2010/08/17 - 2010/08/17
42位(同エリア69件中)
JOさん
「美しい」という噂を耳にして、なんとなく行くことになったチュニジア共和国(Republic of Tunisia)。
初のアフリカ上陸で初めは緊張。
しかし、そこは穏やかで寛大な人々が暮らすとっても治安のよい国でした。(その半年後には、歴史的な革命が起きたのですが。)
街はイスラムとヨーロッパの文化が融合しており、建物には「チュニジアン・ブルー」と言われる青と白のコントラストが見られ、美しかったです。
ちょうどラマダンの時期で、昼に閉まっているお店が多い一方で夜はくまで人々が出歩いていました。
現地の人は「暑い暑い」と言っていましたが、同時期の日本の方が断然暑かった(蒸し暑かった)です。
8/13 出国→→ドバイ(Dubai)
8/14 ドバイ(Dubai)→→チュニス(Tunis)
8/15 チュニス(Tunis)~カルタゴ(Carthage)~ケロアン(Kairouan)
8/16 ケロアン(Kairouan)~エル・ジェム(El Djem)~スース(Sousse)~シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)
8/17 シディ・ブ・サイド(Sidi Bou Said)~ブラ・レジア(Bulla Regia)~ドゥッガ(Dougga)~チュニス(Tunis)
8/18 チュニス(Tunis)→→ドバイ(Dubai)
8/19 →→帰国
チュニジア入り4日目。
この日は個人ツアーに参加し、地元のガイドさん(英語)にブラ・レジア(Bulla Regia)とドゥッガ(Dougga)の遺跡を案内してもらいました。
遺跡にそれほど興味がなかった当時の私。
ブラ・レジアに続く遺跡見学ということで、ドゥッガの見学もあまり楽しみにしていなかったのですが…
今となっては、もう一度訪れたい場所ベスト3に入る場所です!
標高600mの静寂に包まれた古代都市の神秘にやられてしまいました。
写真では伝えきれない!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
13時半前、世界遺産のドゥッガ(Dougga)遺跡に到着しました。
65haの広さを持つローマ時代の遺跡で、規模、保存状態ともにチュニジア一と言っていい遺跡です。
元はヌミディア王国に属し、後にカルタゴ、ローマの支配下におかれました。
紀元2〜4世紀に繁栄を極め、当時の市内には1万人以上もの人が住んでいたのだとか。
およそ100年前までは土の中に埋まっていたというのだから、びっくりです。 -
ブラ・レジア(Bulla Regia)に引き続き、ベルベル人のガイドさんに英語通訳をしてもらいながら遺跡を案内してもらいます。
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大きい!
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文字の刻まれた石が、古いものとは思えないくらいきれいに残っています。
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歩き始めてすぐの所に「劇場」があります。
3500人の人を収容できたそうです。 -
舞台
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丘の斜面を利用して造った階段は19段。
最上部は15mの高さになるのだとか。 -
すごい!
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観客席出入り口。
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劇場を出て遺跡奥へと進みます。
劇場を振り返ったときの写真。 -
ガイドのおっちゃんについて歩く。
当時は家々が立ち並び、人々が行き交っていたのでしょうか。 -
おっ、嫌でも目に入るほど目立つ建物が眼前に。
「キャピトル」です。 -
右奥に見えるのが、「アウグスタン・ピエティ神殿」。
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「キャピトル」の傍に広がる「風の広場」。
舗石に12種類の風の名前が彫られていたことから名づけられた名前だそうです。
確かに、地面に図形やら文字やらが刻まれているんですよね。 -
正面に見えるのは、さっき横を通った「アウグスタン・ピエティ神殿」 。
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ドゥッガのシンボルとも言える「キャピトル」です。
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「キャピトル」の内部には3つの聖室があって、当時は中央のくぼみに6mの巨大なジュピター像があったそうです。
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「キャピトル」横の「フォルム」。
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イチオシ
「マルシェ」の方へと降りてきたところ。
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中央に見えるのが、「リビコ・ピュニック廟」。
ローマ時代以前の建築物だそう。 -
街ごと残っているんだなあ。
すごい! -
「薬草商の家」(ダル・エル・アチェブ)のアーチから「キャピトル」を見通してパチリ。
いい写真スポットです! -
なんだか天空の都市を歩いているみたい。
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「リキニアの浴場」
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浴場内部。
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ところで、ここドゥッガは標高600mの丘の上にあります。
世界遺産だというのに人もほとんどいなくて、とーっても静かです。
黙って耳を澄ませば、聞こえてくるのは「無」。時折下の村から鶏の鳴き声だけが聞こえます。
下界を見下ろして佇んでいると心でも「無」を感じられ、と同時に、自然というか地球というか世界というか…何か大きな神秘を感じました。
そこにいるだけで感動できる場所とでも言いますか… -
さて、車が出発するまであと少し。
散策を続けます。
ここには、ローマ人の住宅が残っていました。 -
トイレ。
大人数対応してます。 -
サボテン
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猫さん
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空しか見えない!
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最後にまた「キャピトル」で写真撮影。
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神聖な空気に心を浄化されました。
チュニス(Tunis)に戻って、チュニジア最後の夜を過ごします。
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