聖地イスラエル＆ヨルダンに行って参りました！　その3

2012/03/17 - 2012/03/25

3/20

午前中は昨日に引き続きエルサレム市内観光。
午後は「死海写本」が発見されたクムランと
世界最古の町と言われるエリコを訪れました。

この日も目いっぱい観光です。
いろいろ見すぎて頭も一杯一杯ですが・・・

エリア エルサレム(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エティハド航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: ユーラシア旅行社

オリーブ山から見たエルサレム旧市街。

神殿の丘の東にある標高825ｍのオリーブ山。
キリスト教徒にとってもユダヤ教徒にとっても
神聖な場所となっています。

手前の斜面に写っているのはユダヤ人のお墓。
ものすごい数ですね〜

ユダヤ人のお墓。

オリーブ山はユダヤ教徒にとって聖地巡礼の最終目的地と
なっており、終末の日が訪れるとメシアがオリーブ山に立ち
黄金の門が開かれる、すると死者が復活する。
と言われているため自らの復活も信じて
ここにユダヤ人のお墓が多いのだそうです。

お墓詣りの際、花ではなく小石をそっとお墓の上に
置くのが風習となっているためお墓の上には
いくつも小石が置かれています。

主の泣かれた教会

イエスはオリーブ山から帰る途中にエルサレムを眺め、
その滅亡を予言して涙を流したそうです。
その記述に基づいて1955年に建てられた教会。

再びお墓。

どのお墓にも小石が。
詣でてもらって幸せですね。

イスラエルの猫ちゃん・・・

多いです。

マグダラのマリア教会

1885年〜88年にロシア皇帝アレクサンドル3世により
建立されたロシア正教会です。

イエス復活後最初に出会ったマグダラのマリアと
ロシア皇帝アレクサンドル3世の母后マリアを
記念して建てられました。

金色の玉ネギがピッカピカに光っていますね。
ちょっとかわいい感じもします。

ゲッセマネの園

オリーブ山のふもとにあり、庭園内にはイエスの時代の
木も残っています。

ゲッセマネとはヘブライ語で油絞りという意味。

因みに・・写っているご老人はフランシスコ会の方
だそうで園内をずっとのんびり歩いておりました。

前ローマ法王「ヨハネパウロ2世」が
いらっしゃった記念の木だそうです。

万国民教会

お花の飾られている岩は万国民の教会内部にあり
イエスがユダの裏切りにより逮捕される直前に
お祈りを捧げたと言われています。

お祈りを捧げるイエス

ユダの接吻

塞がれた門が見えます。

イエスが復活後に入ってこられないように
塞いだそうです。

中央にあるのが万国民教会

糸杉ってヨーロッパを感じますね。

万国民教会とマグダラのマリア教会

「ダビデ王の墓」があるシナゴーグ

ダビデ王の像

これはホテルの部屋の入り口にもありましたが
ユダヤ教の聖典「トーラー」が収められています。
直径15センチくらい。

触れてから入るとか？

ダビデ王のお墓

安置されている部屋には男女別で入ります。
お墓はそれぞれ半分見られるようになっており
こちらは女性側です。

ビロードに施された刺繍が見事ですね。

トーラーが収められている箱

最後の晩餐の部屋

イエスが処刑の前に弟子と過越祭の
食事をした部屋。

ダ・ヴィンチの絵で有名ですね！

意外に殺風景ですが趣があります。
十字軍が建てましたが
16世紀からはモスクとして使用していたそう。

古いなぁ

コウノトリが彫刻されています。

マリア永眠教会

聖母マリアを祀って建てられた教会。
1910年建立。

地下聖堂には永眠する聖母マリアの像があります。

信者の方々が蝋燭を供えていました。

モザイクが見事です。

これは12使徒を描いたもの。

地元の小学生

男女別で課外授業中。
「コンニチハ」などと口々に
言いながら楽しそうに歩いていました。

かなり陽気で楽しそう♪

こちらは女子中学生

エルサレム旧市街の城壁脇にある
高級住宅街。

旧市街を眺める場所にあるかなり高級な
住宅街だそうです。

お待ちかねの昼食！

マクルーバという伝統料理がでました。

鍋の上に手をかざし、6回だか7回（忘れた）回して
鍋を持ち上げると・・・

じゃじゃーん！

ホッカホカのピラフ！

うっ旨そうな匂いがしてきます

イケメンのお兄さんが崩して取り分けて
くれました。

丸ごとのニンニク、ナッツ、レーズン等
具だくさんなピラフ。

美味しかったよぉ

イチゴを売る屋台

街中では様々な野菜＆果物が
屋台で山積み状態で売られているのが
見られます。

イスラエルは野菜＆果物が豊富に取れるので
レストランで食べたのは新鮮でとても美味しかったです。
1週間で半年分の野菜食べた気がします！

また食べたいな

ここから再び「パレスチナ自治区」
ガイドさんが交代しました。

エリコへ移動中に見たイチジク桑の木。

徴税人ザアカイがイエスを見るために登った、と
される木（の孫の木）

彼は背が低かったのでこの木に登ったところ
イエスに声をかけられたそうです。

そんな木まで残っているとは驚きじゃー

誘惑の山に登るためのロープウェー

なぜか3個つなぎです。

テントウムシみたい、可愛いね

因みに・・・世界で最も低い場所にあるロープウェーとして
ギネスブックに載っているようです。

エリコから出土されたもの

エリコは紀元前7800年頃から人が住んでいた跡があり
世界最古の町とされています。

海抜下260ｍの町で、死海付近と同じく
かなり暑く、パレスチナの方々の別荘地、
新婚旅行先として人気なんだそうです。

地層がはっきり見えますね。

地層の説明が書かれています。

モーセに率いられてエジプトをでたイスラエルの民は
モーセの後継者ヨシュアに率いられ
カナン（現イスラエル）に侵入、
そこで最初に攻め込んだ町がエリコ。

城壁の周りを7回ラッパを吹き鳴らしつつ回ると
城壁が崩れたという「エリコの戦い」ぼ舞台だそうです。
（ヨシュア記6章）
聖書、読まなきゃって気がしてきますね。

エリシャの泉

預言者エリシャが悪い水を塩で清めて
良い水にしたと伝えられています。

結構な水量でこれを利用して遺跡の
周りでは畑をつくりオレンジ等栽培していました。