2012/04/08 - 2012/04/16
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bangkok230さん
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4月のソンクラーン(タイ正月)連休を利用してネパールを旅行してきました。目的はヒマラヤを見ながらのトレッキング。各種ガイドブック、インターネットで調べ、入門編ということでポカラ周辺のアンナプルナ山域を目指しました。
●旅程/
4月8日(日)。バンコク10時半頃離陸、カトマンズ1時前到着。ポカラ行きの国内線に乗り換え、ポカラには3時過ぎに着。
4月9日(月)。朝、トレッキング・ショップでガイドとタクシーの手配。TIMSとACAPを取得してもらってから11時頃出発。タクシーで悪路をダンプスまで上り、昼ごはんを食べてからトレッキング開始。4時頃、オーストラリアン・キャンプ到着。
4月10日(火)。オーストラリアン・キャンプを7時出発、ポタナ、ビチュク・デウラリ、トルカを通って、ランドルックに3時前に到着。
4月11日(水)。ランドルックを8時過ぎに出発、途中ジープを雇ってナヤプル経由、カーレまで。カーレから山を登り、オーストラリアン・キャンプに4時頃到着。
4月12日(木)。オーストラリアン・キャンプを7時に出発、尾根沿いにダンプスに下り、さらに一気にフェディまで下りて、タクシーで1時頃ポカラに帰還。
4月13日(金)。ポカラ観光。ショッピング。
4月14日(土)。午前の飛行機でカトマンズには昼前に到着。ホテルに荷物を置いてからボーダ・ナート観光。
4月15日(日)。朝一番でダルバール・スクエアに寄ってから、バクタプル、パタン観光後、タメルでお土産購入。
4月16日(月)。朝一番でモンキーテンプル観光後、帰国。バンコクには6時過ぎに到着。
●計画/
ネパール行きを決めたのは昨年10月で、家族が誰も関心を示さない中、結局女房が一緒に行くことに。年内にバンコクの旅行会社を通じてタイ航空のチケットを予約。エベレスト街道は飛行機の順延リスクと高山病リスクがあるため、早くからポカラ方面に絞り、ジョムソン街道かプーンヒルを検討。正月にはプーンヒルに決めましたが、2月頃に山歩き未経験の女房のことを考え、比較的行きやすいオーストラリアン・キャンプを主な目的地とすることにしました。
●準備/
南アジアは初体験でしたので、情報面の準備は万端に。もっとも一番心したのはインド的な混沌に対処するための心構えで、何があっても怒らない、不満に思わない、他と比較しない、など、できるだけ自然体、柔軟な気持ちで接することを期しました。ネパールでは特にカトマンズで様々な負の側面を体験しましたが、そのまま受け入れることができました。
●国と人/
ネパールでは大概、人の良さを感じましたが、国としては発展途上国の典型というか、政府、行政が機能不全で、人が生きていくために生存競争を強いられている状況を実感しました。国としての負の側面についてはこの旅行記で紹介していませんが、ネパールを経験して、今住んでいるタイが先進国のように思えた次第です。
●言葉/
片言英語でほとんどOKでした。
●物価/だいぶ安いというイメージでしたが、ガソリン代値上がりのためタクシー代も値上がっている印象です。昨年から最大で5割増しの感じでした。ビール、ジュース、コーラ類などもタイより高い。ホテルも中級ホテルに泊まったので、タイでの旅行費用と変わりませんでした。入場料、手数料の類も昨年より上がっていることころがありました。
●買い物/女房は山よりもパシュミナなどの買い物目当てでしたので、空いている時間はショッピングにつき合わされました。いちいち値段交渉が面倒ですが、いろいろな店を回っているうちに交渉のツボみたいのがわかってきました。ただし気をつけたのは強引な値引き要求はしないということで、相手側の生活も考え、こちら側が負けているなという水準でだいたい妥協しました。相手も客を見ており、ぼられるかどうかは自分次第? 帰国日にはバンコクで両替したドルが尽きましたが、タメルではタイ・バーツの両替もできました。
●留意点/
カトマンズは空気が悪く、埃、排気ガス、ゴミの臭いなどでマスク必携です。タクシーに半時間乗っただけで鼻の穴が真っ黒になります。また空気が乾燥しており、のど飴も持っていかれたほうが。
●天気/
この季節は朝晴れていても、9時頃には雲が湧きあがり、午後には曇り空、夕方に雨という感じでした。晴れていると日向では暑く感じ、日陰では涼しい気候です。ちなみにネットで調べた天気予報は大体当たっていました。天気が下り坂、良くなるといった傾向を見るぐらいであれば役に立つのでは。
●費用/
飛行機代が4万バーツ強、プラス国内線が約400ドル。
滞在費、トレッキング代が3万バーツ。
で、1人4万バーツ(10万円)程度でした。
●感想/
行く前は戦々恐々でしたが無事に帰国できました。何といってもヒマラヤの風景はネパールならではで、山が好きなわけでない人も感動物です(たぶん)。女房にもう一度行くか訪ねると、一回で十分と、即座に返ってきましたが。自分のほうは、エベレスト街道にも行ってみたいと思っています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バンコクからのフライトは右側座席を予約。しかしネパールの上空は厚い雲が覆っており、わずかにヒマラヤの山影らしきものが遠望できたのみでした。今回、バンコクの旅行代理店を通じて国内線とカトマンズのホテル2泊を手配、ほかは現地手配にしました。
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ポカラへはブッダエアで。座席は左側(右側はツアー客ばかり)。もっとも雲の中のフライトでほとんど何も見えず。トリブバン空港での乗り換え時間は2時間ありましたが、国際線ターミナルを出たところで50ドルを両替、携帯電話のSIMカードを購入(200ルピー、うち通話料100ルピー)し、国内線ターミナルまで歩いたこともあり、ぎりぎりでした。国内線は予定より10分早く離陸しました。搭乗手続きは職員みたいな人が親切に代行してくれましたが、すぐに職員でないことに気づき、チップ50ルピーを渡しました。国内線旅客サービスチャージ200ルピー。
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ポカラ空港の国内線到着ターミナル。マチャプチャレは雲で見えず。実はポカラでは、あるホテルに宿泊とトレッキング手配を昨年暮れのうちにEメールでお願いし、3月にEメール不通になったことから国際電話で確認したのですが、約束どおり空港に出迎えに来てくれませんでした。空港から電話をかけるとホテル閉鎖のため友人のホテルのほうへ行ってくれとのこと。たむろしていたタクシーに乗ってレイクサイドのそのホテルへ向かいました(200ルピー)。出だしから波乱含みでしたが、何が起きても受け入れるつもりで、それほど不安を感じませんでした。
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ポカラのホテルから西側の湖方面。雲が厚く覆って、やはりヒマラヤは望めず。紹介されたホテルは満室ということで隣のホテルに1泊し、トレッキングから帰ってきてからは紹介されたホテルに泊まることに。いずれも込み込みで1泊35ドル。一段落してからレイクサイドを散歩。店を冷やかすつもりが女房は早くも買い物モード。
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翌日早朝のフェワ湖。雲が。
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日が昇ってきて明るくなると、サランコットの山の方面の上空に白い影が見えます。ヒマラヤとの最初の遭遇。
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アンナプルナ・サウスのズームアップ。ヒマラヤの山々は実際に目で見ると巨大な存在感があり、人格(神格?)みたいなものを感じました。写真ではその存在感がなかなか伝わりにくいようです。
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湖に洗濯にやってきた住民たち。ポカラは水が豊富な感じがしますが、低所得層の住民は湖や川の水で洗濯しているようです。
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湖畔のシバ神像。ネパールはシバ信仰が優勢なのかな。ポカラ周辺にはグルン族など仏教徒もいますが、チベット仏教の寺しかなく、圧倒的にヒンズー教の寺院、廟が多いです。
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湖畔。遊歩道を観光客、物売り、散歩者、ジョギングする人が行き来しています。湖畔は排気ガスも臭わず、朝は涼しくて気持ちよい散歩が楽しめます。この道で行商からアンナプルナの小さな卓上カレンダー(2013年)を買いましたが、本屋で250ルピーのところ200で買えました。
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ポカラの観光中心地であるレイクサイドの大通りから北方面。ここではカトマンズにあるものは土産物、トレッキング用品、各種レストランなど、何でも揃っています。朝、ホテルから紹介されたトレッキング・ショップで許可証などの取得とガイド、タクシーの手配を頼みました。ガイド代は1日25ドル。なおネパールのお役所は10時からが勤務時間で、TIMS、ACAPを取得すると昼近くのスタートになります。
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ダンプスに到着。トレッキングのスタートです。左がガイドのビービーさん(本当の名前は難しく覚えられず)。10キロほどの防水バッグを担いでもらいました。女房は軽いショルダーバッグ、自分は水を含め10キロ以上のザックを担ぎました。防水バッグはレイクサイドで1000ルピーで購入。帰国時に衣類を詰め込み、土産物はスーツケースで持ち帰りました。重宝しました。フェディからダンプスに上がる車道は悪路でしたが、初日からの急登を避けるためタクシーにしました(3000ルピー)。
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ダンプスから進行方向(北西)。稜線はポタナ、デウラリ(ビチュク・デウラリ)方面。
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すぐに途中のロッジで昼食。初のダルバード。他に客はおらず注文から出てくるまで30分くらいかかりました。まずくはないですが、スパイス(カレー)味で、毎食は厳しい感じ。アンナプルナ保護区内のロッジでは宿泊料、食事代が統制されており、今回歩いたルートではどこも同じ値段ですが、味の良し悪しには差がありました。ちなみに宿泊代はトイレ・シャワー共同のツインで200、部屋に付属している場合は500ルピーでした。宿の清潔さにも差があり、トレッキングはパッケージにしないで自分で宿、料理を選んだほうがベターだと思います。
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ポタナのほうへ緩やかな山道を登っていきます。
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初日の目的地オ−ストラリアン・キャンプに着いたのは4時頃で、直後から雨がぽつぽつ降り始めました。
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ロッジの食堂で。けっこう寒い。テーブル左のペットボトルは水ではなく自家製ネパール焼酎。お湯割りで温まりました。寒さに慣れていない女房は掛け布団2枚にフリースを着込んで寝ました。
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翌日朝。東のほうを見ると明るんでいるが、雲で日の出は見えず。残念ながらモルゲンロートもなし。
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右からマチャプチャレ、ヒウンチュリ、アンナプルナ・サウス。マチャプチャレの東に位置するアンナプルナ4と2、ラムジュンヒマールも見えましたが、さらに東の奥にあるマナスル方面はうっすらとしか。マチャプチャレの西側、ヒウンチュリとの間にもいくつか山がありますが、同定できず。
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マチャプチャレ。
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親子のようなアンナプルナ・サウスとヒウンチュリ。
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ズーム。雪襞も肉眼で見えました。
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芝生の庭でお茶を飲みながら。
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7時に出発、いったん下って、ポタナへ上ります。
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ポタナからデウラリへの上り。急な登りではないのですが、このへんで女房は早くもへたってきました。ショルダーバッグをガイドに持ってもらい、空身に。
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ガスが出てきました。涼しい中、緩やかな上り道なのですが・・・。
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デウラリ(峠)に到着しました。ここまで2時間半ほど。ここで初めてスパイス入りのマサラティーを経験。お茶が薄く、おいしく感じませんでした。この後はもっぱらレモンティーをポットで頼みました。
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デウラリから。一瞬、顔を覗かせたアンナプルナ・サウス。視線をかなり上げないと気づきません。
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デウラリのロッジのおばさん。毛糸の帽子を買おうとしましたが、言い値が400ルピーで、負けても300ということで購入を見送り(下界の町では100程度でした)。
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デウラリの子供たち。
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デウラリから急坂を下る。登りのトレッカーはきつそう。地図では標高差400メートルほど。
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トルカへ向かう途中の吊橋。
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トルカの段々畑。天耕。
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トルカからランドルックにかけては深い谷のトラバース道。展望と少しスリリング。このコースの魅力がここにあります。なおランドルック、ガンドルックはランドルン、ガンドルンとも言うようですが、現地の地図やガイドたちの会話では「ルック」でしたので、こちらで通します。
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トルカの村の入り口でレッサンピリーリーと歌をうたいながら待ち伏せする子供。お菓子をねだられました。大人にも村への寄付をねだられ200ルピー渡す。
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ランドルックのロッジに到着。アンナプルナ・サウスの方向はご覧のとおり雲の中。
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翌朝。やはり雲の中。
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谷をはさんで反対側のガンドルックの村を望む。稜線の上に家並みが見える。
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スタート時はガンドルックに行くつもりでした。後ろの家並みはランドルックの中心地。
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ランドルックからは350メートルほど階段を下っていきます。対岸にガンドルックへの登り道がはっきり見えます。かなりの急登です。標高差で700メートルは優にありそうです。
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谷への下り。
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谷のロッジで一休み。ここで検討会議の結果、ガンドルックは断念し、谷沿いにいったんナヤプルまで下り、そこからタクシーでカーレまで戻り、再びオーストラリアン・キャンプに登り返すことに。
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谷のトラバース道。生活道です。
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荷役のロバも通ります。シャウリバザールからガンドルックに向かう自動車道が建設されており、自動車道が通じているところに貨物、人を運搬するジープが。ガスボンベを屋根に載せナヤプルまで行くというので、交渉するとカーレまで2000ルピーで乗せてくれるということになり、お願いしました。出発直前に村人も荷物席に乗り込んできます。一人就学前の男の子が運転席と助手席の間に座りましたが、この子が車に興味津々で運転中に盛んにハンドルをつかんだり、クラクションを鳴らそうとします。運転手は平気ですが、左側は谷で狭いでこぼこ道を進んでいくので肝を冷やしました。お菓子を上げたりして子供の気を引こうとけっこう必死になりました。
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カーレからだいぶ登ってきたところで、カーレの家並みを振り返る。(途中ジープでキセル?した部分は写真撮ってません)。
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あの山の上にあるオーストラリアン・キャンプまで登ります。時間が迫っており、昼食抜きでした。石段の急登がけっこうあります。地図には標高が載っていませんが、感じとしてはカーレが1800メートルぐらいで、オーストラリアンキャンプが2200ぐらいでしょうか。カーレからは民家の間をいったん少し下りてから登り始めます。
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休憩所(チョータラ)で。水も残り少なくなりました。途中、馬で上っていく住民がいたので、上まで乗せてもらった場合いくらになるか訊いたところ1000ルピーと言われ、少し心が動きましたが、二人とも馬に騎乗した経験がなく、結局しりごみ。
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息も絶え絶えに2日前に泊まったロッジに到着。最後で自分のほうのスピードが落ち、女房が先行する羽目に。女房は早速、自宅に電話し、娘にお父さんに勝ったと報告してきたと、あとで娘に聞きました。ちなみに携帯電話はどこでも通じるようで、女房は自宅に毎日電話していました。通話料は1分、数ルピーだったようです。
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翌朝。この日の朝もいい天気。
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山の稜線からポカラ方面を見下ろす。かすかにフェワ湖が見えます。
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朝のドラマ。言葉もありません。
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山がキラキラ光ってきました。
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サウス。
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外で朝食、最高のひと時。朝はお茶とアップルパイの組み合わせ。
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さて最終日、山を下ります。
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尾根道をダンプスまで下りていきます。途中、カルカ(放牧地)の石段を越えながら、景色のいい道です。日本の山道に似ていますが、左手にはヒマラヤを望みながらというところが別天地。途中誰にも会いませんでした。
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木々の間から。息を呑みます。ネパールの国花であるラリグラス(シャクナゲ)は花がほとんど落ちた状態でした。もう少し早ければ山の写真の前景に赤い花を添えられたのでしょうが。
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山歩きにだいぶ慣れてきたようです。素晴らしい景色を見ながらの緩やかな下りで、この日はまったく不平なしでした。
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ダンプスまで下りてきました。
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ダンプスから自動車幹線道のあるフェディまでは石段のけっこう急な坂道が続きます。写真はダンプスから半分以上下りてきたところにあるロッジ前の休息所から。フェディは真下に位置し、見えません。初日にこの急登を回避したのは正解でした。
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ポカラには1時過ぎに到着、ホテルでシャワーを浴びてから湖畔のマイクズ・レストランで久しぶりに肉料理(ネパール風鳥肉ピリ辛炒め)。なおガイドには誠実な人柄、仕事ぶりでしたのでガイド代の2割見当、1500ルピーのチップを渡し、翌日の再会を約してホテル前で別れました。
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翌日もいい天気で、ポカラから山がきれいに見えました。湖畔からサウス。
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右サウス、左に小さく光っているのがダウラギリ。
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サウス。
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ダウラギリ。赤く浮かび上がりました。
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日本山妙法寺(ワールドピース・ストゥーパ)。タクシーで裏側から上りました。
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この日はポカラ観光。ガイドのビービーさんが1人娘を連れて同行してくれました。タクシー代は半日観光で2000ルピー。運転手はビービーさんの知り合いで、ホテル、トレッキング・ショップでもそうでしたが、こういう人間関係が仕事につながっていく社会のようです。ビービーさんにはこの日のガイド代を気持ちとして払いました。写真は日本山妙法寺から。
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国際山岳博物館の館内から。入場料300ルピー。展示物の中にスイスとネパールの古い農民の写真が並んで掲示されていました。昔は同じ山国で貧しかったのに、どうして今はこんなに差が...ということでしょうか。ネパール人は押しなべて政治のせいにしますが。
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ポカラの繁華街であるナヤ・バザールの人気店、タカリ・キッチンでダルバードの昼食。バザールは休日のせいかすごい賑わいでした。
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この日はネパール正月の観光客が増え、どこも人出が多い。バラヒ寺院のある島に船で向かう参拝客。
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参拝客にお供えを売るおばさん。タイのお寺の門前と変わりません。
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チベット難民キャンプ(タシリン)。お経を口ずさみながら綿をほぐして?います。絨毯つくりを見学しましたが、機織をしていた女の人は2人だけでした。
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ポカラ最終日の朝。湖畔から日本山妙法寺の方向。
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ポカラ空港ターミナルビル2階のレストラン外のテラスから。チェックイン時に1時間遅れと知らされ、レストランで何も頼まず時間待ちしました。
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飛行機からマナスル方面。肉眼ではかなりはっきり山影を見ることができました。ポカラ-カトマンズ間の飛行機は出発予定時間の1時間以上前に空港に行って左側の座席を指定することができました。
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カトマンズに到着後、まずホテルに行き、午後はボーダ・ナート観光。このブッダ・アイはネパールの象徴の一つで、鼻の部分は数字の1になっています。ハテナマークの点をとったような字でタイ数字の1と似ています。拝観料150ルピー。タイ式に仏塔の周りを3回廻った後、ホテルの屋上にあるレストランでお茶しました。
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ゴンバ(チベット仏寺)の小僧さん。
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ヒマラヤは見えません。
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ボーダナートの豆売り。ダル(豆)はダルバードのダルで、ネパール人の主食に近い存在みたい。タンパク質は主に豆から。肉はご馳走です。そのせいなのか小柄な人が多い。
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翌朝。早朝にタメルのホテル近くからリキショーに乗ってカトマンズのダルバール・スクエア(王宮広場)に。100ルピー。この日はバクタプルとパタンを併せた3旧都めぐり。ニューロードでタクシーを雇いました。2000ルピー。
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シバ神ご夫妻が下界を見下ろしています。このキッチュな感じ、意味合いがよくわかりません。
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次にバクタプル。ダットラヤ寺院の門番の戦士像。バクタプル入域料は1100ルピー。朝は観光客が少ない一方で、住民の往来が多く、事前のイメージより賑わっていました。
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バクタプル。ガルーダ神像。
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バクタプル。有名な孔雀の窓。
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バクタプル。曼荼羅、タンカ(仏絵)の工房兼ショップ。買おうと思いましたが、精巧なものは小さくても高く、5000ルピー以上します。決断できず、結局カトマンズで安いものを購入。
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バクタプル。正月のせいか多くの住民がヒンズーの神様に参拝していました。
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ニャタポラ寺院(5重塔)の戦士像。
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ニャタポラ寺院。凍れる音楽。
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バクタプル。黄金の門と旧王宮。
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黄金の門。
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バクタプルのダルバール・スクエア。
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パタン。マハー・ボーダ(千仏塔)。拝観料50ルピー。周囲に家が迫っており、うまく写真が撮れませんでした。
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パタンのダルバール・スクエア。入域料500ルピー。
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パタン。旧王宮前の獅子像(狛犬)。
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パタン。
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パタン。国立博物館の内庭。
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国立博物館。展示品は少ないですが、どれも素晴らしい仏像、神像で、250ルピーの入場料の価値はあります。
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パタン。国立博物館。
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パタン。国立博物館。
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パタン。国立博物館。
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パタン。国立博物館。カトマンズ盆地の3都時代はタイで言えばアユタヤ時代と重なりますが、工芸分野ではアユタヤに勝るとも劣らない水準だったようです。仏像に関して言えばネパールのほうが造形がより洗練されています。
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パタン。左の建物が国立博物館になっている旧王宮の一部。
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パタン。
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パタン。
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パタン。黄金寺院の門前にある獅子像。
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パタン。黄金寺院の門。狭い路地にあり、場所がわかりずらい。パタンには仏像や仏具を売っている店が多くありますが、購入するつもりはなく外から覗くだけ。
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パタン。黄金寺院。
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黄金寺院。門の内側。
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黄金寺院。
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黄金寺院。
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黄金寺院のご本尊。衣装を着せられ釈迦像か菩薩像か、あるいは如来像か判然としませんでした。
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翌日朝。スワヤンブー・ナート(タクシーにはモンキーテンプルで通じる)。仏像にお参りする人は仏教徒なのでしょうが、ヒンズー的な要素も境内内にはあり、混淆しています。境内には占い師のいる建物もありました。現地で知り合ったある知識人はヒンズー教徒でしたが、自分は仏教のほうが好きだと言っていました。人種、民族、宗教の共存という点ではネパールはうまくいっているようです。
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モンキーテンプル。この建物中ではネワール族が朝の御詠歌。
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モンキーテンプルからカトマンズ市街を望むが、ご覧のようにスモッグで霞んでいました。タメルからタクシー往復400ルピーでした。最初に案内されたところは正面の長い階段の上り口でしたが、地図を示して裏のほうの駐車場まで行くように言いました。裏からは短い階段ですみます。参拝料200ルピー。
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モンキーテンプル。金持ちから乞食までたくさんの人が往来しており、カトマンズの縮図のようです。
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モンキーテンプル。カトマンズ周辺の観光では優先度は低かったのですが、訪れてよかったです。
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モンキーテンプル。1時間ほどでホテルに戻り、残りの時間はまたまたタメルで買い物。女房は逡巡の末に最後に一番高いパシュミナをゲット。時間が迫っていましたが、ホテル前で雇ったタクシーがものすごいカミナリタクシーで、ほぼ2時間前に空港に到着。そのまま建物の外にできていた列に並びました。空港での列は最初のX線検査と身体検査、次に航空会社カウンターでのチェックイン、2階に上がってパスポートコントロール、中での手荷物検査と身体検査、搭乗ラウンジ入り口、搭乗のため建物の外に出る時の身体検査と続きます。2時間前に空港に着いてほとんど立ちっぱなしでした。なお空港とタメル間のタクシー代は到着時にはチケットを買って550ルピー、帰国時は500ルピーでした(ホテルに頼むと当然ですがもっとします)。
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帰りの飛行機は午後で期待していませんでしたが、肉眼ではっきりとエベレストが確認できました。最後のおまけのようで、うれしさがこみ上げてきました。
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