越前＆加賀の旅②　一乗谷

2012/04/14 - 2012/04/14

越前＆加賀の旅1日目。一乗谷朝倉氏遺跡を巡りました。

一乗谷は、15世紀後半から5代103年間にわたって越前を支配した戦国大名・朝倉氏の本拠として繁栄した城下町です。この間、京や奈良の貴族・僧侶などの文化人が下向し、北陸の小京都とも呼ばれました。1573年に朝倉氏が織田信長に滅ぼされ、城下町は焼き討ちに遭って灰燼に帰しましたが、そっくり埋もれていた城下町跡の発掘調査が1967年から進められ、1971年には国の特別史跡に指定されました。

福井市遺跡ホームページ
http://www.city.fukui.lg.jp/d620/bunka/iseki/00gaiyo.html
朝倉氏遺跡保存協会
http://www3.fctv.ne.jp/~asakura/index.html

＜旅程＞
【1日目(4/14)】
　→福井9:15(鉄道)
　福井城址観光
　福井(福井駅前)10:00→一乗谷(武家屋敷前)10:28(バス)
　一乗谷朝倉氏遺跡観光
　一乗谷(朝倉資料館前)13:15→福井(柴田神社)13:37(バス)
　北の庄城址観光
　福井(福井駅前)14:30頃→丸岡(丸岡城)15:20頃(バス・遅延)
　丸岡城観光
　丸岡(城入口)16:21→東尋坊17:18(バス)
　東尋坊観光
　東尋坊17:47→JR芦原温泉駅18:25(バス)
　芦原温泉18:30→金沢19:36(鉄道)
　金沢泊
【2日目(4/15)】
　金沢観光
　金沢14:00→福井15:30(鉄道)
　養浩館庭園・福井城址観光
　福井16:37→(鉄道)

エリア 福井市(福井)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

福井駅前から、京福バスの62系統・東郷線で一乗谷へ。

1日乗り放題の「休日フリーきっぷ」(1,000円)を利用。この日は、福井から一乗谷往復、福井から丸岡、丸岡から東尋坊、東尋坊から芦原温泉と移動し、普通に料金を払うと4,000円近くかかるようなので、とてもお得でした。

京福バス・お得なきっぷ
http://bus.keifuku.co.jp/rosen/ticket/

一乗谷駅 駅

一乗谷朝倉氏遺跡の「武家屋敷前」バス停で下車。

一乗谷朝倉氏遺跡(庭園) 名所・史跡

川を挟んで両側を山に囲まれ、まさに「谷」です。

復原町並。
塀に囲まれた重臣の屋敷が山際に並び、計画的に造られた道路をはさんで、武家屋敷や庶民の町屋が成形されていた様子がリアルに再現されています。発掘された塀の石垣や建物礎石をそのまま使い、柱や壁、建具なども出土した遺物に基づいて復原されています。公式ホームページには記載がありませんが、復原されたのは1995年のようです。

門の向こう側はこんな感じです。

井戸。

復原武家屋敷。

厠。

復原町並の見学を終え、一乗谷川の対岸へ。

一乗谷川。

唐門。
朝倉義景の菩提を弔うために建てられた松雲院の正門として、江戸時代前期に建立。

唐門 名所・史跡

朝倉義景館跡と館跡庭園。

南陽寺跡庭園。
南陽寺は、3代貞景が娘のために再興した尼寺で、館の東北の景勝地にあり、庭には石組と泉跡が残っています。

湯殿跡庭園。
館跡を見下ろす高台にあり、現存する朝倉氏遺跡の4つの庭園の中で最古の庭園とされています。

中の御殿跡。
義景の母・高徳院の居館があったと言われ、屋敷の礎石や池跡が残っています。

諏訪館跡庭園。
諏訪館は朝倉義景の妻「小少将」の館で、その庭園は遺跡の中でも最も規模の大きいものです。

諏訪館跡庭園 名所・史跡

英林塚(朝倉孝景墓)。

約1時間半で復原町並の入口に戻ってきました。

再び復原町並を通り抜け。

遊歩道を通って、遺跡を散策しつつ一乗谷朝倉氏資料館に向かいます。

平面復原地区。

下城戸。
谷が最も狭い地点に設けられた防御施設です。

安波賀春日神社。

立派な日本家屋が散見されました。

西山光照寺跡(石仏群)。

西山光照寺跡 名所・史跡

一乗谷駅。
無人駅のようです。

一乗谷駅 駅

一乗谷朝倉氏遺跡資料館。
復原町並から遺跡を散策しつつ徒歩約40分。

一乗谷朝倉氏遺跡(庭園) 名所・史跡

資料館前のバス停からバスで福井駅へ。