四川雲南マーラー旅3日目：楽山パート1 成都→楽山大仏

2011/04/29 - 2011/05/08

今日は、成都から1〜2時間離れた楽山にある「世界遺産で世界最大の石刻座仏、楽山大仏」を見に行くことにしました！

ただ、朝から雷雨で予定が狂う。私が2度寝している間に先輩が昨日の宿の近くの市場まで朝ごはんを買いに行っていてくれた。朝ごはんは韮クレープ、中華パン、パイナップル。ただ、パイナップルは完全にヤバイ味がしたので、前々回のインドの教訓を生かし、捨てる。中華パンはヤサシイ甘さで美味しかった。韮クレープは韮饅頭をクレープにした感じだった。

あ、写真は撮り忘れました…。

バスターミナルに向かうには路線バスを乗り継ぐ必要もあったので、面倒くさくてタクることにした。宿から成都旅游バスセンター（成都旅游集散中心）へ。タクシーで12元。

エリア 楽山(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 自転車 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国国際航空 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

行き先ごとのチケット売り場に並ぶ。イマドキの若い中国人たちはみんな身なりも小奇麗でオシャレさんが多く、みんなちゃんと列を作って順番を守って並んでいる。

が、しかし、オジサン・オバさんたちは、列に横入りしたり、ヒドイ人はカウンターのとこまで行ってそこで横入り。

ただ、だれも若者たちは文句を言わない。それがとっても不思議だった。

そういえば、日経ものづくりに以前面白い記事が載っていた。1970年代以前の人間を1980年代以上の若者は差別？というか？軽蔑？というか？しているという記事。1970年代以前はみんな道に唾を吐いたり、横入りしたり、風呂に入らなかったり、品が悪いので一緒に働きたくないと後から入った若い中国の子が拒否したとか・・・。

なるほど…、我々も1970年代生まれだと言ったら、軽蔑されたのかしら…。

ま、そんな話はどうでもよく、楽山までは一人46元。10：40のバスに乗る。

バスターミナルの建物の中

行き先別にバスが並んでます。

バスの中は比較的きれい。おデート風の若いカップルが多かったかな。

楽山への道すがら。日本にもありそうな立派な蔵が多かった。

さらにほとんどの蔵に謎のカンフーみたいなのをやってる人の絵が描かれていた。少しずつポーズが違っててかわいかったんだけど、結局この絵は一体何なのか？いろんな人に聞いたけど、ちゃんとした回答は得られなかった・・・。

どなたか知っている人いらっしゃいましたら、教えてください。

通常楽山までは1時間ぐらいで着くみたいだけど、この日5月1日は中国もお休みでかなり道が混んでいて、着いたら13：20だった。

予定以上に時間がかかったから、とりあえずお腹が減って・・・。楽山の市街地まで行くまで我慢できず…。楽山バスターミナルの向かいにある、食堂？屋台？なんだか、すごいところに駆け込みご飯を食べることにした…。

結構根性ついてきた。

しかし、なんていう名前の食堂？？？

もう完全に名もなき道端食堂です。

当然名も無き食堂なので、メニューなどない。

注文したのは、そういえば四川に来たのに麻婆豆腐食べてない！ってことで麻婆豆腐にご飯2つ！をいい加減な中国語の発音で注文。

麻婆豆腐は通じたが、白飯は発音が悪かったかな？結局紙に書いた…

うーーーーーーーーーーまーーーーーーーーーいーーーーー！！！

全部で14元！安！

14元っていくらよ？？200円にもいってないよ…。めっちゃ美味い。
ご飯もええ塩梅の炊き具合でほんとに美味しかった。
マーもラーもええ塩梅。名もなき食堂でこのクオリティーってスゴイな四川！

路線バス8で楽山の中心部へ。

中心部にある路線バスで楽山港まで歩く。そこから徒歩で5分ぐらい。

楽山港で船に乗って、大仏を川から眺めます。

チケットは70元。

昔テレビでみて、楽山大仏を川から見てみたかった！
夢がまたかないます！

すごいクオリティーの船に乗るんです…。

こんなクオリティーの船だから？？みんなライフジャケットを着用させられます。

陸路で行く人はこの崖沿いの道を登って行くんです。
この岩の壁を越えるとそこに、大仏が！

たくさんの同じような船がたくさん。

あんな上まで登るなんて・・・。川から眺める方でよかった。

不動明王かな？楽山大仏の両脇にいました。

そして！メインディッシュの楽山大仏がぁぁぁぁぁぁ！


でか！！！

ありがたいことだ。

小さいころになるほど!ザ・ワールドとかで見た世界中のスゴイものを実際に自分の目で見られるなんて…あの頃はまったく思ってなかっただろうな。

本当ありがたいことだ。なんまいだなんまいだ。

こうやって楽山の街を川の対岸から見守っている仏様。

人が豆粒だ。このブッダが立ち上がって歩いたら、みんな踏み潰されちゃうね。

楽山大仏を眺める私と、おかしな地図の絵の書いたおそろいのシャツを着る謎の日本人親子の図…。