2011/11/15 - 2011/11/15
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みにくまさん
欧州旅行32日目は、ニュルンベルク一日観光に参加しました。
この観光ではニュルンベルクに到着後、ガイドさんの案内でカイザーブルクへ向かいます。
ここは歴代の神聖ローマ帝国皇帝が居城としたところで、城内には博物館があります。
■■□□■■ ヨーロッパ旅行 2011 〜ダイジェスト版〜 ■■□□■■
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10611562/
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Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ニュルンベルクとカイザーブルクの歴史
ニュルンベルクの成立は明らかではないが、1050年に、神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ3世の時に「nuorenberc」として記録され、ここに最初の要塞を建てたという。その後、皇帝の拠点として神聖ローマ帝国で重きをなした。
1140年頃には、コンラート3世が居城を建設し、さらに、その後の拡張や改修を経て、15〜16世紀に現在の形になった。当時の皇帝は各地の城を移動しながら統治を行っていたが、1050〜1571年における皇帝の全てが、この城に滞在している。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
中世以来、ニュルンベルクはアウクスブルクと共にイタリアとヨーロッパ北部を結ぶ2大貿易都市であった。
19世紀になるとニュルンベルクはバイエルンの工業中心都市の一つとして発展した。1835年にはドイツ初の旅客鉄道アドラー号がニュルンベルクからフュルトまで運行を開始した。
ナチス党政権下時代には、1933年から1938年にかけてナチス党大会が行われ、ナチス党政権下のドイツを象徴する都市となった。それ故、第二次世界大戦中、ニュルンベルクは連合国軍による空爆の優先目標となり、イギリス空軍とアメリカ空軍に徹底的に爆撃されて全市域が甚大な被害を負い、歴史的建造物も破壊された。
第二次世界大戦後、戦勝国はナチス独裁政権下の指導的戦争犯罪人に対する「ニュルンベルク裁判」を実施した。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
こちらの博物館に到着したのは13:00くらい。
ガイドさんに連れてきてもらったので私たちは何も考えなくて良かったのですが、入城する場所が分からずに、多少ウロウロしました。
もしこれが私たちだけだったら、もっと長い時間彷徨っていたと思います。
それから入場料もツアー代金の中に含まれているのでいくらだったのか分かりません。
◎ カイザーブルクの本編旅行記は↓
【欧州旅行32日目】 丘の上に聳える皇帝の居城 「Kaiserburg (カイザーブルク城)」
http://4travel.jp/traveler/minikuma/album/10658402/ -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ここに展示してあるのは馬具。
Steigbugel=あぶみ
1520年のものだそうです。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ 馬具の歴史
年代別に絵で示されており分かり易く親切です。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
馬の頭部に装着する鎧。
日本ではほとんど見られないものです。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
これも馬用の防具だと思われますが、どのように使うのか不明。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
鞍
革製でしょうか。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
これ、騎乗する際に騎士の踵に付けるものですけど、名前は何て言ったらいいのか忘れました。
◎ 拍車 (大目付さんに教えていただきました)
中世ヨーロッパでは剣と共に騎士の象徴であり、騎士となる若者には騎士叙任式の際に授けられていた。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
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Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
博物館内はこのように展示されています。
この部屋からは甲冑などが並べられています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
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Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
甲冑をパーツごとに分解したもの -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
アーマーとシールド -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
大砲 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ソード・ハルバード・スピアー -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ヘルム -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ヘルム -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
グローブ -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
地球儀、ではなく宇宙儀か? -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
クロスボウ
日本でいう石弓か。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
クロスボウ
中央にある弓の弦を引く器具が珍しいと思いました。
この器具はクレインクイン(cranequin)と言います。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
かなり大型のクロスボウ
ウィンドラスというハンドルを使い弦を巻き上げる。
実際の運用においては巻き上げる際に敵に対して背中を見せることになるため、背中に大型の盾を装着する場合もあった。
ここでは盾も展示されています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ソード
鉄製なのか刃が錆びてボロボロになっています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ソード -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ソード -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
紋章 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
円形のシールドか -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
シールドには様々な装飾がされています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
カノン砲 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
ナイフ -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
こちらは攻城戦の様子でしょうか。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
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Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ セーカー砲(手前)
中央はライフルか。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
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Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ アーマー -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ レイピア・シミター・ソード -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ レイピア・シミター・ソード
柄の部分の細かい装飾が美しい。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ レイピア・シミター・ソード
ライオンや紋章などが彫られています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
部屋の様子 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ メイス?
これは武器としてより儀礼的なものではないでしょうか。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ランス
日本で使われた槍よりも、刃の部分が短いのが特徴。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
部屋の様子 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ アーマー -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ツヴァイヘンダー
16世紀 、神聖ローマ帝国のマクシミリアン1世の時代、 ランツクネヒトが使用する剣として有名になった。パイクを持った槍兵が並んで騎兵の突撃を防ぐために作り上げた壁に対して、ランツクネヒトはこの剣で槍の柄を切り払って活路を開いたと言われている[1]。
ツヴァイヘンダーは全長1.8メートル、剣身は1.2-1.5メートル、2.8-5kgほどの重量を有していた。
剣身の根元には”リカッソ”と呼ばれる、刃を付けていない(しばしば革で覆われた)部分があり、その部分を持って剣を振るうこともできる[1][2]。これにより、ポールウェポンのように、より高い破壊力を発揮する形で振り回すができた。長大で重量のある巨大な剣を、取り回ししやすいように柄を長く改良した武器と言え、日本の長巻に近い武器といえる。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ツヴァイヘンダー・フランベルク
手前にある波打った刀身の剣は、フランベルクと呼ばれ、ドイツ独自のものだと言われています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ アーマー
★ トップ写真 ★ -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ナイフ
かなり古いものか。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ アーマー -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ アーマー -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ シールド
円形のシールドで、中央部分には細かい絵が描かれています。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ シールド -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ シールド -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ソード・レイピア -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ソード・レイピア -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ スピアー・ハルバード
スピアーは日本で槍と言われるもの。
ハルバードは槍の他に斧のようなものが付いています。
中央にある薙刀のような武器は、名前が分かりません。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ハルバード
ハルバードの刃の部分。
極めて細かい装飾がされています。
また右側部分には製作された年でしょうか、1620という数字が見えます。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
大きく撮影したので、元々の武器が何なのか分かりませんが、刃の薄の薄さから推測するとソードではないかと思われます。
日本刀は基本的に片刃ですが、西洋のソードは両刃が多いです。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
◎ ヘルム
上部やパーツの縁に装飾がされていることから、上流騎士の持ち物であったと思われます。 -
Kaiserburg-Museum (カイザーブルク・ミュージアム)
これはどこかの扉でしょう。
木製の扉に鉄が打ち付けてあり補強されているのが分かります。
さて、こちらの博物館の見学はこれでおしまい。
特にせかされたわけではありませんが、どこかで切り上げないと、何時間でも見てしまいます。
◎ おしまい
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