2012/04/07 - 2012/04/13
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りょしゅうさん
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『出雲国風土記』は、島根半島の西端杵築の御崎は、新羅の国から余った土地を引き寄せ造られたと記載している。それは朝鮮半島から、人や文化が出雲に伝わって来たことを如実に物語っている。
その新羅の土地から杵築の御崎を差し引いたところが、慶尚北道の日本海に面する迎日湾であり、長丞ァ(ちようき)岬ではなかろうか?
韓国東海岸慶尚北道の長丞ァ(ちようき)岬の先端虎尾岬(ホミゴ)は、浦項(ポハン)市内にあって韓国本土最東端。つまり太陽が一番早く昇るところ。実際この地に来て感じたのは、日の出の美しいところと夕陽の美しいところの違いはあるが、僕の住む出雲市内の日御碕と共通しているものが多い。この、何かと縁の深い新羅の国、虎尾岬(ホミゴ)から日本海を眺めるのが今度の旅行の最大目的である。
そして、新羅の首都慶州(キョンジュ)の訪問。
ここに初めてきたのは40年前のこと。朴大統領の時代。
その時は、保健所でコレラか何かの予防注射を2本打ち、円をドルに交換して渡航した。その当時は500ウオン札が最高紙幣だったので、封筒に入れたウオンの札束を、幾つも持ち歩いたのを思い出す。
今思えば、まさに今昔の感が・・・。
【旅行日程】
4/7 (土)境港⇒東海(トンヘ)港=DBSクルーズフェリー乗船
4/8 (日)東海(トンヘ)⇒三陟(サムチョク)⇒浦項(ポハン)⇒九龍浦(クリョンポ)
★4/9 (月)九龍浦(クリョンポ)⇔虎尾岬(ホミゴ)⇒慶州(キョンジュ)
4/10(火)慶州(キョンジュ)=1日シティーツアー
4/11(水)慶州(キョンジュ)⇒安東(アンドン)⇔河回村(ハフェマウル)
4/12(木)安東(アンドン)⇒道溪(トゲ)⇒三陟(サムチョク)⇒東海(トンヘ)港
4/13(金)⇒境港着
【レート】 10000円≒135100w(4月8日両替時)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
-
昨日下車した九龍浦乗り換えセンターから、大甫(虎尾串)行きのバスに乗りました。 -
料金は1500w。
料金を払う前、運転手さんに手製会話帳のハングルで表した(虎尾岬ホミゴ)と(着いたら教えて下さい)という所を見せ、頷いたら料金を払います。 -
前方に灯台が見える。
これを見ると、何となく最果て・・気分。
バスは海岸沿いの田舎道を、かなりのスピードで飛ばします。 -
車窓から見る桜。
もう桜を見ても慌てて写さなくなりました。
撮ろうと思えばアチコチに咲いています。 -
きれいな海岸、入江、小さな港を幾つも通り過ぎました。
見飽きることはありません。 -
このバスは完全に生活バスです。
観光客らしき者は僕1人。
約40分は乗ったでしょうか?
その間地元住民が何人も乗ったり降りたり。 -
運転手さんが「ここだよ!」と仕草で教えてくれました。
こういうやり取りに、今はもう何の不安もありません。
すっかり慣れました。
その分、刺激や感動なども薄れて来ましたが・・・。 -
ここで降りたのは僕1人。
上部がはがれた時刻表の看板。
帰りに乗車する停留所はここではありませんが、大体の通過時刻を把握しておきます。 -
案内板の矢印に導かれ目をやると・・・。 -
いかにも「ここは観光地ですよ」と、アピールしているようなモニュメント。
「虎尾串日ノ出公園」に間違いないようです。 -
何でしょうかね?
方角を示しているような気がしますが。 -
「共生の手」というオブジェ。 -
海から突き出したこの大きな“手”は虎尾岬の象徴。
すべての国民が、お互いを助けて生きようという意味が込められているそうです。 -
指先にウミネコが止まっています。 -
虎尾串には、展望場所のようなものが設置してありました。
日御碕にも、同じようなものがあり雰囲気は似ています。 -
ハングル語の看板。
虎尾岬は韓国で一番先に日が昇る場所ですよとでも書いてあるんでしょうか?(間違っていたらごめんなさい)
日御碕には“北半球で一番夕陽の美しい所”の小さな看板がかかっています。 -
毎年元旦の朝は、日の出を見る人達で満員だそうですが、今はずっと向こうに3人ほどの人影を見ただけです。 -
この方向真東には日本が・・・。
ちょっと南にずれると島根半島に行き着くでしょう。
もしも、地球が丸くなかったら、島根半島が見えますよ・・キット!(笑) -
出雲神話の英雄“スサノオ”は、シラギから出雲にやってきたと日本書紀には書かれています。
古代においてはこの地より、幾多の人が日出ずる国を目指して船出したのに違いありません。
実際ここに立ってみると、ふるさと「出雲」がかすかに見えてくるような気持ちがします。 -
日御碕のようにウミネコも生息しているようです。 -
わかめ刈のアジュンマ。
わかめが名産というのも日御碕と一緒。 -
「食べてみな!」(?)とばかり差し出してくれました。 -
「カムサハムニダ!」
日御碕のワカメ業者は「ウミネコのフンを栄養にして育っているから美味しい」と言っていましたが、ここホミゴもいっしょですね(笑)。 -
歌(詩)碑。
景勝地には必ずありますね!?
なんと書いてあるんでしょうか? -
「大甫港」
虎尾串の西500m。 -
九龍浦よりずっと小さい港です。
バスが来るまで少し歩いてみましょう。 -
カニ籠でしょうか?
日御碕沖の日本海では、海底にカゴを沈めると冬はカニ、夏はバイ貝が入ります。 -
キムチを漬けるカメでしょうか? -
オンドルで使用した・・?練炭カス。
韓国らしい風景です。 -
路地裏。
いい雰囲気を出していました。 -
大甫(虎尾串)ー九龍浦ー浦項は路線バスの乗り継ぎ。
浦項から慶州までは市外バスです。 -
乗車時間は約30分。
高級バスなので距離からしても料金は倍くらいします。 -
バスの座席は変わっていました。
前の方は3列シートで後方は4列シート。 -
バスは慶州市内に入ったようです。
車窓から眺める桜並木。
ポハンからずっと目を楽しませてくれました。 -
ここら辺は当たり前のように桜並木が続いています。
本当に韓国?・・日本以上ですね。 -
古墳も見えました。
車窓からも何気なく見えるのが慶州らしいところかも知れません。 -
「慶州市外バスターミナル」
観光地らしくバスの発着は多い。 -
市外バスターミナルの南100mの観光案内所。
すぐ東隣には高速バスターミナルがあります。
モーテル情報を聞くと、案内所の東側は古くて安いモーテルが多く、北側は新しいモーテルが多いとのこと。
実際、多すぎて選ぶのに困るくらいです。 -
市外ターミナル裏の「イカロスモーテル」
ここに決めました。左側の建物です。
一泊50000w。 -
玄関とフロント。
値段を聞くと、電卓で60000wと表示。
「2泊するからまけて!」と言うと、50000wを表示。
しかし、フロント横の小さい価格表には50000wと書いてありました。
それを指さし指摘するとバレたかという感じで苦笑い!
さすがに大観光地・・・足元を見られました。油断がなりません! -
ベッドはキングサイズ。
1人にはもったいない。
このモーテル、ソファーはなく背もたれが付いてないスツールしかありません。
これでは寝るだけならいいけどくつろぐことができません。 -
バスタブ付き。
韓国ではバスタブのことを「ヨクジョウ」というようです。
ジェットバスだけど壊れていました。
それにもまして、排水の匂いが強くたまりませんでした。
今回のモーテル選びは失敗でした。 -
慶州駅前。
大観光地とは思えないようなこじんまりとした駅舎。
思い出しました。
40年前は舗装がしてなく、たまにバスが通るとモウモウと砂煙を上げていました。 -
駅前から続く大きな通り。
道幅は変わらないような気がしますが、40年前は勿論砂利道。
車は殆ど走っていませんでした。
いまは探しても在りませんでしたが、この通り沿いのホテルが韓国最初の宿でした。 -
あの当時も歩道はありました。
当時を思い出すと、夜ホテルから駅まで約500m位を散策すると、小学校くらいの子供がつきまとって困ったこと。
またその子らは外出禁止令で許される夜12時まで外で遊んでいたこと。
そして日本の終戦直後もこんなんだったろうなとショックを受けたことなどを思い出しました。
当時の韓国は、朝鮮戦争から相当経つのに立ち直りが出来ず、日韓条約の締結によりようやく成長の兆しが現れたと言うような状態でした。 -
その同じ場所で・・・。
平和で民主主義の象徴とも言えるような選挙戦が行なわれています。 -
本当に感慨深いですね。
それから後でも、クーデターなどで軍事政権が何代も続きましたから・・・。 -
慶州中央市場。
当時と同じ場所にありました。
あの時泊まったホテルから、大通りを挟んで向かい側の路地を入ったところ。 -
現在はきれいな建物の中に収まっていますが、当時はバラックか路上。
薄暗い裸電球の下のむしろの上には、おびただしい程の唐辛子が山程積まれ、にんにくの強烈な匂いと共に圧倒されたのを思い出しました。 -
市場の駐輪場。
自転車は観光案内所の近くで借りたレンタサイクル。
半日10000wだとふっかけられましたが、結局7000wにまけてくれました。
それでも高いけど街歩きには最適です。 -
1000wショップ。
ここで三陟ー浦項のバスの中でなくしてしまった磁石を買いました。
なんと韓国では磁石のことを「ラシンバン」と言います。
これには笑いました。 -
市内で見つけたラーメン屋。
韓国としては若干高く6000w。でも美味しい。 -
店主は博多で修行したそうです。
スープはとんこつではなく、韓国らしく牛骨。 -
夕食はここ。
ご覧のようにガラス戸が少し開いていて、中の様子が分かるので安心でした。 -
デジカルビ2人前+ビール1本で計17000w。
この店では3人前からの注文になっていましたが、交渉すると2人前からにしてくれました。
肉を見ると白いところばかりで赤いところはほとんどありません。
しかし、タレは美味しく、付け合せもグーです。 -
40年前。韓国で初めての昼食をこの慶州で摂りました。
門と塀のある古めかしい韓国家屋でカルビを食べました。
食用というより農耕用の牛だと聞いたような気がしますが、このカルビの美味しさは感動ものでした。
しかし丁度週に1回の、雑穀しか食べたらいけない日に当たっていて、黒っぽい粟だの稗だのを銀色の金属食器に入れて出され、これがまずくて全然食べられなかったのを覚えています。 -
この店自慢のご飯。
五穀米でしょうか?これは本当に美味しかった。
韓国のお米、もう日本と変わりませんね!!
40年の歴史の隔たりを、こんなところにも感じることが出来ました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ソウルの旅人さん 2023/01/12 19:38:27
- 出雲は夕日の名所が多かった
- 突然の訪問で失礼します。
初めまして、ソウルの旅人と申します。
地元の方から見れば、笑止千万な出雲旅行記に多くの「いいね」をありがとう御座います。りょしゅう様の出雲大社内部からの旅行記を拝見し、赤面の至りです。
国境の無い遠い昔に虎尾岬から日御碕に渡ってくる我々の祖先の跡を辿る旅行は圧巻です。特に日本海(東海)経由なので、実感が籠もっています。私は弥生人は韓半島から北九州と出雲に渡ってきて、その後全国に広がったと思っています。日本海経由は不可能ですが、コラナ禍が終了すれば虎尾岬を訪問したいものです。
40年前の慶州訪問記が所々に記されています。これも凄いです。朴政権時代に韓国に行っておられることに驚きました。
大変嬉しい旅行記でしたので、コメントさせて頂きました。
ソウルの旅人
- りょしゅうさん からの返信 2023/01/16 16:00:33
- Re: 出雲は夕日の名所が多かった
- ソウルの旅人さんはじめまして!
当方こそ投票・書き込みありがとうございました。
ソウルの達人さんの「神の国訪問記」を拝読して、この人「ただものではない」と感服いたしました。ただの観光客ではあれだけ内容のある旅行記は書けません。
韓国は71年に下関から関釜フェリーで行ったのが最初です。
その後数回渡韓していますが、ソウルの達人さんのように深く勉強して行くのではなくほんの観光気分で行ってます。
今度行くときは出雲と関係の深い旧「伽耶の国」にでも行ってみようかなと思っています。
よろしくお願いいたします
りょしゅう
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