2012/02/11 - 2012/02/11
569位(同エリア4507件中)
エンリケさん
台湾旅行2日目。
民間信仰の廟が数多く残る古都、台南の街歩きを満喫した後は、台湾第二の都市、高雄へ。
すでに日は沈んでしまいましたが、色鮮やかにライトアップされた愛河や多くの人々で賑わう六合夜市、パブリックアートが光る美麗島駅など、高雄の夜の景色を楽しむことができました。
<旅程表>
2012年
2月10日(金) 成田→台北(桃園)
○2月11日(土) 台北→台南→高雄
2月12日(日) 高雄→台中(鹿港ランタンフェスティバル)→台北
2月13日(月) 台北→九分→台北
2月14日(火) 台北(松山)→羽田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2月11日(土)
コンパクトで雰囲気の良かった台南の街歩きを終え、台南車站から台湾第二の都市、高雄を目指します。
台南−高雄間は約50km。16時40分発の普通列車で高雄へ。
運賃は68元(約180円)と、日本の鉄道に比べるとかなり格安。
列車を待っている間、台南車站のホーム(月台)をパチリ。
日本の駅のホームと雰囲気が似ていてなんだか馴染みやすいです。 -
50分ほど列車に揺られ、17時30分、高雄の中心部、高雄車站に到着。
駅前は人も車もビルも多く、台南と比べると大都会です。
さすが台湾第二の都市。 -
まずはホテルを目指しますが、道すがら、高雄車站の南にうっすらと見えるのは“東帝士85国際広場大楼”(略して“高雄85”)。
1996年に完成した高さ378mの85階建てのビルで、2004年に“台北101”(509m)に抜かれるまでは台湾一の高さを誇っていました。
それでも高雄で一番の高さのこのビルは、高雄のあちこちから眺めることができます。 -
さて、高雄車站から南へ歩いて5分ほどでこの日の宿、金堡旅店(Jinba Hotel)に到着。
日本からネットで予約してきましたが、駅に近い割には1泊3,000円台と廉価なホテルです。 -
部屋はこのとおりシンプルでこぎれいな感じです。
テレビも多チャンネルの視聴が可能です。
ただ、窓がないのが残念なところでしょうか。
台北のホテルもそうでしたが、台湾の安ホテルは窓がないところが多い気も・・・。 -
18時、日が沈んでしまいましたが、荷物を置いて夜の街歩きへ繰り出します。
まずはホテルの手前に広がる運河をパチリ。
高雄には“愛河”という観光スポットにもなっている川があるのですが、そこから派生しているこうした運河もいい雰囲気を醸し出してくれています。 -
高雄車站の南に伸びるメインストリート、中山一路では、自動車だけでなく数多くのバイクが暗くなった夜道を急いでいました。
ベトナムほどではありませんが、台湾も比較的自動車に対するバイクの比率が多い印象です。
ちなみにバックのビルには、日本の男性化粧品のポスターも見受けられます。
こんなところにも日本文化が浸透しているんですね。 -
18時30分、愛河に向かって運河沿いの道を歩いていると、三鳳宮を発見。
1672年に建立された道教寺院(道観)で、少年神のナタ太子が主神とされていますが、仏教関連の仏像や菩薩像なども祀られており、民間信仰の廟と言った方がふさわしいところかもしれません。
現在の建物は1972年に建て直されたものだそうですが、あいにくと改装中でシートがかけられており、立派な外観は拝めず。
ちょうどこの日は何かの祭りが行われており、大勢の人々が訪れ(運河沿いの通りに停められたバスの中から見学している人も)、たき火の脇を通っていく儀式(?)も行われていました。 -
こんなコスプレ(?)姿の女性も行列に加わり、やがて花火も打ち上げられます。
この花火がまたすごく、激しい音を立てては次々と打ち上げられ、空から黒くなった破片が降ってくる始末・・・。
わたしも近くでぼーっと眺めていたら左手に直撃を受けてしまいました(笑)。
灰がついたくらいで火傷するほどではありませんでしたが、顔や目、それにカメラに当たったらと思うとちょっとゾッとします・・・。
バスに乗ったまま見学している人が多かったのはこのためだったのかと納得。 -
花火の鳴り響く三鳳宮を離れ、再び運河沿いの道をてくてくと愛河方面へ。
途中、改装中の三鳳宮と違って美しい姿を照り輝かせているこんな立派な廟もありました。 -
橋の上から、すっかり闇に落ちて辺りがライトアップされた運河をパチリ。
この雰囲気、南国の暖かさも手伝って、なんだか徳島市の新町川沿いの景色に似ているような。
その昔、徳島市を旅している時に台湾人の一人旅の女性に遭った出来事を思い出しました。
あの娘も高雄出身だったのかな・・・。
センチメンタルですね(笑)。 -
19時、案外と時間がかかり、ようやく愛河へ。
この愛河、日本統治時代に運河として開削され、当時は高雄川という名称でした。
日本統治終了後は“愛河”と改称され、海運の要所として利用されてきましたが、街の発展に連れて汚染が進み、十数年前までは“高雄一汚い場所”という烙印を押されていました。
その後、“愛河”という名前にふさわしい、昔の美しい川の姿を取り戻そうと、市主導の一大プロジェクトが発足。
この結果、川の両側には緑あふれる公園が整備され、海からの潮風を受けながらくつろげる場所に生まれ変わり、今では若者たちの格好のデートスポットとされるまでになりました。
夜は色とりどりのネオンに包まれ、クルーズ船も往航してさらにロマンチックな雰囲気を醸し出しています。 -
そして七賢二路を中山一路に向かって引き返し、六合二路に出ると、通りいっぱいに“六合国際観光夜市”(六合夜市)が広がっていました。
通りは左右に連なる屋台に沿ってそれぞれ通行方向が分かれているものの、辺り一面人、人、人で、まるでお祭りのようなすごい喧騒です。
こんな夜市が毎日開かれているなんて・・・台湾人のパワーはすごいものがありますね。 -
ガイドブックなどを見ると、夜市ではスリに気をつけるよう注意喚起がなされていますが、確かに人は多いものの密着するほどの近さでもなく、それほど危険は感じませんでした。
それでも注意するに越したことはありませんが。
通りの左右にある屋台では食べ物を中心に様々なものが売られていますが、正直、それほどそそられる食べ物はありませんでした・・・。
前日に台北で絶品小籠包、この日の昼に台南で絶品担仔麺を味わっていたのと、“落ち着いたところで美味しいものを食べたい”というわたしの性格によるところも大きいかもしれません(笑)。
台湾の屋台とは“味よりも雰囲気”を楽しむところですかねえ・・・。 -
屋台では加工食品だけでなく、庶民の日常の食材として加工前の魚介類や野菜も売られていました。
-
そんな中で目に止まったのがこちらの“石頭包餅”。
石焼きのナン状のものでポークやチキンを包んだファストフードらしく、何人かが並んでいて美味しいところなのかなと思って、自分でも購入してみることにしました。 -
メニューには4種類がありましたが、わたしが買ったのはこちらの梅花猪排(Pork Berry)。
お代は65元(約180円)と台湾の物価にしてはちょっと高め?
歯応えがあってちょっと堅い感じもしましたが、なかなか香ばしい味でした。
立ち食いでなく飲み物があって落ち着いて食べられれば、もっと美味しく感じられたかもしれません。
ちなみに、日本に帰ってからインターネットで調べてみると、以下のように台湾でも評判の有名店のようでした。
【六合夜市−石頭包餅】
http://www.i-city.com.tw/store_pages/main/?pid=lh0036 -
夜市の雰囲気を1時間ほど楽しんだ後、20時30分、すぐ近くにあるMRT(地下鉄)の美麗島駅へ。
美麗島駅、“地下に広がる謎の都市”といった具合に、こんなふうにところどころにアートな仕掛けがほどこされているおもしろい駅です。
わたし以外にもたくさんの人々がこんなアートの風景の写真を撮りまくっていました。 -
こちらは改札口前に広がる世界最大級のガラスパブリックアート“光之穹頂”(The Dome of Light)。
イタリア人アーティストNarcissus Quagliataの作品で、こちらも若者を中心に大勢の道行く人々が、アートな写真を撮りまくっていました。
【Narcissus QuagliataのHP】
http://www.nquagliata.com/
高雄は台湾第二の都市であるものの、故宮や中正紀念堂といった歴史的遺産の多い台北に比べて魅力がいまひとつのため、愛河もそうですがこうしたアーティスティックな街づくりを目指しているのでしょうかね。 -
すでに遅い時間になっていましたが、本当はこの日の日中に行きたかった左榮蓮池譚の龍虎塔のライトアップされている姿でも見ようと、美麗島駅からMRTで生態園區駅へ。
高雄市のMRTは2008年に開通したばかりで、生態園區駅まで25元(約70円)と、それまでのタクシー利用に比べかなり割安です。
最近日本で台湾人気が上昇しているのも、こうした都市生活の利便性の向上が背景にあるのでしょう。
この台湾旅行の前に訪れ、都市基盤が“貧弱!貧弱ゥ!”だったミャンマーと比べると、台湾の都市生活の利便性の良さ、楽しさを心から実感することができます。
そして生態園區駅に到着し、蓮池潭を目指しますが、これがけっこうな距離・・・。
バス停はありますが時間帯が悪く、タクシーも見当たらずに結局歩く羽目になりましたが、歩けども歩けどもなかなか辿り着けません。
褒めたばかりで恐縮ですが、日本でも有名な観光地だけに、もうちょっと駅を近くに作って欲しかったなあ・・・。 -
高速道路に架かるライトアップされた陸橋(上の写真)を越え、20分ほど歩いた21時30分、ようやく蓮池譚に到着です。
ほとりには写真のような奇妙なモニュメントがありましたが、この時間帯、訪れる人はほとんどいません・・・。
有名な龍虎塔はどこにあるのかと辺りを見渡してみると・・・。 -
なんと、池の反対側に小さくライトアップされた龍虎塔の姿がありました。
せっかくここまで歩いて来たのに、まだあんな遠くにあるなんて・・・。
さすがにこの距離、MRTの時間も考えもう歩くのはムリと、龍虎塔の遠景のみを収めて、あきらめて駅に戻ることにしました・・・。
かなりトホホな写真です(笑)。
左榮蓮池譚、MRTの駅からは地図で見る以上に歩きますので、徒歩で訪れようと思っている方はご注意を。 -
再びMRTで高雄車站に行き、ホテルの近くに戻ってくるともう22時30分。
この日は日中から歩きすぎて足がいいかげん痛くなってきましたが、夕食も屋台の一品だけだったので、まだ開いている店がないか探すと、近くの南華路沿いに“八徳豆漿”なる店を発見。
店をのぞくと外国人含め何人かが店の中で食べている模様・・・。
きっと美味しいのに違いないと思い、ここで遅い夕食をとることにします。 -
カウンターには英語も日本語もわからなそうな元気なおばちゃんが一人いるだけでしたが、なんとか指差しでこの店の売りの“豆漿”と揚げパンを注文。
お代は2品で32元(約90円)。
初めての豆漿は、肌寒くなった夜には温かくてちょっと甘い優しい味で、おかわりを頼みたくなるくらいの大満足の逸品でした。
その後も台北で飲むなどこの味にハマってしまい、日本に帰ってきてからも似た感じの豆乳をよく飲むようになりました(笑)。
・・・こうして台湾旅行2日目も台湾グルメに満足のうちに終わっていきます。
翌日は龍虎塔リベンジと、台中に移動して台湾元宵節のイベント、鹿港ランタンフェスティバルを見に行きます!
(台湾3日目=引き続き高雄観光へ続く。)
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この旅行記へのコメント (6)
-
- ぴぴまるさん 2012/05/05 21:18:42
- ご無沙汰しております。
- エンリケさん
こんばんは、ぴぴまるです。
エンリケさん、実は今日フォロー登録させていただきました!
エンリケさんの旅行記は、優しいタッチとガイドブック以上の情報網でいつも勉強になります。
私も先日台北にいきましたが、本当に親日家でMRTも綺麗で整っているし、快適な滞在ができました。
エンリケさんは台南や高雄にも行かれていて台湾の魅力を存分に感じることができました。
また行かなきゃと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
ぴぴまる。
- エンリケさん からの返信 2012/05/20 17:37:17
- ご訪問ありがとうございます。
- ぴぴまるさん
こんばんは、ご訪問いただいた上にフォロー登録までしていただきありがとうございます。
自分の旅の記録を整理すると同時に、他の方にとっても参考になるような旅行記となることを心がけていますので、そう言っていただけると励みになります。
台湾は今回初めて行きましたが、おっしゃるとおり親日的で食べ物も美味しく、これまで訪れたどの国よりも気持ちのいい思いをすることが多かったですね。
台南や高雄も人情があってまたいいところですので、次回の訪台の際にはぜひ行ってみてください!
こちらこそこれからもよろしくお願いします!
-
- liberty-libertyさん 2012/04/16 11:45:12
- ステキ〜(*^o^*)
- エンリケさん、こんにちは♪
今回も楽しく拝見させて頂きました。
台南の駅のホーム
まさに我が町のローカル線のホームにそっくりで
笑ってしまいました(^o^)
高雄エリアはとてもアーティスティックな街なんですね。
そして運河がすごくセンチメンタルな気分にさせてくれそう♪
夜の街の賑やかさも何だか心地良さそう。
食べ物も安くて美味しそうだし、ホント色々興味が湧きます。
ではまた
次回作、楽しみにしていますね〜(^o^)/
- エンリケさん からの返信 2012/04/22 00:00:39
- いつもご訪問ありがとうございます!
- liberty-libertyさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます!
台南の駅のホーム、やっぱり日本の駅のホームを思い浮かべますよね!
台湾の旅では、こんなふうに日本と似ている何かを見つけるということも、ひとつのおもしろいテーマになりますね。
高雄は台南よりも高層の建物が立ち並び、アートなスポットもあって、より都会的な印象を受けます。
次回はそんな高雄の中で、日本人旅行者の訪問先ナンバーワンのスポット、蓮池譚の龍虎塔をご紹介しますので、また楽しみにしていてください!
-
- ガブリエラさん 2012/04/14 23:31:00
- 夜景、綺麗ですね〜ヽ(^o^)丿
- エンリケさん☆
こんばんは♪
「愛河」の夜景、綺麗ですね(^_^)
光が映ってて、本当に幻想的な風景ですね♪
泊まられたホテルの、壁のキリンが、本当に可愛いです〜(*^_^*)
日本では、どんなホテルでも窓があるのに、台湾では無い所もあるんですね・・・。びっくりです(^_^;)
また、続きお待ちしてますヽ(^o^)丿
ガブ(^_^)v
- エンリケさん からの返信 2012/04/15 18:27:25
- いつもご訪問ありがとうございます!
- ガブリエラさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます!
ホテルの部屋の壁のキリンに目が行くなんてさすがですね(笑)。
今、日本では“ひこにゃん”や“せんとくん”など“ゆるキャラ”が流行りですが、台湾でもあんなふうなかわいらしいキャラクターがあちこちにあふれていて、ゆるキャラの起源は台湾と日本、どっちが先だったのだろうと考えてしまいます。
台湾はハローキティもジェット機のキャラクターに採用するなど、どことなく“かわいい国”という印象ですね。
これからも台湾のそんなかわいらしい一面を紹介していきたいと思いますので、ぜひまた遊びにきてください!
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