来られて
「このお宝こそ、撮らなくっちゃね!」と案内されたのが…
(左)
伊藤博文が初洋行した際のアメリカ土産。
米国コネチカット州(ニューイングランド地方)セット・トーマス社製の柱時計。
(右)
五月人形と一緒に飾られていた『お守り刀』
象の骨で作られたものだとか…。
美しい細工がなされていました。 -
通常は非公開ですが、この時期
『菊屋家庭園』春の特別公開が行われていました。
この門より入ると… -
『菊屋家庭園』
この庭園は江戸時代から 昭和初期にかけて四期にわたって作庭されたもので、平成の初めに再整備されたものです。枯瀧から枯流れ、枯池を配した、回遊的な要素を持つ庭で、樹木は高木を土塀際に配し、針葉樹、常緑樹、落樹と色とりどりの配色をなし中央付近は芝生地になっています、広さとしては500坪近いものがあり広々と解放感にあふれながらも変化に富んだ景色となっています。
(ホームページより) -
『菊屋家庭園』
昭和9年に東伏宮妃殿下を迎えるにあたって「新座敷」が新築されました。 -
『菊屋家庭園』 新座敷
昭和9年、東伏宮妃殿下が滞在されるためだけに造られた新座敷
(左)
屋久杉で作られた引き戸
(右上)
床柱も自然の木がそのまま使われています。
もちろん欄間もすばらしい…。
(右下)
大工さんの腕の見せ処。。。 -
『菊屋家庭園』
ダンナが、とても気になった…
窓ガラス(歪みガラス)とそのガラスをはめ込む境の白い漆喰
(木の枠が白っぽく見えていますよね…) -
『菊屋家庭園』
(左)
伊藤博文が3日滞在する為に改築された2階部分
(非公開)
1階部分はお茶室だそうです。
(右上)
ボランテイアガイドさんの説明を受けながら…
(右下)
移して架けられた宗像家(瓦町) の“太鼓橋”
贅を尽くした『新座敷』とお庭でした。。。 -
「菊屋家住宅」を出て、外から見てみると…
ず〜〜〜っと奥まで敷地が続いています。
敷地は約2000坪。。。
庭だけでも300坪はあるそうです。
≪ ケタが違う。。。 ≫ -
「菊屋家住宅」のお向かいの「旧久保田家住宅」
旧久保田家は、向かいの「菊屋家住宅」と対峙するかのように立ち並んでいます。
(文化財施設 共通1日券利用出来ます) -
玄関を入ったところで、左右で掛かった金額が違うとか…。
というのも…。
明治時代に入り、梨本宮が萩に来られた折にこの「旧久保田家」に滞在され、その為に贅を尽くして増築されたのだそうです。(右)
(左上)梨本宮の為に増築された部分
(左下)江戸時代からの主屋 -
「旧久保田家住宅」
一枚の屋久杉から彫られている欄間。。。
(梨本宮が滞在される為に増築された部分) -
「旧久保田家住宅」
こちらは、普段久保田家の人達が使っていたお座敷(江戸時代)
こちらでも、充分手が込んでいて贅沢。。。
(左上)手の込んだ細工の欄間
(左下・右)
この床柱の下の部分…。何かに見えませんか?
(正解は、タケノコ^^)
ぐいぐいと延びる様にとの願いを込めて…。 -
(左・右上)美しいお庭に、つくばい。。。
(右下)
屋根裏に物置や使用人の寝間を設けた「つし二階」を持ち、立ちが高いのが特徴の旧久保田家住宅の主屋。 -
「木戸孝允(たかよし)旧宅」
次は、「木戸孝允」、別名“桂小五郎”の生家。
当時の面影をよく残している門。
(文化財施設 共通1日券が利用出来ます) -
「木戸孝允(たかよし)旧宅」
生まれてから江戸に出るまでの約20年間をここで過ごしたそうです。
藩校明倫館に通い吉田松陰の兵学門下となり、文久2年(1862)藩の要職に就き京へと出て国事に奔走。慶応元(1865)年、藩命により姓を“木戸”と改め、翌年、坂本竜馬の仲介のもと薩摩藩の西郷隆盛や大久保利通らと“薩長同盟”を結び明治維新に尽力。維新後は、五箇条の御誓文の起草、版籍奉還、廃藩置県などの推進に功績を残す。明治10(1877)年、西南の役の途中で病死。享年45歳。
(萩観光協会ホームページより)
奥さんは、幕末動乱期の命の恩人でもある京都の芸妓幾松(木戸松子)。
「菊屋家」の蔵の中にあった当時の萩城下町の屏風(多分コピー?)も飾られていました。 -
「木戸孝允(たかよし)旧宅」
『誕生の間』
木戸孝允は、天保4年(1833)、萩藩医・和田昌景の長男として生まれます。
後に藩士・桂家の養子となり“桂小五郎”と名乗ったそうです。 -
「木戸孝允(たかよし)旧宅」
尊王攘夷派の中心人物として奔走し、
維新後も明治政府の要人として活躍した木戸孝允。
西南戦争の半ば、出張中の京都で病気を発症して重篤となったが、夢うつつの中でも西郷隆盛を叱責するほどに政府と西郷双方の行く末を案じながら息を引き取った。
(Wikipediaより) -
維新の時代を駆け抜けた志士達に思いよ寄せ…
自転車に乗り、気持ちのいい汗をかきながら萩城下町をまわったダンナとkuritchi。。。
そろそろ、お腹が空いて来た(笑)
お昼は、待望の「うに丼定食」♪ -
1、2、3、4、5 …
わぁ〜 さざえや、たこ、いかに、ヒラマサ?。。。
日本海でとれた新鮮な海の幸を どさっ!とのせ。。。
その上に。。。
雲丹を、舟1箱分を豪快!!!にのせ。。。 -
わさびとお醤油をかけて。。。 -
「いただきます〜♪」
雲丹の香りが口中に広がって。。。
「たまりません〜♪」
(おかずの小鉢とお味噌汁も付いてます) -
大変美味しゅうございました。。。
「いすず」
萩グランドホテル近く
良く見ると広い道を曲がるところに小さな看板が出ていました。
弟さんが漁師さんだそうです。だから海の幸が美味しいんだと納得!(^^ -
お腹も満たされて、さあ〜 次の目的地へと向かいますよ。。。
「大照院」
荒廃していたお寺を、萩藩2代藩主毛利綱広が亡父の初代藩主秀就の菩提寺とするために再建し、秀就の法号にちなんで霊椿山大照院と改めたそうです。 -
「大照院」
この「大照院」境内にも、国の史跡
『萩藩主毛利家墓所』があります。。。
門を通ると。。。 -
ここでも、藩士が寄進した約600基の石灯籠がお出迎え。。。 -
秀就、2代綱広、4代吉広、6代宗広、8代治親、10代斉煕、12代斉広と2代から12代までの偶数代の藩主と夫人や藩士のお墓があります。
-
この墓所は木漏れ日がもれ。。。
苔が美しい。。。 -
新緑も目に鮮やかです。。。
厳かではありますが、むしろ美しさを感じたkuritchi。。。 -
奇数代の藩主の墓所の「東光寺」とは
また違った印象を受けました。。。 -
「大照院」
『鐘楼門』(重要文化財)
現在「大照院」は、補修工事中…。
(この塀の加減は嫌いじゃないkuritchi。。。) -
萩の城下町もそれなりに堪能できたことだし…
そろそろ、次の目的地とお宿に向かいましょうか。。。
(「おいでませ みどり為す「山口」長州路 〜輝く青い海… 角島(つのしま) 千畳敷(長門市) & 長門湯本温泉〜編」につづきます…)
http://4travel.jp/traveler/kuritchi_mama/album/10670588/
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この旅行記へのコメント (16)
-
- susanaさん 2012/05/26 20:59:33
- 珍しく
- kuritchiさん、コンバンワ★
もう天空に向かわれているのでしょうか・・・
今回は食べ物よりも、日本庭園や新緑に目が行きました。
susanaにしては珍しい。
自転車旅も面白そうですね。
ちょんまげビールは我慢・・・飲んじゃったら飲酒運転ですもんね〜
(高校生の時に、学校に来た警察官の交通講習みたいなので言ってました)
萩城址のお濠は、オフ会のときの垂仁天皇陵を思い出しました。
高杉晋作、たしかに似てませんが・・・susanaが描くよりは似てると思います(笑)
墓所の苔もいい味出してますね。
すっごく楽しそう・・・一度、旅を計画してみようかな。
やっぱり夏みかんジュースは気になるsusana
- kuritchiさん からの返信 2012/06/05 13:52:22
- RE: 珍しく
- すーちゃん、こんにちは。
書き込みいただきありがとうございます。
天空の地より、元気に戻って来ました〜♪
高山病は全くなし! 帰って来て時差ぼけの方が大変です(笑)
> 今回は食べ物よりも、日本庭園や新緑に目が行きました。
> susanaにしては珍しい。
??? お酒(日本酒)のアップが足りなかったのかもね(笑)
でも、新緑とみかんとお花、お庭、そして、苔もいいでしょう(^^
苔を見ながら、「おーっ、すーちゃん好みがいっぱい!」と思っていましたよ(笑)
> ちょんまげビールは我慢・・・飲んじゃったら飲酒運転ですもんね〜
自転車ですいすい、気持ちが良かった〜
萩の市内を散策するのに自転車はぴったりでした。
興味シンシンだった“ちょんまげビール”は我慢!しました(^^;
> 高杉晋作、たしかに似てませんが・・・susanaが描くよりは似てると思います(笑)
あはは…。確かにkuritchiが描くより似てるかも…。
> すっごく楽しそう・・・一度、旅を計画してみようかな。
日本海側なのでちょっと遠いけれど、よかったよ〜♪
お魚も美味しかったし、ふぐも…。
そうそう、100%の夏みかんジュースも、すっきりとしてなかなかイケたよ♪
夏みかんジュースは、正解だね… kuritchi
-
- たらよろさん 2012/05/26 11:46:46
- やっぱり遠いなぁ〜
- こんにちは〜kuritchiさん。
萩へのドライブ旅、、、
何度も何度も我が家でも計画にあがりは消えていった萩旅。
よくある定番の津和野もつけちゃうとめちゃめちゃ遠い、、、、
こんなに遠い所だったなんて〜〜
って、よく地図とにらめっこして考えたわ。
そんな萩への旅路にご夫婦でお出かけされたのね。
やっぱり歴史溢れる街並みが素敵ですね。
旅情サスペンスとかによく登場するので
テレビでそういう感じの風景を見て、行ってみたいなぁ〜とは思っているのですが、、、
私もここは一発気合を入れてドライブしてみますかっ!(笑)
萩にウニのイメージなかったのですが、
確かに日本海、、、
お魚も豊富だよねっ!!
たらよろ
- kuritchiさん からの返信 2012/06/05 13:37:09
- RE: やっぱり遠いなぁ〜
- たらよろさん、こんにちは。
書き込みいただきありがとうございます。
天空の地に出かけて、お返事がすっかり遅くなりました。
萩へのドライブ。最初は距離があるので、2泊3日で出かけて楽しめるの???でした。
折角萩まで出かけるのなら、萩だけでなくやっぱり津和野も外せないし…。
その他にも、訪れたいところは色々ある…。
ダンナと喧々諤々…、計画を立てては変更し、練り直し、絞ったコースです。
確かに山口は近いとは言えないけれど、車で出かけて自由にまわれたのでよかったと思います。お天気がよかったってこともあるのでしょうけれどね。
> やっぱり歴史溢れる街並みが素敵ですね。
> 旅情サスペンスとかによく登場するので
> テレビでそういう感じの風景を見て、行ってみたいなぁ〜とは思っているのですが、、、
> 私もここは一発気合を入れてドライブしてみますかっ!(笑)
そうですよね。
萩・津和野は、旅情サスペンスによく登場する地ですね。
また、似合うんだわぁ…。(笑)
萩を訪れた後、(旅行記はまだアップ出来ていませんが)実は角島も訪れたのですが、ここもほんとドライブしていて楽しかったです。
そして、更に夕日スポットも求めて、うろうろ…。(^^
距離的には随分走りましましたが、美しい景色を眺めながらのドライブで全く苦になりませんでした。
日本海側はお魚も豊富で、雲丹も(今年は不作だそうですが)口いっぱいに香りが広がって、美味しかった〜♪
萩には見蘭牛もあるし、山口県はスィーツも充実しているし…。
ちょっと遠いけれど、おススメです。
kuritchi
-
- morino296さん 2012/05/24 23:17:06
- 食べた〜い
- なんと贅沢な丼でしょうか。
これを食べに行くだけでも価値がありますね。
食べた〜い!
morino296
- kuritchiさん からの返信 2012/06/05 12:56:37
- RE: 食べた〜い
- > なんと贅沢な丼でしょうか。
> これを食べに行くだけでも価値がありますね。
このうに丼をいただきたくって萩に出かけた?!(笑)
このうに丼も、萩の旅行の目的のひとつでした。
うにの香りが口いっぱいに広がって、とても美味しかったです♪
このお店を探した価値がありました。
kuritchi
-
- 大目付さん 2012/05/22 23:14:14
- この旗気になります。
- 「チョンマゲ」ビール?どんな物なのかなぁ?好奇心旺盛なので飲んでみたいですね。
〜変なものが好きな大目付〜
- kuritchiさん からの返信 2012/05/22 23:41:56
- RE: 気になります…。
- kuritchiも、大いに気になりました!
ホントは、夏みかんジュースよりもよかったのですが、自転車を乗るのに酔っ払い運転?はマズイ!ですよね(^^;
朝9時だった所為か、どなたも頼まれていなかったので、興味シンシンでしたが、実物は見れませんでした。
気になります。。。
kuritchi
-
- 大目付さん 2012/05/22 23:10:12
- 夏みかんの砂糖漬け
- 萩の名物の一つに「夏みかんの砂糖漬け」がありますが、買って帰って不評でした。(*_*)
甘いもの好きの人には良いかも知れませんが、長崎のザボン漬けと同じく、甘過ぎでした。(*^_^*)
〜大目付〜
- kuritchiさん からの返信 2012/05/22 23:38:06
- RE: 夏みかんの砂糖漬け
- 自転車で気持ち良く走っていると、お買い物うろうろが出来ませんでした。
「夏みかんの砂糖漬け」もガイドブックで見ていたのですが、どうしても買いたかった萩焼以外は、購入出来ず…。
夏みかんは、ほとんど真っ白いお花と一緒に観賞するのみでした…(^^
大目付さんは購入されたのですね。
砂糖漬けだけあって、甘かったのですね。
昔はお砂糖が貴重だっただけに、それこそ贅沢な一品だったのでしょうか…。
kuritchi
-
- eibonさん 2012/05/22 22:52:16
- 代は、満足じゃ!
- 日本の歴史の中で最も面白く心躍らせる時代「幕末期」
でも、それは「後世から見れば」です?志士達におしかりを受けます、か?
そんな、時代の寵児達の活躍を垣間見られたようですね!!!
そして、最後の雲丹丼で心もお腹も一杯になりました!
ちゃんちゃん☆
eibon
- kuritchiさん からの返信 2012/05/22 23:31:25
- RE: 代は、満足じゃ!
- eibonさん、こんばんは。
早速の書き込みいただきありがとうございます。
ダンナが最も心躍らせる時代の「幕末期」
しかも、大好きな吉田松陰と高杉晋作を訪ねての萩の旅。。。
その心の高なりがkuritchiにも伝染?して、kuritchiもダンナ以上に「幕末期」の萩の世界に浸って来ました(^^
城下町の曲がった道を行けば、土塀に夏みかんの花…。
すっかり、タイムスリップ。。。 心は幕末、維新の時代。。。
> でも、それは「後世から見れば」です?志士達におしかりを受けます、か?
必死に生きていた長州の志士達…。
道半ばで力尽きるものあり、明治の時代をも生き抜いたものあり…。
いろいろと考えさせられました…。
> そんな、時代の寵児達の活躍を垣間見られたようですね!!!
はい、自分なりにのぞいて来ました(^^
> そして、最後の雲丹丼で心もお腹も一杯になりました!
萩を訪れたら、絶対にいただきたかった「うに丼」♪
これこそ、萩を〆るシンガリ!です(^^
大満足でした。。。
ちゃん、ちゃん☆
kuritchi
-
- ガブリエラさん 2012/05/22 22:41:24
- 新緑が素敵♪
- クリねえさま☆
こんばんは♪
こんな所をレンタサイクルで、すいすい回ってみたいですヽ(^o^)丿
楽しそうですね!
土塀とか、ワクワクしちゃいます♪
勿論、おいしそうな食べ物にも(*^_^*)
もうすぐですよね♪
天空の某所に行かれるのは!
いいな、いいなヽ(^o^)丿
よいご旅行を♪
健康に気をつけて下さいね(*^_^*)
ガブ(^_^)v
- kuritchiさん からの返信 2012/05/22 23:19:33
- RE: 新緑が素敵♪
- ガブちゃん、こんばんは。
早速の書き込みいただきありがとうございます。
> こんな所をレンタサイクルで、すいすい回ってみたいですヽ(^o^)丿
> 楽しそうですね!
いいお天気で、気持ちが良かった〜!
久しぶりに自転車に乗って、うろうろ。。。
気持ちも、体もリフレッシュ!(^^
子供達が小さかったころ、自転車の前&後ろに乗せ、プラスお弁当を積んで出かけた頃に鍛えたフットワーク。。。(笑)
しっかり発揮出来ましたよ(^^
雲丹が大好き♪なkuritchi…。
「うに丼」は、最高〜♪
> 土塀とか、ワクワクしちゃいます♪
> 勿論、おいしそうな食べ物にも(*^_^*)
土塀が残る城下町、いいでしょう。。。
その塀からのぞく夏みかん&夏みかんの真っ白いお花。。。
よかったですよ〜♪
> もうすぐですよね♪
> 天空の某所に行かれるのは!
> いいな、いいなヽ(^o^)丿
あはは…。
その準備で今日は徹夜?!
元気で、また、いっぱい写真を撮って帰って来るからね(^_-)-☆
頭から湯気が出ている… kuritchi
-
- 大目付さん 2012/05/22 21:53:40
- 美味しそうですね。
- いつも美味しそうな物ばかり出て来ますね。今回はいきなりでしたね。
〜大目付〜
- kuritchiさん からの返信 2012/05/22 23:09:53
- RE: 美味しかったです〜♪
- 大目付さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。
今回は、早速!でしょう(笑)
この「うに丼」をいただきたくって、萩に出かけた?!(^^
頬張ると、雲丹の香りが口いっぱいに広がって、美味しかったです(^^
雲丹の香りで、お醤油もほんのちょっとでOKでした♪
相変わらず… くいっち(^^;
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