代打でSL碓氷号　【２０１２年ＧＷ】

2012/04/28 - 2012/04/28

会社の先輩から、都合が悪くなったからと、ＳＬ碓氷号のキップを譲り受けました。

日付は３日後の２８日、土曜日。
直前でしたが、特に予定はなっかたので、ありがたく頂き、いざ上州路へ。

エリア 安中・妙義(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 新幹線 JRローカル

東京駅から「Ｍａｘたにがわ３１１号」で出発地点の高崎駅に。

ＧＷ初日でも「たにがわ号」の混雑は皆無です。

ＬＯＶＥ新潟、ＬＯＶＥ上越新幹線の者としては大丈夫か？と心配になってしまいます。

東京駅 駅

そんな上越新幹線でちょうど1時間。
ＳＬ碓氷号の基点、高崎駅に到着しました。

出発までまだ５０分ほどあるので、ホームをうろうろ。
側線では、碓氷号で使用されるＤ５１と旧型客車の連結作業が行われていました。

高崎駅 駅

碓氷号の前に臨時の草津号が出発して行きます。

１５７系塗装の１８５系電車。

草津号の出発から数分して、碓氷号が入線してきました。

ＳＬはどこへ行っても大人気！
子供よりは大人が夢中かも。（人のことは言えませんが…）

ＳＬって乗ってしまうと、面白さが半減してしまいます。
でも、この碓氷号の場合は、引張られのが旧型客車と呼ばれる大正～戦後すぐに造られた車両だけに、乗っても楽しめます。

三等車を示す三本線と一緒に、パチッ！

高崎駅でちょっとしたトラブル（ドア故障）があり、出発が１５分ほど遅れたものの、その後は順調に横川駅を目指します。

沿線では、多くのアマチュアカメラマン、踏み切り待ちのドライバー、地元の人が列車の向かって手を振っていました。

そんな風景を見ていると、道路よりも、鉄道の方が地域振興に効果的なんだなぁと、感じます。

ちょっと話はそれますが、八戸線の全線復旧の際も、多くの人が、沿線や駅で列車に向かって手を振っていました。
ＪＲや国の偉い人はそんな光景を見たことあるのかなぁ？エコカー減税や、高速道路の整備も大事だけど、鉄道はもっと大事かもよ。と思ってしまいます。

１時間かけて終点の横川駅に到着です。

この駅に来たのは、１９９７年の夏以来です。そう、横軽区間の廃止前以来、１５年ぶりです。

駅舎やホームにさほど変化はないようですが、構内はほとんどが駐車場になってしまって、こじんまりしてしまっていました。

蒸気機関車と旧型客車。

画になる光景です。

駅前の【おぎのや】さんで釜飯を食べて、鉄道文化村へ。

碓氷峠鉄道文化むら テーマパーク

信越本線の廃線跡を利用したトロッコ列車にも乗車。

ゆっくりと上って行きます。

あさま号と違って窓が開くので気持ちいい〜。

丸山変電所で折り返し。

展示車両をぶらぶら見学。

キハ３５－９０１。

なぜ、この車両がここに展示されているのか不明です。

ひょっとして、八高線と横川駅が同じ高崎支社管内だからでしょうか？

ＤＤ５１－１。

見慣れたＤＤ５１とは前照灯に違いが見られます。ＤＤ１３と似たデザインです。

ナハフ１１。

ここの展示を見ていると、横軽に関係のない車両が多いことに気づきます。

と思って、調べると京都の梅小路蒸気機関車館に対する施設として、電気機関車館を建てる計画があったとのこと。

だから関係ない車両も集められていたんですね。。

帰りはＤＤ５１が引くDLレトロ碓氷号に乗車です。

銀色の連結器が眩しい、お召し列車牽引対応の８８８号機。

でも、車内はガラガラ。行きに乗って来た人は、軽井沢へ抜けたのか、前の電車で戻ったのでしょうか？

ガラガラの車内が逆に、ローカル列車を演出して良い雰囲気。イメージは４０年ほど前の山陰地方のローカル列車かな。

横川駅 (群馬県) 駅

安中駅では、東邦亜鉛社のトキ２５０００型が停車中。

貨物列車のほぼ全てが、コンテナとタキのなか、無蓋貨車は貴重な存在です。


そんなトキを横目に、安中駅を出ると、もうすぐ終点の高崎。

旧型客車の旅も終わりです。

安中駅 駅