2012/04/07 - 2012/04/07
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Muffinさん
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バンコクから車で約1時間、マハチャイ漁港からドン・カイ・ディーのベンジャロン村へサムットサコーン県日帰りの旅をしてきました。
マハチャイ漁港はタイでエビの相場が決まる港。近隣諸国ベトナムやインドネシアの相場だけでなく、日本へのブラックタイガーの価格にも影響するそうです。
一体どんな港町なのか楽しみにしていました。
威勢が良くて、きびきびしている魚河岸のような雰囲気は、タイのどの町とも違う感じがします。
(この旅行記の初稿よりかなり時間が経ってしまいましたが、後日知ったのは、このきびきびと働く姿…てっきりタイ人でも海の男たちは逞しく見えるのかと無邪気に思っていましたが、漁港で働く90%はミャンマーからの出稼ぎ労働者で劣悪な環境を強いられているようです)
年末の築地やアメ横に行ったような、久しぶりにテンポのいいリズムが心地よかったです。
マハチャイ市場 Mahachai Market ตลาดมหาชัย
(Cool-Bangkok)
http://www.cool-bangkok.com/sightseeing/sightseeing.php?id=00830
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
本日の行程
バンコク→マハチャイ漁港(車で約1時間)
→ドンカイディー・ベンジャロン村(車で約30分)
→バンコク・オートーコー市場(MRTガーンペンペット駅前)
*バンコクから列車で行く場合
国鉄Wongwian Yai駅よりMahachai線終点。1時間。
時刻表
http://www.railway.co.th/home/srt/timetable/download/eng/201110-WongwianYaiEng.pdf -
マハチャイ漁港 地図
船着場から駅周辺の商店街を一回りして、お昼ご飯を食べるまでの2時間の滞在でした。
”漁港のある”マハチャイに辿り着く10分ほど前に「マハチャイに着いた」とドライバーさんに言われたのは、まだ新しそうな普通の市場。海が見えません。おかしいな…ともう一度あちこち電話で確かめてもらったら(地図を読むより仲間情報を好むようです)マハチャイのニュータウンの方でした。 -
10:30 渡し船の船着場
立派な船着場です。 -
川の対岸からの乗客が次々と降りてきました
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船着場前の広場は駅前よりも大きく、町の顔のようです
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広場からつながる、町のメインストリートらしき賑やかな通りに入ります
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屋台にでは蓮の実が売られていました
仏壇に飾っても良さそうな造形ですが、タイでは表面に突き出ている粒の部分を食べるようです(未体験。この日はどうやって食べていいのかわからなかったので)
そして蓮の実屋台には必ず落花生がセットで売られているそう。 -
赤貝と緑貝の屋台売り
バンコクで見る炎天下の貝屋台は底知れず不安になりますが、これだけ大量の貝があると”漁港ならではだね〜”と呑気になるのが不思議です -
さらに細い路地に入ると倉庫のような建物が並んでいました
小さな兄弟が魚の袋を下げてやってきました。 -
ねぇ、ねぇ、あっちを見に行ってごらんよ
盛んに指さして、あっちに行ってみろと教えてくれました。
お兄ちゃんが魚を多く持ってあげてる…。 -
ここが漁港だ!
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港に帰ってきた船から荷揚げしている最中でした
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獲れたての魚を一斉に選り分けています
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魚がいっぱい詰まった籠を長いレールに滑らせて運んでいました
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すぐにつみれを作るおばさん
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海の男はかっこいいぞ
タイ人男性ってなで肩の柳腰…のイメージを打ち破る逞しいお兄さんたち。
*マハチャイ訪問直後に旅行記を書いた時はそんな無邪気な感想を持っていましたが、後日漁港で働く人たちの90%はミャンマーからの出稼ぎ労働者だと知りました。劣悪な環境と不当な立場を強いられている人たちも多いという報道です。 -
魚河岸って感じだなぁ
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たぶんプラー・トゥー(クルクマ)
アジにそっくりな味と姿、だけどサバ科のプラー・トゥー。
マハチャイ近くのメークロン(折り畳み市場)から旅立ち、南部スラータニー付近で産卵、そしてまたメークロンに戻ってきます。
メークロンに戻るのは8月〜11月ぐらいのはずですが、マハチャイで塩蒸しされたプラー・トゥーがいっぱい売られているので、やはりそうでしょう。
プラー・トゥーの詳細は:
DACO 2010/8/5 デジタル版
「プラー・トゥーは語らず」
http://www.fujisan.co.jp/magazine/1281683935/b/404288/ -
マハチャイで売られているプラー・トゥー
せいろに入れて塩蒸しされます。そのまま焼いただけでも美味しく、またタイ料理では煮込みや鍋にも使われます。
メー・クローン産のプラー・トゥーは最高級。バンコクでこれだけきれいなものはなかなか見られません。 -
海の稼ぎは金に替える。いつかプラー・トゥー御殿だぜ!
再びメインストリートに戻ると金行(ゴールドショップ)がいっぱい。 -
何でも通る
どんどん客足も増えていき、さらにトゥクトゥクやら人力車やらバイクリヤカーやら…もう何が何だか。 -
どうよ、この活きの良さ
タイのエビの相場はマハチャイで決まる、ひいては日本へのブラックタイガーの相場もここで決まると言われています。
ぴんぴん跳ねそうなエビの大群。それに真っ白なイカがいっぱい。炭火焼で食べたい! -
刺身でもいい
先ほどの赤貝を疑っていましたが、かぶりつきたくなるイカを見ていると、案外貝も大丈夫かも?! -
シャコも大きいよ
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カニはプーパッポンカリーがいい
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乾物も種類が豊富
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色がきれいです
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束ね方にはタイ人ならではのこだわりが
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これも色がきれいだね
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焼き卵は未だチャレンジャーになれず…
七輪の上に網を載せて卵を焼く行商をタイのあちこちで見ます。どうも卵は茹でないらしい。
そばを通ると硫黄のような臭いがして腰が引けてます。 -
さらに細い路地にもお店がいっぱい
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商店街に埋もれるように国鉄マハチャイ駅がありました
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待合所には祭りの屋台のようなおもちゃ屋が出ています
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しゃぼん玉を買ってもらいました
こどもの列車に乗る時の大事な楽しみが、あのおもちゃ屋のようです。 -
ボクはお面を買ってもらって得意げです
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いろんな人が列車を待っていました
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駅舎から見た駅前広場
正面を横切るのがメインストリートです。 -
そろそろ列車がやって来る
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ホームもキオスクを越える品揃え
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ホームのすぐ脇はまた別の屋内生鮮市場になっていました
仕入れを済ませて列車を待っているのでしょう。 -
豚の鼻を撮っていたら、お店のお姉さんが可笑しそうにしていました
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味噌もいろいろ
駅脇の市場はちょっとディープです。 -
市場と駅を回り込んで裏側に行ってみましょ
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線路の上も露店がいっぱい
ここもメークロンと同じ折り畳み市場のようです。
折り畳み市場メークロンとアムパワー水上市場の蛍狩り * バンコク紀行(22) *
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10509699/ -
マハチャイは大きな町でした
港や駅前は狭い路地に商店が詰まったアメ横のようでしたが、少し離れるとよく区画割りされた大きな町の顔になります。
バス代わりの乗り合いトラック(シーロー)がずらっと並んでいました。 -
タイのお守りプラクルアン売りがあったり…
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宝くじ屋が並んでたり…
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長靴が売られ…あっ、ここにはいっぱいあるじゃない!
バンコクではどんなに雨でも長靴は履きません。だから洪水騒動の時に探すのが大変でした。(幸いいよいよという時に、チャイナタウンのヤワラー通りがあっという間に長靴屋台だらけになりましたが)
さすが港町。 -
ライチーの季節がやってきた
5月ぐらいがライチーの季節。最初の頃に出回るこのピンポン球ぐらい小さいものの方が、後からの大きいものよりおいしいそうです。 -
ますますカオスとなり…
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船着場の隣でランチにしましょ
イカの炭火焼を求めて街中を探したけれど、意外とシーフード食堂が見つからず。
船着場の脇に大きなシーフード・レストランがありました。
Tarua Restaurant
859 Settakij Rd., Mahachai, Nuang, Samutsakorn 7400
034-411084 -
店先には大きな生け簀があります
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そしてエントランスには人魚
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いかにも観光客向け風ですが、なかなかの穴場でした
お昼時なのにそれほどお客さんも入っていないし、町の食堂とはちょっと違う雰囲気。
あまり期待せずに入ってしまいましたが、ここはいいです。
2-3階が客席で風が吹き抜けて気持ちいいし、隣は荷揚げをしていた魚市場。まさに劇場のボックス席で荷揚げを見られるような感じです。
そして何より美味しくてリーズナブル! -
席に座ると真下で荷揚げ中
最後の1隻が作業をしていました。
市場から見た風景とは反対向きからも見ることができて楽しかった〜。 -
船底の水槽から魚を引き揚げています
むちゃくちゃキビキビしてる。タイで初めて見た光景だ…。
縁では網の繕いをしている漁師さんも。 -
ざっと籠に詰めて、レールに押し出します
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籠リレーだ
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そーれ!
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そしてここが始めに行った魚市場
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11:30 全船の荷揚げ終了
船が去った後には白鷺がやって来ました。 -
荷揚げをみているうちに料理も揃い…
左上から
カニ炒飯(60B/153円):本日のチャンピオン
エビのすり身揚げ(150B/384円)
エビの炭火焼(280B/710円)
:
そして、イカの炭火焼を頼んだのにオーダー取り違いでやって来たのはイカの卵入りヤムウンセン(辛く酸っぱいサラダ)(190B/486円)
頭が炭火焼になっていたので残念だけど、悔しいことにこのヤムウンセンがどこのよりも美味しい。 -
船着場の周りは緑の公園
屋台で買ってきたランチを持ってピクニックする人たちが多かったです。
バンコクではあまり見ない長閑なお昼時。
さてここから少し北上して、ベンジャロン焼工房が集まる村へ向かいました。
ドン・カイ・ディーのベンジャロン村とおまけのオートーコー市場 〜サムットサーコーン日帰りの旅(ii) * バンコク紀行(63) *
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10669349
へ、つづく…
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