2012シチリア・南イタリア10日間　パレルモとモンレアーレ

2012/04/19 - 2012/04/19

旅のはじめは、シチリアのパレルモ。
なんどもシチリア、やっと訪問することができました。まちを歩いて、そしてモンレアーレへ。
青い空と海が印象的、でもそれはずっと続きました！

エリア パレルモ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ローマ乗り継ぎでシチリアの大都市パレルモへ。
着いたのはもう夜だったけど、降りてすぐ同グループの方の　「ごみばっかり」　という感想が聞こえてきました。　む・・・たしかに。
パレルモだけのことじゃなく、訪れた町のほとんどはイタズラ書きとごみばかり。

それはさておき、翌日は早速元気にパレルモの大聖堂観光です。
アーチがきれい。

そしてパレルモ・・・　ノラワンコが多い。
日本人の感覚からすると大きめの犬がほとんどで、例えるならゴールデンレトリバーよりちょっと小さいくらい。
みんなゆったりと構えていて、パレルモ生活に馴染んでる感じ。極端にやせた子を見ることはなく、どこかでちゃんとご飯をもらっているのでしょう。でも体毛にガムがくっついてました。

この子。近寄ってみると・・・・

ゆっくりゆっくりと体の向きを変えるので、「うるさいので相手しないで」　というアピールかと思ったら、なんのなんの。
上を向いてパッカリと足を開いたではないですか　（笑）
「なでてー♪」　ということだったのね・・・・　ちょっと体がキチャナイけど、相手してあげました。

カテドラル

白が美しい静かな空間です。パレルモは地中海に浮かぶ島にあるだけあって、いろんな文化が入り混じっています。だから、ヨーロッパ的なカテドラルとちょっと違った感じです。

そういえばチュニジア　（2008年訪問）　ってシチリアから120キロくらいっていってたっけな。食べ物も似てるのかな？

今回、限られた範囲のイタリア　（シチリア、南イタリア）　で見てきた限りですが、こんなタイプの電気ろうそく？を何度か目撃。

これってどうやって灯す　（というか電気をつける）　んだろう？
お金入れると反応して一本付くとか？　

アジサイなんですよ、これ。

白が美しい建物でしょ。

写真上部に黒い矢印をつけた個所の上から光が入り、光の長さによって時期がわかるようになっているそうです。
星座が床に描かれてますよ。

この日は空いてましたね。
朝早かったからかしら。

外へ出ると・・・　パッカリワンコ、まだ寝てます。

次はノルマン人の王が築いたノルマン王宮へ。
ここのパラティーナ礼拝堂は特筆もの。入った瞬間に　「ワーッ」　と言葉が出るくらいの美しさ、重厚さ。

先ほどが白かったのと比べると、こちらは圧倒的に金色！
とてもひとつひとつ手が込んでいて素敵。

アーチのこんな細かいところまでびっしりとキリストにまつわる絵が描かれてます。

ここは一押しスポット！

バスでモンレアーレ　（王の山、の意）　という山地域に移動。
ここはタイルなどの焼き物が有名のよう。あとでなにか買っちゃおうかな・・・　と思いながら移動中。

自由時間にタイルとベネツィアグラスを使ったモザイク画を買いました。
最後に　「お買いもの旅行記」　を作る予定なので、そこで載せましょう。

12世紀に造られた大聖堂へ。

中庭は普段は有料らしいのですが、私たちが行った頃の1週間が　「文化週間」　とやらでタダでした！　ラッキー♪

ノルマン・アラブ様式の柱だそうです。

そして2ユーロ（ここは有料）払うと、大聖堂の上に上がることができます。ふーふー、さーて着いたぞ、と思ったらこの眺め！　2ユーロは十分取り返せます。

さっきの中庭を上から見るとこうなるんですね。

さらに上に登ると、モンレアーレの町を一望し、かつ遠くの海まで見えました。

きれいだー。

と、ここらでランチです。

そしてここから我が家の　「いつになく、珍しいワイン紀行」　が始まりました。普段はビール＋ウィスキー派の我が家ですが、シチリアワインのおいしさにはまってしまいました。

この日は名物のアランチーニ。日本風に言うと、ライス入りコロッケてな感じ。コロッケと違うのはやけにまんまるなことかな？

イタリアは基本オリーブオイルだからか、胸やけとかべとべとの気持ち悪さとは無縁。ワイン紀行とともにグルメ紀行もスタートです。

今回はほとんど　「じゃがいも＋豚肉」　でした。

マルサラ風味の豚肉。このあとオレンジが出てきました。まるごとオレンジで、ナイフがどさっと一緒に置かれますので、自分で剥いて食べるんです。

オレンジで思い出したのが、行きのフライトでオレンジジュースの美味しさにハマり、ずっとパックジュースはオレンジを手に入れました。

マーケットなどをお散歩。

チュニジアのチュニスみたいなディスプレイじゃないけど、とても新鮮な感じのお魚が並んでます。
うちはドライトマトを買いました。日本で買うと高いらしいんだけど、1パックたったの3ユーロ。2パック買いました。

ワンコふたたび。

ね、デカいでしょう？

パレルモ市内にある、ヨーロッパで3番目に大きな劇場といわれるマッシモ劇場。ゴッドファーザーパート3のラストシーンで使われた・・・ということは、「パ、パパ・・・」と言って息絶える娘を抱いてアル・パチーノが泣き叫ぶシーンかしら。

ま、それはさておき。
この日同グループで　「今晩、ここでドンキホーテを見る」　を希望された方たちがいて、夜お出かけされました。うちは服とか用意してないから見たかったとしてもダメだなあ。

気を取り直してディナー。

クリームタイプのマカロニ。

七面鳥。

アイスクリーム♪　さー明日も楽しむぞぅ。

・・・と、ここでフライトの話を思い出したので書いておきます。
某イタリアの航空会社で往復しましたけど、ご飯が・・・。映画見ようとするとやけに日本語のプログラムが少ない。しかも、チャンネルを探すのが面倒だ！
でもガラガラだったのでそれなりにのんびりできました。