旅　中国→ラオス→中国　ノーンキャウ行きのスローボートは本当にスローだった

2012/02/06 - 2012/02/07

ポーンサワンからミニバンでルアンパバンへ移動し、取り敢えず一泊した。
翌朝、朝の托鉢を見終えた後、スローボートで次の目的地ノーンキャウへ向かった。
途中までは移り行く景色を楽しみながらの船旅だったのだが、川の水深が浅いのか、それとも燃料節約の為か、ボートのスピードは一向に上がらない…。
次第に疲れや寒さ、更にはトイレに行けないイライラ等で、船内は何だかブルーな感じに。最後にはみんな黙り込んでしまう始末・・・。
漸く夕暮れの中にノーンキャウの橋が見えた時には、乗客一同歓声を上げ、安堵のため息を吐いた。
そんな長い長い９時間の船旅になった。

エリア ルアンプラバン(ラオス)

• 旅行の満足度: 2.5
• 観光: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

2/6
9：00、ポーンサワンバスターミナルからミニバンでルアンパバンへ出発。

12：00、昼飯休憩。多分、国道13号に出た所。
来る時も通ったけど、ここから先の道が疲れるんだなー・・・。

チャーハン　15,000キープ。
高いけど、美味かったので好し。

16：00、約７時間でルアンパバン南バスターミナルに到着。
ミニバンの中で知り合った日本人旅行者の方とトゥクトゥク(30,000キープ)でサッカリン・ゲストハウスへ。
シャワー・トイレ・エアコン付シングルルーム(写真ナシ)　130,000キープ。
ちょっとお高いが、朝の托鉢場所やメコン川の船着き場に近いので決めた。

その後ビアラオで寛いでいると、明日ボートでノーンキャウへ向われる日本人旅行者のＫさんにお会いした。私も行く積りだったので、ご一緒させてもらう事にして、早速近くの旅行社でチケットを手配した。(140,000キープ)

19：30、晩飯。
今夜も屋台(写真)で済ませた。

2/7
6：50、朝の托鉢見学。
寝過ごしたかと思ったが間に合った。３年前の７月に、同じこの場所で見た時は６時頃だった。２月で夜明けが遅いんだな。

段ボールの箱を差し出している子供達は、お坊さんから施しを受けているようだ。前は気付かなかったが、今回はよく目にした。

付いて行きますか。

やっぱ絵になるなー。

8:30、Ｋさんとメコン川の船着き場へ向かい、９時過ぎ小型のスローボートで出港。
ノーンキャウまでは５〜６時間らしい。昼飯は食べる所が無いと云うので、水とバナナを買っておいた。
晴れていて、川も穏やかだ。快適な船旅の始まり♪
乗客は20人位、出身国はそれぞれで、ポルトガル、ノルウェーなどあまり会った事のない国の人もいた。みんな楽しそうだった。

乾季だからメコンの水嵩も濁りも少なめ。

11:10、パークウー洞窟の手前で着岸。
森の中から徐にベテラン運転手が登場し、若手と運転を交代した。
因みに、トイレは出来なかった。

川海苔取り。

11:20、メコンを離れ、支流のナム・ウー川へ。
水の濁りが薄れ、色が緑に変わった。

結構な急流。
深い所を選びながら進んで行く。流石ベテラン！

川底が見えるほど浅い場所も。

13:30、漸く１回目のトイレ休憩。
みんな一斉に茂みに散らばり、用を足す。フゥー。

ヤナ？

16:00、７時間経過後の船内。
皆さん落ち着かない。グッタリしている人も・・・。

時々小舟が行き交う。
近いのか？
違った…。

景色は好いが、風が冷たくなってきた。

16：40、２回目のトイレ休憩。
「何時着くんだ?」と運転手に詰め寄る人も。
後１時間程らしい・・・。

17：10、日暮れも近い。

17：55、人が見えた！

おお!!
ノーンキャウの橋だ！

18：00、待ちに待ったノーンキャウ上陸。サバイディー！
約９時間の辛い?!船旅が漸く終わった。バンザイ！

18：15、船着き場側の橋の袂にあるセンダーオ・ゲストハウスにチェックイン。
念願のバンガローだ！
シャワー・トイレ付　１棟100,000キープ。
もう少し安い棟もあるらしいが、生憎満室だった。

Ｋさんはもう少しリッチな橋向こうのリバーサイド・ホテルへ向われたが、後で聞くと残念ながら満室だったそうだ。

18：30、橋からの眺め。
美しい、見蕩れてしまう。

橋を渡ると、ツーリスト向けのお洒落なレストランが数軒あり、その１軒でＫさんとビアラオで乾杯した。
明日からはのんびりするぞ！