憧れのパタゴニア①～小心者、南米大陸初上陸～

2012/02/07 - 2012/02/28

ちょっと前まで、パタゴニアという地域があることすら知りませんでした。
そんな私とパタゴニアの出会いは、とあるテレビ番組。南米の各国をまわるツアーを取り上げた番組の中で、初めてパタゴニアに出会いました。その美しい景色に一目ぼれ。歩くのが好きな私にとって、トレッキングができるというのも魅力的でした。いつしかパタゴニアは私にとって、訪れたい憧れの地域になりました。
ずーっと「パタゴニアに行きたい」と思い続けていましたが、今しかない！！と思い立ち、ついにパタゴニア旅行を決行する事に。
いざ行くことを決めて、色々調べてみると、今まで行った国や地域に比べ、情報量が圧倒的に少ないと感じました。
この旅行記がこれからパタゴニアに行く方にとって、少しでもお役に立てば嬉しいです。

【日程】
★2/17　成田→ダラス（アメリカ）→サンチアゴ
★2/18　サンチアゴ着　サンチアゴ市内ツアー　（サンチアゴ泊）
　2/19　サンチアゴ→プンタアレーナス
　　　　5日間のエコキャンプツアー開始　　（パイネ国立公園泊）
　2/20　エコキャンプツアー　　　　　　　
　2/21　エコキャンプツアー
　2/22　エコキャンプツアー
　2/23　エコキャンプツアー終了　（プエルト・ナタレス泊）
　2/24　ペリト・モレノ氷河一日ツアー　（プエルト・ナタレス泊）
　2/25　プエルト・ナタレス→プンタ・アレーナス→サンチアゴ　（サンチアゴ泊）
　2/26　ビーニャ・デル・マル、バルパライソツアー
　　　　サンチアゴ→ダラス
　2/27　ダラス→成田
　2/28　成田着

国際線は日本で予約しましたが、国内線や現地ツアーの手配はアンデス・ニッポン・ツーリストさんにお願いしました。
www.andes-nippon.com　サンチアゴにある旅行会社ですが、日本語でやり取りできます。
　

エリア サンチアゴ(チリ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: その他

19時10分、成田発のダラス行きの飛行機に乗ります。
サンチアゴに行くには、いくつかのルートがありますが、ＪＡＬマイラーの私はアメリカン航空を選択。

パスポートの後ろにシールを貼られました。
アメリカの空港でトランジットする時に、荷物をピックアップしないという意味だそうです。

シルバーの機体がかっこいい。
日本人より外国人のお客さんの方が多いような気がします。
成田からダラスまで約10時間の空の旅。

2/17　15時50分ダラス到着。
アメリカの入国審査ってめちゃくちゃ時間がかかります。手荷物の検査も長蛇の列・・・。
サンチアゴで両替しようと思っていたのですが、時間もあったのでここで少し両替することに。早速、10000ペソ、ボラれそうになりました。気づいたから良かったけど、絶対に確信犯〜！！
小心者の私は早めにチリペソを手元に持っておきたかったのですが、サンチアゴの空港の方が断然レートが良かったです。サンチアゴでの両替をお勧めします。

2/17　21時45分ダラス発、2/18　10時20分サンチアゴ着。
とうとう小心者の私が南米大陸に初上陸です。
私以外、日本人の姿が見えません・・・。ダラスからサンチアゴまでの間、ガイドブックの「旅の安全情報」を読んで、小心者の私は急に不安になってきました・・・。肝炎になったら、どうしよう・・・。

サンチアゴの空港では、荷物がでて来るターンテーブルの番号が二転三転して、荷物を受け取るまで時間がかかりました。

サンチアゴのホテル。Director El Golf。
アンデスニッポンツーリストさんに手配してもらいました。

空港からホテルまではTransvipが運行しているミニバスを利用。
空港からホテルまで15USドル、もしくは7200チリペソ。ホテルがどの地域にあるかで微妙に値段が変わってきます。

乱してしまう前にお部屋の様子を。

一人じゃもったいないくらいの広さ。

ホテルの前の様子。
今日はサンチアゴ半日市内観光に参加します。
こちらの手配もアンデスニッポンツーリストさんにお願いしました。
お迎えが来るのを待ちます。

迎えに来てくれたのは、こんなバンでした。
途中で大きいバスに乗り換えます。

車窓から、中央市場。

一番最初に下車観光するのはサンタ・ルシアの丘。

私は英語ツアーに申し込んだので、てっきり参加者はみんな英語圏の人かと思っていました。実際は一人のガイドさんがスペイン語と英語、両方で説明します。
私と韓国から来ている男性以外は、みんなスペイン語圏から来ている人達でした。
一通り、説明を聞いたら丘の上へ。

丘の上からはサンチアゴ市街の風景がきれいに見えます。
ガイドブックにはサンチアゴの街はスモッグに悩まされていると書いてあったのですが、そんな感じはしませんでした。

サンチアゴには野良犬がたくさんいました。
普段は動物が大好きなのですが、成田空港で「狂犬病に注意」というポスターを見たので、小心者の私は完全にビビッて犬から距離を保っています。

天気がいい週末だからでしょうか。
観光客もたくさんいました。

大砲があります。
ガイドブックにはスペイン征服者と先住民の間で激しい戦いが繰り広げられたとあります。今はそんなことは想像がつかないくらいです。

さあ、次の観光地へ。

次の見学地はサンティアゴ大聖堂。
右側のモダンな建物とのギャップがすごい。

昔のサンチアゴの様子を表す地図。
実は先ほどのサンタ・ルシアの丘で韓国人男性が体調が良くないとのことで、ツアーを途中離脱しました。そのため、ガイドさんはスペイン語で一通り説明した後、私だけに向けて英語で説明することに。
今の私の英語力では部分的にしか理解できません。でもマンツーマンで説明されているので、一生懸命うなづいて理解していることをアピール。

一通り、説明を聞いた後、大聖堂内部へ。
集合時間まで、自由に見学します。

こんな所にも犬が！！
本当にあちこちに犬がいるんです。

内部装飾が見事です。

しばし、内部の様子をお楽しみください。

ガイドブックにフランシスコ・ザビエルの木像が見所とあります。
これかなぁ〜？
これって木？

熱心にお祈りしている方がたくさんいました。

大聖堂の外にいました。
ガイドさんに聞いたら、彼らは警察だそうです。
写真撮影などにも、気軽に応じてました。
もし、ここで悪い奴がいたりしたら、この馬で追っかけるんだろうなぁ。
ちょっと見てみたい・・・。

こちらの方はお金をとられそうなので、遠くからひそかにパチリ。

すごく賑わってます。

次の場所まで歩いて移動。
30度となっていますが、湿度の問題なのか日本ほど暑く感じません。

モネダ宮殿。
概観のみの見学です。

モネダ宮殿の所に咲いていた不思議な花。

一緒のツアーの人達。
みなさん、スペインやブラジルなどスペイン語圏から来ていました。
サングラスをかけた青いシャツのお父さんが、ちょっと自由時間があると必ずどこかでお菓子を買ってきて、いつも何かを食べているのが印象的でした。
私が確認しただけでも、半日の間にアイスを2個食べてました（笑）

この後、ツアーはラピスラズリのお店に立ち寄ります。
お値段が少々、高めだったこととチリ初日ということで、何も購入せず。
ホテルまで送ってもらって、ツアーは終了となります。

本日の夕食。明日の朝がめちゃくちゃ早いので、とにかく早く休みたい・・・ということでマックになりました。
でも、まったく英語が通じないので、マックで持ち帰りにしてもらうのも一苦労。スペイン語の指さし会話の本が大活躍。実は出発前にフォートラ会員のまゆげいぬさんにアドバイスをもらっていたんです。
ありがとう、まゆげいぬさん。
無事、氷抜きコーラを持ち帰ることができました。

いよいよ、明日はパタゴニアに向けて出発です。
寝坊しないようにしなくちゃ。